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【ASⅡ・Ⅲ】足湯しながらディスカッション...?!
今日のASⅡでは、大きな鍋を抱えて家庭科室にいる薬草班を発見! それに、海洋プラスチック班も裸足で家庭科室に大集合しています。さて、これから何が起こるのでしょうか?
実は、本日の家庭科室では薬草班の足湯を使った実験が行われています。一定時間足湯をして、その後の体温などの変化を観察するとのこと。この実験は、近い将来薬草を使って足湯をした場合と比較して、それぞれの薬草の効果を検証するのに使われます。どんな結果になるか、楽しみですね!
その頃、科学室で実験していたのは、おなじみ、ベビーリーフ班。先週から発酵をすすめていた海藻肥料(すごい匂いがします...!)を使って、レタスやルッコラを水耕栽培で育てるそうです。早ければ2,3日で芽を出すとのこと。残念ながら前回の実験では発芽後まもなく枯れてしまったとのことですが、9月になり暑さも(少しだけ)やわらいだ今回こそ、うまくいくはず。期待しています!
ところで、「5000字の壁」に挑むASⅢの3年生達はというと、真剣な面持ちでクロームとにらめっこ。各班、着々と論文の執筆を進めている様子です。とはいえ、気づけば第一次締切までASは2時間しかありません。協力してがんばって!
↑ 足湯班、もとい、薬草班。担任の先生も加わり、湯温のチェック中
↑ 被験者になってくれた海洋プラ班。リラックスして研究も進むかも!?
↑ リベンジに燃える(?)ベビーリーフ班。芽が出ますように!
↑ これがウワサの(すごい匂いの)schoolmade海藻肥料...!
↓ 担当の先生とディスカッションしながら論文執筆中の3年生。ファイト!
【科学部】<科学劇>「桃太郎」の桃は本当に浮くのか?(実験編)
科学部は毎年、文化祭で科学劇を作成しています。
科学劇とは、童話や昔話で語られている現象を科学的に検証し、その検証結果も含めて劇としたものです。
今年は「桃太郎の桃は本当に浮くのか?」です。
これまで実験を繰り返してきましたが、実物の桃では大部分が沈んでしまい、劇中の絵のように大部分が浮いた状態にはなりませんでした。
そこで、中に桃太郎が入っている場合を想定し、種を取った桃の密度を測定し、実際の大きさも計算しました。
計算の結果、大きさが大凡判明したため、発泡スチロールの球を取り寄せ、劇中の桃モデルを作成しました。
家庭科で使っている赤ん坊の教材を活用して、作成したモデルは浮きました。
詳しい検証結果は科学劇の中で御覧ください。
【ASⅠ】要約は「テーマ」と「結論」をしっかり!
今日のASⅠでは、まず、先週行った論文読解の活動の続きとして、特に「まだ分かっていないこと」に着目し、先日それぞれが読んだ論文の内容の共有を行いました。
その後、今度は全員同じ論文を読んで要約をし、班およびクラスでの「ベスト要約」を選ぶ活動を行いました。多くの生徒が難しいと感じている、論文の要約。国語科のN先生によると、要約では、その文章が何についてのものなのか(=テーマ)と、その文章で言いたいことは何なのか(=結論)をしっかり述べることが重要とのこと。今日扱った文章は天草高校化学部の化石班による、スフェノセラムスの生態に関する論文です。高校生による論文なので読みやすいかと思いきや、「生痕化石」や「カイ二乗検定」など、聞き慣れない言葉も多く登場して難しいと感じた生徒も多かった様子。それでも、テーマと結論に注意して、分かりやすい要約を書こうと奮闘する生徒たちでした。
授業の最後には、12月に行われるSSH台湾海外研修に関する説明もありました。1、2年生、文理問わず応募チャンスのある研修です。海外の大学や高校で英語を使って発表や交流ができるこの研修、ぜひ、チャレンジしてみてください。19日の説明会で多くのみなさんにお会いできることを願っています!
【ATⅠ】ポスター作り真っ最中!!
みんなポスター作りに全力を注いでいます!
計画内容を見直したり、よりよい研究にするために取り組んでいますね!
今日は貝殻の粉砕の仕方を伝授してもらいました!
先輩方からたくさんアドバイスをもらい、もっともっといい研究にしていきましょう!
【科学部】地質学会(ジュニアセッション)参加
本日、科学部化石班が、日本地質学会のジュニアセッション(ポスター発表)に参加しました。これは、日本地質学会が毎年行っている全国規模の学会で、熊本大学を会場に行われるのは33年ぶりだそうです。当日はジュニアセッションの他にも多くの研究者の発表も行われ、化石班の3人も積極的に最先端の発表を聞きに行き、熱心にメモをとっていました。
さて、ジュニアセッションでは、御所浦で発掘された「スフェノセラムス」の生態について、化石班の2年生3人がポスター発表を行いました。コアセッション開始の1時半より随分前から全国各地の研究者の方がポスターを見に来られ、熱心に質問したり、発表を聞いたりしてくださいました。3時過ぎまで人が途切れることがなく、大盛況でした。初めはやや緊張していた様子の3人でしたが、発表を重ねる毎に余裕も出てきて、しっかりと観衆の反応を見ながら発表したり、丁寧に質疑応答に対応することができていました。他校の発表からも多くを学ぶことのできた1日となりました。