生活科 NEWS
保育実習(生活科)
2024年3月13日、認定こども園こじか園で、生活科2年生が保育実習を行いました。
コロナ感染症のまん延で、クラス全員の保育実習は4年ぶりとなりました。「保育基礎」という家庭科専門科目での学びを活かし、自分達で考えた保育計画を事前に担任の先生方に確認して頂きアドバイスを受けながら、それぞれのクラスで2時間実習を実施。自己紹介後、考案したゲームや製作活動などを行いました。「大きな声でわかりやすく!」を心掛けながら説明をして進めていきました。(先生たちにかなり助けてもらいました。)
「子どもたち可愛い!」「きちんとお話聞けてえらい!」「全てに一生懸命で、愛おしい!」など、近くで一緒に遊びながら子どもたちの年齢ごとの特性や発達の過程ついての学びを確認、再発見することができ、大変貴重な機会となりました。最後には年長さんによる体操の発表を見せて頂きました。練習の成果を見せようと一生懸命な表情、応援する子ども達、成功した時のかっこいい笑顔、失敗した時の悔しい顔...。本当に素晴らしかったです。子どもたちに負けないように頑張ろうと、熊農生も気が引き締まる思いでした。
お忙しい中、大人数の実習を引き受けて頂いたこじか園の先生方、子ども達、本当にありがとうございました。
郷土料理講習会(生活科)
12月~1月にかけて、外部講師として「くまもとふるさと食の名人」お2人に来校していただき郷土料理講習会を実施しました。
1年生は、「ぶりの照り焼き」「紅白なます」「だし巻き卵」「赤飯」
2年生は、「辛子蓮根」「紅白なます」「煮染め」「きんとん」「赤飯」
3年生は、「辛子蓮根」「紅白なます」「いきなり団子汁」「赤飯」をそれぞれ調理しました。
生徒の感想として
・先生が分かりやすく切り方やコツなどを教えてくださったおかげで美味しく作ることができました。インゲン豆を斜めに切ったり、昆布を結んだり、こんにゃくをねじったり、一手間の大切さを感じました。
・伝統的な食文化にふれることができてよかったです。今日習ったことを次の世代の人たちにも伝えていくことが大切だと思いました。
調理を通して様々なことを学ぶことができたようです。
米粉インストラクターによる米粉料理講習会(生活科)
生活科3年生は12月にくまもと米粉インストラクターの先生にお越しいただき米粉料理講習会を実施しました。
1日目に米粉のスポンジケーキを1人1台ずつ焼き、先生からナッペの方法やポイントを教わり、翌日に各自好きなデザインでケーキのデコレーションをおこないました。クリスマス直前だったので、素敵なクリスマスケーキになりました。
生徒の感想と作品を一部紹介します。
・小麦粉より米粉はダイエットにも向いていると先生に教えていただいたのでこれからスイーツや料理に米粉を使ってみたいです。
・初めてホールケーキを作りました。講師の先生が教えてくださった、卵の色の変化などをしっかり覚えておいてまた作りたいです。
・米粉は膨らみづらいと聞いたので膨らむか心配しましたが、自分でも驚くほどしっとりした食感で驚きました。家族にも褒められてうれしかったです。
お魚料理教室(生活科)
生活科3年生は、12月にくまもと日本料理おく村の奧村様に外部講師として来校していただき、お魚料理教室を実施しました。
献立は、「だしご飯」「豆腐とねぎのすまし汁」「鯵の刺身」「鯵フライ」です。
魚を捌いた経験がない人がほとんどで、緊張した面持ちでスタートしましたが、分かりやすい先生の説明と丁寧な実技指導により全員が1尾ずつ鯵を捌くことができました。
生徒の感想と講習会の様子を紹介します。
・初めて魚を捌いたのでわからないことが多く難しかったが、うまくいったのでよかった。まるごと1匹の魚を買って捌いてみたいと思った。
・魚を捌くのをとても楽しみにしていました。先生の説明を聞いて実施したらうまくいったのでよかったです。家でも鯵以外の魚でも捌いてみたいです。
・3枚におろすのが難しかったが、ちゃんと3枚になってよかった。
食物調理技術検定1、2級実技受検(生活科)
第58回家庭科技術検定食物調理2級のテーマは「17歳男子の通学用弁当」でした。指定材料として「魚60g」を使用し、指定調理は必ず「焼き物」を入れるという課題で、それぞれが献立を立て50分間で調理するものです。
1級のテーマは「65歳祖父の敬老祝い」でした。指定調理として「かつらむき」と「カスタードプディング」があり、90分間で「前菜」から「デザート」まで5品の供応食を調理します。
味の美味しさはもちろんですが、彩りや調理の工夫など、多くのことを考えて献立を作成することの大変さや、時間内に仕上げるために初めは上手くいかなかった調理も練習を重ねるにつれて少しずつ上達していきました。
福祉のお仕事 魅力発信 出前講座(生活科)
3年生活科「生活と福祉」の授業で、熊本市社会福祉協議会から講師として2名来校していただき「高齢者疑似体験と歩行介助」の出前講座を実施しました。
高齢者疑似体験を通して、高齢者の日常生活の困難さを体感するとともに、歩行介助のポイントを教えていただき、高齢者が安全に歩行できる方法等を学びました。
短時間の体験ではありましたが、生徒達は自分の祖父母や周りの高齢者の方への理解を深め、支援が必要な方へどのように対応するべきかを考えることができていたようです。
今年のドレス!(生活科)
南園祭で披露したドレスですが、改めて、作品の写真撮影を行いました。
3月のデザイン画提出から、約8か月。念願の完成を迎えました。ドレス材料は日常着の生地とは、扱い方も縫い方も全く異なります。また、体にぴったり沿わせて作る上身頃は本当に大変で、何度も仮縫いと補正を行って仕上げてきました。
材料や色の選択、デザイン、アクセサリーやブーケなどの服飾品など、たくさんの選択の集約が一つの作品としてようやくまとまりました。製作した皆さん、本当にお疲れ様でした!
就業体験(インターンシップ)の実施 (生活科)
2年生活科は8月1日~3日(一部別日程での実施)の日程で、生徒が自分自身で将来の進路に関係する分野や興味・関心のある分野を調べ選択し、受け入れていただいた事業所で3日間の就業体験(インターンシップ)をおこないました。
今回の研修を通して「働くこと」の喜びや大変さを実感し、進路選択の可能性を新たに発見したり、将来の夢への思いを更に強くした生徒もいたようです。
また、自分自身の生活課題を見つけ、社会人になるにはまだまだ足りない部分に気づいたり、今後の学校生活で専門的な学びをもっと深めたいと感じた生徒もいました。生徒達にとって、とても実りある3日間となりました。
折り紙検定(全国高等学校家庭科保育技術検定造形表現技術)3級受験!(生活科)
7月20日(金)に生活科2年生(希望者28名)が保育検定造形表現技術3級を受験しました。
6月に全員4級の試験を終えて、今回はその折り紙を活かした「描画」の検定です。
この検定は、画用紙に指定された種類の折り紙を5個以上使用して、幼児の心を豊かに育む場面を構成する表現技術を測る試験です。
今回の指定は「動物」。アイデアいっぱいの楽しい描画が完成しました。40分という時間制限はかなりのスピードと練習が求められます。本当に集中して、一生懸命仕上げ、素敵な作品が多くできました。
来月はインターンシップに保育園・幼稚園に12名が参加しますが、子どもたちと一緒に楽しくお絵かき、折り紙を楽しんでくれればと思います。
テーブルマナー講習会(生活科)
2、3年生活科「フードデザイン」の授業で、「テーブルマナー講習会」をおこないました。
KKRホテル熊本において、美味しいフルコースをいただきながら、様々なテーブルマナーについて教えていただきました。普段の食事とは全く違う環境に緊張している姿がありましたが、少しずつ笑顔で楽しく会話をする様子も見られ、あっという間の2時間でした。コミュニケーションを円滑にするために必要なマナーを身につけることは社会人として、とても大切であることを学ぶことができました。
ギャザースカート完成!(生活科)
生活科2年生の「ファッション造形基礎」でギャザースカートを製作し全員完成しました!
ファスナーつけ、ギャザー寄せ、ベルトつけ、裏地の取り扱い、糸ループ、ホック付けなど、新しいことをたくさん学ぶ作品でした。「ファスナーが意外と簡単だった!」「ギャザーよせに心が折れた・・・」「ホック付けを3回やり直したけど、きれいにできて感動!」「糸ループが楽しすぎた!」と感想も様々でしたが、しっかり縫製の基礎を学べたと思います。既製品を選ぶ際にも、このような縫製技術について意識して購入できるといいなと思います。
幼児安全法講習会(生活科3年)
10月26日(水)に日赤熊本県支部より、坂本様をお招きして、幼児安全法講習会が実施されました。
普段は経験することのできない乳幼児の人体模型を使った心肺蘇生(胸骨圧迫)やAED除細動器を使用した訓練です。役割分担を変えながら、全員体験をすることができました。
意識の確認→協力者要請→呼吸確認→胸骨圧迫→AED使用→胸骨圧迫→救急隊を待つ
という、一連の流れをしっかり学ぶことができました。
生活関連産業(保育士、看護師、作業療法士、美容師)に進学、就職する生徒が多い生活科では、大変有意義な学びだと感じています。お忙しい中丁寧にお話し頂いた坂本様、本当にありがとうございました!
家庭科技術検定和服2級実技試験(生活科2年)
10月29日(土)に家庭科技術検定和服2級の実技試験が行われました。
生活科2年生39名のうち、11名の希望者がチャレンジでした。
試験内容は、大人用じんべいの左身頃を3時間で縫い上げるというものです。
・袖つくり(そで下袋縫い、袖口三つ折り縫い)15分
・袖付け 10分
・脇縫い 10分
・前すそ縫い 10分
・えり下三つ折りぐけ 10分
・えり付けミシン 20分
・えり先始末 5分
・えり本ぐけ 30分
・袖・脇耳ぐけ 60分
出来上がりの丁寧さとともに、分刻みでスピードが求められる難しい試験です。
緊張で手を震わせながら始まった検定でしたが、集中力を高め、無事に時間内に完成させることができました。
結果は1月。全員合格していることを祈ります!
インターンシップ お世話になりました!(生活科2年)
10月11日~14日の4日間、生活科2年生がインターンシップを実施しました。
38事業所(基本的に1人1事業所)での就業体験は、何物にも代えがたい貴重な学びそして経験となりました。「緊張しすぎた初日の事はほとんど覚えていない…。」という生徒も多く、事業所の皆様には大変ご迷惑をおかけしたと思いますが、日を重ねるごとに自分なりに考えて動くことができたようでした。
進路決定まで約1年。3年生に進級するまでには、全員自分の道を決めて進路活動に取り組みたいと考えています。希望の進路先でのこの貴重な経験は、職業観や勤労観を新たにするものであり、自分の適性や足りないところを見つめ直した機会になりました。このインターンシップで自分の行く道が確定した生徒も多くいたようです。
このような機会を与えてくださった事業所の皆様、本当にありがとうございました。
フードコーディネート講習会(生活科)
3年生活科「フードデザイン」において「フードコーディネート講習会」がありました。講師の先生は、ナッツカンパニー代表・渡辺夏子様です。先生は、フードコーディネーターとして、県内でのメディア出演や、病院や食堂とコラボした商品開発、熊本土産のイベントやホームページの演出、新聞でのコラム執筆など幅広くご活躍されています。
今回はフードコーディネーターの仕事内容についての紹介と、お料理の盛りつけ方と写真撮影の実習をしていただきました。身近な料理が美しくスタイリングされ、各自が写真撮影を行いました。生徒たちは、先生の専門性の高さに触れながらもわかりやすい説明により、フードコーディネーターという仕事を身近に感じることができました。また、今後自分で料理をする時や外食の際、美味しそうな盛り付けを演出し、楽しく写真を撮ることができるようになりました。
生徒たちは、「フードコーディネーターという仕事は、お料理の盛りつけ方を工夫して写真を撮ったりすることだと想像していたけど、料理の開発や企業の人たちにかわってSNSのアップなどを行っていると聞いて驚きました。」「私も料理を作ったり写真を撮るのが好きなので、講習会でいろんなことを聞くことができてよかったです。」「フードコーディネーターの仕事はとても楽しそうで、素晴らしい仕事だと知ることができました。」「盛り付け方や写真の撮り方を教わったので、これから写真を撮るときに真似したいと思います。」などと感想を述べていました。
この授業は、熊本県の「令和4年度(2022年度)インターンシップ等推進事業」の職業講話として実施されています。
テーブルコーディネート講習会(生活科)
3年生活科「フードデザイン」において「テーブルコーディネート講習会」があり、テーブルコーディネートについての講義と実習が行われました。講師はテーブルコーディネート教室主宰の本田先生です。
生徒たちは実習をとおして、「自分たちでテーマに沿ったコーディネートをするのも、他の班の人たちがつくったのを見るのもとても楽しかった。食器の種類もたくさんあり、キャンドルやその他の小物も用意してあったので楽しみながら学ぶことができた。」「ナプキンを折ることでいろんな雰囲気を作り上げることができるとわかった。クロスの掛け方も知ることができた。」「テーブルコーディネートに正解はないんだなと思いました。どの班もすごくきれいで勉強になりました。」「お手本のテーブルコーディネートを見てプロはすごいと思いました。自分たちで作るテーブルの統一感を出すことが難しかった。」などと感じていました。
どの班も、とても素敵なテーブルを完成させることができました。
この授業は、熊本県の「令和4年度(2022年度)インターンシップ等推進事業」の職業講話として実施されています。
保育士の出前講座【生活科】
9月14日(水)に「保育士の出前講座」を生活科2年生が受講しました。
熊本県保育協議会が主催されており、後藤みゆき先生(社会福祉法人養青福祉会松橋保育園)と宮原美香先生(社会福祉法人豊福保育園)にご来校いただきました。
「命を守る」保育士の仕事の重要性と、子ども達の成長に関われる喜び・魅力など、とても詳しく教えていただきました。手遊びや歌なども交えて、楽しみながら学べた貴重な時間となりました。
保育実習へ行きたい!「フェルト名札」完成!(生活科)
「子どもの発達と保育」の授業でフェルト名札を作りました。
新型コロナ感染症拡大防止のため、中止になったインターンシップですが、来年度の全体の保育実習へ(ぜひ行かせていただきたい!)にむけて、名札製作に取り組みました。柔らかい素材で、実習の際のエプロンや実習服に縫い付けて使用します。柔らかい素材で、細かいパーツが外れたりしないように、丁寧に安全に心がけて製作してありますが、何より子ども達の目を引くデザインをと、それぞれ工夫して楽しくデザインしたものが出来上がりました!
スカート・パンツ・パーカーが完成!(生活科)
生活科2年生が履修する「ファッション造形基礎」の授業で、ギャザースカート、クロップドパンツ、パーカーを製作しました。ファスナーの構造とその取り扱いおよびホック付けなどについて学びました。色や素材感、スカート丈、またレース等、それぞれディテールにこだわっています。コスチュームショーでどのようにコーディネートして披露するか、楽しみです。
ちくちくと...「刺し子ふきん」を製作!(生活科)
生活科1年生が、2月~3月の家庭学習期間で、刺し子のふきんを縫い上げました。
「刺し子」は、補強・保温を目的に、麻や木綿の布を重ね合わせて糸を縫ったもので、そのデザインを楽しみます。古典柄は使う人や家族への願いを込めて作るものです。
ちくちくと、一針一針丁寧に仕上げられています。