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工業化学科

【工業化学科】技能検定合同練習会を行いました。

7月24日に本校にて、熊本県高校OneTeamプロジェクト事業、技能検定(化学分析)の合同練習会を実施しました。

 

 

 受験者は、熊本工業高校、玉名工業高校、八代工業高校の工業化学科の生徒です。他校の生徒ですが、目指すところは一緒です。

 

 

 

 

 

互いに教え合い、相談しながら、課題に取り組みました。

 

 

試験は今週末です。本番に向けて、今日学んだことを持ち帰り、各学校で練習して行きます!目標は、全員合格です!

 

 

【工業化学科】再び、尾ノ上小学校へ出前授業に行ってきました!

先週に引き続き、尾上小学校の5年生を対象に出前授業に行きました。


高校生は、前回実施後、反省点等の意見交換を行いました。

始める前には、ミーティングも行い、準備もばんたんです。

 

今日は、それを生かした授業を実施することができました。

【マイクロプラスチックの調査に関する出前授業中】

みんな真剣に聞いてくれています。

 

 

 

 

暑い中でしたが、有意義な時間となりました。


今後も「地域の環境保全」と「化学の楽しさ」を発信するべく、小学校への出前授業を継続していきます!



【工業化学科】Jasm㈱様に講話を頂きました。

今年度は「One Team Work Project the second」を行っています。

熊本工業高校・八代工業高校・玉名工業高校の工業化学科で学ぶ生徒が、ものづくりコンテストや資格取得、進路実現に向けて、同じ志で共に切磋琢磨し学び成長し、3校で工業化学科の魅力を発信していきます。


本日はその第1弾、現在、菊陽に建設中の世界最大手の半導体メーカーTSMCの日本工場「Jasm(株)」ら講話に来て頂きました。

各校の1・2年生総勢約200人(玉名工・八代工はLIVE配信)に対し、講師のJasm(株)川名様から

 ①半導体 & 半導体業界について

 ②TSMC & JASMについて

 ③高校生の採用に関して

のお話しいただきました。

 

     

 

工業化学の分野は半導体製造には欠かせないことや、半導体産業の今後について考える機会となりました。

これからも半導体に関する学びをすることで、進路実現へ繋げていきたいです。

本日の講話ありがとうございました。

 

 

 

 

工業化学科です☆小学校へ出前授業に行ってきました!

先日、熊本工業高等から徒歩3分にある尾ノ上小学校へ出前授業に行ってきました。

これは、工業化学科が取り組んでいる「専門高校プロジェクト」学習支援事業の一環で、

 ①地域に、課題研究の取組の一つである「環境保全」について本校生徒たちが学んだことを伝えていく。 

 ②化学に関する体験を通して、小・中学生が理科(特に化学分野)に興味を持ってもらえるような取組をする。 

を目的としています。

高校生が5年生の皆さんに行う出前授業の内容は3つ。

 ①外来生物・外来水草についての授業

 ②マイクロプラスチックについての授業

 ③オリジナルキャンドル製作

 

 

①,②の授業では、子供達からも沢山の意見があり、とても盛り上がりました。

子供達と一緒に環境保全の事を考えるきっかけになり、高校生にとっても勉強になりました。

 

  

 

 

  

③オリジナルキャンドル作りでは、ものづくり体験だけでなく、理科(化学)の学習を一緒に行いました。高校生の話を真剣に聞きいてくれた小学生から、質問が出たりなど、会話が弾んでいたようでした。

高校生にとっては、はじめての出前授業で緊張しましたが、授業をすることの難しさと楽しさ、また、小学生達がとっても楽しんでくれたことに達成感を感じていました。

次週も再び尾ノ上小学校へおじゃまする予定です。

しっかりと反省点を活かし、より良い授業を実施します。

 

 

工業化学科☆「くまもと環境賞」を受賞しました

工業化学科です。
6月27日に、第32回「くまもと環境賞」の表彰式が県庁にて開催されました。


「くまもと環境賞」は、豊かな環境の保全や創造に係る活動に関して、顕著な功績があった個人や団体、または
教育機関や事業者の諸活動等を大いに讃えるとともに、その活動等をより多くの県民に広めることで、環境の保全や創造または生活の豊かさに資することを目的とされています。


今回、工業化学科の10年以上に渡る課題研究の取組が評価され、くまもと環境賞・部門賞「くまもと環境教育賞」を受賞しました。

   

   

本年度のくまもと環境賞には13団体が表彰を受けました。

下段一番右 に熊本工業高等学校 工業化学科 3年 原君

課題研究:熊本におけるマイクロプラスチックの調査班


今後も、高校生から地域へ環境保全の発信を行っていきます。

工業化学科です☆熊本県産業技術センターを訪問しました。

課題研究 乳酸菌班 熊本県産業技術センター訪問

 

令和5年5月1日(月)に、3年生の課題研究で乳酸菌について実験・実習を行う5名の生徒達と、熊本県産業技術センターを訪問しました。

これは令和5年度(2023 年度)熊本スーパーハイスクール(KSH)構想の一環として実施したものです。今回は乳酸菌の選別方法や無菌操作について学習することを目的としました。

 

 

 

施設見学を終えた生徒たちに感想を聞いて見ました。

・足で踏むタイプのガスバーナーがあったり、菌が入らないようにする装置があったりした。乳酸菌を培養するポイントは酸素を抜くことだということも知れて面白かった。

・インスタント麺などを作れる装置を初めて見ました。また、色んな分析機器があり、すごいと思った。

など、施設や質疑応答の内容にとっても関心を持った様子でした。

昨年の先輩から引き継いだ課題研究です。この活動を活かして、今年の成果を期待しています。

工業化学科です☆ 令和5年度 江津湖でのボランティア活動(第1回)

いよいよ令和5年度が始まりました。

工業化学科の最初の校外活動は、ボランティア活動です。

3年生の課題研究チームを中心に、工業化学科2,3年に参加希望者を募り行いました。

ボランティア活動の内容は、前回と同じく、下江津湖広木地区の外来水草の除去とゴミ回収です。

また、肥後東ライオンズクラブの方々にお世話になりました。

 

       

 

参加者は約200名です。いろいろな会社の方が参加されていました。

 

参加した工業化学科の生徒達です。雨予報だったので雨具を着て参加しました。

次はもっと、外来種と在来種を勉強しておきましょう!皆さんお疲れ様でした。

 

 

 

 

 

工業化学科です☆令和4年度課題研究発表会を開催しました

令和5年1月19日に令和4年度課題研究発表会を開催しました。

課題研究とは3年生がグループに分かれ、1年間自分たちで決めたテーマをについて取り組んだ研究成果を発表します。

 

今年度の発表テーマ

1.定性分析

 技能検定化学分析を通して学んだ定性分析(金属イオンの分属確認)の楽しさをみんなに知ってもらいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.人工光合成の研究

 ・地球温暖化対策のためにCo2の固定化について考える。

 ・光合成の重要物質であるクロロフィルの色素を抽出し、分析分離の研究をする。

   

 

3.熊本におけるマイクロプラスチックの調査 ~工業化学科が行うSDGs~

 ・熊本市のマイクロプラスチックによる汚染状況を調査し、私達が出来る環境保全に関するSDGsを考える。

 ・SDGsを通して他校生と国際交流を深めながら、将来グローバルに活躍する国際人のきっかけをつくる。

 

 

4.ロケット

 ・ロケットを通して科学や力学を応用した知識を身につける。

  

 

5.乳酸発酵を用いた未利用資源の有効活用に関する研究

 ・廃棄農産物等の未利用資源を、乳酸発酵によって高付加価値を付けた製品に変換し、食品・環境問題の解決に繋がる研究をする。

 

 

 

6.納豆のネバネバ成分から水質浄化剤を作ってみよう

 ・納豆より抽出したPGAを用い、水質浄化に効果的な条件を検討研究する。

 

 

それぞれの班の発表は、目標に向かって結果を出すために試行錯誤しながら頑張ったことがよくわかりました。

1年間お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

工業化学科です☆熊本県産業技術センターを訪問しました。

令和4年12月19日(月)に、3年課題研究の乳酸菌班7名で、熊本県産業技術センターを訪問しました。

今回の訪問は令和4年度熊本スーパーハイスクール(KSH)構想の一環として発酵材料の加工・作製方法について学習で 

オートクレープ(高圧蒸気滅菌器)の説明を受けている様子です。飽和蒸気によって内部を高圧高温にでき、化学系の研究室、病院などで広く使われています。

 

手温室の説明です。いろいろな菌株を保存、保管しています。

 

 

振とう培養器の説明です。培養器の中で好気性の微生物や細胞を培養する際に内容物を振る装置です。

 

クリーンベンチの説明です。ベンチ内は菌の混入を防ぎ、無菌状態の中で細胞や微生物を取り扱う作業が出来ます。

 

味覚センサーの説明です。人工脂質膜で構成された6種類の味センサー(塩味、旨味、酸味、苦味、渋味、甘味)の膜電位の増減から個々の味成分の強弱を数値化します。

 

凍結乾燥機の説明です。凍結させた食品の周辺を真空にし、食品内部の水分を昇華・乾燥をさせます。

フリーズドライなどの食品を作ることができます。

 

施設見学を終えた生徒たちに感想を聞いてみると、「足で踏むタイプのガスバーナーがあったり、菌が入らないようにする装置があったりした。乳酸菌がよくいるところが牛の乳の部分だということや、酸素を抜くことだということも知れて面白かった。」や、「インスタント麺などを作れる装置を初めて見ました。インスタント麺の他にもドライフルーツなどが作れてすごいと思った。」など、施設や質疑応答の内容にとっても関心を持った様子でした。今日の経験を今後の学習活動に生かしてもらいたいです。

工業化学科です☆熊本スーパーハイスクール(KSH)生徒研究発表会に参加しました

12月3日(土)に崇城大学において、熊本スーパーハイスクール(KSH)生徒研究発表会が開催されました。
当日は県内の高校25校440名弱もの生徒たちが参加し、133のテーマでそれぞれポスターセッションに挑戦しました。

 

  

 

SSH、総探、課題研究、部活動と、各学校によって取り組みは様々ですが、生徒たちは自分たちの研究成果をポスターで精一杯表現し、ブースに訪れた聴衆者に一生懸命説明していました。本校工業化学科でも、「乳酸発酵を用いた未利用資源の有効活用に関する研究」をテーマに、3年生7名の生徒たちが課題研究で取り組んでいる内容を来場者に説明し、質疑応答を見事にこなしていました。

今回のこの経験を通して、参加した5名の生徒たちは研究の楽しさや難しさ、奥深さなどを感じ取ってくれたと思います。

今後も、工業化学科の生徒たちの活躍に御期待ください!