建設工学科ブログ
「防災教室」開催
令和4年10月20日(木)NHK熊本の協力のもと
建設工学科3年生による人吉西小学校の5年生を対象とした「防災教室」を開催しました。
テーマは「危険予知」と「災害のメカニズム」を学ぶです。
小学校校門での開会式の様子です。
このあと野外活動班と実験班の2班に分かれ学習を進めます。
これは「野外活動」でのひとこま
御溝川沿いで,測量機器を使って同じ高さに糸を張って地形を調べました。
なぜこの川が溢れてしまうのか分かりましたか?
あとNHK熊本が準備してくださったタブレットを使って
川の氾濫をバーチャルで体験しました。
このあと西小の通学路でもある「ぽかぽか桜坂」で土砂災害を想定して
どんなときに災害は発生するか?土砂災害が起こったらどうなるか?学習しました。
これらと並行して建設工学科の実習室で川の実験と土砂災害の実験を体験しました。
これは川の実験に用いた手作りの水路です。
川幅が狭くなったら流速と水深が急激に大きくなります。
御溝川が溢れる原因ですね。
ここでお詫びです!当日の実験風景
どたばたしてて撮影し忘れました!すみません!
最後に建設工学科のパソコン室で
建設工学科3年生が作成したハザードマップを視聴してもらいました。
まだ開発途中のマップなので自信はありませんが
小学生の皆さんは興味を持ってもらえたかな?
今後,小学生の皆さんに危険な箇所を教えてもらって
新たなマップを開発していきたいと考えています。
防災教室終了後にはNHK熊本の取材がありました。
なお,令和4年11月10日(木)18:10からの「クマロク」で放映予定です。
今回「防災教室」に挑戦した建設工学科3年生は
「小学生にわかるように教えたり伝えたりするのが難しかった」と言っていました。
とても緊張したけど良い経験になったそうです。
来年以降も「防災教室」を続けていきます。
そのときは人吉西小学校の皆さん
よろしくです。
気象センサー設置しました!
令和7月12日(火)
熊本県立大学と熊本大学による
「流域治水を核とした復興を起点とする持続社会」プロジェクトに協力することになり
本校敷地内に気象センサーを設置することになりました。
熊本大学の学生さんが遠路はるばる気象センサーを持参していただきました(ありがとうございました!)
建設工学科3年生が組み立てと設置を行いました。
組立説明書に沿って部品を確認しながら設置していきます。
この箱は観測されたデータをウェブ上に送信してくれる機械です。
ソーラーパネルで発電した電気をバッテリーに蓄えてセンサー機器稼働やデータ送信に利用します。
設置が完了しました。
台風などで破壊しないようワイヤーで軽く補強しました。
様子を見ながらさらに補強したいと考えています。
気象センサーの起動ボタンの存在に気づかず
あたふたしましたが無事観測を始めてくれました。
この気象センサーは①気温②湿度③照度④降雨量⑤風速⑥風向⑦気圧を10分ごとに観測します。
そのデータをウェブで確認することができます。
今後防災に関する取り組みで活用することになっています。
「自動カンナ盤」寄贈していただきました!
7月12日(火)
肥後銀行様 味岡建設(株)様より
建設工学科に「自動カンナ盤」を寄贈していただきました。
校長室での贈呈式の様子です。
建設工学科では木工も手掛けており
昨年度は「復興商店街モゾカタウン」の看板を制作し寄贈しましたが
カンナ盤が故障し制作にとても苦労しました。
新しいカンナ盤を活用し
もっと地域に貢献していきたいと思っています!
建設工学科3年の中村 翔 君が生徒を代表し
感謝の言葉を述べました。
肥後銀行様 味岡建設(株)様
本当にありがとうございました。
NHK第一放送で取り上げられました!地域資源とのコラボ推進事業
令和4年6月22日(水)
NHK第一放送の毎日17:00から放送の「はっけんラジオ」で
地域資源とのコラボ推進事業で建設工学科3年生が取り組んでいるハザードマップについて取り上げて頂きました。
内容は,実験の様子や専門性を活かしてどういったマップを作りたいのかといった生徒のインタービューでした。
気づいて聴いていただいた方いますか?実は放送予定日が国会中継のため延期となり,22日の放送となりました。
さて,肝心のハザードマップですが議論を重ねています。
ブレーンストーミングという手法を使って,マップをどのように表現すれば良いか,意見を集約しているところです。
今後,熊本大学や熊本県立大学との連携した取組も計画しています。
地域の防災にみんなが興味を持っていただけるよう頑張っていきたいと思います。
熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門
令和4年6月12日(日)
熊本県立玉名工業高等学校を会場に
第19回熊本県高校生ものづくりコンテストが開催され
建設工学科2年生3人が測量部門に挑戦しました。
建設工学科2年の 堀君 山下君 渡辺君
昨年度は大会1週間前に測量機器が故障し苦労しました。
今年こそ万全の体制で臨もうとしましたが,諸事情により大会4日前に選手を変更しなければならなくなり,厳しい戦いになることが予想されました。
急遽,加わってくれた渡辺君。わずか4日間しかない練習期間で非凡な才能を発揮し,他校に負けず劣らずの検討を見せてくれました。
さて,競技では1側線あたり4回距離を図りますが,1番手の選手が4回のうちの1回だけおかしな値が出たそうです。それをそのまま採用してしまいました。2番手は問題なく,3番手の選手が距離を測定するとまたおかしな値が出たため,そのときは測り直したそうです。
実は練習中にもおかしな値が出たことが1度ありました。そのときも測り直すと正しい値が出たため,たまたまだろうとすっかり忘れていました。
そうです
たった1回のおかしな値のせいで,それが大きな誤差となり,結果完全敗北しました。
指導者としてこうした不具合に気づいてやれなかった私の責任です。申し訳ないことをしました。
ただ,嬉しかったことがひとつあります。選手3人はとても悔しかったと言い,来年も挑戦させてくださいと申し出てくれました。
来年度は,この3人を中心にもう1チーム出場させようと考えています。来年は絶対に勝つ!そのためにも指導者として改めて勉強し直します。