建設工学科ブログ
気象センサー設置しました!
令和7月12日(火)
熊本県立大学と熊本大学による
「流域治水を核とした復興を起点とする持続社会」プロジェクトに協力することになり
本校敷地内に気象センサーを設置することになりました。
熊本大学の学生さんが遠路はるばる気象センサーを持参していただきました(ありがとうございました!)
建設工学科3年生が組み立てと設置を行いました。
組立説明書に沿って部品を確認しながら設置していきます。
この箱は観測されたデータをウェブ上に送信してくれる機械です。
ソーラーパネルで発電した電気をバッテリーに蓄えてセンサー機器稼働やデータ送信に利用します。
設置が完了しました。
台風などで破壊しないようワイヤーで軽く補強しました。
様子を見ながらさらに補強したいと考えています。
気象センサーの起動ボタンの存在に気づかず
あたふたしましたが無事観測を始めてくれました。
この気象センサーは①気温②湿度③照度④降雨量⑤風速⑥風向⑦気圧を10分ごとに観測します。
そのデータをウェブで確認することができます。
今後防災に関する取り組みで活用することになっています。
「自動カンナ盤」寄贈していただきました!
7月12日(火)
肥後銀行様 味岡建設(株)様より
建設工学科に「自動カンナ盤」を寄贈していただきました。
校長室での贈呈式の様子です。
建設工学科では木工も手掛けており
昨年度は「復興商店街モゾカタウン」の看板を制作し寄贈しましたが
カンナ盤が故障し制作にとても苦労しました。
新しいカンナ盤を活用し
もっと地域に貢献していきたいと思っています!
建設工学科3年の中村 翔 君が生徒を代表し
感謝の言葉を述べました。
肥後銀行様 味岡建設(株)様
本当にありがとうございました。
NHK第一放送で取り上げられました!地域資源とのコラボ推進事業
令和4年6月22日(水)
NHK第一放送の毎日17:00から放送の「はっけんラジオ」で
地域資源とのコラボ推進事業で建設工学科3年生が取り組んでいるハザードマップについて取り上げて頂きました。
内容は,実験の様子や専門性を活かしてどういったマップを作りたいのかといった生徒のインタービューでした。
気づいて聴いていただいた方いますか?実は放送予定日が国会中継のため延期となり,22日の放送となりました。
さて,肝心のハザードマップですが議論を重ねています。
ブレーンストーミングという手法を使って,マップをどのように表現すれば良いか,意見を集約しているところです。
今後,熊本大学や熊本県立大学との連携した取組も計画しています。
地域の防災にみんなが興味を持っていただけるよう頑張っていきたいと思います。
熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門
令和4年6月12日(日)
熊本県立玉名工業高等学校を会場に
第19回熊本県高校生ものづくりコンテストが開催され
建設工学科2年生3人が測量部門に挑戦しました。
建設工学科2年の 堀君 山下君 渡辺君
昨年度は大会1週間前に測量機器が故障し苦労しました。
今年こそ万全の体制で臨もうとしましたが,諸事情により大会4日前に選手を変更しなければならなくなり,厳しい戦いになることが予想されました。
急遽,加わってくれた渡辺君。わずか4日間しかない練習期間で非凡な才能を発揮し,他校に負けず劣らずの検討を見せてくれました。
さて,競技では1側線あたり4回距離を図りますが,1番手の選手が4回のうちの1回だけおかしな値が出たそうです。それをそのまま採用してしまいました。2番手は問題なく,3番手の選手が距離を測定するとまたおかしな値が出たため,そのときは測り直したそうです。
実は練習中にもおかしな値が出たことが1度ありました。そのときも測り直すと正しい値が出たため,たまたまだろうとすっかり忘れていました。
そうです
たった1回のおかしな値のせいで,それが大きな誤差となり,結果完全敗北しました。
指導者としてこうした不具合に気づいてやれなかった私の責任です。申し訳ないことをしました。
ただ,嬉しかったことがひとつあります。選手3人はとても悔しかったと言い,来年も挑戦させてくださいと申し出てくれました。
来年度は,この3人を中心にもう1チーム出場させようと考えています。来年は絶対に勝つ!そのためにも指導者として改めて勉強し直します。
地域資源とのコラボ推進事業「現場体験見学会」
12月2日(木)国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所様と熊本県建設業協会人吉支部様のご協力のもと、本校での出前講座と五木村での現場体験見学会を実施しました。
建設工学科の2年生が参加しました。
まずは、本校での出前講座の様子です。
国土交通省の仕事内容や建設業協会の役割についてお話をしていただきました。
それぞれに行う仕事は違いますが、双方が連携して私たちの安心安全な生活を支えておられることを学びました。
次に、五木村に場所を移し、現場見学と体験学習を行いました。
まずは、砂防堰堤(さぼうえんてい:砂防ダムともいう)の見学です。
砂防堰堤とは、土石流などを食い止め近隣の住宅や人命を守るための施設です。
国土交通省がその形状や設置数などを検討し綿密な設計を行ったものを、建設業者が施工をされていました。
そのスケールに驚きの声が上がりました。
次は、豪雨災害で被害を受けた護岸の復旧工事を見学しました。
ここでは、災害前と同じ状態に戻す工事をされていました。
生徒からのたくさんの質問にも快くお答えいただきました。
ここは施工が完了した護岸です。
石工さんと呼ばれる専門職の方がひとつひとつ石を積まれているそうで、すごい技術です。
この中に、一つだけハートの石があるそうです!
五木村にお越しの際は、是非探してみてください!
午後からは、お待ちかねの体験学習の時間です。
今回は、
①小型バックホウ操作体験
②ドローン操作体験
③トータルステーション操作体験
④3次元測量体験 の4ブースをご準備いただき、みっちり2時間の体験をさせていただきました。
どのブースも大盛況!
最新の技術を肌で体験し、生徒は「すげー!!」連発でした!
建設業の情報化はどんどん進んでいることを感じることができました。
最後にドローンで写真撮影!
大変お忙しい中にご対応いただいた国土交通省様と建設業協会様、そしてご協力いただきました企業の皆様、本当にありがとうございました!
今回学んだことを今度の進路選択に活かしていきたいと思います!