校長ブログ
期末考査2日目、校内は静まり返っています!
期末考査2日目、午後3時前ですが、試験勉強で居残りしている生徒はいるものの校内は静まり返っています。校長室からは1978年に県の天然記念物に指定されたチャンチンモドキが風になびく雄壮な姿を見ることができ、心が洗われる気持になります。また、正門のすぐ脇には樹齢600年以上で南北朝時代から生息する椋木「将軍木」を見ることもできます。このような大木、緑に見守られ学校生活を送ることができる菊池高校の環境は最高だと常日頃思っています。
校舎も育友会が所有する森林「育友会林」の木をふんだんに活用した温かみ溢れる作りとなっており、屋上には庭園もあり、落ち着いて学習できる環境が整っています。学校すぐ近くの菊池公園には菊池市のシンボルである菊池武光公の騎馬像を見ることもでき、多くの生徒がその菊池公園のバス停を利用したり、前を通って登下校をしています。
生徒たちが主役である学校は生徒たちの声が聞こえないと何とも寂しい場所となってしまいますが、校内の静けさの中でこの環境の素晴らしさを改めて感じているところです。この環境にしっかり感謝し、生徒たちの教育に当たりたいと思っています。
今日から3週続けて検定頑張ります!
最近、商業科の話題が続きますが、今日も全国商業高等学校協会主催の珠算・電卓実務検定試験に生徒たちがチャレンジしています。明日から期末考査も始まる中、考査の勉強と検定試験の勉強とを並行して頑張っています。さらに、この検定試験は来週が簿記検定、再来週がビジネス文書検定と3週間続けて実施されます。商業科では特色化を図るために、これらの資格取得にもこれまで以上に力を入れており、昨年のこの時期の検定試験に比べ、受験する生徒が昨年の7名から今回105名と大幅に増えています。また、新たな取組としてビジネスライセンス部を創設し放課後にも検定に向けた学習を行い、レベルアップを図っています。
先日紹介した地域の課題解決学習と併せ、商業科の学びが充実してきており、その成果が生徒の日常の生活、「あいさつ、生き生きとした表情、笑顔、コミュニケーション力」などにも表れてきており、成長している「姿」を実感でき、うれしく感じています。
明日からの期末考査とあと2週続く検定試験に向けた勉強とで大変とは思いますが、高校時代のこのような努力はこれからの人生の大きな糧となります。くじけずしっかり頑張ることを期待しています。
普通科と商業科との相乗効果に期待!
本校は普通科と商業科を有する高校として、その両科の特色、良いところが相乗効果を起こすような学校にしたいなあと思っています。そこで、菊池高校の普通科生、商業科生としての所属意識やプライドが高まるような取組をお願いしているところです。先日の商業科の課題研究学習発表会もその1つでしたが、今日は1年生から3年生までの商業科の生徒を一堂に会した集会が実施されました。
その中で商業科主任の先生から商業科としての目標や資格取得の年間スケジュールと昨年の状況、資格取得を目指したビジネスライセンス部の創設、菊翔祭文化の部(文化祭)での取組等々が詳しく説明がありました。生徒たちは集中してその話に耳を傾けており、それぞれの学年に応じて商業科生としての活動や目標を明確したのではないかと思います。
現在、スクールミッションを通して「どような生徒を育て社会的な期待に応えるか。どのような教育を目指すか。魅力や独自の教育特色はなにか。」など本校の魅力を具体化し発信する準備をしています。
これまでの取組が確実に生徒の「姿」に反映されていると実感することができ、先生方に感謝するとともに嬉しく感じています。
嬉しい言葉をいただきました!
月日が経つのは早いもので6月も3週目、中盤となりました。本校では各学期の期末考査1週間前の朝課外休止期間に育友会の学級委員さんを中心に「あいさつ運動」を実施していただいています。その「あいさつ運動」が本日からスタートし、今回は3年生の保護者に参加していただいています。終了間際にお礼の挨拶に行くと、「私は3年間役員をし、毎年参加していますが、今日が3年間で一番登校の状況が良かったです。本当に各段に良くなりました。」との嬉しい言葉をいただきました。
昨年は育友会の役員さん方から現状に対し厳しい意見もありましたが、育友会も一緒になってやるので改善して行こうとの力強いお言葉もいただき、育友会役員の方々と生徒会役員との話し合いの場を持つなど、生徒指導部の先生方を中心に全職員で取り組んで来た成果が表れたのかなと本当に嬉しくなりました。
先日の商業科の課題研究学習発表会といい、今日の保護者からの言葉といい、生徒たちが確実に成長している姿を実感することができ、今後の取組みにも大きな可能性を感じることができた素晴らしい1週間のスタートとなりました。
生徒たちの発想の豊かさ、すばらしさに感激!
一昨日このブログで予告していましたが、本日、商業科3年生による「課題研究第1回発表会」を行いました。3年生が昨年度からマーケティングの授業で取組んできた課題研究「菊池市の課題は何か?解決のために自分たち高校生ができる取組はないか?」とのテーマのもと6つの班に分かれてそれぞれのアイデアを発表してくれました。(詳しくは商業科ブログを)
どの発表も我々、大人では考えつかないような発想の豊かさ、すばらしさに本当に感激しました。と同時にこれまで生徒が持っている力を最大限に引き出すような教育ができていたのかと反省もさせられました。今回発表した計画をもとに10月30日(土)に行政や関係機関・団体と連携して菊池市を盛り上げるイベント「菊高ジャック」を展開する計画も、本日発表会にご出席いただいた江頭市長の前で発表されました。
このような活動が郷土愛をはじめ社会人としての基礎的な力やグローバルな思考力・判断力・表現力、課題解決力を培い、地域の発展に貢献、活躍できる主体的で実行力のあるリーダーの育成に繋がると確信しました。
今後の展開が今から楽しみです!
商業科の「課題研究第1回発表会」が楽しみです!
本校は令和2年・3年度文部科学省研究指定校として「地域の課題解決に向けた教育活動の授業実践に関する指導方法の工夫改善及び評価に関する研究」をテーマに「教育課程研究指定校事業(商業)」に取組んでいます。その取組の一環として『課題研究第1回発表会』を6月10日(木)に開催します。この発表会では3年生が昨年のマーケティングの授業から取組んできた課題研究について商業科の1・2年生や関係者の前で発表します。もちろん、基本的な感染防止対策を十分に講じた上で実施したいと思っています。
菊池市の課題は何か?解決するために、自分たち高校生ができる取組はないかを考え、出てきた6つの案について発表します。実現可能なプランについては菊池市行政や関係団体と連携し、実現したいとも考えています。商業科職員と生徒が一体となって考えた新たな取組に今から当日を楽しみにしています。
発表会には江頭菊池市長もお時間を割いていただけるとのこと。その他、菊池市の関係部署や関係団体の職員さん、地元の中学校の先生、県内の高校の先生など色々な方々が出席いただく予定となっており大変うれしく思っています。
本年度商業科では資格取得にもこれまで以上に力を注ぐこととしており、このような機会と併せ、商業科の魅力を遺憾なく発信していきたいと考えています。
夢が膨らむボート部1年生5人衆!
昨日、RKK熊本放送のラジオ番組「GWEEENとはばたけHEROS!!」で「可能性を秘めたボート部登場!!」と題して1年生部員5人が出演しました。思ったより長い時間のやり取りで5人が意欲的に大きな目標を持ってボート競技、部活動に向かい合っている話を聞くことができ、本当にうれしくなりました。私はこのブログを始めた2日目に「ボート部日本一づくりに取り組みます。」とのタイトルでボート部への思いを綴っていました。
これまでの職務での関わりで、1999年の「くまもと未来国体」前から幾度となく班蛇口湖のボートコースには来たことがあり、国際大会等も実施される日本でも有数のボートコースであるということは十分承知しており、本校の部活動でもこの素晴らしい環境を活かさない手はないと思っていました。菊池市の江頭市長自らの肝煎りで外部指導者も派遣していただいており、環境は抜群ですが、なかなか部員が集まってくれませんでした。
ところが、今年度1年生が5人入部してくれ、先の県高校総体で1年生だけの特別レースにも舵手付きクォードルプルに5人で出場し、見事1000mを完漕してくれました。昨日のラジオ番組でその感想等も含め、5人の頼もしい受け答えを聞くことができ、このブログ開始2日目に綴った夢が現実のものに一歩踏み出した感じがしました。
出来て良かった!高校総体。
まだ一部の競技が残っていますが、昨日までで本校の出場競技は全て終了しました。私も教頭先生、事務長先生と手分けし、全ての競技を視察激励することができました。各会場で聞かれた言葉は「今年は出来て良かったですね。」でした。本当にそう思います。この3月に卒業した生徒たちには申し訳ない気持ちで一杯です。
4月後半からコロナウイルス感染が拡大し、地区大会は中止、対外試合も中止で各チーム・選手とも最後の調整が思ったようにできなかったことと思います。また、学校によっては自校からの感染発生により大会前の大切な時期に部の活動中止を余儀なくされた学校があるとも聞きました。3年生にとっては集大成となる大会で思ったように力を発揮することができず、泣くに泣けないような選手もいるのではないかと思います。慰めにもならないことばですが、これまでの努力は決して無駄にはなりません。これからの人生の大きな糧になることを信じて前に進んで欲しいと思います。
本校の選手は各部活動とも本当に良く頑張ってくれました。それぞれの目標を達成できた部活動とそうでない部活動もあると思いますが、この人生にとって大切な思い出となる高校総体が無事できたことに感謝し、次の目標に向かってしっかり努力して欲しいと思います。
全力を尽くせ!菊高健児。
いよいよ明日から県高校総合体育大会、文化祭が開催されます。残念ながら総合開会式も中止となり、無観客開催ではありますが、大会が実施できることに関係者に感謝したいと思います。私は幾度となく、総合開会式において熊本工業高校のブラスバンド部のアトラクションを見ましたが、あの一糸乱れぬ演技に毎回感動させられてきました。このコロナ禍により熊本工業高校のブラスバンド部員ばかりでなく、開会式を支えてくれていたプラカード保持者、コーラス隊、合奏隊など多くの生徒の貴重な活躍の場が奪われたことも残念でなりません。
3年生にとってはこれまでの活動の集大成となる大会、全力を尽くして悔いのない大会にして欲しいと思います。私自身高校最後の総体で敗れ、目標としていたベスト4に進出することができず、みんなで涙したことを今でも鮮明に記憶しています。しかし、人生、「負けや失敗」から学ぶことが「勝ちや成功」から学ぶことよりとても多く、そこから何を学ぶか、考えるかが重要だと思います。
これまで支えていただいた保護者の皆様方等と大切な場面を共有できないことが、残念でなりません。全力を尽くした後でのそれぞれの思い。こんな素晴らしい経験は人生の中で滅多にありません。これからの人生につなげて欲しいと思います。
喜寿の名伯楽に頭が下がりました!
今週の金曜日から開催される県高等学校総合体育大会の先行実施が先週の土曜日から始まりました。私の校長としての楽しみの1つは部活動生の大会や練習試合、発表会などを見て回ることです。日頃の練習の成果を発揮する場として生徒たちが生き生きと活動している姿を見るととても嬉しく、誇らしく思います。この土日にはバドミントン、ソフトテニス、サッカーの大会の応援に行きましたが、各会場で生徒たちの頑張りを見ることができました。
そのバドミントン会場でまだまだ現役で指導を頑張っておられる工藤勇参先生とお会いしました。工藤先生には若いころから大変お世話になっており、県立体育館の観覧席に座っておられる姿も貫禄そのもの。工藤先生はバドミントン競技がオリンピックの正式競技となったバルセロナ大会に日本代表として出場した現在スポーツキャスターとして大活躍の陣内貴美子さんをはじめ多くの選手を育成された名伯楽で、今年77歳におなりになるとのことです。挨拶させていただき、しばらく一緒に大会を見学させていただきましたが、バドミントン、生徒たちへの情熱は相変わらずで年齢を感じさせない姿に本当に頭の下がる思いでした。
工藤先生方の年代には各競技に素晴らしい指導者がおられますが、熊本のスポーツ界がこのような情熱的な先生方に支えられてきたことを改めて痛感したところです。
バドミントン部
ソフトテニス部(男子)
ソフトテニス部(女子)
剣道部
ボート部
バスケットボール部
男子バレーボール部
女子バレーボール部
野球部
ボクシング部
水泳部
サッカー部
芸術部
選手宣誓
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