生活デザイン科通信
【生活デザイン科】高大連携でコメの成分分析!
生活デザイン科では、地域創造コースの生徒でOneTeamプロジェクト事業に参加して、肥後古代米「穂増」の復活栽培に取り組んでいます
江戸時代の「古代米」と現在私達が食べている「現代のお米」はどう違うのか成分や味の面からも探究してみたいと思い、尚絅大学生活科学部に協力をお願いしました
尚絅大学生活科学部は、熊本市九品寺にキャンパスがあり、本校の卒業生も在籍しています
そこで・・・昨年収穫したお米のサンプルをお届けしました。
昔ながらの無施肥・無農薬で栽培された「穂増」です。
ヒノヒカリとコシヒカリを両親にもつお米。森の都と称される熊本県で栽培されたお米という意味で「森のくまさん」と名付けられています。
成分分析は、どのような結果になるのでしょうかとても楽しみです
尚絅大学では、学生さんが「穂増」の特徴を生かした新規レシピ開発を行われるということで、そちらも楽しみです
OneTeamプロジェクト事業 第2回活動!
山鹿市の県立三高校(鹿本高校・鹿本商工高校・鹿本農業高校)でワンチームとなり、取組みを実施している第2回目です
第1回活動で古代米「穂増」の田植えをしましたが、その「穂増」を使った日本酒製造をされている和水町の「花の香酒造」を見学に行きます
その前に・・・山鹿市を含む「菊池川流域」(豊前街道など)の環境美化活動を三校で協力して行いました
菊池川流域のお米は江戸時代に「天下第一の米」と呼ばれるほど大変評判だったそうです
そのような菊池川流域は、古代から現代までの日本の米作り文化の縮図であり、その文化的景観や芸能・食文化に出会える場所であるとして、文化庁から「日本遺産」として認定されています
美化活動には「しかモン」が応援に駆けつけてくれました
花の香酒造では、神田社長による「稲作文化二千年の歴史」や「穂増の栽培」についてのお話を聞きました
酒蔵見学では、職人さんによる各工程での丁寧な製造と衛生管理がされていました
花の香酒造のすぐ近くにある「穂増」の水田も見学しました
昔ながらの馬耕による米作りが行われており、その馬「菊の進」に触れることができました
花の香酒造の店内は、美術館のような見事なディスプレイがされています
山鹿市教育委員会 文化課の山口様より「菊池川流域日本遺産」についてのお話も聞くことができました
最後に・・・何と古代米「穂増」の試食ができました
しっかりしたかみ応えがあって、かむほどに独特のほのかな甘みを感じることができました。わずか40粒から復活した「幻の米」、味わっていただきました
さあ、次は秋の収穫です。自分たちで田植えをして、無農薬・無肥料の自然栽培で育てている「穂増」、収穫が楽しみです !!
【生活デザイン科】市役所花壇のお手入れ
5月に山鹿市役所のロータリー花壇の装飾をして、2カ月あまり・・・。
花壇の雑草抜きと、この例年以上の暑さに負けてしまった草花の植え替えに市役所へ行ってきました
まずは草取りをして。
植替えを開始です
最後は、水をたっぷりとあげました
たくさんの方に「いつも見てるよ!」「頑張ってね!」などの声をかけてもらいました
再びきれいな花壇になってよかったです
【生活デザイン科】南国風の花壇を作りました!
最初に、前に植わっていた草花を抜き取り、土をしっかりほぐします
花壇に入れる肥料は、生活デザイン科オリジナル「おからの堆肥」を使用しました
花壇に植える草花や観葉植物を集め、テーマなどを考えました
いよいよ配置していきます。日の当たり具合や植物の高さ、見る人の視線はどうか、など・・・
配置が決まったら、植え付けていきます
南国ムードを演出する観葉植物としてヤシの木を使いました。
細い葉をたくさんつけるヤシ類で、涼し気な雰囲気になりました
【生活デザイン科】スケルトンタイプのうちわ
向こう側が透けて見える、涼しげで夏らしいうちわを作ってみました。
まずは、うちわの紙の部分をすべてはがし、骨組みだけにします
あらかじめ準備した型紙にそって、手張りラミネートをカットしていきます
骨組みに合うようにサイズ調整
さらに微調整
ドライフラワーなどで飾りつけ、縁をマスキングテープで保護します
こんな感じに仕上がりました
夏の青空にかざすと・・・とってもいいですね
【生活デザイン科】テラリウム
テラリウムを知っていますか
テラリウムとは、透明なガラスケースなどで植物を育てることで、自然を切り取ったような美しい見た目が魅力です。
自分の好みやセンスで作り上げることが出来る小世界として、今人気が高まっています
作ってみましょう
ビンの中にコケや植物を入れて、ミニチュアの世界を作ることができました
癒やしの空間を作り出して、リラックス効果もあります。お部屋のインテリアとして楽しめるのがいいですね
【生活デザイン科】ドライフラワー入りアロマ芳香剤づくり
中学生の体験入学(7月23日実施)を前に「ドライフラワー入りアロマ芳香剤」を作ってみました
まずは、使う材料の確認から
水性ペンで保冷材に色を付けていきます
夏らしい、涼しげな色ですね
ビンの中にドライフラワーや貝がらなどを入れていきます。
人によって、カラーに変化があって面白い
グラデーションを効果的に使っている人もいましたね
自分の好きなアロマオイルの香りを選びました
最後にリボンを結んで完成です
それぞれ個性的な作品ができあがりました
【生活デザイン科】バケツ稲づくり
もう一つのOneTeamプロジェクトとして、バケツ稲づくりに挑戦します
江戸時代に作られていた肥後古代米「穂増」は、鹿本町庄という地区で栽培しているので、学校でも生育を観察できるようにバケツ田植えをしました
この苗は、「穂増」
この苗は、「くまさんの輝き」
「穂増」苗の方が、細く伸びている印象
植え付け前、水田の土をバケツに入れ、水を加えて、しっかり混ぜ合わせました。
田植え完了
これから定期的に生育調査をして、古代と現代のコメの違いについて調べていきます
(OneTeamプロジェクト事業参加者:3H地域創造コース)
OneTeamプロジェクト事業 第1回活動!
今年度の熊本県立高校One Team プロジェクト事業は、「山鹿地域県立三高校による幻のコメ復活プロジェクト」というタイトルを掲げています
その第1回活動の内容は、江戸時代の熊本在来種「穂増(ほませ)」の田植えです。本校で種まきから育ててきた苗を使いました
山鹿地域にある県立高校3校の生徒が、ふるさと山鹿地域で江戸肥後米の復活栽培に挑戦することで、農業と食文化の理解を通し郷土愛を育み、地域活性化を図ることも目的としています。
本校・鹿本高校・鹿本商工高校の3校合わせて約50名がこの事業への参加を希望してくれました
説明の後、苗を持っていざ田んぼへ
3校の生徒が等間隔に広がり、田植え綱を目印に植えていきます。それにしてもいい天気
皆、ワンチームとなり頑張りました
鹿本高校
鹿本商工高校
鹿本農業高校
3校で力を合わせ、34アールの水田をすべて植え終えることができました
最後に集合写真を撮り、第2回活動で再び会うことを約束しました
当日、テレビ局の取材もあり、その映像がテレビで流れました
当時と同じ無肥料・無農薬の自然農法で栽培するプロジェクト。
この事業を通してたくさんの事を学んでほしいと思います
おからの活用
2年生の地域資源活用の授業で、おからを活用した取り組みを行っています。
1つは、おからたい肥作り、2つ目はおからジフィーポット作りです。
今日は前回作ったジフィーポットの観察と実験を行いました。
前回は、おからと水を混ぜて、おから粘土を作ったものを鉢の内側に張り付けて、ジフィーポットを作りました。
3日目くらいに腐った匂いが漂い始めました・・・( ´艸`:)
1週間で表面はカピカピ・・中は・・・
厚く作ったものは腐って、ポットとしては使えない状態になりました。
薄く張り付けたものはサイズが小さくなったものの、使えそうです。
成功したジフィーポットに観葉植物を植えて、ポットとして使えるのか実験してみることにしました。
形もしっかりして、土を入れたり水をかけても崩れません
水かけ後1時間たって観察しましたが、触っても崩れませんでした
これから、ポットと植物の状態を観察していこうと思います。