鹿本高校の授業と授業改善
目指せチャレンジ大会完走!!(1年生 陸上競技 長距離走)
2月に行われるチャレンジ大会に向けて体育の授業で持久走がスタートしました。
第1回目は陸上競技長距離走を専門とする岩崎先生(※1)が短距離と長距離のフォームの違いや基礎動作について、そして科学的な視野で長距離を考えるように自らのデータを使いながらわかりやすく、ワクワクする授業を行われました。
※1保健体育 岩崎喬也先生 専門競技:陸上競技(長距離)
長距離走で実業団まで選手として活躍され、日本選手権5000mでも4位という競技実績を持っている。自らの経験や科学的なトレーニングなどを体育の授業や部活動の指導で活かされている。
地歴公民☆熊本県高等学校教育研究会
先日、熊本県高等学校教育研究会(通称:高教研)地歴公民部会が鹿本高校にて開催され、本校の先生方が研究授業を実施されました
県内各地から社会の先生方が多く来校され、興味深く授業を参観されていました。プロである同業者からの視線を浴びながらの授業はとっても緊張する上にやり辛いのです・・・が、各教室で素晴らしい授業が展開されていました
生徒たちも大勢の知らない人の前で授業を受けるのは、いつもと違う緊張感があって居心地が悪かったかもしれませんが、おかげさまで無事終わりました
挨拶や教室環境等、外部から来られた方より多くのお褒めの言葉を頂きましたよ
鹿高生諸君、このまますくすく育ってね
県の代表に選ばれるほど高い実力のある先生方のもとで学べる生徒たちを結構羨ましく思う筆者です。
◀いつも爽やか・シゴデキなK先生
▼SSHの取組における目玉の一つ、クロスカリキュラムも実施されました今回は世界史×美術
▼いつも熱心でわかりやすく、面白いスライドで惹きつけられる授業を展開してくださるH先生
▼こちらは先生方お二人で協力されての授業展開でした
社会科は「THE☆教養」という感じでかっこいいですね・・・
「教養」がある人は様々な話題についていけるので、自分自身も色んな人と話すのが楽しくなりますし、何より幅広い知識によって周りを楽しませることができると思います。そんな大人をみんなで目指しましょう!!筆者もまだ間に合う…かな?
【クロスカリキュラム 音楽×保健体育】~めざせ!腹式呼吸マスター~
音楽と保健体育でクロスカリキュラムの授業を展開しました♩
今回のテーマは「めざせ!腹式呼吸マスター」。
前半は身体の中の具体的な位置や動きについて学習し、後半はその知識を元にした実践講習という形での実施でした!
スライドに表示される人体の仕組みにみんな興味津々・・・
筋肉の動きについてスポーツの専門家が解説します
実際に骨を触って確認しているところです
腹式呼吸の実践時は「吹き戻し」を使うことで、息が確実に出ていることを視覚的に確認できます
ペア活動でお互いの腹部の張りを確認し合う時間は大爆笑
楽しく、学びの多い時間となりました。
鹿本高校では、教科書を飛び出した多角的な学びが多く得られます
先生方も熱心で、日々勉強されています筆者も高校生に戻って、鹿本高校に通いたい・・・
【クロスカリキュラム 国語×地学】「源氏物語「第28帖 野分」から考える気象現象」
今週の火曜日~金曜日にかけて、3年2組文系、3組、4組でそれぞれに2時間構成で国語と地学のクロスカリキュラムの授業を行いました。
1時間目は源氏物語「野分」の原文からポイントになる部分の表現を現代語訳し、共有しました。生徒は「艮(うしとら)」の方角からの風を「北東」からの風と訳すことができていました。また、国語の授業で扱っていた「須磨」の話と合わせて、源氏の暮らしについても確認を行いました。
2時間目は現代語訳から、台風の動きや勢力、いつごろ抜けていったかなどについて考えました。「瓦が飛んだ」などの文章から、生徒は台風の風速を特定しており、風速から実際の台風の事例と照らし合わせて気圧まで予想しているグループもありました。
平安京が京都であることから、京都に向かって台風がどのような動きをしていたかということを考察することができていました。
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【クロスカリキュラム 生物×情報】「遺伝的浮動」
生物集団内の対立遺伝子頻度が、遺伝的浮動によって変化する様子をプログラムによってシミュレーションしました。その後、集団のサイズや世代数の違いで、遺伝子頻度の変化にどのような特徴が表れるのか、考察しました。
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集団が大きくなるほど、また経過した世代数が長くなるほど、遺伝的浮動による影響はどのように変化するのか考えました。思考力と同時に考えたことを相手に伝わるようにまとめる表現力や少々難易度が高い課題に取り組む粘り強さも獲得していって欲しいですね。
【クロスカリキュラム 英語✕数学】確証バイアスの実験に関する英文の内容について数学の対偶で理解を深める
本日の1限目に英語と数学のクロスカリキュラムの授業がありました。
確証バイアスの実験に関する英文を読んで、偶数であれば赤色というルールを確認するために、4枚のカードの中からどの2枚を選べばよいかという実験について、数学の視点も用いて考えるという内容でした。
最後に行った演習問題では、4枚のカードの中から正しい2枚を選択できている生徒が多く、英文の内容をしっかり理解しているようでした。
別解の考え方を数学の視点から、対偶や集合を用いて考える際にも、生徒たちはうなずきながら聞いている様子が見られました。
【クロスカリキュラム 地理✕地学】液状化現象
地理✕地学のクロスカリキュラムで、「液状化現象の仕組みと過去の事例から、学校周辺におけるリスクを地理院地図を用いて分析する授業」を実施しました。
まずは、地学の先生から液状化現象の仕組みについての解説があり、エキジョッカーという教材で、液状化現象を確認しました。写真のエキジョッカーは熊本北高校からお借りしたものと、先生の息子さんが小学生の時に作ったもの。
左の写真の状態から軽く指ではじいて衝撃を与えると、
地面に埋まっていたカラフルなブロックが右の写真のように地表に表れてビックリ。
その後、鹿本高校周辺での液状化の可能性についてグループで話し合い「なぜそう考えたか」をまとめ、発表しました。
熊本地震などの災害の教訓や授業で学んだことを、実生活に生かしていきます。
【第1回SSH職員研修】『問い』を導く「授業」と「探究」をどう創るか
5月14日(水)
SSH指定校の先輩校である宇土高校のスーパーティーチャー3名(超豪華!!)をお呼びし、
「SSH と授業をリンクする:『問い』を導く「授業」と「探究」をどう創るか」
というテーマで職員研修を実施しました。
本校のSSHをより発展させるため、そして今年度の本校のテーマである「学びを深める自分だけの『問い』を持つ」を実現させるための非常に充実した研修となりました。
研修では、まず宇土高校の取組の説明を聞き、その特色に学びつつ、本校の現状を踏まえ課題を再認識することができました。
続けてワークショップでは、教科ごとにこれまでの授業を振り返りつつ生徒が「問い」を創るための授業について熱く議論しました。どの教科でも様々な意見が飛び交っていました。
研修終了後には、続けて本校独自の「クロスカリキュラム」の実施について本校職員による研修も実施しました。今年度はクロスカリキュラムの更なるレベルアップを目標に先生方の思いのこもった授業が実施されるでしょう!教科横断のクロスカリキュラムを通して、新たな「問い」を生徒が生み出すことができればと思います。
今年度、授業改善に始まる更なるSSHの進化にご期待ください!!
【音楽選択】ピアノの発表会を実施しました!
1月31日(金)
2年生の音楽選択の授業ではピアノに取り組んでいました。
曲は生徒たちが選んだお気に入りの曲。
譜面は授業者が生徒たちの実力に合わせて(ときには初心者でも演奏可能なように)編曲し、この授業のために書き下ろされたオリジナルものです。
今日はその授業の集大成!
発表会では緊張感が漂う中、それぞれの曲を演奏しました!初めてピアノを演奏する生徒も、たった数ヶ月で曲の演奏まで出来るようになりました!
恐るべし高校生!
【音楽選択】ピアノの授業!頑張っています!
2年生の音楽の授業ではピアノに挑戦しています。
基礎練習に取り組んで、現在は生徒それぞれが選んだお気に入りの曲の練習に入りました。
生徒たちが選んだ曲を授業者の方で生徒一人ひとりに合わせて(生徒の実力や楽曲の難易度を考慮し)編曲しました。
それぞれのために書き下ろされた譜面で取り組むピアノの授業。一生懸命に取り組んでくれています。
3学期はピアノの発表会も予定しています。楽しみです!