学校での出来事
令和6年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
8月6日(火)、7日(水),8日(木)に兵庫県神戸市の神戸国際展示場にて、令和6年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に、本校から発表者として3年生4名、見学者として2年生2名の計6名が参加しました。
今年度は全国231校のSSH指定校及び元指定校が参加し、日頃の研究の成果を披露しました。例えば疑似的に血液を模した溶液(CNC液)を作り血栓の出来方を調べたり、自転車に自作の画像診断AI搭載ブレーキアシストシステムを組み込んで、ブレーキアシストの効果や安全性を確かめたり、石垣の「はらみだし(石垣が中の泥や水の圧力により真ん中部分が膨らんでしまうこと)」の根本原因を石垣内部の小石や土までを含む総体として状況から仮説、実験、考察し、その圧力が垂直方向よりも水平方向へと働いていることを突き止めたりしていました。最後の研究は、お城好きの女子高生の手で行われていましたが、新規性や研究の内容が大学レベルの研究であると高く評価され、最優秀の文部科学大臣賞に選ばれました。さらに特筆すべきこととして、生物分野だけでなく、「はらみだし」の例のように、物理や工学、数学、AIなど、様々な分野で多くの女子生徒が発表をしており、また会場にも多くの女子生徒がつめかけていたことがあげられます。これから「リケジョ」は特別な存在ではなくなるだろうということを予感させました。
さて、本校生徒は「ブラジルチドメグサの利活用について」と題して、現在日本の河川においてやっかいものとして対処に苦慮されている、特定外来種のブラジルチドメグサの抗酸化作用に注目し、お茶等の健康食品としての利用可能性について発表を行いました。またブラジルチドメグサには重金属を吸収しやすい性質があり、それを利用すれば、水質改善等につながる可能性にも言及しました。本校生の発表を聞いた生徒からは「問題となっている植物の有効利用法をよく考え、実験等で示している」「グラフやポスターが上手に使われており、分かりやすかった」などの感想をもらっていました。
代表の3年生はここまでよりよい発表ができるよう努力を重ねてきました。本当にお疲れ様でした。この経験はこの先の進路決定、そして上級学校での勉学、そして仕事等に必ず役に立つと思います。また今回見学した2年生2人は、同じ高校性が取り組んだたくさんの先進的な研究に触れましたので、今後の本校SSHを引っ張る存在として課題研究に取り組ん行ってくれるでしょう。
【進路】大津高校との合同学習会!
大津高校との合同学習会を、8月4・5日に実施しました。
今回の会場は、東海大学熊本キャンパス。
菊池高校、八代清流高校の生徒さんも加わり、3学年で100名が参加しました!
最初に、今回のゲストである龍官先生(英語)の講演を全員で聴きました。
龍官先生の高校時代のお話や、大学に行く意味についてのお話に、みんな熱心に聴き入っていました
続いて、英語・数学・国語の授業を受講。
各高校の先生方による授業も行われました。いつもと違う先生に教えていただき、とても新鮮でしたね。
もちろん鹿本高校の職員も授業を担当しました!
授業のあとは、約2時間半の自習。
授業の復習や、夏休みの課題に取り組んでいました。
他校の生徒さんの様子にも刺激を受け、充実した2日間を過ごすことができましたね。
お疲れさまでした!
OneTeamプロジェクト【第2回】に参加しました!
山鹿地区県立三高校(鹿本農業高校・鹿本商工高校・鹿本高校)で一緒に行う『幻のコメ 穂増(ほませ)』復活プロジェクト 第2回に参加しました。
第2回は、豊前街道の美化活動と花の香酒造さんの酒蔵見学・社長さんによる講演をお聞きしました
美化活動では、しかモンも応援に駆けつけてくれました。
身長より大きな木桶でお酒を作っている様子や発酵の様子を見学させていただきました。
実際に酒造りに用いるお米の栽培をしている田んぼも見学させていただきました。
神田社長から「稲作文化二千年の歴史」や「穂増の栽培」「昔ながらの酒作り」などについてご講演をいただきました。
穂増も試食させていただき、日頃食べているお米との違いも実感しました。
次回は自分たちで植えた穂増の稲刈りを行います!
【進路】1・2年生進路ガイダンスを実施しました!
7月18日に、1・2年生の進路ガイダンスを実施しました。
この会は、いろいろな学問分野について知ってもらうために毎年開催しています。
今回は10大学から講師の先生をお呼びして、お話をうがいました。
生徒のみなさんは自分の興味に応じて2講座を受講。真剣に講義を聞いていましたね。
自分の将来を考えるヒントになったでしょうか?
【講座内容】
①熊本大学 教育学部 准教授 坂本将基 先生 「スポーツと脳のはなし」
②筑紫女学園大学 高大連携推進担当 参事 花村哲 氏 「大学のマナビ(文学・文化系)と4年後の『未来』」
③九州ルーテル学院大学 人文学部 教授 香﨑 智郁代 先生「子育てしやすい社会を考える」
④福岡大学 法学部 教授 春名 麻季 先生 「同性婚訴訟のゆくえ~裁判所のジャッジはいかに?」
⑤熊本学園大学 商学部 教授 春田 吉備彦 先生「2045年の私たちの働き方とAI(人工知能)」
⑥熊本県立大学 総合管理学部准教授 小薗 和剛 先生 「総合管理学部・情報専攻について」
⑦九州工業大学 工学部 准教授 横山 賢一 先生
「ものづくりを支える新材料~理学と工学の違いって何だろう?」
⑧熊本大学 理学部 准教授 横瀬 久芳 先生 「深海魚はなぜあんな形なの?」
⑨崇城大学 工学部 ナノサイエンス学科 教授 友重 竜一 先生
「半導体産業が熊本で盛り上がっているのはなぜか?」
⑩熊本保健科学大学 入試広報課長 久保田 憲寿 氏 「医療系職業を知る」
【✨オープンスクール✨】来週になりました!皆さんの参加をお待ちしております!
7月31日(水)に鹿本高校オープンスクールが実施されます。
現在もまだ参加申し込みは受け付けています。
こちらのアンケートより申し込みを行ってください。
現在多くの参加申し込みをいただいております。大変感謝申し上げます。
中学校3年生の生徒だけでなく、1年生・2年生の生徒の参加も大歓迎です。
もちろん保護者様のみの参加もお待ちしております。
生徒会を中心に生徒と教師と一丸となって準備に取り組んでいます。
実際に本校へ足をお運びいただき、活き活きと輝く生徒の様子をご覧ください。
昨年のオープンスクールの様子はこちらから見ることができます。
多くの皆さんの参加をお待ちしております!
■熊本県北初!
スーパー サイエンス スクール(SSH)指定校
■STEAM教育で
大学受験、将来の就職を見据えたより高度な教育
■進学してよかった!
生徒高満足度
■文系も歓迎!活躍中
【スーパー サイエンス スクール(SSH)とは】
県内5校、県北唯一
文部科学省が科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校を指定する制度。
【STEAM教育とは】
科学・技術・工学・芸術・数学の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語。
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。
分野横断的な学びです。
2021年から大きく変わった大学入学者選抜改革にしっかり対応!
現代社会の求める人材により寄り添った人材育成を行います。
[内 容]
■校内見学
■学校紹介・生徒会企画
■保護者向け学科・進路説明会
■個別説明会
■部活動自由見学または英語探究授業体験