農業科日誌

2016年12月の記事一覧

佐敷中学校との交流~1人1鉢運動~

 佐敷中学校生徒芦北高校農業科1年生の交流学習一人一鉢運動を行いました。

 農業科1年生にとっては、土作り・播種・鉢替えなど日頃農場実習で学んだ成果を発揮するとても良い機会になりました。この経験をこれからの授業や実習に活かし、農業の楽しさ・嬉しさをもっともっと学んでもらいたいです。

温州みかんを収穫しました♪

 今日は農場実習で温州みかんの収穫を行いました。絵文字:笑顔 生徒たちは濃いオレンジ色になった温州みかんが気になっていたようで、「先生、いつ収穫するの?」と先週末から顔を合わせるたびに聞いてきました。収穫は、農業科3年生の果樹専攻生で行いました。さすが3年生!2度切りまできちっとして収穫をしてくれました。絵文字:星 収穫したみかんを試食してみましたが、甘くておいしかったです。絵文字:笑顔 今まで農場実習を頑張ってきた成果を感じることができた1日でした。絵文字:笑顔 絵文字:笑顔

2年農業科 現場実習

 12月8日より1週間(土・日は除く)、農業科2年生が芦北・水俣地域の農家に行き、農業研修を行う「現場実習」が始まりました。絵文字:笑顔
 現場実習は毎年2年生のこの時期に実施される、農業科の中でも特に大きな行事の1つです絵文字:晴れ。今年は18人(男子14人、女子4人)が12軒の農家に行き、農業技術だけではなく、農業経営勤労コミュニケーション能力などを学んでいます。絵文字:会議知らない農家へ行き研修をするとあって、現場実習受入式では緊張していた生徒もいました。絵文字:うーん 苦笑

  
絵文字:星学校長の激励のあいさつの後、受入農家を代表して松本様に御挨拶をいただきました。絵文字:笑顔 最後に、生徒を代表して2年農業科松岡くんが現場実習の意気込みを語ってくれました。絵文字:星

 1週間の研修は心身ともに大変かもしれませんが、ここで頑張ったことは自身の今後の財産になるはずです絵文字:キラキラ。大人への第一歩として現場実習を頑張ってほしいと思います。絵文字:晴れ

スペシャル★デコレーションケーキ

 125日に「芦北高校総合支援事業 レベルアップ講座」による『デコレーションケーキ講習会』が農業科食品加工実習室で行なわれました。水俣市の洋菓子店『モンブランフジヤ』より、パティシエ 笹原 和明 様を講師にお迎えし、佐敷小学校4年生48名のみなさんと一緒に農業科3年生16名、林業科3年生1名(モンブランフジヤに就職内定)で、スポンジケーキに生クリームとイチゴをふんだんに使って、デコレーションケーキを作りました。
 事前に笹原さんから生クリームの泡立ての硬さやパレットの持ち方、デコレートの仕方をご指導いただいた本校生徒が、小学生の指導役として各班のテーブルに着き、技を伝授します。生徒たちも指導役ということで事前の研修では真剣です。笹原さんの丁寧且つ素早い神業とも言える仕上がりに見惚れて「すごい!すごい!」の連発でした。


ということになります。

 さて、エプロン姿に着替えた小学生を元気良く迎え、さっそくケーキ作り開始です。

 最初に笹原さんにデモンストレーションとして1台仕上げていただきました。児童の皆さんの「すごーい!絵文字:四人じょうずー!絵文字:四人」の歓声が、実習室いっぱいに響き渡り、とても微笑ましい光景でした。笹原さんも「直接聞けるこの歓声がうれしいですよね」とパティシエとしてのやりがいを感じておられるようでした。

 各班に分かれてそれぞれの感性でいろんなデザインのケーキが出来上がりました。イチゴを薄くスライスして全面に飾った班、苺が落ちるくらいたくさん飾った班、途中で生クリームを舐めちゃう班などなど、とても楽しそうでした。



 すべてが終了してケーキを佐敷小学校へ持参し、いよいよお楽しみの試食会です。各班6等分して…いただきます!!かなり大きなケーキで、みんな食べきれないのではという心配もよそに完食です。

 今日は、小学生も講師の笹原さんもそして私たち芦高生もみんなが笑顔で楽しい1日でした。今回はデコレーションケーキを作るという「ものづくり」を通しての交流会でしたが、『人を魅了する技を持つ』ということ、そして『人に伝えることで感動を与える』という事を本校生徒は学んだと思います。
それにしてもおいしいケーキでした!