2016年12月の記事一覧
甘夏を収穫しました♪
芦北地域と甘夏の関係は古く、昭和24年から甘夏みかんの栽培が始まり、今でも「日本一の生産量!」を誇っています。
今回は3年果樹専攻生に加え、1年生も収穫に参加しました。
3年生になると、慣れた手つきでどんどん収穫をしていきます
1年生の中には家でみかんを作っているところもあるようですが、初めての生徒もいるので、収穫の方法を説明(特に2度
切りを怠らないように注意)してから行いました。 1年生と3年生では農場での動きも大きく異なり、どんどん収穫していく
3年生に対し、1年生は1つ収穫するのに時間がかかってしまいました。 高校3年間でこんなにも大きく成長することを
感じた1日でした。
現場実習が終わりました(お礼)
受入式では、緊張した表情だった生徒たちも、実習を終えて15日には元気な姿を見せ、「きついこともあったけど、
楽しかった。」と話してくれました。 この期間、生徒たちはどんなことを吸収してきたのでしょうか?現場実習を
無事に乗り越えた生徒たちの表情は、自信に満ちたように見えました。
今回、12軒の農家で研修をさせていただきました。 現場実習終了後に送られてきた評価表には、生徒たちが
頑張った様子が書いてありました。また、反省会で直接受入農家とお話をさせていただいたときも、よく頑張っていた
とお褒めの言葉をいただきました。
師走のお忙しい時期に大変お世話になりました。厳しくも温かい指導をしていただきましたことに、心から感謝いた
します。
また、今回の研修を引き受けていただき、本当にありがとうございました。これからも芦北高校農業科を応援していた
だきますようお願いいたします。
いちごのデコレーションケーキ♪
農業科2年生「食品製造」の授業で『デコレーションケーキ』を作りました。
小麦粉を使用した製菓学習の総まとめの実習でもあり、1人1台をそれぞれの感性で仕上げていきます。
とても真剣です。
★スポンジケーキ★
①卵180g(Lサイズ3個)をボールに割りほぐし、グラニュー糖90gを加えハンドミキサーで泡立てます。
(室温が低い時は湯煎で温めながら泡立てましょう。)
生地を持ち上げて「の」の字が書けるまでしっかり泡立てます。
②ふるった薄力粉90gを2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜ合わせます。
③湯煎で溶かした無塩バター30gを回しながら入れ、泡立てた気泡を潰さないように混ぜます。
④紙を敷いたケーキ型に流し入れ、180℃で20分~25分(オーブンによって多少異なります)焼いて、
冷ましておきます。
★デコレーション用のクリーム★
動物性生クリーム150ml、植物性生クリーム150ml、グラニュー糖27gをボールに入れホイッパーで
八分くらいに泡立てます。
飾り用のイチゴは、現場実習でお世話になったイチゴ農家の高峰さんから購入しました。みんな楽しそ
うに飾っていました。思い通りのケーキができたようです。
ひと足先にクリスマス気分ですね
スイートスプリングを収穫しました♪
3年生ともなると収穫も慣れており、あっという間に収穫しました
次は甘夏の収穫が待っています。 生徒たちにとってこの時期は楽しい時期でもあり、大変な時期でもあるのです。
頑張れ果樹専攻生!!
ベイクドチーズケーキ♪
農業科3年生「食品製造」の授業で『ベイクドチーズケーキ』を作りました
チーズケーキには大きく分けて3種類あります。
◎ゼラチンを加え冷やして固める“レアチーズケーキ”
◎卵白を泡立てたメレンゲの効果でふわふわとした生地に仕上がる“スフレチーズケーキ” 日本が発祥とされ、海外では“Japanesecheesecake”と呼ばれることも多いです。
◎濃厚でコクのある“ベイクドチーズケーキ”欧米などで単にチーズケーキと言えばこの事をいいます。
【製造工程】6号ケーキ型(直径18cm)
①ビニール袋に入れて麺棒でたたき、細かく砕いたハードビスケット100gと湯煎で溶かした無塩バター54gをボールに入れて混ぜ合わせます。
②ケーキ型(使い捨ての紙型又は底が抜けるタイプがよい)の底面に①を敷き詰めて冷蔵庫で冷却します。
②ボールにクリームチーズ240gを木ベラでクリーム状にし、グラニュー糖60gを加えて混ぜます。溶いた卵70gを2回に分けてホイッパーで混ぜます。
③②に生クリーム156ml、牛乳18g、レモン汁12g、バニラエッセンス3滴加え混ぜ合わせます。
④③にコーンスターチ7gをふるいながら加え、粉っぽさがなくなるまでホイッパーでよく混ぜ合わせます。
⑤②のケーキ型に流し入れ、170℃40分焼成後、150℃に下げて10分焼成します。
⑥焼きあがったら、粗熱をとって冷蔵庫で3時間以上冷やします。(冷却すると中央部分がへこんできます。よくできているサインです)
チーズは、乳の固形分を凝固させ、熟成させないチーズ(モッツァレラ・カッテージ)と熟成させるチーズとに分けられます。熟成させるチーズには白かびによるもの(カマンベール)、青かびによるもの(ゴルゴンゾーラ)、細菌によるもの(ゴーダ・パルミジャーノ)などに分けられます。さらに言うと熟成期間の長さにより、軟質チーズ・半硬質チーズ・硬質チーズ・超硬質チーズに分けられます。
このベイクドチーズケーキに使用したクリームチーズは熟成させないフレッシュチーズに分類されます
チーズの成分はタンパク質や脂肪が50~60%を占め、非常に栄養価が高く、さらに熟成中に消化・吸収されやすい状態に変化しています。世界中で製造されているチーズの種類は1000種類以上といわれ、古くから作られています
さて、おいしそうに焼きあげしっかり冷やされたベイクドチーズケーキは、カットして楽しそうにラッピングして全員持ち帰りました。
みなさんもぜひ一度作ってくださいね
佐敷中学校との交流~1人1鉢運動~
佐敷中学校生徒と芦北高校農業科1年生の交流学習「一人一鉢運動」を行いました。 農業科1年生にとっては、土作り・播種・鉢替えなど日頃農場実習で学んだ成果を発揮するとても良い機会になりました。この経験をこれからの授業や実習に活かし、農業の楽しさ・嬉しさをもっともっと学んでもらいたいです。
温州みかんを収穫しました♪
2年農業科 現場実習
現場実習は毎年2年生のこの時期に実施される、農業科の中でも特に大きな行事の1つです。今年は18人(男子14人、女子4人)が12軒の農家に行き、農業技術だけではなく、農業経営や勤労、コミュニケーション能力などを学んでいます。知らない農家へ行き研修をするとあって、現場実習受入式では緊張していた生徒もいました。
学校長の激励のあいさつの後、受入農家を代表して松本様に御挨拶をいただきました。 最後に、生徒を代表して2年農業科松岡くんが現場実習の意気込みを語ってくれました。
1週間の研修は心身ともに大変かもしれませんが、ここで頑張ったことは自身の今後の財産になるはずです。大人への第一歩として現場実習を頑張ってほしいと思います。
スペシャル★デコレーションケーキ
12月5日に「芦北高校総合支援事業 レベルアップ講座」による『デコレーションケーキ講習会』が農業科食品加工実習室で行なわれました。水俣市の洋菓子店『モンブランフジヤ』より、パティシエ 笹原 和明 様を講師にお迎えし、佐敷小学校4年生48名のみなさんと一緒に農業科3年生16名、林業科3年生1名(モンブランフジヤに就職内定)で、スポンジケーキに生クリームとイチゴをふんだんに使って、デコレーションケーキを作りました。
事前に笹原さんから生クリームの泡立ての硬さやパレットの持ち方、デコレートの仕方をご指導いただいた本校生徒が、小学生の指導役として各班のテーブルに着き、技を伝授します。生徒たちも指導役ということで事前の研修では真剣です。笹原さんの丁寧且つ素早い神業とも言える仕上がりに見惚れて「すごい!すごい!」の連発でした。
ということになります。
さて、エプロン姿に着替えた小学生を元気良く迎え、さっそくケーキ作り開始です。
最初に笹原さんにデモンストレーションとして1台仕上げていただきました。児童の皆さんの「すごーい!じょうずー!」の歓声が、実習室いっぱいに響き渡り、とても微笑ましい光景でした。笹原さんも「直接聞けるこの歓声がうれしいですよね」とパティシエとしてのやりがいを感じておられるようでした。
各班に分かれてそれぞれの感性でいろんなデザインのケーキが出来上がりました。イチゴを薄くスライスして全面に飾った班、苺が落ちるくらいたくさん飾った班、途中で生クリームを舐めちゃう班などなど、とても楽しそうでした。
すべてが終了してケーキを佐敷小学校へ持参し、いよいよお楽しみの試食会です。各班6等分して…いただきます!!かなり大きなケーキで、みんな食べきれないのではという心配もよそに完食です。
今日は、小学生も講師の笹原さんもそして私たち芦高生もみんなが笑顔で楽しい1日でした。今回はデコレーションケーキを作るという「ものづくり」を通しての交流会でしたが、『人を魅了する技を持つ』ということ、そして『人に伝えることで感動を与える』という事を本校生徒は学んだと思います。
それにしてもおいしいケーキでした!
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