情報技術科の特徴


 「高度情報化社会」と言われている今日、コンピュータを取り扱う能力は社会人として欠かせないものになってきています。産業界の各分野にコンピュータが応用されていますが、真にコンピュータを有効活用できる技術者はあまり多くいません。情報技術科ではコンピュータのしくみから応用まで幅広く体験し系統的に学習することにより、真のコンピュータ技術者を育てます。

 コンピュータを学習していく上で必要な力は「読み・書き・ソロバン」ですが、一番必要な力は「読み」で、国語や英語の「文章の理解力」です。二番目に必要なのは「書き」の「作文力」。「ソロバン」は三番目で数学の「論理的思考力」です。数学の証明問題が解けるようならそれにこしたことはありません。

  感動は人間を変革し成長させます。情報技術の分野は教師と生徒が一緒になって次々と新しいことを学ばなければなりません。理解できたときの感動を共有しながら勉強していきますので、今パソコンを使えない人でも大丈夫です。

 また、令和6年度よりCG系列が新設されます。入学後、情報系列CG系列に分かれ、情報系列ではプログラミング技術のより深い学びを、CG系列ではCGに関する学びを通じたクリエイティブな技術を習得します。

 

 情報系列は従来の電気・電子・情報分野の学びに加え、C・C#・Pythonなどのプログラミング技術のさらに深い学びを通して、エンジニアとして就職、進学の道を選択できる人物を育成します。やUnity(ユニティ)UnrealEngine(アンリアルエンジン)などを使ったゲーム開発やシステム開発・Webデザインなどの基礎知識が学べます。さらに深く学びたいと思えば専門学校や大学、または天草への誘致企業も選択肢として考えられます。

 

 CG系列はAutodesk Maya(オートデスク マヤ)Autodesk Motion Builder(オートデスク モーションビルダー)Adobe PhotoShop(アドビ フォトショップ)Adobe AfterEffects(アドビ アフターエフェクツ)Unity(ユニティ)UnrealEngine(アンリアルエンジン)などを使って創造することを学び、将来CGデザイナーとして就職、進学の道を選択できる人物を育成します。CGのことを深く学びたいと思えばCG系の専門学校や美術系の大学、または天草への誘致企業(CG会社)も選択肢として考えられます。CGデザイナーが活躍している分野は多くありますが、身近なものでいうと例えばゲーム映像 (実写、アニメ)イラストVTuberがあります。

カリキュラムについては大まかに以下のような学習を進めていく予定です。

①基礎的な立体を読み取る能力を養うデッサン

②実際に立体データを作って動かす

③データをゲームと同じ環境で動かす

④グループで作品を仕上げる

※CG系列へ希望する場合の注意事項
・定員は1学年につき20名です。
・CG系列希望者が定員20名を超えた場合は面接等の選考を行います。
・入試は通常のものを情報技術科で受験後、系列の選択は入学後に行います。
・選考から外れた場合は情報系列になります。
・CG系列は情報技術倶楽部への入部が必須であり、掛け持ちはできません。

 

 情報技術科では他にも様々なことを学びます。

 天工【公式】インスタグラム・情報技術倶楽部Instagram・Xに#天工 #情報技術科で随時アップしていますので、ぜひご覧ください。

 

                                    

 

                                      

 
 

 

CG系列PR動画


ナレーション:乙木イオ(Vtuber)
撮影・制作:合同会社ファスタボ

 

令和6年度CG系列チラシ


卒業までに取得できるおもな資格


(全科共通)
計算技術検定、情報技術検定、危険物取扱者、実用英検、工業英検、ワープロ実務検定、リスニング英語検定、数学検定 など 

(情報技術科)
基本情報技術者、ITパスポート、工事担任者(デジタル2級)、技能士2級・3級(電子機器組立)、パソコン利用技術検定、品質管理検定、
グラフィックデザイン検定 ビジネス文書実務検定 など

情報技術科ブログ

【情報技術科】令和6年度より情報技術科にCG系列が新設!!

令和6年度より情報技術科にCG系列が新設されます。入学後、情報系列CG系列に分かれ、情報系列では従来の学びと併せてプログラミング技術のより深い学びを、CG系列ではCGに関する学びを通じたクリエイティブな技術を習得します。

CG系列の定員は20名で、入学後に選択します。また、CG系列の生徒は情報技術倶楽部への入部が必須となります。

詳しくは以下のチラシをご覧ください。

【情報技術科】第2回VRクリエイター養成講座(全3回)

株式会社パララボ様にお越しいただき、プロフェッショナルハイスクール(実践研究型)の一環として、第2回VRクリエイター育成講座を実施しました。

今回は前回作成したアバターにモーションキャプチャで動きをつけて撮影し、アフレコを行いました。

講座は全3回で次回は動画編集を行う予定です!

全ての講座を受講するとVTuberにもなれる!!!

  

  

【情報技術科】3DCG体験ワークショップ(CGWORLDが天草工業高校にやってきた!!!)

国内唯一のCG業界専門誌、CGWORLDが天草工業高校にやってきた!!!

天草市様のご紹介で株式会社ボーンデジタル池田様(CGWORLD)とVFXアーティストの三宅様(@83912_DIGITAL)にお越し頂き、情報技術科1年生を対象に3DCG体験ワークショップを実施しました。

3DCG業界についてご講話いただき、3DCG制作体験をしました。

3DCG(3次元空間でのコンピュータグラフィックス)は映画やゲーム、そしてメタバースなど様々な分野に用いられています。

今回はblenderという3DCG制作ソフトを用いて制作しました。

モデリング(形を作る)、UV展開(展開図を開く)、シェーディング(質感作り)、レンダリング(絵にする)を体験しました。

3DCG制作を知ったことで表現の幅が広がりました。

情報技術科では2年次にMayaを用いた3DCG制作実習も行います。

今後のゲーム制作にも活かしていけそうです。

 

 

 

 

 

【情報技術科】第1回VRクリエイター養成講座(全3回)

株式会社パララボ様にお越しいただき、プロフェッショナルハイスクール(実践研究型)の一環として、VRクリエイター育成講座を実施しました。

メタバースが発展すると、1人1アバターの時代がやってきます。今回は3Dアバターの制作を行いました。

コンセプトデザインを組み立て、それを元にアバターを作成し、そのアバターを動かしました。

自分の動きに連動して動くアバターに生徒達は興奮していました。

講座は全3回で動画編集、3DCG制作まで行う予定です。

全ての講座を受講するとVTuberにもなれる!!!

  

  

【情報技術科】3DCG制作実習

情報技術科2年の実習において、3DCG制作実習を行いました。

3DCGは映像やゲームの分野では欠かせない技術になっています。

今回は実際に現場で用いられているAUTODESK社の「Maya」というソフトでモデリングとアニメーションの基礎を学びました。

生徒達は初めて触れる3次元に戸惑いつつも楽しみながら取り組んでいました。

3年次の課題研究では、このMayaを用いて制作した3DCGでゲーム制作を行うこともできます。

情報技術科には他にも様々な実習や課題研究があります。

天工【公式】インスタグラム#情報技術科で随時アップしていますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

【情報技術科】県内初合格のごほうび!?(ウェブデザイン技能検定・続報)

既報のとおり、情報技術科の生徒2名が、熊本県の高校生として初めてウェブデザイン技能検定に合格しました。

この成果を広報しようと横断幕をおねだりしたところ、さっそく作っていただきました。やったね!

 

横断幕設置の様子です。合格した生徒自ら作業しました。

 

 

設置完了!

「学校の前を通ったときは私たちの横断幕をチェックしてください!」

「横断幕がたくさんありますので頑張って探してください!」

【情報技術科】ウェブデザイン技能検定に合格(県内初です!)。

過日実施されたウェブデザイン技能検定の3級に、情報技術科の3年生2名が合格しました。

検定試験を実施している、厚生労働大臣指定試験機関・インターネットスキル認定普及協会によると、熊本県内の現役高校生が合格したのは今回が初めてとのことです。おめでとう!

 

 

この生徒は自身はじめての技能検定合格です。よかったね!

 

こちらの生徒は、電子機器組立て、電気機器組立て、機械保全に続いて4職種目の合格です。すばらしい!