カテゴリ:食品系
【マリン校舎】(食品系)チヌプロジェクト③~あんかけ試作編~
令和5年5月16日(火)
食品系では、チヌに合うあんかけを作るために試作を行いました。
はじめに八代で獲れたアサリで出汁をとり、みんなで意見を出し合いながら味を調えました。そして、具材の分量などを調整し、試作品第一弾が完成しました。
今回出来上がった試作品を、みんなで試食し、今後改良を重ねていきます。
あんかけに入れる具材を切っています。
アサリで出汁を取り、アサリの身はあんかけの具材にしました。
みんなで味見をし、味を調えました。
切った野菜とあんかけをパウチに入れます。
完成品です!!
【マリン校舎】(食品系)食品添加物について学ぼう!
令和5年5月12日(金)
クッキーやパンケーキなどを購入した際、原材料名に膨張剤と記載してあることを見かけたことはありませんか?膨張剤の代表的なものには、重曹やベーキングパウダーなどがあり、食感を柔らかくふんわりする特徴があります。
今回はピザ生地にベーキングパウダーを練り込むことによって食感にどのような違いが出るか実験しました。焼き上がったピザを食べ比べてみると、ベーキングパウダーを入れているものの方がふんわりとして歯切れが良いという結果になりました。
生徒達は、食品添加物の使われる意味を理解してくれたことでしょう(^∇^)
ピザ生地を練っています
クッキングシートの上に打ち粉をして生地をのばします
具材を生地の上にのせていきます
210℃のオーブンで12分焼き上げます
シーフードピザの完成です!!
【マリン校舎】(食品系)試薬の濃度は正確かな?
令和5年5月11日(木)
オレンジジュースやお酢の中に含まれ、酸味を感じる有機酸。その有機酸が食品中にどれだけ含まれるかを調べるために行う実験が、有機酸の中和滴定です。
今回は、その中和滴定に使用する試薬が正確に作られているか、実験を行い確かめました。
慣れない実験機器の操作に戸惑いながらも真剣な眼差しで実験に取り組みました。その結果、前回自分たちで作った試薬は正確に作れていることが分かり、生徒たちは安心した表情でした。
最初に実験の内容について真剣に聞いています
実験器具の操作方法について説明を聞いています
真剣な眼差しで実験に取り組んでいます( ´艸`)
【マリン校舎】(食品系)チヌプロジェクト②~八代視察~
令和5年5月1日(月)
今回はチヌプロジェクト第1段として、八代海における現状を把握することを目的に、プロジェクトメンバーであるマリン校舎食品系の生徒と熊本県立大学の大学生が、アサリ漁場での食害状況の視察を行いました。
砂地を掘ってみると、たくさんのアサリの赤ちゃんを発見することができ、八代海が豊かな海であることを体感しました。しかし、一方で、アサリを保護する被覆網は、チヌ類によってボロボロに食い破られており、今後の対策の必要性を強く感じました。
これから、食品系では、駆除されたチヌ類を活用した商品開発と食育活動に取り組みます。今後の成果を楽しみにしておいてください!
アサリの赤ちゃん 食い破られた被覆網
お土産にアサリをたくさん頂きました!お世話になった皆様、ありがとうございました。
チヌプロジェクトバックナンバー
【マリン校舎】(食品系)さば味噌缶詰製造実習
令和5年4月26日(水)
食品系の総合実習では、天草牛深産のサバを使用したさば味噌煮缶詰を製造しました。
缶詰は、「空気を抜く(脱気)」、「蓋をして空気が入らないようにする(密封)」、「食材についている菌を殺す(加熱殺菌)」の3つの工程を行なうことによって、添加物を入れずとも長期間保存を行なうことが出来る食品です。そして、一説では「内容物が朽ち果てるまで食べることが出来る」とも言われています。
実習を通じて天草で獲れる食材や食品の加工方法などを学び、販売することで6次産業を体験的に学んでいます。
【さば缶製造実習の様子】
牛深で水揚げされたサバ
サバの頭を落とし、内臓を取り出します
ヒレをハサミで切り、サバを缶の高さに切っていきます
血抜きを行ない、計量し缶に肉詰めします
調味液を計量しています
この機械は「真空巻締機」といい、缶内部の空気を抜き、蓋をしてくれる機械です。
この後、加熱殺菌を行ない完成です。
熊本県内の高校で缶詰を製造しているのは、本校だけなんです!!!
【マリン校舎】(食品系)みりん干し製造実習
令和5年4月25日(火)
2年 食品系実習では、さばのみりん干し製造実習を行ないました。
天草の牛深で水揚げされたサバを丁寧に三枚におろし、マリン校舎伝統の秘伝の醤油ダレに漬け込み乾燥させたもので、ご飯のおかずやおつまみ、変わり種で和風パスタにするも良しのマリン校舎自慢の一品です。
ゴールデンウィークの5月4日(木:みどりの日)に苓北町港オアシスにて販売予定ですので、ぜひお買い求めください!!
【みりん干しの作り方】
丁寧に三枚おろしにします
血抜きを行なったサバを秘伝の醤油ダレに漬け込みます
乾燥機に入れ、乾燥させて完成です!!
【マリン校舎】(食品系)チヌプロジェクト①
令和5年4月24日(月)
今年度、食品系では、”チヌ”プロジェクトに取り組みます!これは、食品系・熊本県立大学・八代市水産林務課の3組織がコラボして地域の課題解決に向けた取り組みを行うものです。
現在、八代海ではチヌ類によるアサリの食害が確認されています。そこで、アサリ資源の回復に向けて、チヌ類の利活用促進のため、駆除されたチヌを使った商品開発に挑みます。
今回は試作第1弾として、チヌの中華あんかけを作りました!今後はレトルト食品としての商品化を目指し、改良を重ねる予定です。
【マリン校舎】(食品系)育友会総会後に実習製品の販売を行いました
4月22日(土)
育友会総会後、実習製品の販売を行いました。今回は、4月19日に製造実習した天ぷらなどを販売し、あっという間に完売しました。お買い上げありがとうございました。
販売を行った生徒は、「緊張しました!」と感想を述べていました。次回は、5月4日(木)に苓北町富岡港で行われる「港オアシス」にて販売予定です。
【マリン校舎】(食品系)天ぷら実習
令和5年4月19日(水)
今年度も食品系の製品製造実習が始まりました!
今回は、水産高校時代から作られている伝統の「てんぷら(さつまあげ)」の製造を行ないました。
スケトウダラのすり身にニンジン、ゴボウ、タマネギなどの野菜をふんだんに練り込んだプリプリ食感がたまらない一品です。
本日製造したてんぷらは、今週末の土曜日に行なわれる「育友会総会」と5月4日(木)に苓北町富岡港で行なわれる「港オアシス」にて販売予定です。見かけた際には、ぜひお買い求めください!!
【てんぷらの製造工程】
初めててんぷら作り実習を行なう2年生が説明を受けています。
すり身に野菜を入れて、食感や甘みを足していきます。
練り上げたすり身を小判型に成形しています。
成形後少し時間をおいて、揚げます。
オートフライヤーで揚がったてんぷらが出てくる様子をご覧ください!
今年からラベルをリニューアルしました!!
【マリン校舎】(食品系)八代産のチヌを使った新商品開発
令和5年3月8日(水)
来年度マリン校舎食品系では、「熊本県立大学」と「八代市」と連係し八代地域で水揚げされるチヌを使用した新商品開発を行なう予定です。
そこで、本日はそれに向けての第一歩「チヌのあんかけ」の試作を行ないました。試作の際には、生徒と職員が意見を出し合い、味の調整を行ないながら試作品第一号が完成しました。
ここから、様々な方の意見を伺いながら商品開発を進め行きます。完成をお楽しみにお待ちください。