☆海洋科学科☆

カテゴリ:食品系

【マリン校舎】(食品系)チヌプロジェクト②~八代視察~

令和5年5月1日(月)

 今回はチヌプロジェクト第1段として、八代海における現状を把握することを目的に、プロジェクトメンバーであるマリン校舎食品系の生徒と熊本県立大学の大学生が、アサリ漁場での食害状況の視察を行いました。

 砂地を掘ってみると、たくさんのアサリの赤ちゃんを発見することができ、八代海が豊かな海であることを体感しました。しかし、一方で、アサリを保護する被覆網は、チヌ類によってボロボロに食い破られており、今後の対策の必要性を強く感じました。

 これから、食品系では、駆除されたチヌ類を活用した商品開発と食育活動に取り組みます。今後の成果を楽しみにしておいてください!

アサリの赤ちゃん              食い破られた被覆網

 

 お土産にアサリをたくさん頂きました!お世話になった皆様、ありがとうございました。

 

チヌプロジェクトバックナンバー

チヌプロジェクト①「チヌの中華あんかけ試作」

【マリン校舎】(食品系)さば味噌缶詰製造実習

令和5年4月26日(水)

食品系の総合実習では、天草牛深産のサバを使用したさば味噌煮缶詰を製造しました。

缶詰は、「空気を抜く(脱気)」、「蓋をして空気が入らないようにする(密封)」、「食材についている菌を殺す(加熱殺菌)」の3つの工程を行なうことによって、添加物を入れずとも長期間保存を行なうことが出来る食品です。そして、一説では「内容物が朽ち果てるまで食べることが出来る」とも言われています。

実習を通じて天草で獲れる食材や食品の加工方法などを学び、販売することで6次産業を体験的に学んでいます。

 

【さば缶製造実習の様子】

 

         牛深で水揚げされたサバ

 

    サバの頭を落とし、内臓を取り出します

 

 ヒレをハサミで切り、サバを缶の高さに切っていきます

 

     血抜きを行ない、計量し缶に肉詰めします

 

         調味液を計量しています

 

 この機械は「真空巻締機」といい、缶内部の空気を抜き、蓋をしてくれる機械です。

 この後、加熱殺菌を行ない完成です。

 熊本県内の高校で缶詰を製造しているのは、本校だけなんです!!!

【マリン校舎】(食品系)みりん干し製造実習

令和5年4月25日(火)

2年 食品系実習では、さばのみりん干し製造実習を行ないました。

天草の牛深で水揚げされたサバを丁寧に三枚におろし、マリン校舎伝統の秘伝の醤油ダレに漬け込み乾燥させたもので、ご飯のおかずやおつまみ、変わり種で和風パスタにするも良しのマリン校舎自慢の一品です。

ゴールデンウィークの5月4日(木:みどりの日)に苓北町港オアシスにて販売予定ですので、ぜひお買い求めください!!

【みりん干しの作り方】

 

       丁寧に三枚おろしにします

 

 血抜きを行なったサバを秘伝の醤油ダレに漬け込みます

 

     乾燥機に入れ、乾燥させて完成です!!

【マリン校舎】(食品系)チヌプロジェクト①

令和5年4月24日(月)

 今年度、食品系では、”チヌ”プロジェクトに取り組みます!これは、食品系・熊本県立大学・八代市水産林務課の3組織がコラボして地域の課題解決に向けた取り組みを行うものです。

 現在、八代海ではチヌ類によるアサリの食害が確認されています。そこで、アサリ資源の回復に向けて、チヌ類の利活用促進のため、駆除されたチヌを使った商品開発に挑みます。

 今回は試作第1弾として、チヌの中華あんかけを作りました!今後はレトルト食品としての商品化を目指し、改良を重ねる予定です。

【マリン校舎】(食品系)育友会総会後に実習製品の販売を行いました

4月22日(土)

 育友会総会後、実習製品の販売を行いました。今回は、4月19日に製造実習した天ぷらなどを販売し、あっという間に完売しました。お買い上げありがとうございました。

 販売を行った生徒は、「緊張しました!」と感想を述べていました。次回は、5月4日(木)に苓北町富岡港で行われる「港オアシス」にて販売予定です。

 

  

 

【マリン校舎】(食品系)天ぷら実習

令和5年4月19日(水)

今年度も食品系の製品製造実習が始まりました!

今回は、水産高校時代から作られている伝統の「てんぷら(さつまあげ)」の製造を行ないました。

スケトウダラのすり身にニンジン、ゴボウ、タマネギなどの野菜をふんだんに練り込んだプリプリ食感がたまらない一品です。

本日製造したてんぷらは、今週末の土曜日に行なわれる「育友会総会」と5月4日(木)に苓北町富岡港で行なわれる「港オアシス」にて販売予定です。見かけた際には、ぜひお買い求めください!!

【てんぷらの製造工程】

 

初めててんぷら作り実習を行なう2年生が説明を受けています。

 

  すり身に野菜を入れて、食感や甘みを足していきます。

 

   練り上げたすり身を小判型に成形しています。

 

    成形後少し時間をおいて、揚げます。

 

     オートフライヤーで揚がったてんぷらが出てくる様子をご覧ください!

 

   今年からラベルをリニューアルしました!!

【マリン校舎】(食品系)八代産のチヌを使った新商品開発

令和5年3月8日(水)

来年度マリン校舎食品系では、「熊本県立大学」と「八代市」と連係し八代地域で水揚げされるチヌを使用した新商品開発を行なう予定です。

そこで、本日はそれに向けての第一歩「チヌのあんかけ」の試作を行ないました。試作の際には、生徒と職員が意見を出し合い、味の調整を行ないながら試作品第一号が完成しました。

ここから、様々な方の意見を伺いながら商品開発を進め行きます。完成をお楽しみにお待ちください。

 

 

 

 

【マリン校舎】(食品系)魚肉コロッケを校内販売しました!

令和5年2月15日(水)

 本日の食品系実習では試作を行なっていたレンコダイを使用した魚肉コロッケの製造、販売を行ないました。

先日、試作を行なった際に出てきた反省点をいかし、野菜の大きさを小さくしたり、砂糖の量を減らし、塩の量を少し増やすなど味の調整を行ないました。

出来上がったものは、袋に詰めて先生方に販売をしました。買って頂いた先生方からは、「野菜がたくさん入っていて、魚の臭みもなく美味しい!」とのお声がけを頂いて、作った生徒達もどことなく自信ありげな表情をしていました。

☆魚肉コロッケの作り方☆

 

   始めに混ぜ込む野菜を細かく刻んでいきます。

 

  出来上がったすり身を60gずつ計量しています。

 

   計量したものを型にはめて成形していきます。

 

 成形したすり身を蒸し上げ、衣とパン粉をまぶします。

 

   180℃の油できつね色になるまで揚げます。

 

  揚げたての魚肉コロッケを先生方に販売しました!

【マリン校舎】(食品系)バレンタインデーに向けて・・・

令和5年2月14日(火)

本日は2月14日、バレンタインデーです。日本では、1950年代に女性から男性に愛の贈り物としてチョコレートを贈る文化が始まったそうです。そこから近年では、カップルや友人、家族にチョコレートなどのお菓子を贈るようになってきています。

そこで、本日の食品系実習では家族や友人と一緒に食べる、生ガトーショコラとスイートポテトタルト作りに挑戦しました。

生ガトーショコラは、チョコレートを溶かす温度と、投入するバターの温度に気をつけながら混ぜるなどいくつかの注意点を守りながら試作を行い、冷やして食べれば生チョコ、温めればフォンダンショコラのようなガトーショコラを作り上げました。

スイートポテトタルトは、紅芋パウダーを入れた物と黄色ぽい普通のペーストの2種類を作り、以前焼き上げていたタルト台に絞り出しました。生徒達は最初絞り出すときは、うまく出来ず手こずっていた様子でしたが作業が進むにつれて綺麗な形が出来る様になっていました。

本日作った、2種類のお菓子を持ち帰って家族や友人達と食べて楽しんでくれることを願っています。

☆生ガトーショコラ作り☆

 

 チョコレートを50℃のお湯で湯煎しながら溶かします。

 

溶かしたチョコにバターを入れ混ぜた後に、生クリーム、砂糖、卵黄をいれ油っぽさがなくなるまで混ぜます。

 

最後に米粉をふるい入れて、空気を入れないように練っていきます。

 

     生地を型に流し込んで空気を抜きます 

 

     170℃で15分間焼いて完成です!!

☆スイートポテトタルトの作り方☆

 

 裏ごしした芋ペーストにバターや砂糖を入れて混ぜます。

 

混ぜた芋クリームを絞り袋にいれ、タルト台に絞り出します。

    (先生のお手本を真剣に見ています!!) 

 

  先生のお手本をみて、生徒達もチャレンジします!!

 

         完成品がこちらです!!

【マリン校舎】(食品系)T1パークマガジン#030に掲載されました

 11月に開催された「第39回九州地区水産・海洋高等学校生徒研究発表大会 最優秀賞受賞」について、T1 Park Magazine(T1パークマガジン)#030(2月1日発行)に掲載されました。ぜひ、ご覧ください。