ブログ

新着情報

【科学部】化石班が調査を行いました

化石班が御所浦の「スフェノセラムスの壁」を調査しました。

今回は、科学部の他の班の部員やASクラスからも参加を募り、総勢7名で調査しました。

有意義な調査が出来ました。

調査結果は、12月の古生物学会や2月の九州大会で発表します。

【SSH】SSH台湾海外研修 事前研修

 本日放課後、肥後銀行台北駐在員事務所の本島様より、SSH台湾研修の事前研修として研修参加生徒4名にオンラインでのご講話をいただきました。台湾の基本情報に始まり、台湾の経済状況や人々が日本に対してどのような印象を持っているか、また、熊本に子会社を設立した半導体受託製造企業であるTSMCに関してなど、詳細なデータとご経験に基づいた、大変分かりやすいご講話をいただきました。

 最後には質疑応答の時間も設けていただき、台湾の人々とコミュニケーションをとる上で気を配るべきこと、台湾の情勢についてなど、様々なことを教えていただきました。充実した内容であったことはもちろん、オンラインであることを感じさせないほどアットホームな雰囲気で、1時間の講話があっという間でした。天草に縁のある、いわば天草の”先輩” が、台湾で活躍されている姿を見て海外で働くということに具体的なイメージを持つことができたと同時に、その”先輩”に励ましのお言葉をいただいたことも、生徒たちにとってよい刺激となったようです。本島様、本当にありがとうございました。

 早いもので、台湾研修まで残り半月となりました。現地で多くのことを学べるよう、しっかりと準備をして研修に臨みたいと思います。

【ASⅠ】熊本大学研修

 本日は、1年生全員を対象としてSSH熊本大学研修を行いました。7時30分に学校を出発し、バス6台で熊本大学の8つの学部と合津マリンステーションを訪れ、それぞれで研修や実習を体験しました。

 大江にある薬学部では、16名の生徒が研修を行いました。午前中は薬学部甲斐先生より、「透析患者をゼロにする」薬の開発に関する講義を受けました。研究内容や研究に必要なスキルについての話のほか、先生のモットー「運を運びたければ足を運べ 河の流れのままに」という言葉のように、生徒たちが自ら行動を起こし、会ったことのない人に会うことで、成長の機会としてほしいこと。河の流れに逆らって溺れてしまうのではなく、自然体でいること。つまり、ゴールに向かう道は様々であっても、最終的な目標をしっかり持って意欲的に挑戦することが大事だと、講義を通して高校生に向けての力強いエールをいただきました。午後からは天草高校のご出身である和田先生より「植物の二次代謝産物」について講義を受けた後、様々な植物由来の飲料の抗酸化活性の測定を体験しました。今まで使ったことのない実験器具ばかりでしたが、薬学部の岸本先生や学生の皆さんに丁寧に扱い方を教えていただき、生徒たちはとても充実した時間を過ごせたようです。実習後は薬草園をご案内いただいて多種多様な植物の特徴を伺ったことも、また有意義な時間となりました。

 本日の研修では、生徒が自分の興味・関心に沿って選択した9箇所で大学の最先端の研究に触れ、専門家である先生方の講義を受けたり、質問の機会をいただいたりと、各学部で実に貴重な学びの機会を得ることができました。また、研究施設を見せていただいたり、学生のみなさんと交流することにより、大学で研究を行うことについてのイメージも膨らませることができたのではないでしょうか。帰りのバスでは、今日の研修で印象に残ったことや、将来の目標について熱く語る天高生の姿が多くみられました。この貴重な経験をASでの研究活動の深化につなげることはもちろん、今後の将来の進路選択にも、きっと活かしていってくれることと思います。

 最後になりましたが、今年度も熊本大学の先生方やスタッフの皆様をはじめ、多くの方々のサポートをいただいて本研修を実施できたことに感謝いたします。本当にありがとうございました。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

 

文学部(埋蔵文化財調査センター)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

共創学環(ヘルスコミュニケーション)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒髪地区(ひご未来図書館)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教育学部("ゲーム理論"を活用したグループワーク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 理学部(熊本の地質構造と、姫の浦層群の化石)

 

薬学部(抗酸化活性の実験)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒髪地区施設研修(午後)

 

黒髪地区散策(お昼休み)

【SSH職員研修】探究型授業の工夫・仮説の設定について

 本日の研修日課では、天高版探究型授業及び課題研究指導法に係る職員研修を行いました。まず、教科間連携を進める手立ての1つとして授業での実践報告を行い、英語科で実践した「リプロダクション活動」と、国語科で実践した「google classroomの質問機能活用」について紹介がありました。次に、「仮説の設定」における指導の実践報告として、自然科学分野・社会科学分野のそれぞれで 「仮説とは、方法と予想が合わさったもの」である、という前提として「◯◯すれば、☓☓となる」という仮説の作り方に従って、生徒の仮説をどのように検証可能なものにできるか、という点について事例の紹介がありました。ここでは、具体的な事例をもとに、ざっくりとした「研究仮説」とより具体的な「実験仮説」それぞれについて、どのような点に着目すべきかということを考えました。

 その後のワークショップでは、「仮説の設定」の指導分野でのロールプレイングを行いました。先に説明のあった「質問機能」を活用して、仮説をどのように検証可能にするか、ということを個人や教科毎のグループで考えました。仮説が十分に作成されれば、その後の研究活動がスムーズに進みやすくなります。今回の研修での学びを各教科の授業やAS・ATで実践し、生徒たちの探究活動での学びを深めるための効果的な指導・助言を行っていきたいと思います。

【ASⅡ・Ⅲ】続々実験中! / 論文、絶賛改訂中!

 本日のASⅡでは、満を持して「大工さん」たちが登場しました。その正体は、音響班。木材を切って、切って、切りまくっています。だんだんと、ノコギリさばきも板についてきました。これらの材料を使って、「音響実験室」を作るとのこと。完成のあかつきには、思う存分実験ができますね!

    他の班も、着実に実験や実験の準備を進めています。海洋プラ班は人工的に作ったマイクロプラスチックを使って、塩分濃度を変えた水(海水)に浮くか、沈むかを調べているとのこと。また、薬草班はついに自分たちで配合した薬草を使った実験に向けてせっせと薬草の準備中のようです。また、盛んにディスカッションを行っている班も多くあります。思わずジェスチャーも飛び出し、盛り上がっているようですね!

 さて、3年生は引き続き、論文の改訂を進めています。受験の時季も刻一刻とせまり、勉強に追われている受験生も、ASの時間だけは少しリラックスしつつ、残り少ない研究時間を楽しんでいる様子です。貴重な1時間、班員同士で協力して、論文の完成度を高めていきましょう!

<2年生:ASⅡ>

 

<3年生:ASⅢ>

【ASⅠ】ドキドキのスライド発表...!

 本日のASⅠでは、先行研究をスライドにまとめ、発表する活動を行いました。授業冒頭に先週の学習を振り返ったあと、6時間目を使って論文の要約や明らかになったこと、課題として残っていることをスライドにまとめ、7時間目にはグループ発表を2回行いました。

 限られた時間でのスライド作成に苦戦した生徒もいるものの、見やすく、分かりやすい発表スライドにするにはどのようにしたら良いかを考えながら、それぞれ工夫した跡がしっかり資料に表れていました。発表では、スライドの文章をそのまま読んでいる場面もまだ多く見られる中、クロームブックを持ち上げて見えやすくしたり、ジェスチャーをうまく活用したり、発表の中で意識的に顔を上げ、グループのメンバーの表情を見ながら発表している人もいました。クラスによっては、担任の先生の推薦やクラスのみんなの投票によって選ばれた代表者がクラスメイトの前で発表を行いました。(家で練習したのかな?と思うぐらい、堂々とした発表&工夫がつまったスライドでした。さすが!)

 スライド作りや発表がうまくいった人も、いかなかった人も、実際に発表したり、クラスメイトの発表を聞いたり、質問したりして学んだことや気づいた今日の経験は、今後のポスター発表やスライド発表にきっと活きてくるはずです! 協働して、どんどん「進化」していく天高生、応援しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ発表の様子。ばっちり顔が上がっています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなの投票で選ばれた代表者。さすがの一言です!

【科学部】農林水産大臣賞受賞!!第44回全国豊かな海づくり大会~美し国みえ大会~

 

SSH指定初期から代々継続されてきた科学部アマモ班の活動が評価され、この度表題の賞を受賞しました。

科学部が「大臣賞」を受賞するのは初であり、大きな快挙と言えます。

本大会は、漁業者やその関係の方々及び水産高校等の活動に対する表彰が多く、その中で普通科高校の一部活動が受賞できたことも、大きな快挙と言えます。

 

11月9日(日)、三重県志摩市の阿児アリーナにて、天皇皇后両陛下の御臨席の下、式典行事(表彰式を含む)が行われました。

科学部を代表し、部長が参加し、大役を果たしてくれました。

代々の先輩の研究成果に恥じない、立派な式典参加でした。

↓11/19:三重県から御提供いただいた写真を掲載しました。

 

 

部長は前日(11月8日(土))に行われた両陛下との御懇談にも参加しました。

その際、両陛下からお声がけをいただき、天高科学部の成果をお伝えできました。

最後に皇后陛下から、以前天草に御訪問されたとのお話があり、「海がきれいですよね。」とのお言葉がありました。

<以下の写真はリハーサルの様子です。御懇談の様子は写真撮影できません。>

今後も、この天草のきれいな海を後世につなげていけるように、科学部一同頑張っていきます。

その為に、以前にもまして地域の皆様方のお力もいただきたいと考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。

【SSH】科学の甲子園

11月8日(土)に崇城大学において開催された「令和7年度 科学の甲子園全国大会」熊本県出場校選考会に2年生理系有志6名で参加しました。

午前中は、理系分野に関する筆記試験にチームで協力しながら取り組み、午後からは実技試験にチームで意見を出し合いながら試行を重ね臨みました。

思い通りにできた部分とそうではなかった部分とがあったかとは思いますが、科学はチームで協働し、試行錯誤を重ねながらよりよいものを追い求めていく営みだと思います。今回の経験を糧に今後の探究活動や学校生活を実りあるものにしていって欲しいと願っています!

【ASⅡ・Ⅲ】探究まっただなか! vs 研究のしめくくり...

 本日のASⅡでは、「帰ってきたスキルアップ講座」にて、仮説について考える時間をもちました。ざっくりとした仮説では、いざ、検証というときに困ってしまいます。具体的な検証の仕方をじっくり練った仮説の立て方を改めて考えることにより、自分たちの仮説を見直す機会となりました。その後の研究活動では、実験材料を取りに川へ行ったり、コツコツと実験を進めたりなど、充実した活動ができていたようです。

 一方、ASⅢでは、先週の研究論文の相互評価を受けて論文改訂に向けたディスカッションを行いました。同じ論文を読んでも、人によって着眼点が多少異なり、これまでの個々の経験や知識により、様々な視点でのコメントをもらうことができます。また、生徒同士で評価をし合うことで論文を読む側、読まれる側双方にとって大きな学びがある活動です。各班で、受け取った様々なコメントを見ながら自分の論文の該当部分を改めて読み返し、より分かりやすく、説得力のある論文にするにはどのように改訂すべきか、班員同士でしっかりとディスカッションができていました。

 今後、生徒たちは自分たちの研究を振り返って社会実装の方法を模索し、ふるさと・天草に、どのように研究で貢献できるかを考えながら、論文の内容を更にふくらませていきます。気づけば、授業で研究活動ができる期間も残りわずか。これまでの成果をしっかりまとめ、後輩にしっかり伝えていけるように、あと少し、全力で駆け抜けましょう!

 

【ASⅡ】仮説を見直して研究を深めています!



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ASⅢ】「評価シート」を参照して、論文改訂中...