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【SSH】肥後の水とみどりの愛護基金」の関係者が天草高校を訪問されました

 1月16日に、公益財団法人「肥後の水とみどりの愛護基金」の関係者が、天草高校を訪問されました。肥後の水とみどりの愛護基金は、郷土における水資源の質・量両面の愛護並びに緑化推進・緑の保全に資するとともに、豊かな地域文化の創造を目的に、様々な啓発活動等を行っておられます。
 本校科学部は「天草ブルーカーボンニュートラル構想」と称して、天草市との共催による環境シンポジウムにおける地域住民とのアマモの定植を通したアマモ場再生、廃校プールを活用したアマモと魚糞を使った肥料開発、アマモを活用したバイオ燃料の開発等の研究活動を行っています。この活動は2022年9月に「STI for SDGs」アワードで次世代賞を受賞しました。肥後の水とみどりの愛護基金のみなさまも、本校科学部の研究活動に興味を持たれ、本校地学教室に設置しているアマモの栽培水槽も見学していただきました。
 今後の研究の充実・発展に向け、様々な外部との連携を深めながら、SSH活動に取り組んでいきます。

【科学部】DNA分析を開始しました

本日は崇城大学の田丸先生をお呼びして、科学部ホタル班がDNA分析を行いました。

分析は、最初に手順の最終確認をし、その後に先日抽出しておいたホタルのDNAについてPCR処理を行いました。

結果として、ホタルのDNA量の不足により、上手くいきませんでした。

今後は、この経験を生かして、より多量のDNAを抽出できるように実験を重ねます。

田丸先生、長時間にわたって御指導いただき、誠に有り難うございました。

【科学部】ホタル班の2024年の活動がスタートしています。

年末は全国高校生フォーラムや県立学校「学びの祭典」で英語の発表を頑張ったホタル班ですが、3学期は研究活動を頑張ります。

今日は今週末の実習に向けて、再確認をしていました。

ホワイトボードにまとめた実習手順を再確認し、必要な薬品や機材をまとめていました。

1年生でもあり、専門用語等について行けない部分もありましたが、解説動画等を活用して理解を進めていました。

【ASⅡ】オール・イングリッシュ! / AS in English!

 今日のASⅡでは、1月18日にJICA九州で行う海外研修代替研修に向けて、William先生、Jennifer先生、英語科の中村先生をお招きし、英語でのポスタープレゼンテーションと質疑応答を行いました。

  とはいえ、ほとんどの班の生徒にとって、英語でのポスター発表は初めての経験です。まだ練習を始めたばかりとあって、原稿をそのまま読むだけだったり、専門用語をうまく説明できなかったりと、どの班も悪戦苦闘しています。できたてほやほやのポスターも、まだまだ改善の余地がありそうです。William先生からは、クラス全体に向けて以下のようなアドバイスをいただきました。

 1 自信がなさそうに発表する生徒が目立つ。心配な語はあらかじめ辞書などで正確な発音を確認し、自信をもって発表すること。

 2 アイコンタクトが十分でない。完璧な英語でなくていいので、相手の反応を見ながら発表すること。

 3 ポスターは要点をしぼって、見やすく。長々と文章を書いている班が多い。読む原稿とポスターに書く文章を同一にしてはいけない。

 今回の研修では、海外からの研修員の方々にプレゼンテーションをするだけではなく、「世界の観方をシフトする」ワークショップでの活動や、英語での文化交流なども予定しています。この貴重な学びの機会を最大限に活かせるよう、あと一週間、精一杯準備をしてほしいです。期待しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   In Today’s AS II, students gave a poster presentation in English to William-sensei, Jennifer-sensei, and Mr. Nakamura.  They did this as a practice for their presentations in their StudyTour at JICA Kyushu next week, on January 18.

 For most of the students in the group, however, it was their first experience giving a poster presentation in English. So, many students had a hard time explaining things in English, or asking questions.  They also need some more improvement with their posters.  Here is some advice William-sensei gave to the class: 

1. Please check the pronunciation of the words beforehand with a dictionary so that you can be confident in your presentations.

2. Make more eye-contact. It is not necessary to use perfect English, but if you are looking down and just reading out what you had prepared, your presentation won’t succeed.

3. Do not write everything on your posters.  Think of the main points you want to focus on, and your posters will be much better.  What is on the poster should be different from what you speak.

 In the upcoming study tour, students will not only give presentations to the JICA participants, but will also have workshops and cultural exchanges in English. We hope they will do their best in preparation so that they can make the most of this valuable learning opportunity.

【SSH】九州大学理学部付属天草臨海実験所における調査実習

 本日は、苓北町にある九州大学理学部の臨海実験所にて調査実習を行いました。参加した生徒は来年度ASクラスを希望している生徒で、九州大学理学部准教授の新垣先生に講師を務めていただきました。

 午前中の実習では、臨海実験所の説明と本日行われる実習について、プランクトンネットの使い方など採取に関する講義が行われ、実際に桟橋からプランクトンネットを海におろしてプランクトンの採取を行いました。

 普段の授業では取り扱うことのないプランクトンネットに触れ、生徒たちはとても貴重な経験をしたようでした。

 採取したプランクトンは、顕微鏡を用いて観察を行いました。

 

 午後からは、午前中に採取を行ったプランクトンの同定作業を行いました。まず新垣先生からプランクトンに関する講義が行われ、それぞれでプレパラートを作成し、プランクトンの同定作業とスケッチを行いました。

 スケッチと同定作業はとても難しく感じたようで、生物の特徴から、ある程度の分類までは分かっても、最終的にどの種類か分からないままになっている生徒も多く、同定作業の難しさを知ったようでした。

 1日を通して、日頃の授業では体験することのできない経験をすることができ、今後の探究活動に活かすとともに、今回研修に参加した生徒が、他の生徒にこの経験を還元してほしいと感じました。

 講師を担当してくださった新垣先生、研究室の学生の皆さん、本日はありがとうございました。