新着情報
【ASⅠ】研究・調査方法について学びました
5月7日(日)のASⅠでは、6限目に研究に必要な考え方や、調査の方法について学びました。
今後、ASⅠでは生徒自身が課題を見つけ、探究活動を行っていきます。
その際に念頭におくべき4つの観点や、天草高校で利用できる調査機材についての説明が行われました。
また、7限目には、情報社会の次に来ると言われているSociety5.0について、情報科の藤岡先生による講義がありました。ICTを活用した全教室一斉講義が行われ、動画やスライドを確認しながら学んでいきました。
1年生は着々と、課題研究に必要な知識を身につけています。
【ATⅠ】SDGsの取り組みを知ろう / SDGs-related actitivies around us
今日のATⅠでは、先日の金岡先生の講義を基にして、SDGsの実際の取組について調べました。NPO法人ETIC.による「SDGs取組中マップ」には、SDGsの17のゴールとその具体的な活動例が掲載してあります。例えば、気候変動に関するゴール13には、現在30ほどの取組が紹介されています。(その中の一つは天草高校の先輩が過去に研究した、温暖化による海面水位上昇量の予測に関する取り組みです!)
生徒たちはワークシートに沿って、17のゴールから自分の関心のあるゴールを選び、データベースに掲載された取り組みから面白いと思ったもの、今後取り組めそうだと思ったものを探して要約するという作業をしました。実際の活動例を見てみることで、生徒たちは日本のあちこちで地域課題に即した取り組みがなされていることが実感できたようです。
今日の活動は、今後のATⅠの研究テーマ選定に必ず役立つと思います。昨年度のASⅠの経験を生かして、自分たちにしかできない探究活動を進めていってほしいです。
Going off of our last class, students spent time looking up information on the actual SDGs initiatives all over Japan. ETIC., an NPO corporation in Japan, provides us a database of “SDGs on-going initiatives” online, in which we can read thousands of SDGs-related activities all over Japan. For example, they introduced about 30 activities related to Goal No.13, a goal on climate change. Research on the sea level change due to global warming - done by our school’s graduates - is listed there too!
In class, each student chose two goals they found interesting and tried to learn what kind of activities there were based on those goals. Then they summarized each article so that they could share the information with their classmates. By looking at various activities related to SDGs, they came to realize there are many SDGs-related activities rooted in several communities all over Japan.
Today’s class will surely help students in choosing their research topic in ATⅠ. With what they experienced through last year’s ASⅠ classes, we hope students will seek their own ways to carry on inquiry-based studies!
【総合理科】実験から見る核の役割(生物分野)
総合理科B(生物分野)で探究場面を設定した授業を行いました。
細胞に存在する核のはたらきを明らかにした実験を紹介し、生徒達に考察を考えさせました。
予想と反する結果が得られた箇所に着目して「何が起こったのか」を考察し、発表してもらいました。
この活動を通して、核の役割は「生命を維持する」ことに加え、生物の「形や性質を決定している」ことに気づくことができたようです。
今後は、そのメカニズムについて学習していきます。
【科学部】御所浦島での生痕化石調査(第2回)
科学部化石班が、2回目の生痕化石調査を行いました。
今回は、前回の予備調査の結果を受けて作成したコドラートを使って、自分たちが考えた調査方法が可能かどうか確認しました。
想定と異なり、上手くいかない点もあり改良が必要ですが、調査方法を概ね確立できました。
次回から本格調査に移行します。
さて、中生代の海底では何が起きていたのでしょうか?結果をお楽しみに!
【ATⅡ】「活動報告書」始めました! / Keeping an Activity Report
今回のASⅡでは、まず、「ブランコの運動」についてのプレゼンテーションと質疑・応答を視聴しました。プレゼン後、参考にしたい点と改善した方がいいと思う点を各自で挙げました。どちらの点も多く挙げられるようになってはきましたが、プレゼンテーションの内容だけに注目してしまい、研究自体についての改善点を指摘するということはまだまだ難しい面もあるようです。
その後、生徒たちは引き続きこれからの研究テーマを決定するための情報を集めていました。方向性が決まりつつある班は、先行研究を見て、自分たちの研究の新規性はどのような点なのかを考え出しているようです。先生方に自分から積極的にアドバイスを受けにいく生徒も多く見られました。
本日から、「活動報告」を毎時間書くことになりました。この報告書を、授業後時間を置かずにきっちりつけておくことで、自分やグループの活動を振り返ることができ、次回やるべきことを明確にすることができます。今後、研究を進めて行くうえで、この活動報告書はきっと役に立ってくれるはずです!
In today’s ASⅡ, students watched a presentation on the motions of swings, followed by a question-and-answer session. They discussed its good and bad points after watching. Having experienced this activity several times before, students are now better at finding both good and bad points about the presentations. Yet, it still remains difficult for them to point out problems of the presentation’s study itself.
After the discussion, students tried to get more information about the field they are interested in, which will be a help to decide on the themes of their group studies. Some students who already had some ideas in mind, were looking at as much previous research as they could to find a fresh concept of their own to study in the future. Some others were asking teachers for advice.
From today on, students will keep an activity report every time they have AS class. By writing it as soon as they finish the day, they will be able to look back on what they did and also foresee what they should do in their next class. This activity report will be a strong support for their study.
【科学部】新入部員への研究活動指導
科学部の2,3年生が新入部員に対して、研究活動の指導をしています。
指導の内容は調査機器の使用法であったり、発表要旨の書き方、年間スケジュールの立て方等、多岐にわたっています。
新入部員の皆さんは、しっかり学んで今後の参考にして下さい。
【ATⅡ】データ収集・処理に励んでいます
今日のATⅡでは、春休み中に実施した実験の結果をまとめる班や調査方法を見直して追加の調査計画を立てる班が多数みられました。
5月16日にはB2(数値データを収集する)の本評価が行われます。
現段階よりも1段階上の評価になるよう、各班で話し合いながら活動に励んでいます。
【ATⅠ】「天草消滅」を食い止めよう!/ Prevent Amakusa from disappearing!
本日のATⅠでは、熊本大学 熊本創生推進機構地域連携部門部門長の金岡省吾先生より、天草の地域創生についての1時間の講義を受けました。
まず、生徒にとって身近な吉本興業や日本郵政などの企業がどのようにSDGsに関する取り組みをしているかについて紹介がありました。また、東北大学や信州大学での近年の動きや、天草での「地域創生」の様々な活動についても紹介されました。人口減少により「消滅する可能性の高い」とまで言われている天草を「持続可能」なものにするために、私達ができることは何なのでしょうか。
講義を受けた後、生徒たちはグループでディスカッションを行いました。この、講義の後にグループワークを行うという学習方法は、大学でもよく行われているということです。約20分間ほど、グループ毎に意見を出し合い、講義を受けて気づいたことや疑問に思ったことを整理しました。各クラスに熊本大学や天草市役所の方々がアドバイザーとして入っていただき、討議の補助や助言をしてくださいました。
今回を含めて3回、熊本大学や天草市役所の専門家の先生方の力をお借りして地域創生について学んでいきます。昨年度のASでの学びをより深め、今年度のATでの研究活動につなげていってほしいと思います。
We had a lecture on Regional Revitalization from Professor Shogo Kanaoka from Kumamoto University. First he showed us some examples of what some companies or local governments are doing with SDGs, or Sustainable Development Goals. Students were surprised to know some familiar companies around them, such as Japan Post or Yoshimoto Kogyo, one of the major entertainment groups in Japan. They also learned what universities like Tohoku University or Shinshu University have been doing recently, and some SDG-related activity in our city Amakusa.
Today, Professor Kanaoka even told us that Amakusa may disappear if we cannot stop our population decline. What on the earth can be done to make it sustainable instead?
After listening to the Professor’s talk, students discussed in groups. Prof. Kanaoka explained that this “lecture followed by discussion” style of learning has recently been used a lot at universities. Students shared their ideas and discussed for about twenty minutes in groups, with staff from Kumamoto University and Amakusa City giving students some advice during that time.
The students will be learning more about Regional Revitalization in the next two weeks in ATⅠ class. We hope these lectures will give them new ideas for their future studies in class!
【ASⅠ】天草学連続講義① 天草の農業
4月25日(火)6限目、天草学連続講義がスタートしました!
天草学連続講義とは、1年生向けの講義で、天草に関する様々な課題を知るためのものです。
今回は天草市役所の農業振興課の皆様を講師としてお迎えし、天草の農業について
講義をしていただきました。
生徒はメモを取りながら、熱心に耳を傾けていました。
最後には生徒から畜産飼料について質問が出るなど、天草の農業に大きな関心を持つ機会となりました。
農業振興課の皆様、ありがとうございました。
7限目には、課題研究の初期段階でどのように研究を進めるかについて授業がありました。
仮説を立てる際の具体的な考え方などを学ぶことができ、生徒たちはICTも活用しながら熱心に取り組んでいました。
【科学部】県教育長を表敬訪問しました。
科学部ホタル班の2人が、県教育委員会の白石教育長を表敬訪問しました。
これは先月末の「つくばScienceEdge2023」での創意指向賞の受賞を受けての訪問です。
ホタル班の2人は教育長を始め、多くの県教育行政に携わる方々に向けて、研究発表を行いました。
その後、白石教育長から、新規性や創造性で評価されており素晴らしい、今後もホタル保護のために頑張って欲しいとのお祝いの言葉をいただきました。
今後も世界のホタル保護に向けて、頑張っていきます。
県教育委員会の皆様、この度は有り難うございました。