工業化学科blog
工業化学科の卒業生による進路体験発表会
工業化学科1,2年生を対象に、令和4年度に卒業した先輩から、進路に関する講話をしていただきました。お一人は県内企業で頑張っておられる先輩。もう一人は県内の大学で環境について学んでおられる先輩です。
①富士フイルムマテリアルマニュファクチャリング㈱九州製造本部
卒業生の由解様以外に、総務部の杉谷様から会社の概要説明もしていただきました。
1年生の時に工場見学をさせていただきましたが、更に会社について理解が深まったと思います。また、会社で求められる人物として『積極的に挑戦する心』、『分からないことを放置せず、その日のうちに解決しようとする姿勢』、『集中とリラックスのメリハリをつける』など、状況に応じた言動ができる人間に成長する必要があることを学びました。
②熊本県立大学 環境共生学部 環境共生学科
卒業生の南様は、幼いころから興味を持っていた環境に関する勉強をしたいという思いから進学されました。学校を選択するまでの過程や、入学後のフィールドワークなどについて教えていただきました。英語や生物など工業高校で学んでいない範囲も多く、勉強が大変そうでしたが、プライベートの時間も充実していることを感じました。
高校入学から現在までの5年間を振り返りながら、いま頑張っておいたほうが良いことや、企業で求められる人間性、進学・就職のメリット・デメリットなど分かりやすく話して頂きました。3名の皆さん、とても分かりやすく講話して頂き有難うございます。
在校生の皆さん!進路実現に向けて、残りの高校生活を充実させて下さい!
【工業化学科】まなびフェスタ八代に参加しました
こんにちは、工業化学クラブPR班です!
令和6年12月14日(土)にパトリア千丁で行われた「まなびフェスタ八代」に工業化学科で参加し、光るキーホルダー作りをしました。
去年も参加しているメンバーがいたのでスムーズに行うことができました。
このような行事を通して工業化学科の魅力を伝えていければ良いと思います!!
令和7年1月12日(日)にも「八代こども科学フェア」が桜十字ホールで行われるのでお時間がある方はぜひお越しください!!!
【工業化学科】熊本大学の杉本学准教授による出前授業
こんにちは、工業化学クラブPR班です!
令和6年12月11日(水)に熊本大学の杉本学准教授によるMHS「AI技術の産業応用」についての出前授業をしていただきました!
生成AIの技術説明をしてもらい実際に生成AIを使って「ワクワクする仕事とはなにか」を課題にし、スライド作成をして発表をしました。プロンプトにどの様な質問をすればいいかなど大学生3人の方々にアドバイスをしていただきながら作業を行いました。
以下は私たちの感想です。
私は今まで生成AIを使ったことがなかったのですが、今回の出前授業で生成AIを使って思ったことはAIには限界がないということです。人間には考えることにも限界がありますが、AI生成にどんなジャンルの質問を投げかけても答えがすぐ出てきて驚きました。これから考えに困ったときには生成AIを活用して思考の幅を広げていきたいと思います。
生成AIに上手に質問しなければならないということを知り、実践してみましたが、難しかったです。課題でワクワクする仕事とは何か聞かれても答えるのには限界がありました。しかし、AIにはそういった限界はなく多くの回答をしてくれたのでとても驚きました。今回生成AIの活用の仕方を学ぶことができたので、今後の授業などでも活用する機会が増えてほしいと思いました。
私は今まで、生成AIを使ったことがなかったので、スライドを完成させられるか不安だったけれど、大学生の方が優しく教えてくださったので、無事完成することができました。初めの質問から更に細かく指示して伝えることで、自分に合った求めていた答えが出てきてとても便利だと思いました。今後、生成AIを生活の一部に取り入れていくことで、今の生活が更に便利なものになると思いました。
【工業化学科】マイクロプラスチックについての出前授業
こんにちは!工業化学クラブPR班です!
令和6年12月6日(金)に特定非営利活動法人の主任研究員伊藤様より「河川のマイクロプラスチック汚染とその原因について」の出前授業をしていただきました。
川や海を汚している原因は人であり、大量に使用されるプラスチック製品が紫外線により分解し、破損して降雨時に雨水と共に流れ込んでいることが分かりました。
これから、マイクロプラスチック汚染から海や川の生態系や環境を守っていくために、私達は少しでもマイクロプラスチックについて理解を深め、伝えていくことが大切だと思いました。
以下は私たちの感想です。
私はマイクロプラスチックについて詳しくは知らなかったのですが今回の講話で知ることができてよかったです。そしてマイクロプラスチック汚染は川の中流域、上流域に住んでいる魚だけではなく綺麗だと思っていた源流域の魚も汚染されているということがわかりました。環境汚染の原因は私たち人間なので日頃から、環境に配慮した生活をしていかなければならないと思いました。
マイクロプラスチックという言葉は聞いたことがあったけれど、意味などは知らなかったのですごく勉強になりました。人がいないような川でもマイクロプラスチックが検出されたと知り、驚きました。人が汚したものは人にしか綺麗にできないので1人1人が意識し続け改善していくことが大切だと思います。また、このような授業を通して環境について学ぶことができたので今後の生活で活かしていければと思いました。
マイクロプラスチックという言葉は聞いたことがあったけれど、どのようなものかは知らなかったため、今回の出前授業で、少しでもマイクロプラスチックについて知ることができたと思います。テレビなどのニュースでは、海のマイクロプラスチック汚染についてよく耳にしていたけれど、実は川の方が汚れていると聞いて驚きました。その原因のほとんどが人間であり、工事などで使用されるプラスチック製品です。少しでも環境を守っていくために、マイクロプラスチックについて理解し、伝えていくことが大切だと思います。
【工業化学科】熊本大学 杉本先生の出前授業
12月11日(水)に、熊本大学 大学院 先端科学研究部 准教授 杉本 学 先生にお越しいただき、工業化学科2年生の生徒20人に対して授業をしていただきました。
マイスターハイスクール事業が始まって以来、毎年お願いしているのですが、昨年までと内容を大幅に変更し、今年は生成AIを活用しました。クラスで生成AIを使用した経験がある生徒は、ほんの数名。工業化学科の職員も授業に導入した経験はなく、どのような流れになるのか非常に楽しみにして臨みました。
授業開始時は生成AIの使用や大学の先生の授業などに対して少し緊張気味の生徒たちでしたが、杉本先生の話術と、サポートしてくださった3人の大学生の皆さんのおかげで、徐々に和やかな雰囲気になりました。また、自分の『ワクワクする仕事』について生成AIを利用しながら自分の考えを深め、最後はスライドにまとめて発表まで行うことができました。3時間では足りないほどの充実した内容で、生徒たちも理解が深まったようです。
『目標を定め』『巨人の肩の上に立ち』『目の前のことに対して全力で行動する』ことを今日から意識し、来るべき進路選択の日に向けて、毎日少しずつでも成長してくれることを期待します!
【工業化学科】企業実習報告会
こんにちは、工業化学クラブPR班です!約1年ぶりの投稿となっていまいました。今後は定期的に更新していきます!
令和6年12月4日(水)に工業化学科で企業実習成果報告会が行われました。
工業化学科の生徒だけでなく企業実習に行った機械科、電気科、情報技術科のメンバーも参加しての発表会でした。工業化学科2年生とリモートでお世話になった企業の方に向けて発表を行いました。初めての経験だったのでとても緊張しましたが、良い経験になりました。以下は私たちの感想です。
・企業実習に参加して、コミュニケーションを取ることの大切さや自分が行う業務には責任が伴うということを学ぶことができました。今回学んだことを今後の進路選択に活かしていこうと思います。
・企業実習を通して、分からないことを自ら進んで質問をしたりすることで、より理解が深まり、コミュニケーション能力も自然と高まると思いました。だからこれからは同世代だけではなく様々な年代の方とお話をしてコミュニケーション能力を高めていこうと思います。
・企業実習を経験し、今後の学校生活では、一つのことにとらわれず、様々な視点から考えるようにし、色々な人とコミュニケーションを取ることを意識して過ごしていきたいと思います。
【工業化学科】『水の浄化に挑戦しよう』
今日は3年生課題研究のテーマのひとつ、『納豆のネバネバ成分で水の浄化に挑戦しよう』班の活動の一環で、九州テクニカルメンテナンス(株)のお二人の社員さんにお越しいただき、助言をいただきました。
ひとりは本校工業化学科を6年前に卒業した方でした。
浄化前後のCOD値の変化を調べるため滴定を行うところを見て頂き、分析の細かなコツを教えて頂きました。教科書で学んだ手順はありますが、細かなコツは現場で行っている方にお聞きするのが一番です。
ちょっとしたことに気を使うだけで、データの精度が向上することを学びました。
他にも、今後の研究の進め方についてもアドバイスを頂きました。
アドバイスをいただいた本校卒業の方が、社会人になって高校生の時よりもはるかに成長した姿を見ることができ、とても嬉しく感じました。これからも、各企業で活躍できる卒業生を輩出できる工業化学科でありたいと思います。
中学生の皆さん、高校選択・学科選択のひとつに工業化学科も加えてみませんか?
令和6年度第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会
11月13日(水)に熊本工業高校にて令和6年度第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会が行われました。
今年は工業化学科が担当で「廃棄された食品を利用したクレヨン作りと環境教育」というテーマで発表しました。
緊張しながらも、練習の成果を十分に発揮して堂々と発表することができました。
結果は、東海大学熊本キャンパス長賞をいただくことができました。
今後はこの経験を大切にして、様々なことにチャレンジしていきます。
研究にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
「八代たべものクレヨン」
クレヨンケース:本校インテリア科製作
環境教育「出前授業」子どもたちのお絵かき
熊本県立高校工業化学科OneTeam事業に係る出前授業 熊本県技術短期大学校様
令和6年10月30日(水)に熊本県立高校工業化学科OneTeam事業に係る出前授業があり、熊本工業高校で熊本県技術短期大学校様より学校説明をしていただきました。
本校の工業化学科の1、2年生がオンラインにて話を伺いました。
概要説明の後、半導技術科の説明をしていただきました。
熊本には多くの半導体関連企業があること、半導体市場の規模の大きさを知ることが出来ました。
今回の学びを、将来の職業選択に生かしてもらえたらと思います。
以下は生徒の感想です
・熊本県立短期技術大学校については知らなかったことが多かったけれど、今回の学校説明会を通して、学校の魅力や就職・進学先、学費の安さなどについて知ることができました。また、半導体が私達の身の回りのたくさんのものに使われていることや、半導体の製造過程、半導体市場についても学ぶことができました。半導体はこれからもどんどん必要になってくるので、これをきっかけに熊本が栄えていくきっかけになったらいいなと思いました。(工業化学科2年生)
・入学した後の進路先は就職しか無いと思っていたけど進学もできるということを初めて知りました。講義の内容は座学と実習の割合が半々なので、色々な知識や技術を身につけることができそうだと思いました。半導体業界としては好調だけど日本のシェア率は低迷していると知り、驚きました。熊本に半導体関連の企業が数多くあることで地元で就職を考える人も多くなるのではないかと思いました。今回の説明会で学んだことを今後の進路選択に活かしていこうと思います。(工業化学科2年生)
・熊本県立技術短期大学校について名前も知らなかったがお話を聞いて充実した設備や教育環境があることを知った。取得できる資格が多くそして技能検定受検料補助制度があり安い料金で受験する事ができるのはとてもいいなと感じた。そして新しくできる半導体技術科の先生から半導体産業について詳しく聞くことができ、今後の職業選択について考えることができてよかった。(工業化学科2年生)
八代農業塾 スマート農業特別講座に出席してきました
10月12日㈯に、お祭りでんでん館において開催された特別講座に出席してきました。本校からは、課題研究のひとつ『水質がトマトの育成に与える影響』班が参加しました。
周りは農業関係者の方が多く、メインとなるのは八代の若手農業者の集まり『リビングラボ』の方々のお話でした。農業のスポーツやChatGPTの話など、これまでの農業のイメージとは異なるお話を沢山お聞きしました。
色々と質問やアイディアをいただき、貴重な時間となりました。また、水質や土壌の分析に必要な知識を学べる企業や、分析をして頂ける市の施設などを紹介していただきました。専門外の私達だけでは解決できない課題も、沢山の方の助けをいただいて、解決に向けて取り組んでいきます。
3年生課題研究(トマト班)
梅雨前から育てていたミニトマトですが、その中のひとつが最近、元気がありません。
素人の私たちでは分からないので、お世話になっている片岡さんに見て頂きました
どうやら、ひとつだけ土壌に菌が混入したらしいです。また、梅雨時期で雨を避けるため、日光の当たる場所に置いていなかったので、光合成ができておらず栄養不足になっていると教わりました。
他にも色々と質問しました。何事も分からないことは専門家に聞いた方が解決します。今回の失敗を糧に、育成したいと思います。
3年生課題研究
最近の課題研究についてお知らせします
①水質とトマトの品質の分析班は、最近ミニトマトを育てています。
毎日の水やりだけでなく、天候なども気にしながらアッチコッチに移動させています。
②廃棄野菜の有効活用班は、こんなものを作ってみました。まだまだ改善あるのみです!
③おまけで出前授業に使う消しゴムを紹介します
見かけ倒しでなく、まぁまぁ消えると思いませんか?
化学=難しいと思っている中学生の皆さん!
白衣を着て実験するだけが、工業化学科卒業生の就職先と思っている人!
色々やっていますので、進路選択のひとつに考えてみませんか?
3年生課題研究(6月7日)
毎週金曜日は3年生課題研究です。
今日は、天気も良かったので外へ出ました。
『農業用水がトマトの品質に与える影響』班と
『廃棄野菜の有効活用法を探る』班の合計13名で、学校近くの農家さんを訪問しました。
ハウスで使用されている地下水を頂きました。
また、育ちすぎて廃棄するレッドアマランサスも頂きました
トマトの育成方法について、分からない所も質問しました。
余ったトマトやピーマンを乾燥させ、粉末にしました。
これらを用います!何ができるかは、次回のブログで・・・。
2年生実習の紹介(5月23日)
今日は2年生の実習でした
3時間✕10日の30時間で、1つの班の実習が終わります。
今日は最初の班の10回目。つまり1ローテ目の最終日です。
まずは定性分析を紹介します。今日はCaとNaの分属、および炎色反応を行いました。
別の班では、水蒸気蒸留による香り成分の抽出を行いました。(今回、写真はありません……)
コーヒーや晩白柚、ドクダミの花などを試しました。
来週から2ローテ目が始まります。新しい実習テーマについてもお伝えします。
工業技術基礎(1年生)の紹介
毎週火曜日は1年生の工業技術基礎の授業が3時間あります。テーマの一部を紹介します。
まずは『石けんの製造』です。やし油から作ります。別のテーマで、やし油と牛脂を用いて透明石けんも作ります。
次に『硫酸銅中の銅の定量』です。
硫酸銅に含まれるCuの含有量を求めます。
1年生も、少しずつ実験操作に慣れてきました。
安全第一で実験に取り組み、少しずつ工業化学科の一員へと成長しています。
高大連携による高校生ものづくりコンテストの支援指導(2回目)が行われました
先月に引き続き、崇城大学工学部ナノサイエンス学科の西田教授による講習会を行いました。
6月15(土)、16(日)に迫る熊本県大会に出場する選手3名も決まり、練習も徐々に熱を帯びてきました。
昨年と会場も変わり、細かな部分で変更があっているため、そのあたりのことも確認しながらご指導いただきました
前回習ったことの確認 今年の選手3人です
積極的な質問が大切です ムムム…?計算が難しい?
まずは九州大会出場を目指して、頑張ります!!
3年生課題研究でした(5月10日)
今日は3年生の課題研究。
本格的に、実験を始める班が出てきました。
まずは『納豆のネバネバ成分を用いて水質浄化に挑戦』班です。
納豆のネバネバ成分を薬品を用いて抽出しました。右の白いお餅みたいなものがネバネバ成分です。
これを用いて、色々と挑戦してみたいと思います!
次に『八代地域のマイクロプラスチック調査』班です。
校内のグラウンド横を流れる用水路?の水を汲んできました。
顕微鏡で見てみると、小さな生き物やゴミのようなものまで沢山見えます。
徐々に、校外へと調査の範囲を広げていきたいと思います!
今日は、今年から取り組み始めた新しいテーマについて紹介しました。
他のテーマについては、またの機会にご紹介いたします。
化学の力で地域の課題と向き合う工業化学科を、今後もよろしくお願いします!
今日は2年生が実習でした
工業高校の授業の中で、一番時間数を割いているのが実習です。
2年生は週に2回✖3時間の6時間、実習に使います。
今日はアニリンの製造と陽イオンの定性分析の2テーマに分かれて行いました。
①アニリンの製造
実習の合間にタブレットを用いてレポートを作成しています。
②陽イオンの定性分析
6種類の金属イオンが混ざった液から、1種類ずつ金属を分離していきます。
今日は鉄イオンを分離しました。うまくいっている人はこんな感じ。
上手くいかなかった人はこんな感じ。
同じ操作をしているつもりでも、少しの違いで結果が変わります。不思議です。
明日は、この続きを行います。
ものづくりコンテストの技術力向上を目的とした講習会を行いました
昨年に引き続き、高大連携企画として、崇城大学工学部ナノサイエンス学科の西田教授による講習会を実施しました。今回は試料の希釈倍率の考え方、秤量の手順、滴定の基本操作の確認でした。
3年生は昨年の経験がありますので、細かいところを質問しながら確認しました。2年生は、練習を始めて1ヶ月程度ですので、基本的な操作を丁寧に教えていただきました。
6月の県大会に向けて、部員全員で技術力の向上に励みたいと思います!
工業化学科~工業化学科PR班結成!
工業化学科のPR班立ち上げました〜❗
これから工業化学科の魅力や情報を発信していけたらと思います❗
テスト期間などを除いて、定期的に更新していきます❗
ぜひ家族やお友達にシェアしてね❗❗(≧∇≦)/