2024年5月の記事一覧

工業技術基礎(1年生)の紹介

毎週火曜日は1年生の工業技術基礎の授業が3時間あります。テーマの一部を紹介します。

まずは『石けんの製造』です。やし油から作ります。別のテーマで、やし油と牛脂を用いて透明石けんも作ります。

次に『硫酸銅中の銅の定量』です。

硫酸銅に含まれるCuの含有量を求めます。

1年生も、少しずつ実験操作に慣れてきました。

安全第一で実験に取り組み、少しずつ工業化学科の一員へと成長しています。

 

高大連携による高校生ものづくりコンテストの支援指導(2回目)が行われました

先月に引き続き、崇城大学工学部ナノサイエンス学科の西田教授による講習会を行いました。

6月15(土)、16(日)に迫る熊本県大会に出場する選手3名も決まり、練習も徐々に熱を帯びてきました。

昨年と会場も変わり、細かな部分で変更があっているため、そのあたりのことも確認しながらご指導いただきました

  前回習ったことの確認      今年の選手3人です

  積極的な質問が大切です    ムムム…?計算が難しい?

まずは九州大会出場を目指して、頑張ります!!

3年生課題研究でした(5月10日)

今日は3年生の課題研究。

本格的に、実験を始める班が出てきました。

まずは『納豆のネバネバ成分を用いて水質浄化に挑戦』班です。

納豆のネバネバ成分を薬品を用いて抽出しました。右の白いお餅みたいなものがネバネバ成分です。

これを用いて、色々と挑戦してみたいと思います!

 

次に『八代地域のマイクロプラスチック調査』班です。

校内のグラウンド横を流れる用水路?の水を汲んできました。

顕微鏡で見てみると、小さな生き物やゴミのようなものまで沢山見えます。

徐々に、校外へと調査の範囲を広げていきたいと思います!

 

今日は、今年から取り組み始めた新しいテーマについて紹介しました。

他のテーマについては、またの機会にご紹介いたします。

化学の力で地域の課題と向き合う工業化学科を、今後もよろしくお願いします!

今日は2年生が実習でした

工業高校の授業の中で、一番時間数を割いているのが実習です。

2年生は週に2回✖3時間の6時間、実習に使います。

今日はアニリンの製造と陽イオンの定性分析の2テーマに分かれて行いました。

①アニリンの製造

実習の合間にタブレットを用いてレポートを作成しています。

②陽イオンの定性分析

6種類の金属イオンが混ざった液から、1種類ずつ金属を分離していきます。

今日は鉄イオンを分離しました。うまくいっている人はこんな感じ。

上手くいかなかった人はこんな感じ。

同じ操作をしているつもりでも、少しの違いで結果が変わります。不思議です。

明日は、この続きを行います。