機械科blog

産業用ロボットプログラム学習

   2回目の産業実務家教員(シナジーシステム株式会社)による産業用ロボット実習を受講しました。
この日は、ロボットの大事な動作のプログラムを生徒が自分で考え、目標の具体的な動きを指令する事に取り組みました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

   さらに、2つのスイッチのどちらかが押されたら、ロボットの動作が開始、押されていないときは、待機させるといった条件文による信号入力待ちのプログラミングを学習しました。

産業用ロボットプログラム学習

 産業実務家教員による産業用ロボットプログラム学習を機械科1年生が、受講しました。

 

 

 この取組みは、マイスターハイスクール事業の一環で、シナジーシステム株式会社様から2人の講師がお見えになり、生徒に直接、制御方法、プログラミング技術を解説、ご指導いただきました。

          今日は、産業用ロボットの構造原理、プログラムの作成方法を理解し、3次元シュミレーションソフトによる動作確認、作業順序調整等の制御技術を学びました。

箱わな製作・設置しました!(機械科)

県南広域本部林務課様より依頼のあった鹿罠を製作・設置しました。もともとあった箱わなを元に軽量化や組み立て式といったところを工夫し、課題研究をつかって設計から製作まで行い、完成した箱わなは、末松電子製作所様の敷地に設置させていただきましたにっこりキラキラ

 

<生徒の感想>

ひらめき笹原くん(田浦中出身)

7人で罠をイチから設計し、材料の材質から長さまで全て自分たちで選び、班長を筆頭に溶接から組み立てまで担いました。機械科で学んだことを基に物づくりを行なうことができて楽しかったです。また私達が作った罠で八代の被害が少しでも減ってくれれば良いなと思います。

ひらめき中野くん(八代六中出身)

罠を設置するときに人間の都合で罠の入り口を町側に向けがちだが、山のほうに向けることや、カメラの赤外線は見えないようにカメラを置くときも工夫が必要であることなど、罠を作るときだけではなく、設置するときも、位階と工夫することが多かったです。また、私は狩猟免許を取得し、八代市で狩猟登録を行なっているので、今後も鹿や猪の被害から守る活動を行なっていきたいです。

<担当職員の感想>

狩猟会からお借りしている猪用の箱罠を参考にして鹿専用の箱罠作りに取りかかりましたが、製作手順や溶接の仕方など、想像以上に考えなければならない事が多く、大変でした。単に自分達だけで考察せず、県職員や農家ハンターさんと連携しながら、多くの意見を出し合って製作しました。その甲斐もあって、立派な鹿罠ができたと思います。

 

 

高校生溶接技術競技会 九州大会(機械科)

機械科2年の亀田さん(坂本中出身)が令和3年度の溶接大会の県大会を経て、九州大会に出場しました。

個人の部、第2位という素晴らしい結果を残してくれました笑うキラキラ

<亀田さんのコメント>

初めての県大会で緊張し、思い通りに溶接することができませんでした。この悔しさをバネに九州大会の練習に励み、目標にしていた点数をこえることができ、とても嬉しかったです。次の大会では全国を目標にして練習に励みたいと思います。ご指導・応援ありがとうございました。

 

ロボットアイディア甲子園(県大会)

初めてロボットアイディア甲子園に出場してきました。この大会は、産業用ロボットの見学およびセミナーを受講し、60分程度でアイデアを提案します。これが予選会となり、この予選会には135名が参加し上位11名が県大会へ出場しました。そして県大会は11名がパワーポイントを使ってプレゼンテーションを行ない、上位2名が全国大会に出場することになります。

谷口くんは、予選会を突破し、県大会でがんばってくれました。

 

出場した谷口くん(八代一中出身)の感想

発表ではとても緊張しましたが、自分の力を最大限発揮することができ、優秀賞を取ることができて嬉しかったです。しかし、他の出場者の発表を聞くと私の資料やプレゼンテーション能力には課題があることが分かったので、この課題を解決するとともに、これからも努力していきたいと思います。

 

まなびフェスタやつしろに参加してきました!

12月11日(土)、千丁コミュニティセンターで「まなびフェスタやつしろ」が開催されました・本校からは工業化学科と機械科を中心とした機械製作部が出展しましたが、会場には多くのお客様が参加され、機械製作部の「お菓子釣りロボット」は小さな子供連れのご家族に大好評でした。

令和3年度熊本県アイデアロボット競技大会「3位、4位・技術賞受賞」

 11月7日(日)、熊本工業高校で標記の大会が実施されました。競技内容は、埼玉県で開催される(ビデオ審査)全国大会に準じたもので、一台のロボットがエリア毎に、オペレータの操縦と自動運転で課題をクリアして得点を競うものです。本校では機械製作部と機械科3年生の課題研究で大会に向けてロボット製作に取り組んできました。

 大会には県下9校から15チームがエントリーし、結果は、課題研究班チームが3位入賞、機械製作部チームが4位入賞で技術賞を受賞しました。

 

 

機械科で初めてつまようじ耐震タワーコンテストに出場してきました!

10月30日に崇城大学で行われた「つまようじ耐震タワーコンテスト」に機械科3年A組の6人3組が参加しました。つまようじと木工用接着剤で作成したタワーは高さ50cm、重量は60g。そのタワーの上部に1枚1kgの重りを乗せていき振動を与えていきます。決勝に3組残ることができ、結果は7位、9位、11位に入賞することができました。次はカーデザインコンテストに向け頑張っていきます。

令和2年度 後期技能検定 優秀技能士受賞

「令和2年度後期 技能検定 機械加工普通旋盤作業3級」を受検した生徒のなかから、2名を優秀技能士として表彰していただきました。

受賞した生徒より

今回優秀技能士とした賞状をいただけたのは、日々の練習から自分が納得するまでこだわり続けたからだと思います。今回の経験を他のことにも活かしていきたいです。(髙野くん 千丁中出身)

私は指導してくださった先生や講師の先生などいろいろな方々のおかげで、この賞状をいただくことができました。ありがとうございました。(村山くん 八代二中出身)

機械科2年 教科 機械設計の授業の紹介

①摩擦…日頃使う言葉ではあります。機械が消費するエネルギーを節約するには、摩擦を小さくして効率を上げなければなりません。

ここでは、水平面上に置かれた物体を引っ張っている時、引っ張る力の方向とは逆向きに働く力(静摩擦力)を求めています。

機械設計では力のモーメントからエネルギー、応力にいたるまで設計に必要なことを学んでいきます。物理と近い分野になります。

 

②材料の機械的性質…機械や構造物を構成している部材には、外部から力が作用します。このときの力を応力として計算し、材料が破壊することが無いように設計することが大切です。機械設計の中でこのような知識も学んでいきます。