日誌

2016年7月の記事一覧

締固めローラー特別教育

  2016年の夏は、締固めローラーの特別教育を実施しました。受講者は、2,3年生の希望者27名。ほとんどの特別教育が2日間実施され、1日目は学科講習と学科試験、2日目は実技講習となっています。小さいとはいえ、本物の建設機械を目の前にすると圧倒されます。緊張した面持ちで講習がスタートしましたが、すぐに慣れることができたようです。全員が、無事に講習を終えることができました。卒業後には、実際の現場で資格を役立ててほしいと思っています。




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土木科の授業(コンクリート実習)

  セメント、水、砂、砂利を混ぜ合わせて固まったものがコンクリートです。水が多いと弱いコンクリートになります。また、水が少ないと作業がしづらくなります。さらに、砂や砂利の良し悪しで強度が変わってきます。そのため、良質な砂や砂利を用いて、分量をきちんと守って混ぜ合わせなければなりません。
  コンクリート実習では、砂や砂利の密度を測ったり、どれだけ水を吸収するか調べます。また、セメント、水、砂、砂利をどれだけ混ぜ合わせるか計算(設計)して求めます。さらに、供試体を作成し、破壊をして、設計通りの強度であるかを調べます。こうした一連の作業を通して、コンクリートへの理解を深めます。


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土木科の授業(土木基礎力学)

  「土木基礎力学」では、「構造力学」および「土」や「水」の基礎について学びます。「構造力学」では、構造物に作用する力を計算によって求める方法を学習します。また、「土」や「水」については、その性質を理解し、構造設計に役立てます。
  「土」は土木構造物(盛土、河川堤防など)の材料となるため、特に重要です。そのため、2年次の実習で「土」の密度を求めたり、締固めて水分量と密度の関係を調べたり、引き裂いて強度を求めたりして、「土」の性質への理解を十分に深めます。




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土木科の授業(測量)

  土木技術者にとって、「測量」は最も重要な技術です。そこで、教室と実習で技術を身に付けます。教室では、測量器械や器具の名称、各種測量の考え方、測定したデータの処理方法について学びます。実習では、1年次に測量機器の基本操作を身に付け、測量の基本となる水準測量や基準点測量を身に付けます。2,3年次には、工事測量や路線測量など実際に役立つ技術を習得します。


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建設機械特別教育

  土木科では、毎年7月には、2,3年生の希望者に高所作業車や締固めローラの特別教育、3月には2年生全員を対象に小型車両系建設機械(バックホウ)の特別教育を実施しています。特別教育を受講すると、その機械の免許を取得することができます。
  このほかに移動式クレーンや玉掛け、溶接等の特別教育があり、生徒や保護者の要望を取り入れ随時実施していきたいと思います。建設機械を運転したい、建設機械の免許がほしいという中学生の皆さんを待っています。




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