１月２７日（月）から３１日（金）の５日間で、壁新聞作りをしました。熊本市方面への修学旅行や苓北町での校外学習を紹介するグループ、今年度高等部で制作した作品を紹介するグループ、学習の様子を紹介するグループの３つに分かれて取り組みました。新聞の名前やどんな内容にするかを話し合った後に、記事の写真を２択で選んだり、友達や教師に対してアンケートをとったりしました。また、教師と一緒に見出しを書いたり、両面テープを剥がして記事を貼ったりして、３つの新聞が完成しました。できあがった新聞は、拓心高校マリン校舎に掲示します。どんな感想がくるのか、とても楽しみです。

　１２月２日～６日は校内人権週間でした。高等部では全員で協力し合うことや学校のみんなに人権の大切さを呼びかけることをねらいとし、人権ポスターを制作しました。高等部の１０人で分担して色を塗った紙を組み合わせて１つの大きなハートに仕上げました。それぞれの個性が表れたカラフルなハートができました。友達と声をかけ合いながら、生徒一人一人の手形や「みんななかよし」の文字、友達や教師の写真を貼りつけるなど、友達と協力しながら作ることができました。

　高等部では、「美術」の授業で全4回に渡り、牛乳パックを使った『手作りカメラ（レンズカメラ）』の作成と撮影、鑑賞の学習に取り組みました。色紙をちぎって貼ったり、色を塗ったり、生徒1人ひとりが工夫を凝らしてカメラを作ることができました。撮影では、感光紙を使用し、カメラの仕組みを実際に体験することができました。じっくり覗きこんで夢中になる生徒もいました。

　１１月１８日（月）、２０日（水）～２２日（金）の４日間、グランドゴルフを行いました。補助具を用いたり、実際にクラブを使ったりしながら、それぞれ自分の得意な動きを活かして取り組みました。ボールが穴に入る音を聞いて、笑顔で喜んでいました。２１日は、天気も良く、校舎の横にある芝生の斜面（はまゆうの丘）で行いました。思いっきりボールを飛ばすことができ、楽しい時間を過ごすことができました。　

　１０／２７（日）に学習発表会に向けて高等部では本番までの２週間、学年ごとに分かれそれぞれのテーマに沿って練習に取り組んできました。

　１年生は、「宝箱を開けよ」と題して、怪盗キッドから３人の大事な物を取り返すために普段の学習で身につけた力を生かして課題をクリアし、鍵をゲットしていきました。練習中は友達のチャレンジを応援したり、一緒に声や動作を合わせたりと、いつも以上に友達のことを意識し、クラスの絆も深まりました。　　２年生は、「ぴったんこカン・カン・カン・カン」と題して、観客に向けクイズを出題しました。出題するクイズを自分たちで選び、出題し、答え合わせをし、観客に参加賞を配るという４人の見事な連携プレーに会場では大きな拍手が沸きました。

　３年生は、「ミッションインポッシブル」と題して、CIAエージェントに扮した３人が、ボスからの指令を受けて、数々のミッションに挑戦しました。生徒一人一人が自立活動や国語等で取り組んでいる学習を発表し、日頃の学習の成果を発揮して課題をクリアしていきました。　　それぞれ学年のカラーが出た発表で、実り多き単元になりました。

　１１月８日（金）の午後に、牛深の漁師さんをゲストティーチャーとしてお呼びして学習をしました。生徒たちは、事前に取材したギビナゴ漁の様子をビデオで見たり、朝方釣れたばかりの新鮮なキビナゴを見せていただきながら、その都度、質問をするなどして漁師の仕事について学習をしました。また、ゲストティーチャーと綱引きで力比べをしました。その力強さに生徒たちはびっくりしていました。漁師の仕事に初めて触れる貴重なひとときとなりました。本当にありがとうございました。　　

　高等部では、１０月３０日に菜の花会の皆さんと、１０月３１日に天草拓心高校マリン校舎１年生と交流及び共同学習を行いました。今回は、「ビーンボウリング」に初挑戦しました。一緒に協力してボールを転がし、学年対抗戦を楽しみました。高得点が出るとハイタッチをするなどして、互いに喜ぶ姿がたくさん見られました。ゲーム以外の時間でも他学年の応援や、会話をして交流を深めることができました。

　２週間にわたって、科学に親しむ学習をしました。磁石の性質を学習したり、海辺の生物を観察したり、人工の雲を作ったりして、楽しみながら体験的に学ぶことができました。

　高等部では７月１日（月）～５日（金）まで「苓北オーシャンハイスクール」の単元に取り組みました。オーシャンハイスクールは今年で４年目となりましたが、海に暮らす生き物や天草の海についての興味関心を深めるため、魚釣りゲームをしたり、実際に釣りを体験したり、釣った魚の魚拓を取り作品作りに取り組んだりしました。

　７月３日（水）は、早朝より小林水産様にたくさんの大小の魚や生き物を持ってきていただき、ビニールプールに泳がせました。生徒たちは、生きの良い魚たちを見ながら海の生き物について知り興味関心を深めることができました。また、生徒たちは釣り竿で魚を釣るときの引きの力強さに驚いている様子でした。そして、慣れた手つきで魚たちに墨を塗って魚拓をとることができました。天草拓心高校のマリン校舎の生徒のみなさんとの交流の予定でしたが、残念ながら大雨のため実施できませんでした。２学期以降交流を深めていきたいと思います。

　高等部では、５月２９日、６月７日、１４日の午後に「音楽」の授業の中で「好きなこと・得意なことで音楽を楽しもう」というテーマで学習に取り組んでいます。音楽では、ダンサーグループとミュージシャングループに分かれて学習をしています。

　ダンサーグループは、音楽のリズムや歌詞に合わせて体を動かし、リラックスして活動しました。ゆっくりとした曲に合わせて、オーガンジー（色とりどりの薄手の布）が頭上を揺らめくと、生徒たちは楽しそうにその様子を見つめていました。

　ミュージシャングループは、ハンドベルを使いメロディーに合わせて演奏しました。自分の担当の音のベルを鳴らしながら協力して、すてきな音色を奏でていました。

　高等部では、５月１０日と１７日の午後に「美術」の授業で「恐竜コンテストに出展しよう」というテーマで学習を行いました。恐竜絵画コンテストに向けて、恐竜を制作するグループと恐竜の足跡を製作するグループに分かれて学習しました。

　恐竜グループは、花紙をちぎって、のりで貼りながら恐竜を制作しました。足跡グループは、色の着いた砂やプラスチックのパーツを貼りながら制作しました。生徒たちは、一生懸命に自分の得意な方法や新たな技法にチャレンジしながら取り組みました。

　５月２７日（月）から１週間、交流及び共同学習に取り組みました。事前学習では、マリン校舎の生徒さんが考え、手作りで準備してくれた紙飛行機飛ばしと野菜収穫ゲームを練習し、２８日は菜の花会のみなさんと交流しました。３０日は天草拓心高校マリン校舎で生徒たちと交流をしました。交流当日は、協力して野菜を収穫したり、笑顔で会話をしたりするなど、地域の方や同年代の高校生との楽しい時間を過ごすことができました。

　５月３１日（金）に、ＡＬＴのデビィ先生との授業を高等部２年生と３年生が行いました。午前中は、高等部２年生が、動物の鳴き声の聞こえ方が日本と外国でどのように違うのかを学習したり、動物の鳴き声の歌を英語で一緒に歌ったりしながら学習をしました。午後からは、高等部３年生が、デビィ先生に空手を披露していただいたり、ボッチャを楽しんだりしました。

　生徒たちは、外国との文化の違いや日本の文化の良さなどについて、英語に触れながら楽しく学習することができました。

　高等部の２・３年生は、生活単元学習「We Love 熊本」の単元で、５月２０日（月）から２１日（火）まで熊本市内方面に修学旅行に行きました。

　一日目に少し雨が降りましたが、藍のあまくさ村での休憩や見学、熊本市内のホテルキャッスルでの昼食、城彩苑のわくわく座の見学、熊本市現代美術館での見学、鶴屋での買い物、和数寄司館での宿泊などをしました。二日目は天気に恵まれ、熊本市動植物園での見学、イオンモール熊本での買い物や昼食などの学習を行いました。　

　熊本の歴史や文化に触れながら普段できない体験をしたり、買い物学習をしたりしながら、友達とたくさんの思い出をつくることができました。　

　修学旅行は、ご家族をはじめ、はまゆう療育園の方、旅行会社の方、バスの運転手の方など、たくさんの方のご協力で実施することができました。本当にありがとうございました。

　高等部１年生は、生活単元学習「We Love苓北」単元で、５月１６日（木）に苓北町の名所に校外学習へ行きました。過ごしやすい気候で、富岡城、富岡海水浴場、四季咲館をゆっくり見学することができました。いつもとは違った刺激に３人とも笑顔で過ごすことができました。

　高等部では、今年度３人の１年生を迎え、１０人でスタートしました。新しい仲間も含め、みんなが仲良くなれるよう、歓迎会を行いました。当日までに、自分の好きなことや頑張りたいことを紙にまとめたり、絵の具や張り紙でカラフルなクラスの看板を作ったりして準備しました。４月１２日(金)には、それらを披露して個性ある自己紹介ができました。また、学年を越えて仲良くなれるよう、縦割り班でボッチャに取り組みました。得意な動きを生かして的に向けてボールを投げ、白熱した試合になりました。たくさんの笑顔が見られ、学部の仲間でつながり合うことができました。

生活単元学習「卒業おめでとう！たくさんの思い出をありがとう」

　卒業式が近づき、卒業生と過ごす時間も残りわずかになってきました。高等部の在校生は、卒業生と「ボッチャ」や「紙相撲」をしながら思い出をつくりました。また、卒業生を招いて調理して作ったチョコレートミルクを振る舞ったり、「卒業生を送る会」でメッセージカードや歌をプレゼントしたりしました。

　卒業生は、卒業制作でトートバックやコップの装飾をしました。「おもてなしの会」では、在校生や校内の職員を招いてチョコレートクレープを振る舞いました。また、「卒業生を送る会」ではダンスを披露したり、一人一人在校生へのメッセージを伝えたりしました。

　２週間の単元を通して、在校生と卒業生が笑顔で関わる機会がたくさんあり、思い出がたくさんできました。

　高等部　総合的な学習の時間　

苓北横断ウルトラクイズ！「質問で交流しよう！」

　高等部では、１学期と２学期に天草拓心高校マリン校舎の生徒と交流をしてきました。３学期は、お互いに相手の学校のことを調べて、聞きたいことをまとめて質問したり、相手校からの質問に答えたりしながら交流をしました。苓北支援学校の高等部の生徒は、天草拓心高校のマリン校舎の学校紹介のパンフレットや学校紹介DVDを興味深く見ながら、聞きたいことを考えました。また、マリン校舎の生徒からの「好きな給食は何ですか？」「授業時間は何分ですか？」「学校は楽しいですか？」などのたくさんの質問に一生懸命に考えながら、広用紙に回答をまとめていました。今回の交流で、お互いの学校の生活のことを、より知ることができました。　

   テーマを「光、水、音を楽しもう」として、科学の実験に取り組みました。

水の実験では、水の入ったコップに慎重におはじきを入れながら表面張力の様子を観察しました。また、大きなシャボン玉ができるように、様々な原料を計量カップ量りながら混ぜ合わせて、シャボン玉を作るための液をつくる実験にも取り組みました。

   音の実験では、タライに黒いビニールを張って、塩をまき、その周りで楽器を叩きながら、音の振動を感じました。また、グラスハープで音を鳴らしてみたり、糸電話で音の伝わりを感じてみたりしました。

   単元の最終日には、高等部の教室に光、水、音の実験コーナーを設けて、小中学部の児童生徒たちと一緒に活動を楽しみました。