外部専門家による専門性向上研修
10月21日(金)、11月8日(火)に理学療法士の楠本敬二様に来校いただき、児童生徒の学習時の体の動きや立位・歩行に関することについて、指導助言及び研修を行っていただきました。児童生徒がどのように体を動かしているのか、緊張が入っている時の筋肉の状態はどうなっているのかといった必要な知識について演習を交えながら講話をしていただき、今後の指導・支援につながる研修となりました。御指導いただいたことを今後の指導・支援の充実へとつなげていきたいと思います。
2月と3月に、2回にわたって職員向けの校内研修会を行いました。児童生徒の目に見える行動のみを見るのではなく「内面の活動」にも着目することを目標として、研修に取り組みました。実際に児童の学習の様子を視聴しながら行ったグループワークでは、多角的な視点から活発な意見交換をすることができました。
本校においても新学習指導要領に基づいた観点別学習状況の評価を行っていますが、今回のような研修を積み重ね、評価の精度を高めていきたいと考えています。
令和元年度(2019年度) 苓北支援学校 公開授業研究会
11月19日(火)に公開授業研究会を開催しました。午前中には公開授業を行い、参観者の方々に児童生徒たちの日頃の授業の様子を見ていただきました。公開授業後は全体会で、研究主任が本校の2年間の研究の取組について説明をしました。また、授業研究会では、代表事例として参観していただいた小学部と高等部の授業者が授業の自評を述べた後、質疑応答を行いました。
午後からは、グループ協議を行いました。20分間で授業者の児童・生徒の指導に関する悩みをグループで共有し、児童・生徒の課題の背景を話し合い、解決策を出し合う「苓北アタック20」を体験してもらいました。様々な立場の参加者の方々に貴重なご意見をいただきました。
講演会では、熊本大学大学院教育学研究科准教授の本吉大介先生より「重度・重複障害教育における各教科と自立活動の指導の在り方について」と題してご講演をいただきました。本日の授業やグループ協議の話題を織り交ぜながら、各教科と自立活動について多様な視点でアドバイスをいただきました。
お忙しい中、公開授業研究会にご参加くださり、本当にありがとうございました。
・本年度の研究の概要は【研究報告リーフレット①.pdf】
【研究報告リーフレット②.pdf】をご覧下さい。
・本校で作成したを専門性 チェックリスト .pdfを掲載しています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 星子 和広
運用担当者 教諭 藤木 宏幸