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【土木科】2年実習(コンクリート実習)

実習内容:コンクリート実習(スランプ試験)

 土木2年生のコンクリート実習班の様子です。今回はスランプ試験を行いました。

1立米のコンクリートを作るのに必要な配合を、直径10cmの円形供試体に換算して材料の量を計算します。

黒板に板書した1立米の材料の量です。

材料を必要分とったら、練り混ぜを行います。全体が混ざるようにまんべんなく混ぜ合わせました。

練り混ぜたらスランプコーンにコンクリートを詰めて、試験を行います。スランプ値とはスランプコーンにコンクリートを詰めて、真上にコーンを上げたとき、コンクリートの頂点がどれだけ下がったかを求める実験で、コンクリートの作業しやすさを示す要素の指標になります。

    

今回の数値は16cmで、予想の8cmをはるかに上回ってしまいました。骨材の表面水が多かったことが原因でした。今回使用したコンクリートは供試体として再利用し、次回の圧縮試験で使用します。

    

皆、楽しそうに実験をしていました。中学生の皆さんも是非土木科で色々な実験をしましょう!