土木お知らせ

2019年2月の記事一覧

松橋東支援学校の皆さんとの交流会(土木科)


2月13日に、本校土木科の3年生と松橋東支援学校の児童生徒さんとの交流会が行われました。本校土木科が製作した「魚釣りゲーム」と「ペグ差し」を寄贈させていただき、使い方の説明を兼ねて、一緒に魚釣りゲームを楽しませていただきました。

普段、近隣の学校との交流の場がないので、土木科の生徒たちも皆、喜んでいました。

工業高校ならではの技術貢献が少しでも地域の役に立てるよう、これからも頑張って行きたいと思っています。

松橋東支援学校の皆さんも楽しんで使ってもらえたら幸いです。

 

【土木科】2年実習(コンクリート実習)

実習内容:コンクリート実習(スランプ試験)

 土木2年生のコンクリート実習班の様子です。今回はスランプ試験を行いました。

1立米のコンクリートを作るのに必要な配合を、直径10cmの円形供試体に換算して材料の量を計算します。

黒板に板書した1立米の材料の量です。

材料を必要分とったら、練り混ぜを行います。全体が混ざるようにまんべんなく混ぜ合わせました。

練り混ぜたらスランプコーンにコンクリートを詰めて、試験を行います。スランプ値とはスランプコーンにコンクリートを詰めて、真上にコーンを上げたとき、コンクリートの頂点がどれだけ下がったかを求める実験で、コンクリートの作業しやすさを示す要素の指標になります。

    

今回の数値は16cmで、予想の8cmをはるかに上回ってしまいました。骨材の表面水が多かったことが原因でした。今回使用したコンクリートは供試体として再利用し、次回の圧縮試験で使用します。

    

皆、楽しそうに実験をしていました。中学生の皆さんも是非土木科で色々な実験をしましょう!