来たる23日(日)の第17回あさぎり町 文化・芸術祭と24日(月)の第9回吹奏楽部定期演奏会でのステージ発表に向けての練習が大詰めです。今週中頃まで学年末考査があり、なかなか練習時間を確保することができませんでしたが、本番間近となり練習にも熱を帯びてきました。
あさぎり町 文化・芸術祭では書吟「合戦川中島」をステージ上での詩吟に合わせて揮毫していきます。最初は独特の節回しに合わせて揮毫していくのに苦戦していましたが、練習を重ねていくうちに時間内で書き終わることができるようになりました。
吹奏楽部定期演奏会では吹奏楽部の軽快な音楽に合わせて筆を走らせていきます。部員同士でアップテンポな曲に合わせて、書き始めるタイミングを確認したりと曲を聴きながら一生懸命書きすすめていました。
2日連続のステージ発表ということもあり、限られた時間の中での練習で多少不安を抱える部分もありますが、部員6名を中心に本番に向けて顧問の土肥先生に熱心に指導を仰いでいる姿が印象的でした。当日は十分な発表を披露できるよう最後まで練習に取り組んでいきます。
両日共にあさぎり町須恵文化ホールでステージ発表に挑みますので乞うご期待ください。
これからも書道部への応援をよろしくお願いします。
人吉球磨地域にある高校の部活動を紹介するコーナーに本校書道部がとりあげられることとなり『どうぎゃん』編集部より取材を受けました。
編集部の方による集合写真の撮影後、書道部顧問の土肥先生や部長を務めている石原さんへのインタビューがありました。
はじめはメディアからの取材ということもあって部員一同緊張の色を隠せませんでしたが、慣れてくると多少和やかな雰囲気で取材が進められていきました。こうした貴重な機会を今後の活動にも活かすことができればと思います。
本校書道部の紹介記事は1月20日発売の2月号に掲載される予定です。是非御覧いただければと思います。これからも書道部への応援よろしくお願いします。
2019年12月17日(火)より22日(日)までの6日間、熊本県立美術館分館全展示室にて、第55回熊本県高等学校書道展が開催されています。
県内の高校49校、出品人数273名、出品作品数218点の作品が展示されています。
この展覧会の上位者は、次年度の第44回全国高等学校総合文化祭高知大会への出場権を獲得します。
16日(月)に作品搬入、審査が行われました。本校からは1、2年生の部員6名それぞれの作品を出品しました。
みごと、2年生石原さん、谷口さんの作品が奨励賞を受賞しました。全国出場とはなりませんでしたが、明確な課題も見えてきました。今後も多くの作品に触れて実技向上をめざします。
出品した作品を紹介します。
【右の作品】石原さん 中国の清時代に活躍した呉昌碩(ごしょうせき)の行草体の書風で、漢詩の創作をしました。墨の潤滑、強い線質にこだわって仕上げた作品です。
【左の作品】谷口さん 篆書体の中でも「印篆(いんてん)」(印鑑に使われる書体)で漢詩の創作をしました。この作品は、縦横の並び、墨量の変化、直線的に書くなど様々な事に注意しながら仕上げた作品です。1枚書き上げるのに3時間はかかります。途中で失敗すると、また一から始めるのが大変な作品にチャレンジしました。
【下記の作品】部員の作品
この機会に、県内の高校生の作品を是非会場にてご覧ください。
展覧会詳細
1、日 時 令和元年12月17日(火)~22日(日)
通年 9:30~18:30土曜~日曜 9:30~17:15/祝祭日 9:30~17:15
※22日(日)は16:00~表彰式、その後搬出
2、場 所 熊本県立美術館分館 全展示室
住所:〒860-0001 熊本県熊本市中央区千葉城町2-18
電話番号:096-351-8411
11月30日(土)から12月15日(日)の期間、県内の4会場で24チームが世界一を目指し戦います。
今回、一般社団法人熊本青年会議所より「おもてなしの精神を伝えるべく、書を通じて熊本を海外の皆様に紹介していくことで、熊本の復興と新たな魅力を世界に発信する」という目的で、参加する24チームそれぞれに向けた応援メッセージを、県内の書道部に作成してもらいたいというお話しをいただきました。
本校は、韓国チームの応援ポスターを制作しました。韓国チームは、2018年アジア選手権で優勝を果たし、IHFランキング(世界のハンドボールランキング)は、10位のチームです。
戮力協心(りくりょくきょうしん)とは、力を合わせ、心を一つにするという意味があります。選手、スタッフが、心を一つに一致団結して戦って欲しいという願いを込めました。背景は、それぞれの思いが「心」という字に集まるように色鮮やかに仕上げました。
また、代表チームのロゴと日本語表記の国名と学校名を添えました。
このポスターは、大会終了後、記念品として韓国チームに渡されることとなっています。
9日(土)南稜祭(1日目)でのステージ発表本番に臨みました。前日も夜暗くなるまで練習や準備に大忙しのなか、今日の出番を控えた書道部は幕の閉じられたステージ内で出番直前まで準備に余念がなく、緊張の色を隠せませんでした。
そして幕が開いたステージでスポットライトと観客の視線がステージ上に注がれ緊張も最高潮に達したなかで、「Official髭男dism」の「宿命」が流されると書道部員も代わるがわる曲に合わせてボードに貼り付けられたカラフルな用紙に揮毫していきました。今年度は部員自らが南稜祭のテーマである「Memory~青春の一ページ~」から考え出した思いを文章にしたものを揮毫していき、一心不乱に筆を動かして作品を完成させていました。体育館内からも大きな拍手や盛り上がりが見られ、無事に練習どおりのパフォーマンスをごらんに入れることができました。
今日の本番を迎えるにあたり書道部一同練習を重ねて精一杯取り組んできました。無事に発表が終了し、昨年よりもパネルの大きさや揮毫する量も増え、発表が成功するのか不安でしたが発表終了直後の一同ホッとした様子が何とも印象的でした。終了後は作品を書道教室まで運び、卒業する3年生の先輩と一緒に作品をバックに卒業アルバム用の写真を撮影しました。
今日の発表が大成功に終わり、書道部の大きな活動がまた一つ終了しました。来週からはまた高書展に向けての作品制作に頑張っていきます。まだまだ期末考査まで活動内容が盛りだくさんです。このような南稜高校書道部ですが、現在も部員を大募集していますので是非見学など含めて興味のある皆さんは書道教室にまで足を運んでみてください。
これからも書道部への応援をよろしくお願いします。