カテゴリ:半導体情報科
【半導体情報科】アスカインデックス体験学習
令和7年12月9日午後、アスカインデックス様にて半導体に関する講義を行っていただきました。
今回のテーマは半導体製造の「後工程」に焦点を当てた内容で、チップをフレームへ取り付け、ワイヤボンディングを行い、樹脂でモールディングし、さらにバーンイン・検査へ進む一連の流れについて詳しく学ぶことができました。
実際の部材や工程サンプルを手に取りながら説明していただき、目で見て触れて理解できる非常に充実した研修となりました。生徒たちからは、専門的な内容にも関わらず積極的に質問が出る場面が多く見られ、学びへの姿勢や理解の深まりに大きな成長を感じました。
後半では、実際に稼働している製造装置を見学させていただきました。迫力のある大型機械が精密に動く様子を間近で見ることができ、生徒たちは目を輝かせながら説明に耳を傾けていました。丁寧でわかりやすいご案内のおかげで、半導体づくりの現場の臨場感を強く感じる貴重な機会になりました。
【半導体情報科・電気コース】半導体回路の設計を体験しよう!
12/8(月)にサーキットデザイン教育を半導体情報科1年生、電気コース2年生対象に行いました。
講師は、有明工業高等専門学校の石川様、城門様です。
サーキットデザイン教育の特別授業は、6月に続き今回は2回目になります。
内容は、半導体回路設計ツール(sx-meister)を使い、電子回路(インバータ回路)の設計を行いました。
この設計ツールは、企業でも使われている本格的なもので、今回設計した回路データは、ファウンドリ(製造会社)に製造を依頼するとチップを作ってもらえます。(実際に製造をお願いする予定です)
今回は盛りだくさんな内容(トランジスタの接続、レイアウト、DRC等)を短時間でご指導いただき、講師の先生方には本当にご苦労をお掛けしましたが、受講した生徒たちは、積極的に回路設計に取り組み、その難しさと面白みを感じているようでした。
また、石川先生には回路設計だけでなく、社会で活躍するためのポジティブな考え方、ノウハウも教えていただき、
内容の濃い授業をしていただきました。本当にありがとうございました。
【半導体情報科】アスカインデックス様に講義していただきました
今年度4回目となる、アスカインデックス様による講義をしていただきました!
今回のテーマは、「半導体のつくり方」。
皆さんは、半導体とはどんな部屋で作られるか知っていますか?答えは、「クリーンルーム」です!1学期には、実際にクリーンルーム内に入って、半導体製造装置を間近で見学させていただき、今回はクリーンルームについて座学で詳しく教えていただきました。
また、半導体製造の流れについても教えていただき、生徒たちはメモを取りながら話を聞いていました。
日々新しい知識を吸収し、未来の半導体製造技術者がどんどん成長しています!
【半導体情報科】読売新聞の取材を受けました!!
9月16日(火)5,6限目に読売新聞社の方が「現場人材育成」題して授業を取材に来られました。
授業の中では、前の週に行った企業見学の事後指導や半導体の構造・性質についての授業が行われました。
授業の終わりには、インタビューを受け「最近、ニュースで『半導体』という言葉をよく聞くようになり、興味を持
った。将来は半導体関係の企業に入りたい」と抱負を語った。この記事の内容は、水俣高校の「半導体情報科」の産学
連携の取り組みとして掲載されました。
【半導体情報科】半導体研究の第一人者黒田先生による特別講話がありました!
10月14日(火)5限目の時間に半導体情報科1年生8名、2年電気コース16名を対象に半導体研究の第一人者で熊本県立大理事長の黒田忠広先生による特別講話が本校で行われました。
熊本県立大学では令和9年4月より半導体に関する学科が新しく設立されるます!
今回は黒田理事長先生に半導体の発展やAIの可能性、それらを学ぶ大切さなどをご講演いただきました。
生徒からは、「今日の講話を通して大学進学もあり得ると思った。また、熊本県立大学に「半導体学部」ができるのは2027年の春なのでそこを目指して行きたいとも思った。」などの感想もあり、とても有意義な時間となりました。
県立大学の皆様、貴重な時間を提供していただきありがとうございました。なお、当日は報道機関の取材も受けました。
【半導体情報科】企業見学・大学見学に行ってきました!
9月9日(火)、半導体情報科1年生は「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社」と「崇城大学」を見学しました。
最初に訪問したソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社は、イメージセンサを作っている会社です。イメージセンサとは、スマートフォンやデジカメの「目」のような役割をする部品で、光をとらえて写真や動画として記録することができます。実際に、製造されているクリーンルームを見せていただいたり、最先端の8K対応カメラのデモンストレーションを見せていただき、生徒たちは大きな驚きと関心を持って見学していました。
午後は、崇城大学 工学部 宇宙航空システム工学科を訪問しました。ここでは、実際の飛行機を使った整備の実習を見学しました。「飛行機が安全に飛ぶためには、整備士の仕事が不可欠!」という、先生の熱いお言葉に、生徒たちも整備士という仕事の魅力を感じていました。
生徒からは、
・「飛行機整備の現場をみて、かっこいい!と感じた」
・「実際に見学に行ってみないと分からない良さや面白さがあることに気づいた」
といった感想が聞かれました。
これからの授業や進路選択に、この経験をしっかりと活かしていきたいと思います!
【半導体情報科】半導体特別講義(徳田様による出前授業)
7/31(木)に半導体情報科1年に対し半導体特別講義を行いました。
講師は、高校教育課 企業連携コーディネーターの徳田輝久様で、これまでのご経験から「半導体をつくる組織」「日本の半導体マップ」「TSMCの工場マップ」「工場見学のポイント」等について講義をしていただきました。
半導体製造会社は、極小の半導体チップを生産する巨大な工場を持っていること、その工場群が日本の複数の拠点に集積されていること、TSMCの台湾工場の規模の大きさなどをGoogleMapを使い、分かりやすく説明されました。
また、生徒たちは2学期も多くの企業や大学への見学を計画しているため、どこに視点を置き見学すればその企業の特徴や強みがわかりやすいかなど見学時のポイントを教えていただきました。
さらに、事前アンケートを基に生徒たちの素朴な疑問や考え方に対して、一つ一つ丁寧に答えていただき、生徒たちのやる気、興味関心を引き出していただきました。
今後も半導体関連産業で活躍されている元気な企業様をご紹介いただき、生徒の学びをサポートしていただければ有難いです。
【半導体情報科】体験入学を実施しました!
7月25日(金)水俣高校で体験入学を実施しました。
半導体情報科では、半導体回路の設計をぬり絵で体験する「サーキットデザイン教育」を実施しました。
「サーキットデザイン教育」は有明高専の石川先生が提唱されている回路設計学習です。
半導体ウェハに見立てたトレーシングペーパーに型紙を乗せ、空いた窓の部分を色鉛筆で塗りつぶすことで、
nwell、deff、poly、metalの4工程を体験する内容です。
これは半導体製造の「前工程」と呼ばれる部分にあたり、中学生には製造装置の気分になってぬり絵に挑戦してもらいました。「ウィ~ン」
専門用語も出てきてわからない部分もあったと思いますが、半導体情報科に入学すると学ぶことができます。
「未来の生活をデザインする学び」をぜひ半導体情報科で体験しませんか!
【半導体情報科】初めての企業見学・上級学校見学に行ってきました!
先日、半導体情報科の1年生が、初めての企業見学・上級学校見学に行ってきました。
今回お邪魔させていただいたのは、「くまさんメディクス株式会社」、「熊本県立技術短期大学」です。
くまさんメディクス株式会社は、半導体をつくる装置を製造されている会社です。一台あたり数億円規模の装置が製造されており、その金額の大きさに生徒たちはびっくり!精密で、技術力の詰まった装置をつくるため、日々工夫しながら業務にあたっておられることに感銘を受けました。
県立技術短期大学では、昨年度に新設された「半導体技術科」をはじめとする、各科の実習設備を見学させていただきました。最先端の実習設備が整っており、専門的な学習を深められる環境が充実していました。高度な専門知識を学べる環境を実際に見ることができ、生徒たちは高校卒業後の進路について考えるきっかけとなったようです。
お忙しいところ、私たちのために見学の機会を設けてくださった皆様、本当にありがとうございました。
【半導体情報科】2進数について学ぶ+阪大菅沼先生から激励!
本日の半導体情報科の授業は「2進数」について。
プログラミングやデジタル回路設計など、情報技術分野の学習において、2進数の知識は必須となります。
わかりやすく、ワークも入れながら先生が教えてくれるので安心です。
そして、大阪大学の半導体研究者菅沼先生から、半導体を学ぶ高校生たちに激励の言葉をいただきました。
次回は菅沼先生からの講義を受けることができるかもです。楽しみです!
2進数について 理解すれば簡単!
大阪大学の菅沼克昭先生から激励!