日誌

カテゴリ:マイコン制御部

滝尾幼稚園ロボット・マイコンカー実演・体験

 平成24年2月27日(月)に御船町にある滝尾幼稚園のロボット・マイコンカー実演・体験が、本校ものづくりLABOで行われました。

 御船町は、幼・小・中・高・大学の連携を図り、「学園都市構想」を勧めています。その一環として幼稚園との交流を深め、ものづくりに興味・関心を持ってもらいたいと思い実施し、今年で3回目を迎えることができました。

 当初の予定は園児25人でしたが、インフルエンザの影響で10人欠席となり、15人の参加となりました。

 実演の内容は、今年度行われた第19回全国高等学校ロボット競技大会鹿児島大会で三連覇を成し遂げたロボットや北海道で行われた全国大会に出場したマイコンカーの実演を行いました。

 体験では、ライントレーサーでの競争やシャトルロボットで誰が多く的に入れることができるか、また本校で毎年行われている御船高校杯ロボット競技大会で使用したロボットの操縦などをしました。2時間という短い時間ではありましたが、楽しく、園児全員が笑顔で、十分に楽しむことができたと思います。


 最後になりますが、閉会のときに滝尾幼稚園児からのお礼の言葉として、「二度とない人生だから」の詩を約5分間、何も見ずに暗記での発表やことわざ50問も暗記での発表をしてくれました。このとき幼稚園生の暗記力や大きな声で発表するする姿に、担当した高校生も驚いていました。

 このように、主催した私たちも感動する経験をさせていただきました。幼稚園の先生方に感謝申し上げます。また、来年もお待ちしております。

 

 開会のようす
 
 ロボットの実演

 マイコンカーの実演

【幼稚園・小学校・中学校の先生方へ】

 本校電子機械科ではこのような活動を続けていきたいと考えています。実演・体験をご希望の方はご連絡をお願いいたします。今回の滝尾幼稚園の実施要項をご参考にしていただければと思います。幼稚園、小学校、中学校のみなさんの参加をお持ちしております。

ジャパンマイコンカーラリー2012 全国大会

 最先端のメカトロニクス技術が搭載されたマイコンカーでタイムを競う、ジャパンマイコンカーラリー2012全国大会が、札幌国際情報高等学校で開催され、アドバンスドクラス、ベーシッククラス合わせた参加台数144台、参加校数84校が日本一をかけての勝負に挑みました。本校からはアドバンスドクラスに3台が出場しました。

 今年で17回を数えるこの大会も、年々難易度が増し、常に技術革新を求められる大会になっています。本校は連続10回全国大会出場を果たしていますが、今回は最高32位、ベスト32止まりでした。

 この結果を受けて、全国大会に出場した選手はもとより、部員全員が新たなマシン開発に燃えています。もう、来年度の大会に向けてスタートしました。「最速の車を作る!」を合い言葉にこれからも頑張ります。


大会結果(本校関係のみ)

 32位 中石くん(3年) 決勝トーナメント進出(1回戦敗退 ベスト32)
 36位 山口くん(2年) 予選落ち
 37位 歌野くん(3年) 予選落ち


 大会の詳細は公式ホームページ(http://www.mcr.gr.jp/)をご覧ください。



積雪は多かったが天候に恵まれました


スタート前緊張の瞬間


サポートの東くん(3年)を含め頑張りました



全国大会コース

第19回 全国高等学校ロボット競技大会

 第19回全国高等学校ロボット競技大会が12月17日(土)に鹿児島県総合体育センター体育館で開催されました。全国から各県予選を勝ち上がった138チームが集まり、その技術力を競いました。

 本校からは御船A・Bの2チームが出場しました。試合は予選、準決勝、決勝の三回行われ、予選では得点が上位36チーム、準決勝で12チームが選出され、その12チームで決勝を戦いました。予選ではマシントラブルに見舞われ、Aチーム16位、Bチーム25位の結果で、準決勝も同じくトラブルが起こり、5位、11位となりました。しかし、決勝では、Aチームは今までの練習の成果を発揮し、ミスなく優勝することができました。Bチームは、途中までAチームと接戦をしていましたが、最後にトラブルに見舞われ、9位となりました。大会全体を振り返ると、はらはらどきどきの展開でした。

 このようにAチームが優勝し、全国高等学校ロボット競技大会3連覇を果たすことができました。通算7度目の優勝となりました。ご支援・ご声援いただきました皆様、誠にありがとうございました。

 大会の概要、上位入賞チームは以下のとおりです。また、大会当日の写真もご覧ください。


【大会概要】
 リモコンロボットが鹿児島県の最南端の与論島でサトウキビに見立てた塩ビパイプを収穫し、船に見立てた台車に乗り奄美大島へ向かう。奄美大島上陸後、サトウキビを収納し、カライモ(サツマイモ)に見立てたペットボトル(850mL)を収穫して船に乗り桜島へ向かう。桜島上陸後、桜島小ミカンに見立てたテニスボールを収穫して船に乗り種子島へ向かう。種子島上陸後、ロケットに見立てたペットボトル(500mL)を発射して宇宙ステーションに見立てた網にロケットをドッキングさせる。競技時間3分間で、獲得した得点の高いチームが勝利となる。


【大会結果(決勝12チーム)】

 優勝 熊本県立御船高等学校 「御船A with ポチ」 総得点1551点(タイム1分29秒)
 準優勝 熊本県立球磨工業高等学校 「柴姫」 総得点1533点
 3位 山口県立岩国工業高等学校 「GANKO白蛇」 総得点1380点
 4位 熊本県立球磨工業高等学校 「柴神」 総得点1360点
 5位 山口県立岩国工業高等学校 「GANKO錦」 総得点1360点
 6位 大分県立国東高等学校 「くにさきA」 総得点1360点
 7位 宮崎県立小林秀峰高等学校
 8位 鹿児島県立出水工業高等学校
 9位 熊本県立御船高等学校 「御船B with タマ」
 10位 岩手県立盛岡工業高等学校
 11位 富山県立砺波工業高等学校
 12位 富山県立富山工業高等学校


 A・Bチーム集合写真(1)

 A・Bチーム集合写真(2)


 Aチームの操縦(1)


 Aチームの操縦(2)

 Bチームの操縦(1)

 Bチームの操縦(2)

 応援のようす

 開会式のようす

 大会後の記念撮影(1)

 大会後の記念撮影(2)

 表彰式のようす

 閉会式のようす

ジャパンマイコンカーラリー2012九州地区大会を終えて

 10月30日(日)に開催された、ジャパンマイコンカーラリー2012熊本県大会に続き、九州地区大会が、北九州市の小倉工業高校で開催されました。

 県大会を勝ち上がった183台が、全国大会への切符をかけてレースに臨みました。
 本校からはアドバンスドクラスに6台、ベーシッククラスに2台出場しました。


<大会結果>

アドバンスドクラス
 ベスト16 歌野くん(3年)、中石くん(3年)
 ベスト32 山口くん(2年)、山中くん(2年)、小島くん(2年)

ベーシッククラス
 7 位 北村くん(3年)
 9 位 宇藤くん(3年)


<全国大会出場>
歌野くん、中石くん、山口くん


 昨年度の優勝に続き今年は二連覇をかけての大会でしたが、残念ながら入賞を逃してしまいました。しかし、3人が全国大会への出場権を獲得しました。
 これから全国大会へ向けて更に知恵を出し合い、少しでも優勝校のタイムに近づけるよう改良を続けていきます。






 全国大会は、2012年1月9日(月)、札幌市で開催されます。
 なお、大会の詳細は公式ホームページをご覧ください。(http://www.mcr.gr.jp/

ジャパンマイコンカーラリー2011 全国大会

 今年で16回目となるジャパンマイコンカーラリー全国大会が北海道札幌国際情報高等学校で開催されました。
 本校は今回で9回連続の全国大会出場となりますが、大雪、気温マイナス10度の厳しい天候に出迎えられたのは初めてでした。
    
 札幌は大雪

 雪の中、記念撮影

 大会の様子

 本校からは九州地区大会を勝ち上がった3台が出場して全国大会に臨みました。
 しかしながら、九州地区大会後のマシン改良が思うように進まず、何とか決勝トーナメントには残ったものの、1回戦敗退のベスト32で終わりました。

 結果は以下のとおりです。


【本校の結果】

 歌野くん(2年) 予選16位通過、決勝トーナメント1回戦敗退(ベスト32)

 神田くん(3年) 予選25位通過、決勝トーナメント1回戦敗退(ベスト32)

 東條くん(3年) マシントラブルのため、予選敗退


【大会結果】

 優勝 岐阜県立可児工業高等学校
 2位 岐阜県立可児工業高等学校
 3位 香川県立高松工芸高等学校


 詳細はマイコンカーラリーの公式ホームページ(http://www.mcr.gr.jp)に掲載されています。是非ご覧ください。

 今大会では昨年より順位を落としてしまいましたが、生徒達にとっては、全国大会という場を経験したことだけでも自信につながったと思います。極寒の札幌を体験したことも良い思い出になったのではないでしょうか。
 マイコンカーラリーで学んだ、「自分で問題を解決する力」を今後の生活の中でも発揮してくれるものと期待します。