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県総体代替大会ベスト8進出! 男子バレー部
7月25日(土)玉名市総合体育館にて男子バレーの高校総体代替大会が開かれました。
男子バレー部がみごとベスト8に入ることができました。
新型コロナウィルスの影響で2月の終わりから練習できず、3つもの大会が中止になり、苦しんでいました。この度、高校総体の代替大会が開かれることとなり、1ヶ月半の間、練習に取り組んできました。中心となる3年生は放課後課外もスタートし、なかなかメンバーが揃わないこともありましたが、短期で集中して練習に取り組みました。
2試合をフルセットで勝ち進み、ベスト8に進出することができました。準々決勝はベスト4を賭け、全国レベルの力をもつ鎮西高校に挑みました。力は大きく及びませんでしたが、力を出し切り、終わった後は、みんなすがすがしい表情を浮かべていました。1年前、チームのスタート時には4人しか部員がおらず、部員集めからスタートしました。人間関係で揉めたりしながら関係を固め、様々なチームと練習試合をし、反省を重ねながら一歩一歩、共に支え合い成長してきました。最後にチームメイトで支え合い、相手を上回る粘りで勝ち上がることができました。目標としていたベスト8を達成し、本当に恵まれた一年を過ごすことができました。この先輩達の姿を後輩達も受け継いでいってほしいと思います。
●1回戦
1セット目 御船 23対25 文徳
2セット目 御船 25対17 文徳
3セット目 御船 15対10 文徳
1回戦は文徳高校でした。ミスが少なく、安定したプレーで力もあるチームでした。1セット目は、ローテーションの弱いところで失点を重ね、挽回が難しく落としてしまいました。そこで集中力を高め、ミスを減らすことを心掛け、丁寧なバレーを意識し、取り組みました。そのおかげで2セットを連取し勝つことができました。
●2回戦
1セット目 御船 29対27 天草
2セット目 御船 13対25 天草
3セット目 御船 17対15 天草
2回戦は天草高校でした。1セット目は出だしは御船ペースでしたが、相手も粘りを見せ、最後は追いつかれましたが、最後に集中力が光り、何とか逃げ切ることができました。2セット目は逆に反撃に遭い、リズムがつかめず、ミスが連発し、わずか13点しか取れず、落としてしまいました。この頃にはコロナでの練習不足でのスタミナ切れが出始めていました。1回戦のフルセットの影響もありました。3セット目は、天草高校に行っている流れを変えるために2セット目のことを忘れて、心を入れ替えて戦いました。出だし大きくリードしたものの、相手も粘り、終盤追いつかれ、デュースになる場面も見られましたが、勝ちたいという気持ちを高め、なんとか勝つことができました。
●準々決勝
準々決勝の対戦相手は鎮西高校でした。全国トップレベルの実力があり、優勝候補筆頭相手です。全力で立ち向かいましたが、2戦フルセットの影響も有り、歯が立ちませんでした。3枚ブロック、強烈なスパイクに圧倒されました。最後に県1位のチームと試合ができたことは良い経験になりました。
1年間目標としていたベスト8に届いたことで大きな達成感を得ることができました。一番苦しかったことは、新型コロナウィルスでした。部活もできず、大会も3つが中止になったことです。そこであきらめず、最後のこの大会に向けて努力を重ね、最後に目標を達成できて良かったです。すべてを出し切る集大成の大会となり良かったです。