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2023年9月の記事一覧

炭水化物(還元糖)の定性実験 (食品工業科)

2年生「食品化学」の授業で炭水化物(還元糖)の定性実験 『銀鏡反応』の実験を行いました。

会議・研修銀鏡反応』とは、還元糖にアンモニア性硝酸銀水溶液を入れて加熱すると、銀が生じる反応のことです。この反応によって、試料中(食品中)に還元糖が含まれていることが分かります。ひらめき今回は、①「ブドウ糖」、②「ショ糖」、③空試験の「純水」を試料として実験を行いました。

最初に、アンモニア性硝酸銀水溶液の作成を行います。理科・実験0.1mol/L-硝酸銀水溶液の中に1%-アンモニア水を入れます。はじめは茶色く濁りますが、さらにアンモニア水を加えていくと無色透明の水溶液へと変わります。これでアンモニア性硝酸銀水溶液の完成です。この中に、希釈した試料を2ml加えて、湯浴で加熱し、冷却して観察します。色の違いや濃淡はありますが①のブドウ糖で反応が確認できました。キラキラ

還元性を持つ糖は、メイラード反応と呼ばれる加熱褐変反応を起こします。パンやクッキー、カステラなど、こんがりとしたきつね色の着色にも役立っています。香ばしいかおりハート喜ぶ・デレきつね色をつけたい料理で還元糖を使うときれいな焼きあがりになります!ピース