畜産科 NEWS
【畜産科】畜産科3年課題研究テーマ発表会・知的財産学習セミナー開催
畜産科3年生39名は、今年度1年間に亘って地域課題や畜産に関する課題解決を目標に取り組む科目「課題研究」のテーマ発表会を実施しました。この発表会には畜産科1~2年生も参加し、3年生の課題に対する着眼点やその解決に向けた実施計画などを学ぶ機会になりました。
また発表会終了後、山口大学から講師として来ていただいた陳内先生より農業に関わる「知的財産」やアイディア創出に重要な心構えについての講義がありました。この機会をとおして、新しい知や価値を創造するためには日々考えながら生活することの大切さや観察によって身に付く力について学ぶことができました。
【畜産科】第57回肥後チャボ展に出品とお手伝いに行ってきました!
令和7年6月7日〜8日、養鶏プロジェクト生で第57回肥後チャボ展に参加してきました。
達磨(だるま)チャボ、大冠桂(たいかんかつら)チャボの2品種の品評会と久連子鶏(くれこどり)・熊本種・地すりの展示のお手伝いをしてきました。本校も1番(つがい)出品し「全国天然記念物日本鶏保護協会」より、優秀賞をいただくことができました。
ひよこの触れ合い会では、特に子供に大人気で好評でした!
地域の伝統やそれを守っていく大切さを学べるとても良い機会でした。
【畜産科】you + you くまもと「新茶まつり」へ畜産科ブランド品(生産した畜産物)販売
5月24日(土)熊本市南区高平にある「you+youくまもと農畜産物市場」にて毎年恒例の「新茶まつり」が開催され、畜産科の「鶏卵」及び「豚肉の精肉」、「ソーセージ」の販売実習を実施しました!!
1年生にとっては初めての販売会参加で、最初は恥ずかしがりながらも時間が経つごとに商品の説明やお客様への声掛けする姿が見られ、午前中から完売する商品が出るほど盛況でした。
畜産科では、家畜の飼育に関する学習から畜産物の「加工」「販売」までの学習をとおして、より良い畜産物の生産につなげる学習活動を展開しています!!
【畜産科】「課題研究(2年)」アイディアをカタチにしよう!!
畜産科2年生は週に2時間「課題研究」の授業があり、身の回りの課題発見やその解決に向けたアイディア発想、そしてその学習成果をさらなる改善へとつなげる「思考の方法」を学んでいます。
5月19日(月)の授業では、10㎝四方の工作用紙とハサミのみを使ってどれだけ高いタワーを作れるかにチャレンジしました!!
① まずは、頭の中で考えたタワーのカタチをワークシートに書き込んでいきます。
② 設計図を完成させた後は、ハサミを使って工作用紙をカットしていきます。
③ それぞれ思い思いのタワーが作られていきましたが、最初に頭の中で考えた設計図どおりにはいかないようです。ここで、やってみる(体験する)ことで新たなアイディアが生まれることを体感しています。
④ タワーが完成した人から高さを計測します。
本日、クラスの中で最も高いタワーを作った生徒の記録は51㎝でした!!
この授業をとおして、生まれたアイディアはその人の財産(知的財産)であり、尊重しなければいけないことや、少しでも高いタワーを作りたいという意識(課題意識)と体験(知識や技術の習得)を掛け合わせてアイディアは生まれることを実感できたようです!!
【畜産科】畜産科での生産物(鶏卵・生乳)を使った食品製造の授業
畜産科2年生では、食品の製造に必要な知識と技術や食品の安全・安定製造に求められる能力を養うために「食品製造」の授業を取り入れています。
これは、畜産科での学びを家畜の生産学習だけではなく、その先の食品製造や畜産物の販売学習へとつなげるためです。
5月15日(木)の授業では、朝の実習で集めた「鶏卵」と殺菌処理した搾りたての牛のミルクを使い、アイスミルクの製造実習を行いました!!
【畜産科】ウシの妊娠鑑定実習
5月10日(土)開催予定でした体育大会が明日11日(日)へ順延になったため、今日は通常の授業日でした。
畜産科3年の大家畜(ウシ)専攻生にとっては絶好のチャンス!!妊娠鑑定を先延ばしにしていたホルスタイン種の受胎確認をエコー(超音波診断装置)を使って実施しました!
結果は…推定6cmの胎児を発見!!足や脊椎(せきつい)がはっきり見え、胎児が動く様子も確認できました!!
【畜産科】春休み期間も家畜のお世話に励みました!!
本日、4月8日(火)から新学期がスタートし、新しい学年での学校生活を送り始めます。本校では、3月25日(火)から約2週間春休み期間として、生徒たちは新学期の準備を進めてきました。その間、畜産科の生徒は、当番生で家畜の管理を行ってきました!
実習に取り組むなかで、3年の生徒が2月に生まれたくろ牛の子牛を観て、あることに気付いていました。それは…お腹の下に生えている下が伸びていることです。
人間も含めて、お腹が冷えると体調を崩しやすくなり、結果、風邪をひくことがあります。そのため、この子牛は自己防衛機能が働き、自然と毛が長くなったと考えられます。
このように牛の状態を見て飼育方法の改善を図ることは、畜産を学ぶうえで大変重要です。
【畜産科】粗飼料を多く与えた「あか牛肉」の試食会開催
2月19日(水)放課後、熊本市中央区新屋敷にあるイタリアンレストラン「アンティーカ・ロカンダ・ミヤモト」にて本校産あか牛の試食会を開きました。
この活動は令和5年からの取り組みで、できる限り地域産の餌を牛に与え、資源の循環を目指してきました。
試食会に先立ち、畜産科3年生から活動の紹介を行い、その後、本会の開催に御協力いただいた宮本シェフよりお肉の特徴について説明がありました。
試食会では「あか牛」のステーキやローストビーフなど肉の部位毎に調理いただき、赤身主体のお肉のおいしさに引き込まれる感覚でした。
私たちが生産した牛をと畜・解体を経て熟成肉へ仕上げていただき、今回お肉の特徴を見極めながら調理されるまでの過程はまるでバトンリレーのように感じました。そして、あらためて畜産物の生産から消費されるまでの流れを認識でき、これまで以上により良いお肉の生産学習に励んでいきたいと強く思った会になりました。
【畜産科】農業鑑定競技会実施
2月18日(火)、畜産専門授業の中で「農業鑑定競技会(畜産の部)」を実施しました。この競技は、家畜の品種や飼料作物から飼育管理に必要な器具や農業機械など、幅広い分野の名称や使用目的などを制限時間内に答えるものです。
畜産科1年生は2限目の時間に競技に臨み、日頃学習してきたことを思い出しながら回答していました。
★地方創生担当大臣賞受賞★「地方創生☆政策アイデアコンテスト」2024 最終審査会(畜産科・養豚プロジェクト)
12月7日(土)地方創生☆政策アイデアコンテスト最終審査会が内閣府本府庁舎・中央合同庁舎で開催され、九州ブロック代表として本校養豚プロジェクトチームが出場しました!!
「地方創生☆政策アイデアコンテスト」は、RESASやRAIDA等を活用した地域課題の分析を踏まえた、地域を元気にする政策アイデアを募集するコンテストです。
「養豚ガールズによる地方創生プロジェクト」と題した発表では、県内において養豚農家が減少している現状をどうにかできないか...。そのために「くまもとの赤ブランド」としてエコフィードを与え赤豚の飼育体系を確立し、新ブランドを立ち上げ地域活性化につなげたい思いをまとめたものです。
最終審査会では、高校生・中学生以下の部、大学生以上一般の部からそれぞれ地方審査(第一次・第二次審査)を勝ち上がった9グループがプレゼンテーションを行いました。視聴者アンケート結果では、アイディアが面白い25%、実現性が高い31.3%、プレゼンがすごい37.5%などの評価をいただき、審査員の方からも「地方創生のカギはまずは現状を知ってもらうことが大切。注目されることで活動の輪が広がると思います」と心強いコメントをいただきました。
今後もこの活動を続け、さらに畜産業の発展へつなげていきたいと思います!!
地方創生☆政策アイデアコンテスト2024 最終審査会公式HP
https://www.youtube.com/live/Wp56wgGncMw【2:12:40から本校発表場面】
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