畜産科 NEWS
「まり」元気な雌子牛を出産!!(畜産科)
6月21日、初めてのお産予定日だった「まり」が、本日2日遅れて元気な雌子牛をお産しました。
午前9時に1回目の破水が起こり、いよいよお産が始まりましたが、一向に子牛の足が出てきません。そのため、人の介助が必要と判断し、午前11時より助産を始めました。
初めてのお産を迎えた「まり」にとって、自分で産むのは難しかったようです。
「まり」が力むタイミングに合わせ、少しずつ引き出すと前足や鼻が出てきました。そして助産から30分後に雌子牛が誕生!!
すぐさま人工呼吸で酸素を送り込みます。
その後産まれたばかりの子牛はしっかり頭を上げ、「まり」が優しく舐めあげていました!!
あか子牛の出荷!!!(畜産科3年生)
畜産科3年生の牛専攻生は6/15(木)熊本県家畜市場にて開催された「褐毛和種子牛市場」へ本校産子牛を出荷しました。
市場に初めて足を運ぶ生徒ばかりで、300頭を越える子牛に圧倒されながらも、たくさんの農家さんが手塩にかけて育てたウシたちを見ながら「あれがいい、これがいい」と選牛眼を養っていました!
また、現場実習でお世話になった農家さんから「家の牛を引いてくれ」と頼まれることもあり、横の繋がりの大切さと可愛がってもらえてる喜びを感じました
自分たちのウシはというと体重336kgと平均よりも大きく、買い取り価格も622,000円と平均以上の価格で購入いただきました!
生徒たちももっと良い牛を生産したいと目を輝かせいていました!!!!
教育実習生から学科の後輩へ向けた講話(畜産科)
6月13日(火)1限目は、畜産科1年~3年が体育館に集まり学科集会を実施しました。
そこで、6月2日(金)から教育実習で来られている畜産科卒業2名の教育実習生に、自らの高校生活を振り返り教職を目指すきっかけを話していただきました。
後輩の在学生は、身近な先輩たちからの話しに耳を傾け、今後の進路選択の参考になったようです。
2023 畜産ティーン育成プロジェクト事業 事前研修会スタート(畜産科)
畜産科2年生の井さん、原田さんは、全国の畜産を学ぶ高校生を対象にした「2023 畜産ティーン育成プロジェクト事業」(国際農業者交流協会主催)へ応募し、見事採択されました。本事業は、①事前研修「日本の畜産を学ぶ」②現地研修「オーストラリアの畜産を学ぶ」③畜産アンバサダー活動「畜産の魅力を自分の言葉にし発信していく」の3つで構成され、8月6日から10日間の日程でオーストラリア研修が予定されています。
本日6月12日(月)は事前研修の1日目で、自己紹介やオリエンテーション中心のオンライン研修でしたが、全国から集まった畜産を学ぶ高校生と積極的に交流を図っていました。
黒毛和種子牛市場出荷(畜産科)
畜産科3年の牛専攻生は、6月8日(木)県家畜市場で行われた黒毛和種子牛市場へ本校産子牛を出荷しました。
この子牛は、ミルクを与え育てる時期に体調を崩しましたが、出荷体重は334kgで本日行われた市場へ出荷された子牛の平均体重324kgを上回ることができました。
昨年の8月に誕生し、生徒たちが毎日餌を与え、育ててきた子牛の価格は740,300円と平均価格より64,000円以上高値で購入いただきました。
今後は長崎県の農家さんで肥育されますが、これからも元気に育ってくれることを願っています!!
「まり」登録検査受検
令和2年5月2日生まれ、生後25ヶ月の「まり」は本日6月1日に登録検査を受けました!
登録検査とは、牛の体型などを検査し、将来、子牛を産ませる母牛として十分な能力を持っているかを判断するものです。県畜産協会の登録委員の方や畜産農協職員の方が来校され、そのなかに令和4年3月に本校畜産科を卒業した卒業生の姿もありました。
登録検査終了後、県畜産協会登録委員の方から牛の見方について「ミニ講座」を開いていただき、牛の審査についても勉強することができました。
農業鑑定競技会学科予選会実施(畜産科)
5月24日(水)、畜産科1年から3年生の全員を対象に農業鑑定競技会学科予選会を実施しました。
農業鑑定競技会とは、日頃の学習で習得した畜産(農業)に関する知識や技術の習熟度を競うものです。本日の競技会で優秀な成績を収めた生徒は、7月5日本校体育館で開催予定の農業鑑定競技会県大会へ出場します。
農業鑑定競技会ではこのような問題が出題されます。
鶏卵・生乳を使ったアイスクリーム製造実習
畜産科では365日、家畜(採卵鶏、ブタ、ウシ)の飼育管理を行っています。本日、2年生の食品製造の授業では、今朝生産された鶏卵と生乳を使ってアイスクリームを製造しました。
乳牛のBCS⁇調査
本日の大家畜専攻生(畜産科3年牛専攻生)の授業は乳牛(ホルスタイン種)のBCS調査でした。
BCSとは、ボディー・コンディション・スコアの略で、体の栄養度を測定し痩せ気味、太り気味を評価するものです。
なぜこのような調査が必要なのか。それは、人を含め動物は食べ物(牛は飼料)から栄養を摂取し、①自分自身の体の維持②お乳や肉の生産③妊娠や胎児の発育に必要な栄養の順番で栄養を利用していきます。そのため、過剰に栄養を摂取した場合、脂肪として体に蓄積していきます。牛を飼育していくうえで、家畜へ必要以上(家畜が必要な栄養以上)に飼料を与えることは経営的にマイナスになります。
そのため、大家畜専攻生は牛のBSCを評価し、現在与えている餌の量が適正かどうか評価し、餌量の検討を実施しました。
採卵鶏の雛がやってきました!!
畜産科実験動物(養鶏)部門では、常時800羽の採卵鶏(鶏卵を生産する鶏)を飼育し、規格外海苔を混ぜた餌を与え産んだ卵「海苔ノリたまご♥黄身に夢中♥®」を販売しています。
本日、4月24日は800羽の雛たちが学校に到着し、さっそく3年養鶏専攻生が水や餌を与えました。
今後、1年生の授業「農業と環境(飼育)」で飼育観察を行い、秋頃には初卵を産む予定です。
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