日誌

土木科

【土木科】熊工会賞を受賞

11月に行われました。第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会測量部門において、「準優勝」した功績を評価していただき、土木科工業クラブが熊工会会長の主海様より「熊工会賞」をいただきました。

土木科工業クラブの後輩達も先輩方を目標に日々練習に取り組んでいます。

「熊工会賞」受賞。おめでとうございます。

 

【土木科】課題研究発表会

令和5年度土木科課題研究発表会を行いました。

発表内容は以下の通りです。

 

1 大会成果報告

(1)竹の土木構造物への活用

  昨年9月に行われた第10回日本大学土木設計競技で発表し、本校初の最優秀賞を受賞した研究。

  SDGSをテーマに持続可能な開発として、竹をテーマに土系舗装やコンクリートに竹チップを混ぜることで、自然に優しい土木構造物の研究を行った。

 

(2)ものづくりコンテスト全国大会報告

  第23回ものづくりコンテスト全国大会測量部門において、県内土木系学科で全国大会初出場で準優勝した大会の経過について報告する。

 

 

2 課題研究発表~

(1)題名:水害への備えと水害からの復旧

  令和2年の人吉の豪雨災害を始め、このところ毎年線状降水帯による豪雨災害が九州各地で起こっている。これらの災害に対して国土交通省を始めとする関係各庁がどのような取組を行い、地域の安全を守っているかを調査し、研究した成果を発表する。

 

(2)題名:交通渋滞の原因とその解決方法について

  熊本市は、慢性的な渋滞に悩んでいる。西環状道路線の建設を始め、渋滞緩和への動きが始まっている。今回、現状の渋滞の状況を把握し、渋滞緩和への具体的な活動がどのようになされているかを調査し発表する。

 

(3)題名:熊工周辺の街路問題について

  熊工周辺のグラウンド通りは、幅が狭く、歩行者や自転車などが通行するのに、障害が多い。また、その他の熊工周辺の通りも問題点があり、これらを改善するために、すでに歩行者や自転車の対策が施されている場所を参考に具体的な改善策を提案する。

 

(4)題名:コンサル班

熊本県測量設計コンサルタンツ協会の技術指導をいただき、測量現場の技術を教わった。その技術を活かして校内細部測量を平板・トータルステーションを使用して、平面図作成を行うなど、1年間の活動を報告する。

 

(5)題名:社会福祉法人 慈愛園における技術協力について

本年度はこれまでの取り組みで培ってきた知識や技術を元に「可能な限り、施工班の自分達の力で現地の調査から測量、設計、図面化を行い、花壇のデザイン、施工までを行う」ということを目標にして社会福祉施設慈愛園での施工を行いました。

 

【土木科】第10回日本大学全国高等学校土木設計競技

第10回日本大学全国高等学校土木設計競技において、土木科工業クラブ6名で行った「竹の土木構造物への活用に関する研究」のテーマで参加してきました。

8月に行われた1次審査を通過して、9月18日に行われた2次審査に6名を代表して土木科3年生の込山憲乃さんが日本大学でのプレゼンを行いました。

内容としては、熊本県で広範囲に繁殖している竹を有効活用するためにチップ状に粉砕し土系舗装として活用しようとするものです。実際に竹チップによる土系舗装実験を行い、高い評価を受けることができました。結果として最優秀賞を受賞しました。ポスター作成・実験・プレゼンなど大変だったと思います。

これ結果を弾みに様々なことに挑戦してほしいです。

【土木科】南阿蘇断層見学

南阿蘇断層見学

 

期  日:11月28日(火)

場  所:南阿蘇・益城(布田川断層帯)

対象学年:土木科2年生

 

 

熊本地震の被害状況や地震のメカニズムを学ぶために南阿蘇断層見学会を実施しました。

熊本大学の先生方に帯同していただき、各所での説明を受けながら見学を行いました。今回の見学会では、地震の被害を肌で感じることができ、これからは災害から人の命を守る土木技術者になれるよう岳種を深めたいと思います。

ご協力いただいた熊本大学の先生方、お忙しい中大変ありがとうございました。