伝統建築専攻科ブログ
相良村浜宮神社 本殿 鳥居 (令和2年7月豪雨災害復興)
令和2年7月の豪雨災害で、全壊の被害を受けた相良村浜宮神社の復興に向けて、昨年の4月から専攻科の1年生で本殿と鳥居の制作作業を行い、今回現場にて本殿の設置と鳥居の建方を行ってきました。
昨年12月には高校生が制作した覆屋を設置し、今回本殿を納めて怪我もなく無事に終えることができました。
依頼者の方には大変喜んで頂くことができました。また、復興に向けてこのような貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
第16回若年者ものづくり競技大会
令和3年8月5日(木)に愛媛県で行われました若年者ものづくり競技大会の「建築大工」に参加してきました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったため2年ぶりの開催でした。
結果は「銀賞」。
金賞を目指して練習を積んできただけに残念ではありましたが、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている中、万全の体勢で開催して頂いた関係者の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。
若年者ものづくり競技大会 予選会
8月に愛媛県で開催予定の若年者ものづくりコンテストの予選会を行っています。課題は棒隅木に配付垂木がついたものです。全国制覇を目指して頑張ります。
相良村 浜宮神社 鳥居
昨年7月の豪雨災害にて土砂崩れが発生し被害を受けた、相良村にある浜宮神社の鳥居の製作を、伝統建築専攻科1年生で行っています。災害復興に向けて一生懸命頑張っています。
丸太の皮剥
丸太の木口を切断し、墨付けを行います。
一人一枚切断しました。
丸太の背割りをしています。
伝統建築専攻科:清祓祭(きよはらいさい)・播種祭(はしゅさい)
毎年、天皇陛下が執り行われる新嘗祭(にいなめさい)に供する米と粟が全国の都道府県の農家から奉献されており、今年度は熊本代表として錦町が選ばれ、献穀事業に向けた鳥居制作に取り組んできました。
4月22日(木)に鳥居を設置し、清祓祭・播種祭が5月13日(金)に行われました。
実り多き秋になりますように願っております。