2021年12月の記事一覧
菊池は古くから文教の地です!
今日は「教育立市きくち」委員会の会合に参加しました。この「教育立市きくち」委員会は「文教菊池」の再興を目指して設立されたものです。根底には菊池精神があり、「菊池精神とは、人の人たる気品を堅持し、信義に厚く、精錬なる人格者を理想とし、自らこれに近づこうとする心であり、更に、自らも邪を憎み、悪にくみせず、恥を知り、物や金によって変節せず、勇気をもって信念に生きる心の様相」であり、これに裏付けされたものが「文教菊池」の教育です。
この「文教菊池」は菊池一族の第20代為邦公の時代に遡り、長い歴史の中で受け継がれてきました。しかしながら、古くからの文教の地であるとは言いながら、現在、菊池市の中学生の多くが市外の高校に進学していく状況を憂い、市内3高校の魅力化、活性化のために株式会社コッコファームの創設者である松岡義博、幸雄、義雄様3兄弟から多額の浄財をご寄付いただいています。各校ともありがたく教育活動に有効に使わせていただいています。
本日は菊池市内3高校の校長揃って会合に参加させていただきましたが、3高校がお互いの学校の特徴を十分に発揮しながら「文教菊池の再興」に貢献できればと思いました。
感謝の念に堪えない、本当に充実した2学期でした!
本日無事2学期の終業式を迎えることができました。正直な感想としてとてもホッとしています。振り返って見ると夏休みからのコロナ不安の中で学期がスタートし、「菊翔祭体育の部、文化の部」の中止。出鼻をくじかれた気分でのスタートとなりました。
しかしながら、コロナウイルス感染が一段落し、行事攻めの怒涛の日々が続きました。城北地区高校PTA指導者研究大会の当番校、商業科の「菊高ジャック」、教育課程研究指定校事業(商業)の研究協議会、蒲島知事の「出前講座」、1年生の育友会林体験学習、2年生の修学旅行と保護者、生徒、先生方が大車輪の活躍をしてくれました。
これらの活動を通して生徒たちの成長、学校としての飛躍を実感することができる充実した学期でした。それに伴い先生方、生徒たちともに多忙感、負担感、疲労感は相当なものだったであろうと非常に申し訳なく思うと同時に、どれもこれもよく大成功のうちに乗り越えてもらったという感謝の念に堪えません。学期終盤ではその反動も少なからず出ていたようで反省しています。
年末年始返上で頑張っている生徒、先生方もいますが、1つの区切りとして2学期の終業式を無事迎えることができ、本当にうれしく思っています。
「肥後狂句」体験をしました!
今日は1年生1組と2組の生徒が国語の時間に「肥後狂句」体験をしました。講師として本年度の県民文芸賞の肥後狂句部門で一席を受賞された肥後狂句連盟の雅号「長松好魚」先生が来校され、ご指導をいただきました。驚いたことにほとんどの生徒が肥後狂句自体を知りませんでした。九州で狂句が現在も残っているのは熊本と鹿児島の薩摩狂句の2つだそうで、薩摩狂句は掛け合いとなっており肥後狂句とはまた違った狂句だそうです。
授業では肥後狂句と俳句・川柳との違い、作り方、例句などを解説され、「個性的発想、面白おかしく、十二音厳守」を強調されました。生徒たちは実際に「もうすぐ試験」「よか先生」を笠に句作りに取り組み、好魚先生からは「さすが高校生、1日でこれだけの句を作れるのはすごい。」というような評価をいただきました。さすが高校生は色々な可能性、能力を持っていると感じました。
今日は県の伝統文化でしたが、菊池地域はまさしく伝統文化、自然の宝庫、その道の匠から生の授業を体験し、触れることにより生徒自らの創造力を膨らませることができればと思っています。
ハイスクールフェスティバルin菊池がありました!
菊池市及び菊池市教育委員会は市内3高校(菊池女子・菊池農業・菊池)魅力化推進事業を推進していただいています。これは菊池市内の多くの中学生が市内3高校に進学するための事業です。その一環として本日「ハイスクールフェスティバルin菊池」がオンラインで開催されました。このフェスティバルには市内5校の中学2年生が参加し3高校の学校紹介を視聴し、質疑等を行います。
3高校とも生徒会の役員等が中心となり自校の魅力を精一杯発信しました。本校からは会長の合志円花さん、副会長の本田楓勝君、庶務の坂本塁一君、岡崎青空君が参加しました。3名での掛け合い(岡崎君は機器操作)や普通科、商業科の生徒が制作したPR動画、説明スライドを駆使して中学生にわかりやすくPRしてくれました。
高校入試において市外への生徒流出は3校共通の悩みです。菊池市内と言わず菊池地域の児童生徒は高校まではこの3校で育てるという意気込みでお互いの魅力を全面に発揮し、切磋琢磨しなければならないと思っています。
今日から学年ごとにクラスマッチが始まりました!
学期最終週の行事として今日からクラスマッチが学年ごとに始まりました。今日が3年生、明日が1年生、明後日が2年生です。種目は男子がバレーボール、女子がバスケットボールです。私は閉会式前の準決勝戦、決勝戦を観戦しましたが、大変な盛り上がりを見せ、生徒たちの笑顔が輝いていました。
「するスポーツ・見るスポーツ・支えるスポーツ」のことば通り一生懸命試合している生徒、それを応援する生徒と先生方、審判等運営をやっている生徒、それぞれが生き生きと活動し笑顔と歓声が溢れる素晴らしい雰囲気のクラスマッチで、見てる私も幸せな気分になりました。
3年生にとっては高校生活最後のクラスマッチ、高校生活の大半をコロナウイルス感染症に翻弄され修学旅行にも行くことができず残念な思いをした学年だけに、今日の生徒たちの笑顔と盛り上がりをを見て救われた思いがしました。
卒業まで残りわずかとなりましたが、最後まで菊池高校生としての思い出をしっかりと胸に刻んで欲しいと思います。
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