校長ブログ

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3年生32名の就職内定者激励会を行いました!

9月16日からスタートした就職試験の内定通知もほぼ出揃い、本日32名の就職内定者激励会を行いました。32名の生徒を前にお祝いを兼ねて話をさせていただきましたが、全ての生徒がこれから訪れる新たなステージに向けて希望に満ち溢れた表情をしており、心からうれしく思いました。

私は本校に赴任以来、「選ばれる菊池高校」「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」の3つのスローガンを掲げ、学校運営を行ってきました。本校を選んで入学してきてくれた生徒を成長させ(伸ばし)、進路保障(夢を叶える)することが使命だと考えています。私の赴任と一緒に入学し、これまで成長を見守ってきた生徒たちの就職が内定した姿を目の当たりにし、就職までの半年足らずの時間を大切に卒業までしっかりした高校生活を送って欲しいと願ったところです。

振り返ってみれば、この学年は入学早々、2ヶ月間の休校を余儀なくされ、高校入学直後の初期指導を十分にできなかった学年で大変申し訳なく思っています。すでに専門学校や大学に進学する生徒の試験も始まりました。来年の3月1日に卒業式を迎える全ての生徒が菊池高校で学んだことを糧に大きく羽ばたいてくれることを願っています。

サッカー部、見事2回戦に勝利し、目標の3回戦に進出!

サッカー部が現在開催されている第101回全国高等学校選手権大会熊本県予選の2回戦で見事南稜高校を3対2で破り、目標としていた3回戦に進出しました。10月1日(土)に実施された1回戦で阿蘇中央高校を6対1で破り、2回戦は本校グラウンドで実施され、いわゆるホーム戦となりました。

残念ながら、私は直接応援に行くことができませんでしたが、サッカー部の保護者から連絡をいただき、前半1対0でリード、見事3対2で勝利したことを知り、監督である内古閑先生のこれまでのご苦労と努力、生徒たちの頑張りを間近に見てきただけに本当に嬉しくなりました。まずは県大会での2勝を目標としていましたので第1段階をクリアし、これからの部の活動にも活気を増すのではないかと思います。

スポーツの良い所は、努力がこのような結果で報われ、喜びを実感できることだと思います。「負けて学ぶことが大きい」とは言うものの、「勝負ごとは勝たなければならない」こともまた真なりで、勝つことが明日への活力に繋がることも事実です。

次は、球磨中央高校に18対0で完勝している開新高校との対戦です。格上の相手だとは思いますが、この勢いで素晴らし試合をしてくれることを期待しています。

九州高等学校長教育研究協議会が本県で開催されています!

本日と明日、九州地区高等学校長教育研究協議会が熊本市のANAクラウンプラザホテルで開催されています。8月にも九州地区普通科高等学校長会研究協議会が本県で開催され、同じ年度に九州地区の校長先生方の集まりを2回担当することとなりました。このコロナ禍でどちらも3年ぶりの対面による開催であり、校長会の役員の先生方を始め、担当された校長先生方にはご苦労が多かったのではないかと思います。

まず始めに全国高等学校長協会からご参加いただいた事務局長の上村肇先生から「情勢報告」として高校教育を巡る最近の動きについてお話がありました。新しい時代の高等学校教育の実現に向けた取組について再認識する良い機会となりました。正直なところ目先のことに精一杯で変化に適切に対応できていない状況があることを反省させられました。

また、研究協議として「働き方改革の現状と課題」について各県の代表の校長先生からの発表をもとに意見交換を行いました。各県ともいろいろな取組は行っているものの思ったような打開策はなく、同じような悩みを抱えているようでした。

最後に高森高校と、かもと稲田支援学校の校長先生からの事例発表がありました。今話題の高森高校のマンガ学科開設までの経緯やかもと稲田支援学校の開校までの準備活動など貴重な話を聞くことができ、有意義な研究協議会の1日目でした。

本格的に中学校への説明会が始まりました!

10月に入り、中学校への説明会が本格化します。今日は旭志中学校と山鹿中学校で説明を行いましたが、本年度は12校で説明をさせていただきます。できるだけ私自身が直接足を運んで中学生に本校の魅力を伝えたいと思っています。このような中学校への説明会も3年目になりますが、担当の教務主任の日元先生、商業科主任の椎葉先生を始め、先生方の工夫や努力のお陰で中身の濃い充実したプレゼンになっているように感じています。

もちろん、中身の濃い充実したプレゼンができるようになったのは生徒たちの頑張りや活躍、実績、学校としての取組が目に見えて進歩しているからです。他校の先生方も創意工夫を凝らした熱のこもった説明を行っておられ、生徒たちの心を捉えるのは至難の業ではありません。説明をしながら中学生の表情を見てみると真剣そのもので、しっかり耳を傾けてくれており、この中から一人でも多くの生徒が菊池高校に入学してきてくれればいいなあと思います。

説明会は11月上旬まで続きますが、本年度はその後、もう一度本校において学校説明会を実施しようと考えています。生徒募集のために「できることは全てやる。」つもりで全力で取り組んで行きたいと思っています。

10月22日(土)の「菊高ジャック」に向けた会議を行いました!

昨年度、初めて開催した地域活性化イベント「菊高ジャック」は一昨年と昨年文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究指定校事業「商業」の中で取り組んだ課題解決学習がきっかけとして実施したものです。その関係で昨年度は商業科中心のイベントとして実施しました。ご来校いただいた方々から「菊池高校生の生き生きした姿に感動しました。」など好評を博し、多くのメディア等にも取り上げられました。

これを受け、本年度は第2回の「菊高ジャック」を10月22日(土)に開催します。昨年は6組のカップルが誕生し、その中の1組がこの11月にご結婚予定の「スクール婚活」や商業科による販売実習「菊高ショップ」、子供の職業体験キッザニアをアレンジした「キクザニア」など商業科の企画に加え、本年は普通科の総合的な探究の時間を活用したさまざまな企画が実施され、昨年よりもかなりパワーアップした「菊高ジャック」となっています。

本日は商業科主任の椎葉先生と普通科代表の田中先生から職員に向けての説明がありましたが、聞いているだけでワクワクして来ました。お世話をいただく先生方や関係の皆さんにはご苦労をお掛けしますが、今年も菊池高校生の生き生きした姿を多くの方々にお見せできると思っています。

早いもので本年度も後半戦に突入しました!

10月3日(月)、今日から本年度も後半戦に突入しました。例年ですが、前半戦よりも後半戦の方が月日の経つのが早く感じられます。年度後半には進学する生徒の受験や高校入試、年末年始、卒業式など社会的にも注目される行事が目白押しです。その他にも本校では昨年度からスタートした地域活性化イベント「菊高ジャック」、育友会林活動、修学旅行など様々な行事も待ち受けています。

明日からは中間考査が始まりますが、先日勝利したサッカー部の2回戦など新人戦を間近に控えている部活動も多く、この期間中には勉強と練習を両立させなければならない生徒も多くいます。大変だとは思いますが、高校時代にこのような試練を乗り越えていく経験をすることが今後の人生の糧になると思います。

本年度は普通科の学科改編や商業科の新たな学びなどがスタートした本校にとってとても重要な年度です。保護者や地域、行政からの支援も頂きながら一歩一歩確実に前進していると思っています。本年度後半がさらに実りあるものとなるよう、全職員で一丸となって頑張って参ります。

サッカー部、阿蘇中央高校に6対1で快勝しました!

今日はサッカー部の第101回全国高等学校サッカー選手権大会熊本県予選の1回戦阿蘇中央高校戦が翔陽高校のグラウンドで開催されました。サッカー部についてはこれまでも幾度となく記載していますが、保健体育科の内古閑先生が本校に赴任して3年目を迎え、確実に進化し続けている部活動で、本校では一番大所帯の部活動となりました。今年度も8人の新入部員を迎えチーム力をアップさせています。

試合は開始早々から本校が阿蘇中央高校陣内に攻め入り優勢に試合を展開しましたが、一発逆転の展開で試合がひっくり返るのがサッカーという競技の特徴で、これまでもそのような試合を何度も見てきました。しかしその心配もよそにキャプテンの2年の米本君兄弟が2点ずつ得点し4対0で前半を折り返しました。

私はその後、リモートでの会議にでなければなりませんでしたので、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしましたが、6対1で快勝したとの連絡を受けました。夏休みの練習なども見てきましたので、努力が報われ本当にうれしく思いました。次の試合は本校のグラウンドで行われるとのことで、できれば生徒、先生方、保護者の皆さん大応援団で声援を送ることができればと思っています。

 

校長ブログ「冬の到来に備え全校集会を行いました!」

本校は季節ごとの制服の衣替えがありません。生徒たちがその時期の気候、気温等に合わせ自分自身の判断で制服の着こなしをします。通常どこの学校でも何月からは何服などの規定があると思いますが、本校にはそれがありません。私は暑さ寒さに対する感じ方の個人差もありますので、このシステムはとても良いと思っています。

しかしながら、急に冷え込んだりすると防寒着を着用して登校してくる生徒の姿も目につくようになります。そこで、本年度は本格的な冬の到来に備え、その基準等を示す全校集会を本日開催しました。毎年のことではありますが、案外基準が曖昧になってしまうことがあります。特に1年生や今年度赴任してこられた先生方は初めてのことですので生徒たちと先生方が同じ基準のもとで生活できるよう生徒部から丁寧に説明してもらいました。

規制についてもあまり説明が明確にできないものは廃止したり、より生徒の立場に立った内容としました。校則等については機会あるごとに見直すべくは見直し、生徒と保護者の理解、社会の一般常識等に照らし合わせながら考えて行かなければならないと思っています。

校長ブログ「3連休も充実した活動が行われています!」

3連休最終日、学校では商業科の情報処理検定試験が行われており、多くの生徒が試験に臨んでいます。商業科は新たな学びに積極的に取組んでおり、先生方と生徒たちが同じ志を持って目標に向かって進んでいます。検定試験へのチャレンジもその1つです。結果も飛躍的な伸びを示しています。また、10月22日(土)の第2回目の「菊高ジャック」の準備にも余念がありません。昨年の内容にも増した充実した内容となっています。今年は普通科も一緒に取組を進めており、学校挙げての催しものとして、行事名のごとく当日は菊池高校が菊池市を賑わかしジャックできればと思っています。

また、グラウンドではサッカー部が土曜日(10月1日)の阿蘇中央高校との全国選手権予選1回戦に向けた最後の調整となる練習試合を行っています。選手たちの雰囲気もとても盛り上がっており、大会に向けて順調に仕上がっている様子が伺えます。勝てば2回戦は本校のグラウンドでの実施とのこと、是非、ホームグラウンドでの試合が実現することを期待しています。

午後からは野球部が先の夏の甲子園でベスト8に進出した九州学院に勝利した熊本工業と対戦します。今回は玉名、鹿本商工との合同チームですが、1回戦は天草拓心に見事なコールド勝ちを収めました。本校の選手も2年生の高村君がホームランを放つなど活躍してくれました。今日もどのような試合になるか本当に楽しみです。

このように、実りの秋に菊池高校生はいろいろな活動で躍動しています!

校長ブログ「明日は通常の教育活動ができそうです!」

まだまだ台風14号は日本を縦断しており、吹き返しやその影響による大雨など予断を許さない状況にはあるものの、菊池地域においてはひとまず峠を超えたようです。この台風で明日からの教育活動に影響がないか心配していましたが、教頭先生、事務長先生が校内の被害状況の確認くれました結果、本校は大きな樹木があるため枝葉は散っているものの校舎等学校施設には、教育活動に支障を来すような被害はないようでホッとしています。

本校の校舎は管理棟や学級教室棟はまだ10数年で新しく学校林の木材を使用した立派な校舎ですが、特別教室棟はかなり老朽化が進んでいます。このような災害の際には通常の安全点検に加え、破損箇所や危険箇所がないか、しっかりと点検を行い、施設の破損等による事故は絶対に防止しなければなりません。生徒の安心安全の確保が何よりの使命です。

今週は金曜日からまた3連休になりますが、明日からの3日間で就職試験を控えた3年生も多数います。この台風の影響でいくつかの企業で延期等も出ているようですが、連休中であったため大きな影響は出ていないようです。部活動の新人戦等も始まっていますので、今度の3連休は天候に恵まれた有意義な連休になることを願っています。

校長ブログ「大きな被害が出ないことを願うばかりです!」

台風14号が九州に上陸し熊本県を北上しているとの報道がなされています。強風が雨戸を揺らす音も強さを増し、一晩中この音を聞きながら過ごさなければならないかと思うと非常に不安な気持ちになります。気象庁は暴風、波浪、高潮の特別警報を発表し、「過去に経験のない危険ないような危険な台風」とし、命を守るために早めの安全確保と最大級の警戒を呼びかけています。

楽しみにしていた3連休での台風襲来となり、色々な行事等が中止を余儀なくされました。私も対応を予定していましたが、3年ぶりに水俣・芦北地区で開催予定であった県民体育祭も残念ながら中止となり、開催するばかりに準備をしていた関係者にとっては非常に辛い結果となりました。

平成28年の熊本地震、令和2年の7月豪雨、今回の台風14号と自然の猛威の前には人間は為す術もないことを痛感します。明日は敬老の日で休日ですので、台風通過後の被害状況等をしっかり見極めながら火曜日の対応については判断したいと思っています。とにかく大きな被害が出ないことを願うばかりです。

 

今日から高校生の就職戦線がスタートします!

今日から高校生の就職戦線がスタートし本校から34人の生徒が入社試験に臨みますが、初日の本日は15人の生徒が受験しています。私のところにも生徒から直接面接練習の依頼があり、数人の生徒の面接を行いました。今回、入社試験に挑む生徒たちは私の菊池高校赴任と時を同じくして入学してきた生徒であり、その成長を傍らで実感してきた生徒たちです。その分思い入れも一入で全員が進路希望を実現してくれることを期待しています。

先日の菊翔祭を通しても感じたことですが、3年間の成長は目覚ましく1日1日の積み重ねの大切さを実感しました。残念ながら入学と同時に2ヶ月間の休校となり思い通りの高校生活ではなかったと思いますが、その分、これまでの高校生が経験や感じることができなかった大切なことを学んだようにも思います。

本校の生徒は実践力や人としての温かみがあり、卒業後にさらに力を発揮する生徒が多いように感じています。まずは今日から始まる就職試験、大学や専門学校などへの受験を見事突破し、本校から次のステージに立派に羽ばたいて欲しいと願っています。本日も数人の生徒が面接にやって来ます。

 

学校への世間の目は厳しくなるばかりです!

昨日の新聞報道で、県立高校運動部の長年の「謎ルール」として、定期考査で赤点を取るか頭髪検査で違反した場合に①丸刈り②体育館の掃除③練習に一定期間加わらず勉強に専念、部員はどれを選ぶかを顧問に申告し、自らにペナルティーを科していた、との記事が掲載されていました。

学校教育には「不易と流行」があり、大切にしなければならない伝統と時代の流れの中で変わらなければならないものがあるということは十分承知しているものの、その変化にしっかりと対応できていないことも多々あると反省しています。本日運営委員会でも先生方に再度点検をお願いしたところです。何かあれば速やかに改める判断力、決断力が校長には必要であると思っています。

学校に対する世間の目は厳しく、我々が教員になった頃とは比べものにならないくらい先生方にご苦労をお掛けしていますが、学校が世間の常識から乖離することなく、生徒や保護者からの信頼のもと安心して学校生活が送れるよう肝に命じなければならないと再認識しました。

校長ブログ「『菊翔祭文化の部』多くの方々にご来校いただきました!」

昨日に引き続き、本日は「菊翔祭文化の部」(文化祭)を開催しました。文化祭では部活動や委員会、商業科による日頃の練習や学習の成果の発表や展示などがあり、非常に中身の濃い内容でした。昨日の体育大会と併せて菊池高校生の可能性の大きさ、能力の高さを実感することができました。

また、本日の文化祭には公務ご多様な中、江頭実菊池市長もわざわざご来校いただき各展示等をご覧されながら、生徒たちに声を掛けていただきました。今回は菊池の歴史や文化に触れる新たな試みとして正門前の国登録の有形文化財松倉邸や菊池松囃子能舞台の活用も行い、江頭市長に松倉邸での日本文化部のお点前も披露させて頂きました。

本日の文化祭でも育友会によるバザーの提供をしていただき、生徒たちやご来場の皆様方も心のこもったご馳走に舌鼓を打っていました。育友会の皆様方が学校行事のたびに献身的に動いていただき、心から感謝しています。

コロナ禍での2日間の菊翔祭でありましたが、生徒たちの生き生きとした姿を垣間見ることができ、本当に開催して良かったと思っています。この経験が必ずや今後の菊池高校の発展に繋がるものと期待しています。

 

校長ブログ「一人ひとりが輝く素晴らしい『菊翔祭体育の部』となりました!」

本日素晴らしい秋空のもと「菊翔祭体育の部」(体育大会)を開催することができました。現在の3年生はコロナ禍真っ只中に入学し、入学と同時に2ヶ月間の休校となった関係で当時5月に予定していた体育大会も実施することができませんでした。残念ながら昨年も実施することができず、本日3年ぶりの開催となりました。生徒たちはもちろん私自身が菊池高校の初めての体育大会であり、どうなることかと心配をしていましたが、生徒たち一人ひとりが生き生きと活動する素晴らしい体育大会となりました。

実際に体育大会の経験もないままに夏休み中から準備を進めてくれた生徒会長の迫美優さんを始め役員のみんな、大会運営の補助で献身的に動いてくれた部活動生を中心とした生徒たち、本部席からそれぞれの動きを見ていると本当に素晴らしい生徒たちに恵まれたと嬉しい気持ちになりました。

今日の体育大会は間違いなく本校の自信と誇りに繋がったと確信します。明日は「菊翔祭文化の部」です。こちらは2年ぶりの開催になりますが、クラスの協働の姿や部活動の日頃の練習の成果の発表の場となることを期待しています。育友会からのバザーの提供もあります。皆さんの力で学校行事ができることに本当に感謝しています。

 

 

 

 

校長ブログ「大変ご迷惑をお掛けしました!」

本当に久しぶりの掲載となりました。この校長ブログを始めて2年以上が経ちましたが、前回のアップから最も間隔の開いた掲載となりました。夏休みの終盤8月24日から26日まで全国高等学校PTA連合会大会石川大会に育友会の高宗会長始め役員の皆様方と参加し、27日・28日と本年3年ぶりに栃木県で開催される国民体育大会の九州地区予選が熊本県で実施され、その業務に従事し29日の2学期始業式前日の諸会議の日を迎えました。

何とよりによってその日から体調を崩し、発熱外来を受診したところコロナの陽性であることが判明し10日間の自宅隔離を余儀なくされました。新学期の大切な時期で台風対応なども重なりました。しかも本校は明日10日(土)と明後日11日(日)に菊翔祭体育の部と文化の部の開催も予定しており、その準備にも携わることができませんでした。

この10日間、教頭先生、事務長先生を始め諸先生方が私の留守をしっかりカバーし、万事順調に事を運んでくれていました。本当に感謝の念しかありません。出遅れてしまいましたが、1年間で最も長く様々な学校行事や3年生の進路決定などがある重要な2学期が本校にとって飛躍の学期となるよう頑張っていきたいと思っています。

オープンスクールを実施しました!

7月9日の学校説明会に引き続き、本日はオープンスクールを開催しました。本年度から本校を知っていただく機会を増やそうと新たに考えた取組です。11月上旬に第2回目のオープンスクールの開催も計画しています。前回の学校説明会と違って今回は実際に本年度から新設した普通科の「未来探究コース」「地域探究コース」や新たな学びの見直しを行っている商業科の授業体験や部活動見学、体験を行います。

また、先生方の工夫により説明の内容の質もかなり向上しており、中学生にとってもかなりわかりやすい内容になっていたと思います。このオープンスクールでは生徒会役員や部活動生も準備や運営に頑張ってくれており、先生方と生徒が力を合わせて学校を挙げて取り組みました。

このコロナ禍に参加してくれた中学生に、菊池高校の素晴らしい環境や先生方、先輩たちの優しさ、温かさなど、本校の魅力が伝わり、この菊池高校で高校の3年間を生活したいと思って帰路に向かう生徒が多くいることを期待しています。

【教室の様子】

【リモート配信で緊張する司会担当の生徒会執行部の生徒】

 

 

九州地区商業高等学校長会が佐世保市で開催されました!

先日、熊本県が当番県として九州地区普通科高等学校長会を実施しましたが、本日は長崎県の佐世保市で九州地区商業高等学校校長会が開催されました。この会には昨年度、一昨年度、本校が文部科学省国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」の指定を受け、その際わざわざ本校にお越しいただき、懇切丁寧にご指導いただいた文部科学省初等中等教育局参事官産業教育振興室教科調査官の田中圭先生もご出席なさるということもあり、私も参加してきました。

この会に熊本県から出席されている校長先生方は商業高校もしくは商業科が専門の校長先生方が多く、少々場違いの感もありましたが、九州各県の商業科教育の現状等を知ることができ、貴重な時間となりました。近年の本校の商業科の活動は目覚ましく、2カ年の研究指定における実践、菊高ジャックの開催、資格検定試験の合格者の飛躍的な伸び、先の生徒商業研究発表大会での準優勝と枚挙に暇がありません。

本年度は普通科も学科改編による新コースを設置するなど魅力化を図っています。商業科と普通科がお互いに切磋琢磨しながら、菊池高校の魅力を高めて行くことができればと思っています。

早いもので夏休みも終盤に入りました!

8月11日(木)から8月15日(月)まで閉校し、本日から学校を再開しました。早いもので夏休みも10日余り、終盤となりました。この閉校期間に先生方が少しでもリフレッシュし、英気を養うことができていればと思っています。私はこの期間に高校時代の親友2人が初盆を迎えましたので、お参りに行ってきました。

1人は昨年の12月22日、もう1人は今年の2月22日と2ヶ月の間に大事な親友を2人も立て続けに亡くしてしまいました。2人とも高校卒業後も親しく付き合い、お互いの悩み事なども相談し合う仲でしたので何とも言えない大きなショックを受けました。この初盆を迎えるにあたり、改めて寂しさを噛み締めたと同時に、この2人の分まで現在自分が与えられている校長としての任をしっかりと果たさなければならないと誓ったところです。

あと10日余りとなった2学期は始まって早々の9月10日(土)と11日(日)には菊翔祭の体育の部、文化の部の開催も待ち受けています。今年初めての連日開催を計画しています。生徒会を中心に生徒一人ひとりが主役となり、本校の活気を示す学校行事となればと期待しています。

運動部活動指導員さん方との意見交換をしました!

本校は本年度と来年度の2ヶ年間、県教育委員会からの「持続可能な運動部活動」についての研究指定を受けています。その取組の1つとして県教育委員会から5人の部活動指導員を配置していただいています。これまでの野球部、女子バレーボール部、ボート部、ボクシング部に加え、今年度から新たにバドミントン部です。おそらく県内の公立高校では最多の配置数ではないかと思います。

この部活動指導員制度を活用して部活動をいかに魅力あるものとして充実させていくか、先生方の負担軽減を図るかなど部活動の「持続可能」な取組を研究、実践していきたいと考えています。部活動は人間教育の場であり、高校時代に部活動を通して培った教訓や人間関係は生涯の財産だと思っています。また、部活動による学校の魅力化、活性化が図れればとも思っています。

素晴らしい経験と見識をお持ちの指導員の皆さんを本校の職員としてお迎えし、生徒を育む仲間として力を遺憾なく発揮していただければと思います。そして、小学校、中学校と育んできた競技をさらに高い目標を持って極めるための受け皿として、また高校から新たに競技を始める場として本校の部活動が役割を果たすことができればと夢を描いています。