校長ブログ

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バドミントン部女子、久しぶりに団体戦に出場しました!

いよいよゴールデンウィークも残り2日。今日、明日で体育堂ラケットワークス杯高校生バドミントン春季リーグ戦が大津町の総合体育館で開催されています。今日は女子の団体戦が実施され、本校バドミントン部女子は久しぶりに団体戦を組むことができるメンバーが揃い、大会に出場しました。私が赴任してからは初めてのことです。

これまで女子は昨年、10人近く高校からバドミントンを始めた部員が入部し1年生だけの活動でしたが、1年経過し頑張って残った部員は現2年生3人(1人はマネージャー)でした。そこに中学から競技経験があり、即試合にでることができる3人の部員が入部し、本日、久しぶりの団体戦への参加となりました。

これも2年生の菊川妃乃さんと高木愛美さんが1年間諦めずに真面目に日々練習に頑張ってくれた成果だと心から敬意を表したいと思います。1年生3人は地元菊池南中学校出身で2年生とともに切磋琢磨して部活動を充実させて行ってくれることを期待しています。

元来、菊池市はバドミントンが盛んな土地柄で、昨年の全日本総合選手権男子シングルスで優勝し日本チャンピオンになった田中湧士選手も菊池市出身で2年後のパリオリンピックでの活躍も期待されています。

本校の部活動が運動部のみならず文化面においても小中学生が地域で盛んに行っているスポーツ競技や文化活動の受け皿となり、「伸びる菊池高校」の役割を果たすことができればと考えています。

ゴールデンウィーク中盤が終わりました!

今日は5月5日、こどもの日、暦の上では「立夏」、夏の始まりです。部活動も校内外で活発に活動を頑張っています。早いもので10日間のゴールデンウィークも7日が経過し、明日の登校日を挟んであと休日は2日となりました。この期間中に全ての部活動の様子を覗かせてもらおうと思っています。

これまで見学した活動は本当に充実した活動を行っており、今日は気温も夏日となり疲労もピークに達してきている生徒もいるのではないかと思っていっます。県高校総体に向けての最後の追い込みの期間であるとも思いますので、怪我や体調管理に留意しもうひと頑張りして欲しいと思います。これを乗り越えると色々な意味で大きな自信となると思います。

また、この期間中、保護者の皆様方の会場までの送迎や応援等、活動への支援の姿を多く目にしました。本当に感謝です。ありがとうございます。生徒たちの大きな支えになっていると思います。

個人的には今年30歳になる生徒たちとの集まりがあり、成長した姿に接することができました。結婚、こどもが出来た、仕事での頑張り、悩みなど、話をしながら私自身がパワーをもらいました。本当に教師という職業に就くことができ幸せに思っています。

ゴールデンウィークも終盤、部活動以外でも全ての生徒にとって事故や体調不良等もなく最後まで充実した期間となることを願っています。

 

菊池市が誇るオリンピアンが来てくれました!

今日はロンドンオリンピックの400mリレーで第2走者を務め見事4位入賞を果たした江里口匡史さんが本校に来て運動部活動生と希望者120名程度を対象に講習会を実施してくれました。江里口さんは菊池市出身で地元の隈府小学校、菊池南中学校から、お隣の鹿本高校、早稲田大学、大阪ガスで競技をされた日本短距離界のトップランナーです。

ロンドンオリンピックの出場を始め、日本選手権100m4連覇など輝かしい実績の持ち主です。今回はゴールデンウィークでの里帰りの中の江里口さんが、お父様が野球部のコーチをしていただいている樋口正博さんと菊池高校の同級生というご縁で、講習会を実施してくださることになりました。お聞きしたところによるとご両親とご兄妹さんが本校の出身ということで、菊池高校は非常に身近に感じているとのことでした。

講習会では身体の動かし方の基本や全ての競技に共通する体幹トレーニング、トレーニングを行う上での意識の持ち方など決して恵まれた体格ではない江里口さんがトップアスリートとして君臨してこられたことを彷彿とさせるような内容の講習会でした。

また何より、お話をさせていただいて感じた江里口さんのお人柄の素晴らしさに「人間力なくして、競技力向上なし!」ということを再確認しました。

女子バレーボール部、充実した合宿となりました!

今年のゴールデンウィークは間で2回の登校日を挟む前盤、中盤、終盤の3回に分かれた連休となりましたが、部活動にとっては集中した強化練習ができる期間です。本校でも各部が校内外で練習に頑張っています。そのような中、女子バレーボール部は学校のセミナーハウス「拓志館」を使って2泊3日の合宿を実施しました。今の3年生は私の赴任と一緒にコロナ禍真っ只中に入学した生徒で高校生活のほとんどの期間でコロナの影響を余儀なくされてきました。そこで、初めて合宿となりました。

合宿は日頃の練習と違い寝食を共にすることで、部員のこれまで知らなかった、気付かなかった面も知ることができ、今まで以上に絆を深めることができます。初日は自分たちで夕食も作ったと聞いており、ここでも部員の意外な一面を見ることができたとのことでした。

もちろん、練習面でも充実した活動ができたようで、初日、2日目は他校との試合練習で実践を積んでチームのレベルアップを図り、最終日は熊本県が全国に誇る女子バレーボール界の強豪校、信愛女学院との合同練習を実施し、高校生のトップレベルの技能はもちろん意識や雰囲気に触れることができ、非常に実りある3日間を過ごすことができたようでした。

このような、練習内容を準備していただいた、前回のブログで紹介した指導員の東英一さんに心から感謝です。東さんは本校のOBでこれまで長年、女子バレーボール部を支えていただいています。今回の合宿による成果が今後の活動や試合で発揮できることを期待しています。

運動部活動指導員の任用通知書を交付しました!

 

前回の校長ブログで記載した通り、本校は県教育委員会から本年度と来年度、持続可能な部活動にいての「学校体育研究推進校」の指定を受けました。この研究の柱の1つに地域との連携、地域人材の活用があります。そこで、本校では現在、5つの部活動で「熊本県立高等学校等運動部活動指導員」を任用することとしています。

その任用通知書が県教育委員会から届きましたので、本日、女子バレーボール部の東英一さん、野球部の渡邉和雄さん、ボクシングの西垣健三郎さんの3人に交付をしました。その他にもボート部とバドミントン部に指導員の配置を予定しています。

この配置により目指していることは、指導員の皆さん方の豊富な経験による指導により「充実した魅力ある部活動」となり、多くの生徒がそれぞれの部活動を加入し、学校全体が活気づくことです。また、指導員を配置することによる先生方の負担が軽減し、「働き方改革」にも繋げることができればと思っています。

高校生活において部活動を通して得られる経験は意義が大きく生涯の財産となります。私自身が身を持って経験してきました。指導員の皆様方には本校生徒を育む仲間として、その活躍に大いに期待を寄せているところです。

 

県教育委員会の学校体育研究推進校に指定されました!

今日は県教育委員会から体育保健課の審議員と担当指導主事が来校され本年度と来年度の2年間にわたる「学校体育(持続可能な部活動)研究推進校」の指定書の交付がありました。私は2年前の校長就任以来、大きく3つの学校改革に取り組んでいます。

1つ目が「学科改編」で本年度から普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」を設置することができました。

2つ目は「地域資源活用」です。菊池地域の歴史と伝統文化、豊かな自然、人材を活用した探究活動です。このことについても菊池市からのコーディネーターの派遣により取組を勧めています。

そして3つ目が「地域拠点部活動」です。これが今回の県教育委員会の「持続可能な部活動」の研究推進に繋がります。本校のような生徒数減に直面している学校では部活動の精選をしなければなりません。そこで、重要になって来ることが「地域との連携」です。

現在考えていることは、①小中学校で盛んな競技の受け皿となる。②地域の環境面などの特色を活かす。③地域の人材を活用する。などです。今回の指定により「部活動の活性化」と「教職員の働き方改革」の両立した持続可能で活気ある部活動が実施できればと思っています。

 

 

ベテランの先生の指導力に感心しました!

本校の剣道部は今回の定期異動により前田晃宏先生から大橋一成先生に指導者が変わりました。前田先生は本校のOBであり、お父様も本校で剣道の指導をされ隆盛を極められ、前田先生はお父様から高校時代指導を受けておられます。生徒達や保護者の皆さんにとっては今回の異動は青天の霹靂であり、動揺しているのではないかと心配していました。

今日、剣道部が専大玉名高校と練習試合をするとのことで練習を見学してきました。この専大玉名高校の剣道部には私の初任の地である植木町の鹿南中学校の時の生徒で今も親しくお付き合いをしている生徒の子どもさんが1年生と2年生におり、その生徒からも菊池高校が練習試合に来るとの連絡を受けていました。

この練習試合での大橋先生の生徒達への的確な指示の出し方とそれを受ける時の生徒達の顔つき、目つきを見て大橋先生が既に生徒達、保護者の信頼を得られていることがひしひしと伝わってきました。大橋先生のこれまでの競技歴、指導歴からくるベテランの先生の指導力のすごさに感心しました。

県立高校における定期異動による指導者交代は避けられないところがありますが、このようにスムーズな指導者の引き継ぎを目の当たりにでき大変嬉しく思いました。

3年ぶりに育友会総会を実施しました!

私が菊池高校の校長に就任した2年前はコロナ禍の真っ只中でした。昨年も感染状況が厳しく、今年やっと校長として初めて育友会の総会を対面で実施しました。土曜日の雨の中にも関わらず183名の保護者に出席していただき、本当にありがたく感じています。また同時にお子様方の成長や本校教育への熱い思い、期待がひしひしと伝わってきました。

冒頭のあいさつで生徒を育む上では育友会と教職員は両輪であり、お互いの信頼、良好な関係なくして実りある教育できないこと、そのためには、何か不満や不明な点が生じたら、溜め込まず遠慮なく担任先生や教頭先生にお伝えいただき、いろいろな事に迅速、丁寧に対応してきたいということを話しました。

また、本校教育については3つのスローガン「選ばれる菊池高校」「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」や普通科の学科改編、商業科の新たな学び、菊池市からの支援による公営塾「菊池前進塾」、ディレクター、コーディネーターの派遣などについて話をさせていただきました。さらに、公営塾についてはディレクターの月井雅晴先生に直接説明していただきました。保護者の皆様方の関心の高さを垣間見ることができました。

やはり対面で直接話をさせていただくことの重要性を改めて痛感しました。本日、選任された高宗友子会長を始め新執行部の皆さんとしっかり連携を深め、会員の保護者の皆様方のご理解とご支援をいただきながら、全職員一丸となって生徒たちの健全育成に取り組んで行きます。

 

 

菊池市と県教育委員会の連携協定が締結されました!

本日、県庁において菊池市の江頭実市長と県教育委員会の古閑陽一教育長との間で「菊池市に所在する県立高校の魅力向上に関する連携協定」が締結されました。協定書では「菊池市に所在する県立学校生徒の学力向上に関すること。探究的な教育活動等に関すること。菊池市の地域活性化に関すること。」について連携・協力して取り組むことが定められています。

そこで、具体的な内容として菊池市から学力向上のためのディレクターと探究活動のためのコーディネーターを高校に派遣し、教育活動を支援していただきます。また、本校のセミナーハウス「拓志館」において菊池市の公営塾「菊池前進塾」が開設されます。菊池市は、江戸時代から多くの私塾が開かれ、菊池地域の文教を支えてきました。このことが「文教菊池」という教育理念に受け継がれていますが、「前進塾」も未来を担う人財の育成を目指します。

このように、本校の教育活動を支援する心強い協定が本日締結されました。この協定により本校教育活動がさらに魅力化し、地域から「選ばれる高校」となるようしっかりと取り組んでいかなければならないと思っています。

男子バレーボール部が6年ぶりに県大会ベスト8進出しました!

この土日は各競技において県高校総体の前哨戦となる大会が開催されています。

本校関係では男女バレーボール部が大会に出場し頑張ってくれました。


即戦力として期待している新入生もいるようですが、先週金曜日からの1年生の学年閉鎖により、1年生の大会参加は自粛してもらいました。そこで、男子は6人、女子は7人での参加となりました。コロナウイルス感染による出場辞退などもありましたが、男子バレーボール部が1回戦不戦勝、2回戦で御船高校に1・2セットともリードを許した状態からの終盤の見事な逆転勝ちで6年ぶりのベスト8進出を果たしました。

顧問の椎葉先生は女子チームをベスト4に育てた経験のある指導力の持ち主で、今回男子を見事ベスト8に導いてくれました。今日は準々決勝で第二高校と対戦し、惜しくも敗退しましたが、県総体に向けた大きな弾みをつけることができました。

また、女子もベスト8を掛けた試合でシード校の八代高校と対戦し、良く拾う粘り強いバレーを展開し最後まで食らいつきましたが、惜しくも敗退しました。

野球部も城北地区高等学校春季大会で有明高校と対戦し、9回までリードしていたものの最後の最後に追いつかれ、延長戦で惜敗しました。こちらも10人での戦いと各部ともギリギリの人数で本当に良く頑張っています。

本校では「部活動の活性化」を課題の一つに掲げており、各部とも年度始めの大会において、これからが楽しみとなる頑張りを見せてくれました。

頑張れ、菊池高校!