校長ブログ
校長ブログ「大きな被害が出ないことを願うばかりです!」
台風14号が九州に上陸し熊本県を北上しているとの報道がなされています。強風が雨戸を揺らす音も強さを増し、一晩中この音を聞きながら過ごさなければならないかと思うと非常に不安な気持ちになります。気象庁は暴風、波浪、高潮の特別警報を発表し、「過去に経験のない危険ないような危険な台風」とし、命を守るために早めの安全確保と最大級の警戒を呼びかけています。
楽しみにしていた3連休での台風襲来となり、色々な行事等が中止を余儀なくされました。私も対応を予定していましたが、3年ぶりに水俣・芦北地区で開催予定であった県民体育祭も残念ながら中止となり、開催するばかりに準備をしていた関係者にとっては非常に辛い結果となりました。
平成28年の熊本地震、令和2年の7月豪雨、今回の台風14号と自然の猛威の前には人間は為す術もないことを痛感します。明日は敬老の日で休日ですので、台風通過後の被害状況等をしっかり見極めながら火曜日の対応については判断したいと思っています。とにかく大きな被害が出ないことを願うばかりです。
今日から高校生の就職戦線がスタートします!
今日から高校生の就職戦線がスタートし本校から34人の生徒が入社試験に臨みますが、初日の本日は15人の生徒が受験しています。私のところにも生徒から直接面接練習の依頼があり、数人の生徒の面接を行いました。今回、入社試験に挑む生徒たちは私の菊池高校赴任と時を同じくして入学してきた生徒であり、その成長を傍らで実感してきた生徒たちです。その分思い入れも一入で全員が進路希望を実現してくれることを期待しています。
先日の菊翔祭を通しても感じたことですが、3年間の成長は目覚ましく1日1日の積み重ねの大切さを実感しました。残念ながら入学と同時に2ヶ月間の休校となり思い通りの高校生活ではなかったと思いますが、その分、これまでの高校生が経験や感じることができなかった大切なことを学んだようにも思います。
本校の生徒は実践力や人としての温かみがあり、卒業後にさらに力を発揮する生徒が多いように感じています。まずは今日から始まる就職試験、大学や専門学校などへの受験を見事突破し、本校から次のステージに立派に羽ばたいて欲しいと願っています。本日も数人の生徒が面接にやって来ます。
学校への世間の目は厳しくなるばかりです!
昨日の新聞報道で、県立高校運動部の長年の「謎ルール」として、定期考査で赤点を取るか頭髪検査で違反した場合に①丸刈り②体育館の掃除③練習に一定期間加わらず勉強に専念、部員はどれを選ぶかを顧問に申告し、自らにペナルティーを科していた、との記事が掲載されていました。
学校教育には「不易と流行」があり、大切にしなければならない伝統と時代の流れの中で変わらなければならないものがあるということは十分承知しているものの、その変化にしっかりと対応できていないことも多々あると反省しています。本日運営委員会でも先生方に再度点検をお願いしたところです。何かあれば速やかに改める判断力、決断力が校長には必要であると思っています。
学校に対する世間の目は厳しく、我々が教員になった頃とは比べものにならないくらい先生方にご苦労をお掛けしていますが、学校が世間の常識から乖離することなく、生徒や保護者からの信頼のもと安心して学校生活が送れるよう肝に命じなければならないと再認識しました。
校長ブログ「『菊翔祭文化の部』多くの方々にご来校いただきました!」
昨日に引き続き、本日は「菊翔祭文化の部」(文化祭)を開催しました。文化祭では部活動や委員会、商業科による日頃の練習や学習の成果の発表や展示などがあり、非常に中身の濃い内容でした。昨日の体育大会と併せて菊池高校生の可能性の大きさ、能力の高さを実感することができました。
また、本日の文化祭には公務ご多様な中、江頭実菊池市長もわざわざご来校いただき各展示等をご覧されながら、生徒たちに声を掛けていただきました。今回は菊池の歴史や文化に触れる新たな試みとして正門前の国登録の有形文化財松倉邸や菊池松囃子能舞台の活用も行い、江頭市長に松倉邸での日本文化部のお点前も披露させて頂きました。
本日の文化祭でも育友会によるバザーの提供をしていただき、生徒たちやご来場の皆様方も心のこもったご馳走に舌鼓を打っていました。育友会の皆様方が学校行事のたびに献身的に動いていただき、心から感謝しています。
コロナ禍での2日間の菊翔祭でありましたが、生徒たちの生き生きとした姿を垣間見ることができ、本当に開催して良かったと思っています。この経験が必ずや今後の菊池高校の発展に繋がるものと期待しています。
校長ブログ「一人ひとりが輝く素晴らしい『菊翔祭体育の部』となりました!」
本日素晴らしい秋空のもと「菊翔祭体育の部」(体育大会)を開催することができました。現在の3年生はコロナ禍真っ只中に入学し、入学と同時に2ヶ月間の休校となった関係で当時5月に予定していた体育大会も実施することができませんでした。残念ながら昨年も実施することができず、本日3年ぶりの開催となりました。生徒たちはもちろん私自身が菊池高校の初めての体育大会であり、どうなることかと心配をしていましたが、生徒たち一人ひとりが生き生きと活動する素晴らしい体育大会となりました。
実際に体育大会の経験もないままに夏休み中から準備を進めてくれた生徒会長の迫美優さんを始め役員のみんな、大会運営の補助で献身的に動いてくれた部活動生を中心とした生徒たち、本部席からそれぞれの動きを見ていると本当に素晴らしい生徒たちに恵まれたと嬉しい気持ちになりました。
今日の体育大会は間違いなく本校の自信と誇りに繋がったと確信します。明日は「菊翔祭文化の部」です。こちらは2年ぶりの開催になりますが、クラスの協働の姿や部活動の日頃の練習の成果の発表の場となることを期待しています。育友会からのバザーの提供もあります。皆さんの力で学校行事ができることに本当に感謝しています。
校長ブログ「大変ご迷惑をお掛けしました!」
本当に久しぶりの掲載となりました。この校長ブログを始めて2年以上が経ちましたが、前回のアップから最も間隔の開いた掲載となりました。夏休みの終盤8月24日から26日まで全国高等学校PTA連合会大会石川大会に育友会の高宗会長始め役員の皆様方と参加し、27日・28日と本年3年ぶりに栃木県で開催される国民体育大会の九州地区予選が熊本県で実施され、その業務に従事し29日の2学期始業式前日の諸会議の日を迎えました。
何とよりによってその日から体調を崩し、発熱外来を受診したところコロナの陽性であることが判明し10日間の自宅隔離を余儀なくされました。新学期の大切な時期で台風対応なども重なりました。しかも本校は明日10日(土)と明後日11日(日)に菊翔祭体育の部と文化の部の開催も予定しており、その準備にも携わることができませんでした。
この10日間、教頭先生、事務長先生を始め諸先生方が私の留守をしっかりカバーし、万事順調に事を運んでくれていました。本当に感謝の念しかありません。出遅れてしまいましたが、1年間で最も長く様々な学校行事や3年生の進路決定などがある重要な2学期が本校にとって飛躍の学期となるよう頑張っていきたいと思っています。
オープンスクールを実施しました!
7月9日の学校説明会に引き続き、本日はオープンスクールを開催しました。本年度から本校を知っていただく機会を増やそうと新たに考えた取組です。11月上旬に第2回目のオープンスクールの開催も計画しています。前回の学校説明会と違って今回は実際に本年度から新設した普通科の「未来探究コース」「地域探究コース」や新たな学びの見直しを行っている商業科の授業体験や部活動見学、体験を行います。
また、先生方の工夫により説明の内容の質もかなり向上しており、中学生にとってもかなりわかりやすい内容になっていたと思います。このオープンスクールでは生徒会役員や部活動生も準備や運営に頑張ってくれており、先生方と生徒が力を合わせて学校を挙げて取り組みました。
このコロナ禍に参加してくれた中学生に、菊池高校の素晴らしい環境や先生方、先輩たちの優しさ、温かさなど、本校の魅力が伝わり、この菊池高校で高校の3年間を生活したいと思って帰路に向かう生徒が多くいることを期待しています。
【教室の様子】
【リモート配信で緊張する司会担当の生徒会執行部の生徒】
九州地区商業高等学校長会が佐世保市で開催されました!
先日、熊本県が当番県として九州地区普通科高等学校長会を実施しましたが、本日は長崎県の佐世保市で九州地区商業高等学校校長会が開催されました。この会には昨年度、一昨年度、本校が文部科学省国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」の指定を受け、その際わざわざ本校にお越しいただき、懇切丁寧にご指導いただいた文部科学省初等中等教育局参事官産業教育振興室教科調査官の田中圭先生もご出席なさるということもあり、私も参加してきました。
この会に熊本県から出席されている校長先生方は商業高校もしくは商業科が専門の校長先生方が多く、少々場違いの感もありましたが、九州各県の商業科教育の現状等を知ることができ、貴重な時間となりました。近年の本校の商業科の活動は目覚ましく、2カ年の研究指定における実践、菊高ジャックの開催、資格検定試験の合格者の飛躍的な伸び、先の生徒商業研究発表大会での準優勝と枚挙に暇がありません。
本年度は普通科も学科改編による新コースを設置するなど魅力化を図っています。商業科と普通科がお互いに切磋琢磨しながら、菊池高校の魅力を高めて行くことができればと思っています。
早いもので夏休みも終盤に入りました!
8月11日(木)から8月15日(月)まで閉校し、本日から学校を再開しました。早いもので夏休みも10日余り、終盤となりました。この閉校期間に先生方が少しでもリフレッシュし、英気を養うことができていればと思っています。私はこの期間に高校時代の親友2人が初盆を迎えましたので、お参りに行ってきました。
1人は昨年の12月22日、もう1人は今年の2月22日と2ヶ月の間に大事な親友を2人も立て続けに亡くしてしまいました。2人とも高校卒業後も親しく付き合い、お互いの悩み事なども相談し合う仲でしたので何とも言えない大きなショックを受けました。この初盆を迎えるにあたり、改めて寂しさを噛み締めたと同時に、この2人の分まで現在自分が与えられている校長としての任をしっかりと果たさなければならないと誓ったところです。
あと10日余りとなった2学期は始まって早々の9月10日(土)と11日(日)には菊翔祭の体育の部、文化の部の開催も待ち受けています。今年初めての連日開催を計画しています。生徒会を中心に生徒一人ひとりが主役となり、本校の活気を示す学校行事となればと期待しています。
運動部活動指導員さん方との意見交換をしました!
本校は本年度と来年度の2ヶ年間、県教育委員会からの「持続可能な運動部活動」についての研究指定を受けています。その取組の1つとして県教育委員会から5人の部活動指導員を配置していただいています。これまでの野球部、女子バレーボール部、ボート部、ボクシング部に加え、今年度から新たにバドミントン部です。おそらく県内の公立高校では最多の配置数ではないかと思います。
この部活動指導員制度を活用して部活動をいかに魅力あるものとして充実させていくか、先生方の負担軽減を図るかなど部活動の「持続可能」な取組を研究、実践していきたいと考えています。部活動は人間教育の場であり、高校時代に部活動を通して培った教訓や人間関係は生涯の財産だと思っています。また、部活動による学校の魅力化、活性化が図れればとも思っています。
素晴らしい経験と見識をお持ちの指導員の皆さんを本校の職員としてお迎えし、生徒を育む仲間として力を遺憾なく発揮していただければと思います。そして、小学校、中学校と育んできた競技をさらに高い目標を持って極めるための受け皿として、また高校から新たに競技を始める場として本校の部活動が役割を果たすことができればと夢を描いています。
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入学時・入学後にかかる諸費用について