☆菊高の学校生活・学校行事など☆
文化財×デジタル ― 松囃子能場をVR・ARで表現する特別講義
12月22日(月)、総合的な探究の時間において、文化財のデジタルアーカイブ化に関する特別講義を実施しました。
本取組は、地域探究コース2年生が進めている、学校前にある菊池松囃子能場のVR・AR化に向けた学習の一環として行われたものです。
当日は、NTTデータNJKの皆さまを講師としてお招きし、デジタル技術を活用した文化財保存や発信の方法について、実践的な講義をしていただきました。
生徒たちは、3Dスキャンアプリ「Scaniverse」を用いて、菊池松囃子能場や学校敷地内を撮影しました。撮影したデータは編集作業を行い、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を活用して、メタバース空間上に配置する体験を行いました。
初めて触れる技術に戸惑い、試行錯誤する場面も見られましたが、生徒同士で協力しながら課題に取り組む姿が印象的でした。今回の特別講義を通して、文化財を未来へ残すための新しい方法や、デジタル技術の可能性を実感する貴重な学びとなりました。
菊池高校は、文部科学省よりDXハイスクールの指定を受けています。今後も、地域の魅力をデジタル技術によって発信するなど、社会とつながる新しい学びに積極的に挑戦していきます。
| 今から撮影 | 撮影中 |
| 編集中 | 生徒の作品 |
認定NPO法人「ロシナンテス」理事長 川原尚行先生が語る『命と平和』 ―スーダン内戦の現場から学ぶ教育講演会―
12月12日(金)、令和7年度菊朋会主催「教育講演会」が開催されました。本講演会は、本校同窓会である菊朋会のご支援のもと実施されたもので、生徒たちが社会や世界の現実に目を向け、自らの生き方を考える貴重な機会となりました。
講師としてお招きしたのは、認定NPO法人「ロシナンテス」理事長であり医師の川原尚行先生です。演題は「究極の医療は戦争をしないこと、させないこと ~スーダン内戦を経験して~」です。
川原先生は、スーダン内戦の現場で医療活動を続けてこられたご経験をもとに、ニュースだけでは分からない現地の実情や、命と向き合う医療の本質について語ってくださいました。生徒たちは、現場でしか知り得ないお話に強い衝撃を受け、真剣な表情で耳を傾けていました。
講演の中では、「何か行動を起こすときに支えになるのは、高校時代の仲間である」という言葉や、本校校訓である「汗と夢」に触れ、ハチドリの一滴の例えを用いて、「一見無駄に見える努力の中にこそ意味がある」というメッセージを生徒たちに届けてくださいました。
講演は、生徒一人一人に問いかける形で進められ、時に熱く、時にユーモアを交えながら展開されました。講演後の質疑応答でも、生徒の質問に丁寧に答えてくださり、生徒たちの学びをさらに深める時間となりました。
このような貴重な学びの機会を設けてくださった菊朋会の皆さまに、心より感謝申し上げます。
| 講演の様子(高校時代の仲間と共に) | 講演の様子(現地の少女と一緒に) |
| 質疑応答の様子 | 花束贈呈 |
探究×DXで未来を切り拓く ― KSH全体発表会で菊池高校の学びを発信
2025年12月20日(土)、グランメッセ熊本にて第4回 熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会「県立高校 学びの祭典」が開催されました。
本発表会は、県立高校が進めている「高校の魅力化」の取組の一環として、全県立高校の生徒が日頃の探究活動の成果を発表し、各校の特色や魅力を広く発信することを目的に実施されたものです。
当日は、本校生徒もポスターセッションに参加し、他校の生徒や一般の来場者を前に、緊張しながらも自分たちの探究活動の成果を丁寧に発表していました。
また、他校生の発表を積極的に見て回り、質問や意見交換を行うなど、主体的に学ぶ姿が印象的でした。
学校紹介ブースでは、DXハイスクールの取組としてLEGOロボット、宇宙エレベーター、ドローン操作体験などを展示しました。
来場した子どもたちに対して、生徒一人ひとりが優しく分かりやすく説明する姿から、学びへの自信と成長が感じられました。
当日は、探究活動で連携している熊本大学や菊池市役所の皆さまをはじめ、多くの関係者・本校職員にもご来場いただきました。心より感謝申し上げます。
菊池高校では、今後も探究活動の充実とDXハイスクールによるデジタル技術の活用を通して、生徒一人ひとりが主体的に学び、未来を切り拓く力を育んでいきます。
地域と進路につながる学びー菊池高校 探究成果発表会
12月16日(火)、本校にて「令和7年度 普通科1・2年生探究成果発表会」を開催しました。
本発表会は、生徒が日頃の探究活動の成果を発表し、学びを地域や社会へ発信する機会として、毎年実施しています。
当日は、1年生がポスター発表、2年生がポスター発表およびステージ発表を行いました。また、商業科3年生の代表生徒による発表も行われ、学年ごとの成長や学びの深まりが感じられる内容となりました。
会場には、熊本大学の田中准教授をはじめ、学校運営協議会委員、菊池市役所、社会福祉協議会の方々、近隣中学校の校長先生方など、多くの来賓の皆様にご来場いただきました。
本校普通科の探究活動は、「地域探究コース」と「未来探究コース」に分かれています。
地域探究コースでは、菊池市の課題や魅力をテーマに、地域と連携した探究を行っています。一方、未来探究コースでは、自分の進路や興味・関心につながるテーマを中心に、探究を深めています。
発表会当日は、生徒同士や来場者との間で活発な質疑応答が行われ、会場は大いに盛り上がりました。
生徒たちが自分の言葉で考えを伝え、他者の意見を受け止める姿から、探究を通して培われた力が感じられる一日となりました。
菊池高校では、今後も自身の進路や地域課題をはじめとした実社会とつながる探究活動を大切にし、生徒一人ひとりの可能性を広げる学びを進めていきます。
| ステージ発表の様子 | ステージ発表の様子 |
| ステージ発表の様子 | 生徒からも積極的に質問 |
| 先生からの鋭い質問 | 来賓の方からの質問 |
| ポスターセッション | 真剣にメモを取ります |
| 1年生も頑張りました |
熊本大学田中先生からの講評 |
まちづくり部:ジビエ甲子園に向けた試作会を行いました!
11月28日、本校の調理室で「ジビエ甲子園」に向けた試作会を行いました。生徒が考案したジビエ料理を2品(和風・洋風)試作しました。普段から料理をしている生徒が多く、家庭科の先生から助言をいただきながら手際よく試作を行うことができました。
試食の時間は緊張と期待が入り混じる瞬間でしたが、どちらの料理も1回目の試作ながら美味しくできあがり、盛り上がっていました。また、まちづくり部以外の生徒や先生方にも試食してもらい講評をいただいたことで、次回への改善点や新たなアイデアが沢山出てきました。
今回の試作を踏まえ、さらに美味しいジビエ料理を目指して試作を重ねていきます。本番でどのようなメニューが登場するのか、どうぞご期待ください。
役割分担をしながらがんばりました。
ジビエ肉の調理の様子
試食タイム
学校情報化優良校に選ばれました。
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菊池高校第3グランド
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入学時・入学後にかかる諸費用について