SSHの授業
サイエンスセミナーinくまもと 参加
3月3日、正解のない現在未解決のテーマについて、グループで解決方法を話し合いポスターにまとめて発表を行う「課題解決型学習」に2年生1名が参加しました。
以下の4つのテーマのうちの1つを選択し、グループでポスターを作成しました。
①自動運転と人工知能 ②ゲノム編集技術の光と闇
③アルテミス計画と火星移住 ④気候変動に起因する線状降水帯の出現率の低下
本校生のグループは、「ゲノム編集技術の光と闇」をテーマにして、「医療技術への応用」に焦点を当てポスターを制作しました。熊本大学工学部の学生さんがTAとしてサポートしてくれました。
最後の投票では、同点1位で最優秀2班のうちの1つに選ばれ、ステージで発表しました。
同じ班で一緒にディスカッションや発表をした他校のみなさん、ありがとうございました!
【クロスカリキュラム】歴史総合×日本史(岩倉使節団とビスマルク)
2年生理系クラスで、クロスカリキュラム授業が実施されました。
単元は「明治初期の対外関係」
岩倉使節団について説明を受け、使節団の歴史的意義について考察しました。
最後に、使節団が日本に与えた影響を自分たちで考えました。
世界史、日本史のそれぞれの先生の説明を聞くことで、当時の日本がどの国から強く影響を受け、どのようにして近代化を進めていったのかを、「覚える」のではなく「考える」ことができました。
東京大学先端研研究室へ訪問及び日本科学未来館の見学
12月26日(火)に本校2年生2人が東京大学先端研にお邪魔し、研究室訪問及び先端研クロストークに参加させていただきました。
インクルーシブな教育や研究環境の実現を目指されている並木先生と、昆虫の嗅覚センサを利用した探索ロボットの開発を目指されている神﨑研究室へ訪問してきました。各研究室で丁寧かつ実演を交えた説明をしていただき、生徒達も理解しやすかったようです。
午後からのクロストークでは、科学、芸術、哲学、宗教などの分野を超えて現代の課題とこれからの社会に向けたディスカッションが行われました。この会には大人だけでなく、青少年との交流も行われました。
12月27日は日本科学未来館の展示物を見学したり、体験したりしてきました。”老い”やこれからの社会を考える"未来逆算思考"など体験的なものが多く、まだまだ時間が足りなかったようでした。
【SSH】先生達の活動~KSC交流会~
熊本サイエンスコンソーシアム(KSC)は県内SSH指定校5校(天草高校、宇土中学・高校、熊本北高校、第二高校、鹿本高校)と理数科が設置されている3校(大津高校、熊本西高校、東稜高校)の計8校で構成されている組織です。
生徒の課題研究や高大連携の支援を行っています。
11月29日、KSC担当者交流会が開催され、ワークショップでルーブリック(評価規準)の作成方法などを学びました。
熊本大学の先生の講義や県内の指導教諭のレクチャーを受け、実際にルーブリックを作成してみました。
班で話し合い、徐々に形にしていきます。
先生も日々勉強です。
1年生「STI for SDGs 企業講話」
11月30日(木)6・7限目の時間に「STI for SDGs 企業講話」を実施しました。どの企業もいろんな取り組みをしている中で、壁にぶつかる、課題が生じることがあります。それをどのように解決していったか等、企業が取り組んでこられたことをお話しいただきました。それを聞く中で、生徒たちが現在取り組んでいる課題研究(YSP)がどれだけ意義あるものかを改めて理解してもらうとともに、物事に対して様々な視点を持つことを目的として実施しました。今年度参加いただいた企業は、「栗川商店様」、「あつまるホールディングス、あつまる山鹿シルク様」、「ヤマチク様」、「菊鹿ワイナリー様」、「コウサク様」、「地の塩社様」、「パストラル様」、「オムロンリレーアンドデバイス様」の計8社です。今年度は、事前に企業の学習を行い、講義を聞いた後に、対話型ワークショップとして、企業様に質問を行いました。より詳しく企業の取り組みを知ることで生徒の課題研究のみならず、将来を見据えた取り組みや、身近にあるものの良さに気づくことができたのではないかと思います。