SSH(スーパー サイエンス ハイスクール)について

鹿本高等学校SSHⅡ期TOP

 

1 SSHの概要  
 文部科学省が、将来の国際的な科学技術人材の育成を図るために、理数系教育に重点を置いた研究開発を行うSSH事業を平成14年度から実施しており、全国で約250校が指定を受けています。全国の高校の数は約4,900校ですので、SSHの指定を受けている高校は全国の約5%、これに令和3年度から本校が加わっています。熊本県内には5つのSSH指定校がありますが、本校は県内で最も新しい指定校であり、県北初・県北唯一の指定校となっています。

 

2 本校が取り組む研究開発題目 

文と理、知識と行動、学校と社会をつなぐ深い学びを実践する「つなぐ探究」プログラムの開発

 本校がこれまでⅠ期指定期間(R3~R7年度)において全校体制(すべての教科・科目等)で取り組んできた文理融合型の研究開発」を継続するとともに、以下の3つの研究開発テーマを中心に据えて”文と理、知識と行動、学校と社会をつなぐ深い学びを実践する”ことで、科学的発想力、科学的探究力、科学的共創力の「3つの力」を身に付けた、新しい価値を創造する科学技術人材を育成します。

 併せて、Ⅰ期から取り組んできたクロスカリキュラム(異教科連携授業等)の充実により、STEAM教育のさらなる充実を図ります。

※STEAM教育とは:「」は理科、「」は技術、「」は工学(設計・プログラ ミング)、「」は文系科目(感性や人間理解)、「」は数学と定義し、その要素を含む複数分野のクロスカリキュラムの開発に取り組み、教育課程を豊かにします。

◇研究開発A:文と理の知見をつなぐ教科横断的な学びによる科学的発想力の育成
(ア)鹿本STEAM
 教科を横断する様々な学習課題について観察、実験、分析を行い、「多角的な視点から考える」コンピテンシーを習得します。
(イ)探究型クロスカリキュラム
 複数の教科・科目の知識や見方・考え方を使って多様な学問分野に横断的に取り組み、「すぐ調べる」「多角的な視点から考える」コンピテンシーを習得します。
(ウ)探究のタネ「鹿本SEEDS」【Ⅱ期新設】
 日々の「問い」を記録する活動を実施し、「『問い』を持つ」コンピテンシーを習得します。

◇研究開発B:知識と行動、学校と社会をつなぐ探究活動による科学的探究力の育成
(ア)理数探究基礎「YSPアカデミア」【Ⅱ期新設※YSP:山鹿サイエンスプログラムの略。本校の探究活動の名称。
 生徒が主体的に課題研究をすすめ、その質を高めることができるように、探究活動を深化させる知識と探究活動の質を高める9つの行動(Coreコンピテンシー)を学習します。併せて、生徒が社会的課題を自らの課題としてとらえ、実社会を意識しながら課題研究ができるように、外部人材による講話等をとおして自らの将来の在り方生き方について考え、関連付けながら探究活動に取り組みます。
(イ)「理数探究スキル」「SS情報探究」「SS英語探究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」等の学校設定科目の開発・実践
 自ら見出し、設定した課題の解決を目指し、効果的な学校設定科目の開発と実践をとおして、探究・研究に必要な「視覚化する」「ルールを守る」「対話する」「根拠に基づいて述べる」「協力して取り組む」コンピテンシーを習得します。

◇研究開発C:生徒の能動的な学びを促す形成的評価と生徒の到達度を測定する総括的評価の開発・活用
 課題研究における、生徒の能動的な学びを促す形成的評価と生徒の到達度を測定する総括的評価を開発することで、課題研究における”指導と評価の一体化”を実践し、生徒が取り組む課題研究の質の向上を目指します。

 これらを通して、バリエーションのある多様な答えを導きだすことができる科学技術(イノベーション)人材を本校から多数輩出します。 

 

3 実施期間
 令和8年4月1日~令和13年3月31日(5年間)  

 

4 SSH事業のメリット
 SSHの指定を受けることで、これまで公立学校では取り組めなかったような新しい研究活動に取り組めます。また、予算の充実に伴い本校の教育環境の充実を図ることができます。



5 専門的見地を持たれた外部の方々から構成するSSH運営指導委員会 
 SSH運営指導委員会とは、本校の取組を専門的見地からご評価していただくたくための大学教授や地元自治体の代表様など8名程度から構成する組織です。科学研究や教育評価等がご専門の大学教授の皆様、課題研究に深い見識をお持ちの地元企業関係者様等、山鹿市長様、熊日新聞社山鹿支局長様、熊本県立教育センター指導主事にお願いしています。

 

6 本校のSSH概略図

 SSHⅡ期 取組概要 SSH_2期_取組概要(PDFファイル)