SSHブログ

SSHの授業

北里柴三郎顕彰2024事業に参加しました。

9月12日(木)、熊本保健科学大学で行われた北里柴三郎顕彰2024事業に参加しました。

県内のSSH指定校他8校が参加。

北里柴三郎先生のひ孫にあたられる北里大学名誉教授による特別講演、熊本保健科学大学の志多田千恵先生による破傷風菌研究に関する講演、高校生による研究発表や討論会など、大変充実した、内容の濃いセミナーでした。

SSH指定校による研究発表では、本校は、「ブラジルチドメグサの利活用」についての研究を発表しました。

最後の討論会では、本校生2名の質問に、講師の先生方が丁寧に回答して下さいました。

研究をしていく中で、頭そして性格の良さを獲得できること
研究することは、自分の様々な能力を上げることにつながること

等、研究は、自分を成長させてくれるものだということを教えていただきました。

【数探Ⅱ】データ利活用出前講座を受講しました!

令和6年9月6日、経済産業省の九州経済産業局 地域経済課の方々に来ていただき、データ利活用出前講座を実施いたしました!

はじめに数字の裏付けの大切さについて教えていただきました。数字の裏付けがあれば「共通認識をもつこと」や「相手に納得してもらうこと」につなげやすいことを学びました。

その後、実際にクロームブックを使いながら、RESAS(リーサス)の操作について指導していただき、「人口」や「経済」、「観光」など6つのテーマごとに班をつくり、①現状、②課題、③解決策、④探求、⑤政策提案について議論しました。RESASのデータを基にして、山鹿市への流入や滞在など人口を増やすために、外国人労働者や外国人観光客増加のための施策や農作物に付加価値を付けた第三次産業の強化、空き家の活用など様々なアイディアが出され、活発な議論が展開されました。

 

【課題研究】熊本北高校で英語発表

7月11日、熊本北高等学校生徒国際科学フォーラム(KSISF2024)のポスター発表に参加させていただき、英語で課題研究を発表しました。

開会式の後は、ALT、留学生の方と生徒とのアイスブレイク

本校生のテーマは「 Research to convey the charm of Yamaga to Taiwanese people」

すべて英語でのセッションでしたが、回を重ねるごとにだんだん慣れてきました。

参加した生徒は「課題研究のレベルが高くて、ポスターの作り方など、参考になることがたくさんあった。もっとたくさんの生徒が、このような外部の発表を見た方がいいと思う」と話していて、とても刺激を受けたようです。

熊本北高校のみなさん、ありがとうございました!

【YSP】令和5年度の課題研究テーマを紹介します!

令和5年度の課題研究テーマを紹介します。

生徒たちはユニークで興味深い題材を自分たちで設定して活動しています!

本校生徒がどのようなことの興味を持ち、テーマを設定して探究活動を行っているのか、ぜひご覧ください!

中学生のみなさん、本校の探究活動を通して「深い問い」へ挑戦してみませんか?

【SSH】講演会「ヒトの隣人:霊長類から学ぶこと」

5月27日、SSH講演会が開催されました。今年度は、公益財団法人日本モンキーセンター(愛知県犬山市)の赤見理恵(あかみ りえ)先生に、「ヒトの隣人:霊長類から学ぶこと」と題してご講演いただきました。

ご講演では、霊長類・霊長類学のおもしろさとして、ニホンザルの文化的行動や、実験で観察されたオマキザルの不平等な報酬配分に対する否定的な反応等、解説や映像を交えて説明いただきました。また、霊長類のもつ多様な社会形態等を踏まえて、霊長類の生態を知るのみならず、人間とは何かという問いの示唆を得ると同時に、霊長類が絶滅の危機に瀕していること、そしてその原因に地域紛争や難民等、人間が関わっていることを改めて認識しました。

ご講演後の質疑応答では、本校生から「霊長類以外の動物で文化的行動は見られるか」「霊長類から警戒されずに観察するために必要なことは何か」等の質問があがり、詳細にお答えいただきました。

最後に、生徒を代表して2年5組の生徒が「(テレビ等で目にするチンパンジーについて)テレビで見る限り、楽しそうに生きているという楽観的な意見しか持っていませんでした。しかし、チンパンジーの社会のマナーについて初めて知り、人間がチンパンジーについて知らないまま育てるというのは、あまりよくないとわかりました。これからは表面だけでなく、多方面の視点から見て、分別をつけることを頑張りたいです。知らないままでいるのではなく、たくさん調べ、理解することも頑張りたいです。」と謝辞を述べました。

 リンク:日本モンキーセンター:https://www.j-monkey.jp/ 

 

当日会場となった山鹿市民交流センターには1・2年生が出席。

3年生は会場と学校をオンラインで結んで、教室で講演会を聞きました。 

 

奈良女子大学女性エンジニア養成プログラムに参加

奈良女子大学の女性エンジニア養成プログラムに、1年生1名が参加しました。

プログラムは令和6年3月27日~29日に2泊3日で実施されました。

ワークショップ・プログラムのタイトルは
「メタバースの未来を描き、⾃分のキャリアを考える!」
SONYの社員の方がメタ-バース技術の概要や原理などを説明して下さった後、実際にメタバースを体験しました。

講義では、メタ-バース技術の内容だけでなく、キャリア形成についてのお話もあり、キャリアとは何か、どのように自分自身でキャリアを決めていくかについても改めて深く考えることができました。

参加した生徒は、「メタバースはこれから世の中で絶対必要になる面白い技術。もっと知りたいと思った。色々な仕事を調べて視野を広げたいと思った」と話していました。全国の高校生とも知り合うことができた貴重な経験でした。

お世話になった関係者の皆さん、ありがとうございました。

おまけ↓ 奈良女子大学は閑静な住宅街の中に位置していましたが、宿泊したホテルは近くの繁華街の中にありました。知り合った他県の生徒さんと一緒に2日間通学しました。

研究引継ぎ会

「自分の研究を引き継いで欲しい」2年生と「先輩の研究をやりたい」1年生をマッチングする「研究引継ぎ会」を行いました。

 初顔合わせです。自己紹介から始まり、2年生が1年生へ研究内容を説明しました。

3年生から引き継がれた2年生の研究を更に1年生が引き継ぐ「孫研究」も生まれそうです。

令和5年度 理数探究(YSP:山鹿サイエンスプログラム)研究成果発表会

 3月15日(金)、本校の25の教室及び体育館に分かれ、1・2年生全員が1年間を通して取り組んだ探究活動の成果を発表(ポスター)しました。同級生・先輩・後輩の発表を互いに聞くことで、次年度の課題研究につなげる良い機会となりました。保護者や地域の小・中学校の先生方にも御来校いただきありがとございました。

令和5年度 YSP(山鹿サイエンスプログラム)代表者成果発表会

 3月14日(木)、「総合的な探究の時間」において、探究活動を続けてきた2年生の代表者による成果発表会が行われました。夏休み等に学校を出て、専門の方にインタビューを行う、多くの人にアンケートを取る等の自身の研究をまとめてきました。今日の発表会では、大学の先生方や地域の方、2年生や1年生が見守る中で、山鹿市民交流センター文化ホールで堂々と発表しました。今回発表した生徒と研究分野は、以下のとおりです。

2年1組 片山さん・原口さん(スポーツ健康科学分野)、2年2組 三森さん(人文科学分野)
2年2組 大城戸さん(教育・社会分野)、2年3組 猿渡さん・4組 井上さん(地域・防災・法律分野)
2年4組 嶋田さん(科学分野)、2年5組 山内さん(医療・福祉分野)

 

2023年度 SDGs QUEST みらい甲子園 熊本県大会 ファイナルセレモニー

みなさん、こんにちは。

3月9日に熊本市の市民会館で行われた『2023年度 SDGs QUEST みらい甲子園 熊本県大会 ファイナルセレモニー』に鹿本高校から山鹿ブドウ班の2人が出席しました。

開会されますと、はじめに各チームの紹介が行われました。

山鹿ブドウ班の2人は、先日卒業した3年生の研究を引き継いで研究を行っています。

彼女たちは、ワインを作る際に出てくるブドウの搾りかすを活用して歯磨き粉を作ることができないか探究しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後の表彰式では熊本県下40チームが応募した中でファイナリスト12チームに選出されましたが、惜しくも受賞は逃しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表彰式後のワークショップでは、小国高校の『OGUNIギフト制作チーム』の皆さんとお互いの活動に対して意見交換をしました。参加した2人は、相手グループの活動のレベルの高さに驚いていましたが、良いところや印象的なところを見いだしていました。

サイエンスセミナーinくまもと 参加

 3月3日、正解のない現在未解決のテーマについて、グループで解決方法を話し合いポスターにまとめて発表を行う「課題解決型学習」に2年生1名が参加しました。

 以下の4つのテーマのうちの1つを選択し、グループでポスターを作成しました。

①自動運転と人工知能 ②ゲノム編集技術の光と闇 

③アルテミス計画と火星移住 ④気候変動に起因する線状降水帯の出現率の低下

 本校生のグループは、「ゲノム編集技術の光と闇」をテーマにして、「医療技術への応用」に焦点を当てポスターを制作しました。熊本大学工学部の学生さんがTAとしてサポートしてくれました。

 最後の投票では、同点1位で最優秀2班のうちの1つに選ばれ、ステージで発表しました。

 同じ班で一緒にディスカッションや発表をした他校のみなさん、ありがとうございました!

 

【クロスカリキュラム】歴史総合×日本史(岩倉使節団とビスマルク)

2年生理系クラスで、クロスカリキュラム授業が実施されました。

単元は「明治初期の対外関係」

岩倉使節団について説明を受け、使節団の歴史的意義について考察しました。

最後に、使節団が日本に与えた影響を自分たちで考えました。

世界史、日本史のそれぞれの先生の説明を聞くことで、当時の日本がどの国から強く影響を受け、どのようにして近代化を進めていったのかを、「覚える」のではなく「考える」ことができました。

東京大学先端研研究室へ訪問及び日本科学未来館の見学

12月26日(火)に本校2年生2人が東京大学先端研にお邪魔し、研究室訪問及び先端研クロストークに参加させていただきました。

インクルーシブな教育や研究環境の実現を目指されている並木先生と、昆虫の嗅覚センサを利用した探索ロボットの開発を目指されている神﨑研究室へ訪問してきました。各研究室で丁寧かつ実演を交えた説明をしていただき、生徒達も理解しやすかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後からのクロストークでは、科学、芸術、哲学、宗教などの分野を超えて現代の課題とこれからの社会に向けたディスカッションが行われました。この会には大人だけでなく、青少年との交流も行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月27日は日本科学未来館の展示物を見学したり、体験したりしてきました。”老い”やこれからの社会を考える"未来逆算思考"など体験的なものが多く、まだまだ時間が足りなかったようでした。

【SSH】先生達の活動~KSC交流会~

熊本サイエンスコンソーシアム(KSC)は県内SSH指定校5校(天草高校、宇土中学・高校、熊本北高校、第二高校、鹿本高校)と理数科が設置されている3校(大津高校、熊本西高校、東稜高校)の計8校で構成されている組織です。

生徒の課題研究や高大連携の支援を行っています。

11月29日、KSC担当者交流会が開催され、ワークショップでルーブリック(評価規準)の作成方法などを学びました。

熊本大学の先生の講義や県内の指導教諭のレクチャーを受け、実際にルーブリックを作成してみました。

班で話し合い、徐々に形にしていきます。

先生も日々勉強です。

1年生「STI for SDGs 企業講話」

 11月30日(木)6・7限目の時間に「STI for SDGs 企業講話」を実施しました。どの企業もいろんな取り組みをしている中で、壁にぶつかる、課題が生じることがあります。それをどのように解決していったか等、企業が取り組んでこられたことをお話しいただきました。それを聞く中で、生徒たちが現在取り組んでいる課題研究(YSP)がどれだけ意義あるものかを改めて理解してもらうとともに、物事に対して様々な視点を持つことを目的として実施しました。今年度参加いただいた企業は、「栗川商店様」、「あつまるホールディングス、あつまる山鹿シルク様」、「ヤマチク様」、「菊鹿ワイナリー様」、「コウサク様」、「地の塩社様」、「パストラル様」、「オムロンリレーアンドデバイス様」の計8社です。今年度は、事前に企業の学習を行い、講義を聞いた後に、対話型ワークショップとして、企業様に質問を行いました。より詳しく企業の取り組みを知ることで生徒の課題研究のみならず、将来を見据えた取り組みや、身近にあるものの良さに気づくことができたのではないかと思います。

オムロン様パストラル様 栗川商店様ヤマチク様菊鹿ワイナリー様地の塩社様

科学の甲子園熊本県予選 出場

11月12日(日)、科学の甲子園熊本県予選大会が開催され、2年生6名が、数学、理科、情報分野のハイレベルな筆記試験と、実技試験に挑みました。

 

開会前、緊張しつつもワクワクしています。

会場には、校長先生、教頭先生が激励に来てくださいました。

競技は非公開のため撮影はできませんでしたが、実技競技は公開して実施されました。

実技本番の様子です。発射台から、年度の玉を飛ばします。

高得点のコップの中、お皿の上を狙って発射。会場を盛り上げることができました。

参加した生徒は「筆記はとても難しかった。実技はめちゃくちゃ面白かった!」と話していました。

 

【SSH】ジャパン・フィールド・リサ-チ in 熊本 3日目

最終日の3日目は、竹林班、植生調査班に分かれて活動しました。

本校生は植生調査班で、山道の脇の林に入り、樫や杉の林を観察しました。

最後は竹林班と合流し、親指で竹の本数を数える親指法を教えていただきました。

たくさんの調査道具と、掘った穴を埋めて原状復帰する様子。嵯峨野高校の皆さん、ありがとうございます。

最後はひふみ亭で閉会式。各高校の代表生徒が感想や謝辞を述べました。

ここには書き切れないほどの、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。

参加した生徒は、「他校には、リーダーシップを取れる人がたくさんいた。調査には技術だけではなくて気配りや目配りが大切なことがわかった。また、何かを学ぶには主体性が大事だと思った。」と感想を話していました。

今回、企画、ご指導をしてくださった嵯峨野高校の皆さん、一緒に活動した第二高校の皆さん、講義や休憩の場所とおいしい料理を提供してくださったひふみ亭、地域の皆さん、本当にありがとうございました。

【SSH】ジャパン・フィールド・リサ-チ in 熊本 2日目

三校合同調査の2日目は、第二高校さんも合流して様々な調査を学びました。

調査だけでなく、写真を撮る場所のポイントも教えていただきました。写真右は、竹の大きさ(周囲)を測るための説明を受けている様子です。

本日は、九州大学大学院の平舘先生、東海大学農学部の井上先生にもご指導いただきました。

土壌断面を調査するため掘った穴と、記録の方法です。終了後は掘った土を埋めて元通りにするそうです。

記録写真の撮り方など、初めて知ることばかりでした。

参加した生徒は「とてもきつかったけど、楽しかった」と話していました。

【SSH】ジャパン・フィールド・リサーチ in 熊本  1日目

9月16日~18日の3連休に、京都府立嵯峨野高校、熊本県立第二高校との三校合同フィールドワークに参加させていただきました。

嵯峨野高校の先生、生徒さんのご指導の下、竹林調査、竹林土壌断面調査などの専門的な調査方法を学ぶことができました。

開会式の後,調査を行う和水町山林近くの「ひふみ亭」で、前和水町教育長の岡本様から、「和水町の自然と歴史について」の講話を受けました。その後、嵯峨野高校の生徒さんからレクチャーを受け、ヘルメットやスパッツなどを装着。

 

測定機器や道具の説明を受け、山に向かいました。私達が説明を聞いている間も、嵯峨野高校の生徒さんは必要な機器や道具をテキパキと準備していました。

山で起こりうる危険な状況、行動する上での注意点など安全上の注意を受けた後、検土杖や土壌貫入計などの使い方・目的を、実物を使って教えていただきました。

2日目は、本格的な調査です。

SS国語探究Ⅰ×化学(クロスカリキュラム)

1年2組グローバル探究コースにて「どうすれば水俣病は止められたのか~科学と歴史を学ぶ意義~」をテーマに、SS国語探究Ⅰ×化学のクロスカリキュラムを実施しました。

高校化学の視点から、水俣病を学びました。