鹿本高校の授業と授業改善
国語✖️生物
現代文の教科書に記載されている『なぜ、多様性は必要なのか』という文章を題材に、1年2組で国語と生物のクロスカリキュラムを行いました。
文章中には生物の多様性やエントロピーの増大の法則、動的平衡など様々な科学的な用語が含まれており、文章中の知識の広がりを感じると同時に様々な知識をつなげ深く思考していく必要があると感じました。
本田教諭の発案から生物の多様性を生物学の視点から理解とイメージしてもらうために国語✖️生物のリレー型クラスカリキュラムを実施しました。
ブロック崩しのオモチャの遊びを見せることで動的平衡をイメージさせます。
ブロック崩しから個体の動的平衡→種の動的平衡→生態系の動的平衡へとつないでいきました。
生徒からは「すごくイメージしやすかった」「動的平衡がすとんっと落ちてきました(理解しました)」などの意見をもらいました。
数学×物理×体育(野球)
1年2組(みらい創造科グローバル探究コース)のクロスカリキュラムで進行中の企画「ボールを遠くに飛ばすための理論」の様子を紹介します。
物理や数学の授業で導き出した理論の実践を行いました!!
角度を調整したバッティングマシンを用いて実際に打ち出すということで、今回は安全面も配慮し本校野球部監督の伊藤教諭のご指導のもと実験を行いました。
クラスの野球部員、マネージャーの手際のよい準備によりスムーズに計測できました!
マネージャーは、日頃の練習でも補助をしてくれていますが、「この角度で打ち出すことははじめて」と言いながらも丁寧に打ち出してくれました!
外野では野球部員がボール回収など協力してくれ、残りの男子を中心に計測に集中できました。
記録をとりつつ、次はどの角度で打ち出すか、何度計測するかなどと試行錯誤しています。
実験では計測ごとにデータにばらつきがあり、生徒たちは「風やボールの回転、マシンの温まり具合、ボールの入れ方」などが影響しているのではないかと分析しています。
この計測の結果をまとめることで、データに基づき思考を深め、次の仮説につなげるというサイクルを身につけてくれればと思います。
生物のAL型授業
専門生物では教師が授業をせず。生徒による授業が展開されている。
テーマを班ごとに調べレポートにまとめ、発表し、評価を行う‼️
各班発表に向けた念入りな準備や練習が行われている。
クロスカリキュラム(物理基礎✖︎防災)人を
物理基礎のベクトルの内容で、どのように倒れた人を担ぐと効率が良いのかをベクトルの知識を用いて考え、実際に正しいのか救助者の移動を行い、距離を測定しました‼️
各班色々な運び方を考え1番長い距離を運んだ班では700m近く運べたようでした。
クロスカリキュラム(物理✖︎数字✖︎体育)
本高校ではクロスカリキュラム(科目横断的授業)が実施されています‼️今回はその中で理論上の角度と実際の放物運動が一致するのかを考え、実行する物理と数学、さらに体育のクロスカリキュラムが実施されました‼️
写真は角度や初速を変えることでどのくらいの飛距離が出るかをシュミレーションすることのできるソフトを使用して理論上、より遠くに投げることのできる角度を調べている様子です。