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鹿本高校の授業と授業改善

クロスカリキュラムのプロジェクト型授業「物理×体育」

まず、クイズです。下の写真は何の授業でしょうか?

  これは、物理と体育のクロスカリキュラム。「100メートルをより速く走ろう」というみらい創造科スポーツ健康科学コースで行われたプロジェクト型授業。生徒たちは前回の計測結果をもとに、アップ手順や走るときに心がけること・意識することを話し合い、ワークシートに書き込み、それを実践していました。そして100メートル走にチャレンジ。タイムは100メートルの中の数カ所で計測されました。次の授業ではその計測結果をグラフ化して、前回の結果と比較し分析します。指導は理科の森孝文教諭と体育の田代基浩教諭。単に走る練習を重ねるだけではなく、結果を分析する力の重要性に気づかされる授業でした。

班ごとに考えたアップ方法を試す生徒たち

アップの後に100メートルのタイムを測定(スタートの合図を送る田代教諭(体育))

タイム計測は数カ所で行う

計測後結果について森教諭(理科)と話し合う生徒たち

県立教育センター研修 その1

 令和元年(2019年)5月22日、中間考査後の14:30から、県立教育センターから、梶原圭一指導主事、田上貴昭指導主事、濱寛明指導主事を招き、職員研修を実施しました。

 田上指導主事からは、これからのSociety 5.0のAI社会に向けて、私たち教育者が子供たちのどのような資質・能力を育てていかなければならないか、またそのような資質・能力を育てるためにどのような授業を展開していったらいいのか、新学習指導要領に込められた思いを、模擬授業を行いながら教示いただきました。

 本校の教職員にとっては気づきの多い模擬授業で、これからの授業改善に大いに役立てそうです。

田上貴昭指導主事からの講話
模擬授業で発言する本校職員