鹿本高校の授業と授業改善
【保健の授業】感染症拡大を化学現象で確認!
2年生の保健の授業で、NaOH(水酸化ナトリウム)水溶液を使って、性感染症がどのように拡大していくのかを学びました。
1つのビーカーに、感染者に見立てたNaOH水溶液、他は未感染者に見立てた水が入っています。誰のビーカーにNaOHが入っているかわかりません。
ビーカーの液体を相手のビーカーに入れたり、逆に入れてもらったりして、最低4人と「酌み交わし」をします。
最後に、フェノールフタレイン溶液で、ビーカーにNaOH水溶液が混ざったかどうか(感染したかどうか)を確認しました。
1杯のNaOH水溶液から、多くのビーカーに「感染」が拡がっていて、驚きました。数字で考えるよりも、よりリアルに次々と感染が拡大していく様を実感することができました。
化学の教員も、化学薬品や化学現象の新たな使い方を学ぶことができました。
体育 2年生選択 「水泳」
2年生の体育では水泳、陸上、柔道、剣道を選択して1学期は授業を行いました。
今日は水泳の授業の紹介です。前半はクロールの基本的な動作を学び、後半は4泳法(クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎ)から泳法を選択し、インターネットでポイントを確認して練習方法を学んだり、動画を撮影して泳ぎを確認しペアで教えあったりしました。そして、最後は着衣泳をして、自らの命を守るための方法を考えました。
【クロスカリキュラム】古典探究(古文)×数学(平面・立体図形)
7月17日(水)1限目
3年2組の授業で宮原先生と副島先生がタッグを組んでクロスカリキュラムが実施されました。
題材は「伊勢物語」。
文章中の “比叡の山を二十ばかり 重ねあげたらむほどして” に着目し、実際の比叡山と富士山の高さを計算し、比較しました。
一見すると過剰な表現(古文)にも取ることができる部分でしたが、見方を変える(平面から立体へ)と非常に正確な値が出てきて、知的好奇心が刺激されました。
古典探究(古文)×数学(平面・立体図形)という、交わらないような教科にも思えますが、実際に組み合わせて学習すると、それぞれの教科の面白さを互いに引き立てあい、学ぶこと・知識を組み合わせることの楽しさを実感することができました。
鹿本高校ならではの教科横断型授業、クロスカリキュラム。
学ぶことの楽しさを学ぶことができます!
【クロスカリキュラム】数学✕英語
7/11 本校のALTのリアム先生は、物理が専門です。二年生の数学で行っている「三角関数の合成」について、物理の視点から解説をいただきました。数学の問題を2つの視点から(しかも英語で解説!)説明を受けることで、学びを深めることができました。また、三角関数の合成の延長として「ノイズキャンセリング」のプチ実験を行い、音が打ち消し合う仕組みについて体験しました。
【3学年】理数探究YSPⅢ最終成果発表会について
7月12日(金)、本校体育館及び教室にて理数探究YSPⅢ(YSP:山鹿サイエンスプログラム)3年生最終成果発表会を行います。
内容の詳細については以下をご覧ください。
なお、参加申し込みについてはこちらにご入力ください。
多くの参加をお待ちしております。