農業科日誌

2016年10月の記事一覧

もちもち★お団子


農業科3年生「食品製造」の授業で『みたらし団子』を作りました。

『みたらし団子』は京都府にある下鴨神社が行なう「御手洗祭(みたらしさい)」が起源と言われている和菓子です。神社の敷地内にある御手洗池の水泡を模してこの団子が作られたと言われています。


【製造工程】竹串4個×6本

〈お団子〉

①白玉粉100g、絹ごし豆腐125g、砂糖10gを手でこねてひとまとめにする。

②24個(1個あたり10g程度)に分割して丸めます。

③熱湯に入れて茹で、浮き上がってきたら氷水にとり冷まします。

④クッキングペーパーで水気を取り、竹串に4個刺します。

⑤熱した焼き網又はフライパンでお団子の表面に焦げ目をつけます。

〈みたらしあん〉

①醤油18g、砂糖10g、みりん26g、片栗粉4g、水50gを鍋に入れ、しっかり混ぜます。

②中火にかけてとろみがつくまで煮詰めます。冷めたらお団子⑤にかけて出来上がりです。

 
今回使用した『白玉粉』はもち米を水洗いし石臼で水挽きし沈殿させたものを乾燥させて作られたものです。一般的な「もち粉」より少し高価な粉です。


さて、9月15日 十五夜「中秋の名月」に美しい月を鑑賞されましたか?十五夜は、15個のお団子とススキなどをお供えし、作物の収穫・実りに感謝する行事です。また、その後にめぐってくる「十三夜」は、十五夜についで美しい月だと言われています。今年の十三夜は10月13日です絵文字:笑顔。お団子片手にお月見鑑賞いかがですか?

 
 おいしそう!!
 いつもですが、きれいに上手にできた時は、生徒は誰もその場で食べません!渡す人がきまってるのかな?