新着情報
【ATⅡ】B2(数値データを処理する力)の本評価を行いました
今日のATⅡでは、B2(数値データを処理する力)の本評価を実施しました。
担当の先生と1人ずつ面談を行い、「実験は何回行ったか」や「外部機関との連携はしたか」などを確認していきました。
今後予定している実験の詳細や予想していた結果とは異なる結果が得られたらどうするかなど、今後の研究がさらに進むように担当者からのアドバイスも行われていました。
【ASⅠ】天草学連続講義④
5月23日(火)、天草学連続講義として、天草市の政策企画課から講師の先生をお招きし、ご講演いただきました。
天草市の未来のためにどのような理想を描くのか、5つの理念や40の政策についてご説明いただきました。
1年生はこれから地元天草を題材にして課題研究を行っていきます。
天草が抱える課題について、総合的に知ることができる良い機会になりました。
また、続く7限目では知的財産権について学びました。
身近にある音楽や動画と知的財産権の関係について理解を深めることができました。
【総合理科(生物分野)】ミクロメーターのしくみに関する探究型授業
今日のあるクラスの総合理科(生物分野)では、「ミクロメーターの原理」について学習しました。
ミクロメーターとは、簡単に言うと顕微鏡の中のものさしです。筆箱に入っている定規では、ミドリムシのサイズを測ることはできませんよね。生徒達にその理由を聞くと「ミドリムシはものさしの目盛りよりも小さいから」や「動いている生物だから測りにくい」という返答が返ってきました。そのような問題点を克服できるのがミクロメーターです。
ミクロメーターの原理を理解する上でのポイントは、「新しいものさしをつくること」です。
授業では、その感覚を体験してもらいました。
今日は理論でしたが、次の授業では実際に細胞の大きさを測る実験を予定しています。
【ATⅠ】「持続可能な天草」とは/ “Sustainable Amakusa” would be like…
本日のATⅠでは、熊本大学 熊本創生推進機構地域連携部門部門長の金岡省吾先生より、2回目の講義を受けました。地域経済分析システム「RESAS」による「将来人口メッシュ増減率」の2050年の予想を見てみると、東京と名古屋以外のほとんどの地域で人口は減少しており、天草はというと、やはりほとんどの地域で人口は大幅に減少しています。では、人口減少が天草に及ぼす影響は具体的にはどのようなものなのでしょうか。また、私たちには何ができるのでしょうか。
生徒は20分ほどの講義を受けた後、前回と同じように、個人で印象に残ったことや気になったことを書き出し、その後、グループで意見を出し合いました。「食料品や生活必需品を扱う店やガソリンスタンドなどが減り、住みたくても住めない状況になるかもしれない」という意見、「熊本市などの都市圏に30分で行ければ、天草に住んで都市に通勤や通学するという人が増えるのではないか」というアイデア、「人口が減少するから店などが減るのか、それとも店等が減るから人口が減るのか」という素朴な疑問など、各グループで様々な意見が出ていました。
金岡先生はおっしゃいます。「君たちのほとんどが天草を将来出ていく、もしくは出ていきたいと言っている。それはそれでいい。けれど、都会の人たちで地方がカッコイイ、と言っている人がたくさん出てきている。みんなは嘘だと思うかもしれないけれど、地方が魅力的だと言う企業や人々がたくさんいるんだ」と。
「天草探究」での活動を通じて、生徒たちは天草の抱える課題だけでなく、地域創生のために頑張っている「カッコイイ大人」や「面白い取組」についても学んでいくことでしょう。更に、探究活動を通して今取り組みたい研究課題だけでなく、卒業後に学びたいことや挑戦したいことも見い出していってくれることを願っています。
We had a second lecture on Regional Revitalization from Professor Shogo Kanaoka from Kumamoto University. Today he introduced us to “RESAS,” a system for analyzing the regional economy in Japan. Looking at what would happen by 2050, we found that all regions, except Tokyo and Nagoya areas, would have a population decline, needless to say, the same would happen to most areas in our hometown. How would this affect people in Amakusa in particular? What could we do to prevent its disappearance?
During the lecture, students wrote down what impressed them or questions they had on their worksheet. They then discussed their ideas in groups of four. Here are some of the opinions, ideas, and questions they had.
- If there were less and less stores or petrol stations, which we cannot live without, there would be more people who cannot live there even if they want to.
- If we could travel to Kumamoto city in half an hour, for instance, it would be possible for people to live in Amakusa and work or study in Kumamoto city.
- We wondered if the population decline first happens, which leads to the decrease of stores, or vice versa.
Prof. Kanaoka says, “I hear many of you say you will, or want to leave Amakusa in the future. Of course it is ok. Still, I do want you to know that more and more people in big cities have found provincial regions very attractive. You may not believe me, but so many big companies and people in urban areas say it is very cool to do things in those regions!”
Through activities in this Inquiry Studies’ classes, students will probably learn not only about problems in Amakusa, but also about “cool adults,” in Prof. Kanaoka’s words, and their innovative activities here. Furthermore, we are also expecting them to find what they want to study after graduating high school. One day, they will surely realize why we call Amakusa “Treasure Islands of Japan.” Yes, we teachers try our best to be “cool adults” for them too!
【ASⅠ】天草学連続講義②③
6限目は天草市役所水産振興課の方から「天草の漁業について」、7限目は文化課の方から「世界遺産の崎津集落について」のお話をいただきました。最後の質疑・応答でも活発に質問する姿が見られました。地域の歴史や課題を知り、今後の探究活動に繋げてほしいです。