新着情報
【ATⅠ】A3本評価、果たして皆さんの進み具合はいかに?
11/4のATⅠでは、A3の本評価を実施しました。
A3とは「郷土貢献を踏まえた研究課題と仮説の設定」です。現在行っている研究がどれだけ地元天草が抱えている課題と関連があるか、どのようにして解決へ導いていくかを設定できているかが鍵となります。
評価の方法は担当者との面談形式、生徒の皆さんはそれぞれ緊張していましたが、自身の研究についてしっかりと自信を持って伝えることができていました。
【ASⅠ】中間発表会の振り返り&先行研究
本日のASⅠでは先週のSSH中間発表会の振り返りを行い、その後先行研究をさらに進めました。
生徒たちは、中間発表会でのSSHシンガポール海外研修報告、その後のASⅡおよびATⅠのポスター発表を聞いたり質問したりとする活動を通して、2年生がどんな研究をしているかを知ることができ、今後、自分がどんな研究をしていくのかを考えるよい機会となったようです。今日のASⅠで振り返りの時間をとることで、先週異なる発表を聞きにいったクラスメイトと情報を共有することができました。
さて、続いての先行研究においては、まず、これから研究しようと思っている分野の論文を要約したり、その研究で分かったことや今後の課題などをワークシートにまとめる活動を行いました。たくさんある論文の中から自分が興味があるものを見つける作業まではスムーズですが、その後の要約で苦戦する生徒が多いようです。どのようにしたら、その論文を読んでいないクラスメイトに分かりやすく情報を伝えることができるか? 担任の先生にコツを聞いたり、周りの友人とも助け合いながら、試行錯誤している生徒たちです。それから、ワークシートでのまとめが終わった生徒は、スライド作成に入っています。スライド作りの鉄則は、文字を少なく、見やすくすること。来週の発表を見据え、ポイントを意識しながら各自、工夫を重ねているようです。
来週はスライドを完成させ、班で共有する活動を行います。それぞれ、どんな論文を選んだのか、内容を伝えるためのどのような工夫をしているのか... みんなの発表が楽しみです!
【ASⅢ】論文相互評価!
本日のASⅢでは、3年生が先日提出した研究論文の相互評価を行いました。1時間で自分の研究班以外の論文を2つ読み、10項目の評価基準に沿ってそれぞれ3段階で評価をします。
お互いの研究についての基礎知識があるとはいえ、5,000字を超える論文をじっくりと時間をかけて読み、評価するのは思ったより大変なようで、それぞれ評価シートとにらめっこしながら、真剣に評価やコメントを書いていました。
この相互評価は、評価された側の生徒が、自分たちの論文のどこを改善すべきかを知る機会になることはもちろん、評価する側の生徒の「読む力」を育てる活動でもあります。クラスメイトの論文を読んで良いところを褒めるだけでなく、どこをどうすれば更に良くなるのかを的確に指摘できるか... なかなか難しい部分もありますが、この活動がお互いに学び合い、高め合う機会となってほしいものです。
【ASⅠ・Ⅱ、ATⅡ】SSH中間発表会
本日6・7時間目、本校体育館にてSSH中間発表会を実施しました。これは、毎年この時季に行っている行事で、2年生にとってはこれまでの研究活動の成果や今後の展望を発表する場、1年生にとっては先輩方の研究に触れ、数値などに注目して質問することのできる貴重な機会です。6時間目の冒頭には夏に実施したSSHシンガポール海外研修の報告が行われ、6名の生徒たちが南洋理工大学やスンガイ・ブロー湿地保護区、企業訪問で訪れたデンソーウェーブシンガポールなどの研修で学んだことを発表しました。研究の深化につながる様々な発見や英語での研修を通しての自身の成長など、盛りだくさんの内容で、1年生も熱心に聞き入っていました。
その後、2年ASⅡのポスター発表、2年生ATⅠのポスター発表と続きます。まだ研究したい分野の選択を終えたばかりの1年生にとっては、先輩の研究発表を聞き、実験や調査の方法を知ることが、今後の研究の方向性を決めるうえで大きなヒントとなることでしょう。また、2年生にとっては聞き手を意識した発表を意識する機会となることはもちろん、これまでの研究を振り返り、今後やるべきことを整理する良い機会でもあります。今回の発表会では、まだ発表技術のつたなさやポスターの情報の不足も見られるものの、発表する2年生、聞く1年生、双方にとって学びの大きいものとなったのではないかと思います。この中間発表会で気づいたこと・学んだことを活かし、引き続きそれぞれの研究をがんばっていきましょう!
【科学部】生徒理科研究発表会
今年度の生徒理科研究発表会が実施されました。
今年は熊本学園大学で実施され、物理部門に1件、生物部門に2件、地学部門に2件参加しました。
<物理部門>
L字パイプによる水流の制御と電磁誘導型波力発電の試み
<生物部門>
クラゲの摂食行動に影響する成分の検討
DNA解析から判明した天草周辺地域に生息するゲンジボタルの遺伝的分布
<地学部門>
回収・分類調査に基づく天草の海洋ごみの現状と要因について
古環境の推測とコロニー判別の手法改良による、スフェノセラムスの生態と成長段階の考察
化石班は最優秀賞(県2位)となりました!2月に行われる九州大会に出場します!
番外編
他校が発表する際には、質問を積極的に行いました。
ASクラスで学んだことを生かして、データの取得方法や処理方法についての質問が多かったです。
【ASⅡ・Ⅲ】まぶしい2年生(Time flies!)
本日のASⅡは東京学芸大学と天草市教育委員会より学校訪問があり、ASⅡの授業もご覧になっていただきました。そんな中、本日の「帰ってきたスキルアップ講座」では、より良い対照実験について考えました。普段と少し違う雰囲気に少し緊張していたようでしたが、しっかり自分の意見を言うことができたでしょうか。仮説の検証がきちんとできるように、これからも実験方法やデータ収集について、班の仲間とディスカッションを密にして研究を進めていきたいですね。
7時間目には3年生も加わり、少しリラックスした様子の2年生。いつもの、思い思いに研究を進めるASらしい雰囲気が戻ってきました。論文の締切日ということで、3年生は論文を読み直して最後の点検をする班、もう6,000字を優に超えた!と余裕そうな班、相変わらず、それぞれの班の個性が論文執筆にも出ています。その隣でああでもない、こうでもない、と班の仲間と試行錯誤しながら、それぞれの実験に勤しむ2年生。これからまだ研究を深めていける後輩の姿は、3年生にとって少しまぶしく映っているようです。
2年生と3年生のASクラスが同じ教室で学べるのももう少し。お互いが学びあうことのできる恵まれた環境に感謝しつつ、それぞれの活動を充実させていってくれることを願っています。
↓ 笑顔が素敵なベビーリーフ班。海藻肥料の効果はいかに!?
↓ ヘドロからの発電量を増やそうと奮闘する発電班。がんばれ!
↓ 着々と実験をすすめるホタル班。ディスカッションも大事にしています。
余裕の表情? 本日、論文締切日のASⅢのみなさん
【ATⅡ】討論会を振り返って
先週まで行われていました討論会、とても白熱していました!意見交換を通して、自身の研究がより深まったのではないかと思います。
この経験を作成中の提言書に活かし、さらにいい提案やアピールが思いついたという生徒もいました。私たちが住むこの天草をもっと魅力的な街にするために、天髙生の生の声を天草市に届けましょう!!
【ATⅠ】来週はいよいよ中間発表会!
いよいよ来週に迫った中間発表会。本日は発表に向けて最後の準備の時間となりました。ポスターを仕上げる班、発表原稿を作り練習に励む班など進捗具合はそれぞれですが、どの班も研究内容をしっかりと伝えるための努力をしていました。
今回は中間発表のため、これからどのような研究(実験や調査)を行っていくかということを発表し、質問を受けることによりさらに内容を深めていくことが目的です。中にはすでに実験等行っている班もありますが、その方法などについてもさらにいいものになるような機会にしてほしいと思います。
皆さんの明るくそして内容の濃い発表を楽しみにしています!!
【ASⅠ】研究テーマ設定開始!
本日から、1年生の研究活動が本格的にスタートします。
先ずは数か月かけて、研究テーマの設定を行います。
探究スキルアップ講座で学んだ、先行研究調査の手法を思い出して、各自が論文調査を行っていました。
ネットにうまくつながらないなどのトラブルもありましたが、担任の先生方の御指導もあり、少しずつ進めていました。
【科学部】第12回宇宙エレベーターロボット競技会に出場しました!!
科学部より、宇宙エレベーターロボット大会に2年生の2名が出場しました。
宇宙エレベーターロボット競技会は、小学生から高校生を対象に宇宙エレベーターについて学び、ロボットを製作しながらものづくりやプログラミング能力、創造力、コミュニケーション能力、コラボレーション能力の育成と、将来の宇宙事業エンジニアの育成に繋がる課題解決型学習(Project Based Learning)とのことです。
競技会では、できるだけ軽量なロボットを製作し、アースポート(地上駅)から地上5mに設置された宇宙ステーション(円形の箱)に、物資(ピンポン球)を運んだり、宇宙ステーションの物資をアースポートまで安全に降ろし、そのポイントやタイムを競う競技です。また、ポスターセッションでは、製作した宇宙エレベーターロボットについて各チームが発表します。
今回、天草高校科学部はグローバル中高生部門(地上から、宇宙ステーションにピンポン球を運び、再び地上に戻ってくる)に出場、入賞は逃したものの生徒自身の目標をしっかりと達成し、天草高校での最高記録の更新もすることができました。ガールズチーム賞を受賞し、これからの活動に自信をつけることができたと感じています。