新着情報
宇宙を探検してみませんか?
文部科学省ホームページ第2弾です。
今回紹介するのは『宇宙ワンダー』というコンテンツです。
下記URLをクリックすると、人工知能搭載ロボットに学習させながら、人工衛星を飛ばす仕組みを学ぶことができます。
途中で、実験をするミッションもあり、楽しめる内容です。
昨年度のSSH特別講演会では、JAXAの宇宙開発を学びましたので、より深く宇宙を知ることができます。
ぜひ、一度挑戦してみてください。
■深海ワンダー → https://www.mext.go.jp/wonder/space/
深海を探検してみませんか?
文部科学省ホームページに、子ども向け学習コンテンツとして、複数の教材が掲載されています。
今回紹介するのは『深海ワンダー』というコンテンツです。
下記URLをクリックすると、海洋研究開発機構(JAMSTEC)が開発した有人潜水調査艦「しんかい6500」に乗って深海を旅することができます。
途中で、深海生物を撮影するミッションもあり、深度と水温や気圧の関係を学びながら楽しめる内容です。
SSH特別講演会では、清水建設の深海未来都市計画も学びましたので、より深く深海を知ることができます。
ぜひ、一度挑戦してみてください。
■深海ワンダー → https://www.mext.go.jp/wonder/shinkai/
最大級の哺乳類『マッコウクジラ』が天草に!
3月21日(土)、天草市の有明湾に、マッコウクジラの死骸が浮かび上がりました。
現在、本渡港に流れ着き、海上で保管されており、一般の方々でも見ることができます。
実際に見てみると、体長16m超(歩測)であり、口だけでも3m近くあります。
マッコウクジラは、クジラ類の中で最も大きな性差をもち、オスは約16~18m、メスは約12~14m。
これから考えると、今回はオスであるのではないかと考えられます。
今後、長崎大学水産学部を中心として、クレーン船に引き上げ、生態調査が行われるそうです。
現在のSSH掲示板
現在のSSH掲示板の情報です。
高校生科学技術チャレンジ(JSEC)の2019受賞者の情報が掲載されています。
11年間もダンゴムシを研究し続け、ダンゴムシのフンの中にある成分が、防カビに有効であることを突き止めた研究の紹介などがあります。
その他にも、宇土高校の研究も受賞しているようです。
記事の中で、中川先生の注目してほしいと思ったポイントが、ポップで示してもあります。
JSECの上位入賞者は、国際学生科学技術フェア(ISEF)という国際大会にも推薦されます。
次年度、天草高校からも挑戦する研究が生まれることを願います。
理研やJSTニュースもありますので、学校が再開されたら、1年棟2FのSSH掲示板を一読してください。
JSECの情報はこちら → http://manabu.asahi.com/jsec/
SSH研究開発報告書(第3年次)を発刊しました
今年度のSSH研究開発報告書(第3年次)を発刊しました。
ASⅢや数科学探究Ⅱの新規実施に伴い、3年間の天草高校SSHカリキュラムが完成したことなど、取り組みの詳細がわかる報告書となります。
下記URLより御覧いただけますので、ぜひご覧ください。
実施報告書PDFはこちら → https://sh.higo.ed.jp/amakusa/SSH/SSHreport
Science Windowに初掲載!【科学部海水準班】
昨日、科学技術振興機構(JST)の「Science Window」に、本校科学部海水準班の特集記事が掲載されました。
下記URLのどこからでも、閲覧ができます。
天草の海や陸を分析・研究する中で芽生えた地球温暖化に対する危機意識。
地域を含めた様々な場所での普及活動の姿。
研究の様子や研究する生徒の想いを記事にしてあります。
ぜひ、多くの方々にご覧いただきたいと思います。
■サイエンスウィンドウトップページはこちら → https://sciencewindow.jst.go.jp/
■サイエンスウィンドウ記事はこちら → https://sciencewindow.jst.go.jp/articles/2020/0312.html
■科学技術振興機構HPトピックス → https://www.jst.go.jp/#tabs-4
■サイエンスポータル右側バナー → https://scienceportal.jst.go.jp/
■サイエンスポータルツイッター → https://twitter.com/ScienceWindow_e/status/1237925333619245057
手洗いのすすめ【ASⅢの研究成果より・実験写真データ付】
みなさんは、普段どのような手洗いをしていますか?
手洗い(手指消毒)は、感染症予防に効果があるといわれていますが、本当なのでしょうか?
天草高校のASⅢの中で、天草産100%石けんの開発を行っていた研究班があり、手洗いに関する研究も行っていましたのでまとめて紹介します。
【手に付着する菌の培養実験】
■ 方法:手洗いなしの手と、アルコール石けんでの手洗い後の手を、手形の寒天培地に押しあて、培養する。
■ 結果:①手洗いなし ②~④手洗い後
①②
③④
■ 考察:①と②~④の比較から、手洗いは効果的であるといえる。②~④の比較から、共通して手の平の真ん中や指の付け根に菌があることがわかり、よく洗えていないのではないかと考える。
【手洗いチェッカーによる評価実験】
■ 方法:手に専用のローションを塗る。その後、条件を変えて手を洗い、手洗いチェッカーによって評価する。
①手洗い前の状態(左:手の甲、右:手の平)
②手洗い後の状態(左:手の甲、右:手の平)
③爪の間と指先は汚れが残る傾向にある
④手洗い後の石けんにも汚れがついている
■ 結果:以下の数値は、Excelとペイントを用いて独自に数値化したものである。
【研究結果】
1. 手を洗う時間が長いほど汚れがよく落ちた。しかし、短い時間でも洗う回数を増やした方が長い時間であらったものより落ちていた。(石鹸で1度手を洗った後にもう1度手を石鹸で洗うということ)。
2. 普通に手の甲、手首、手のひらを洗うよりも、ビオレの手洗いソングの指示に従って洗った方が汚れがよく落ちた。
3. 石鹸の泡の量が多いほど汚れがよく落ちた。
4. アルコール入の石鹸は高い殺菌力を示すが、洗いすぎると、手の乾燥がある。
【研究した生徒より】
1. ビオレの手洗いソングは、手を洗う際に適切な秒数、手順が分かりやすく、手をしっかり洗うことができる有効な手段です。しかし、手の中心部や指先、指の付け根など洗えていない部分があるため、手洗いの歌に加え、そういった部分を意識して洗うことが必要です。
2. 手が濡れたままだったり、十分な乾燥がしっかりできていないと菌が増える可能性があるので、乾燥も重要です。清潔なタオルやペーパータオルを使い、乾燥させるようにしてください。
JACSTって知ってますか?
JACSTは、科学技術広報研究会の略称です。
現在、臨時休校対応特別対策として、科学技術のおもしろデジタルコンテンツを作成しておられます。
2年ASクラスが理化学研究所で教えていただいた「プラナリアの再生」や、「アサガオ花色変化実験」など、4分から15分程度の動画にまとめてあります。
その他にも、幹細胞ハンドブックなどの読み物もあります。
家庭学習の休憩時間に、ぜひ視聴してみてください。
将来学びたいことが拡がり、より学習意欲が高まると思います。
サイトはこちら → https://sites.google.com/view/jacst-for-kids/home#h.o66be27e7iad
『地上につくる小さな太陽』ITER計画を知っていますか?
みなさんは、小さな太陽を地上に再現するという巨大な世界規模の研究プロジェクト「ITER(イーター)計画」が行われていることを知っていますか?
太陽がエネルギーを生み出す仕組みは、絶え間なく続く核融合反応といわれています。
それを、地上に再現するプロジェクトが現在進行形で行われているのです。
“核融合エネルギー”と聞くと、危険なのではないかという考えもあるでしょう。
しかし、この計画で扱われる原料は、重水素とリチウムであり、海水中に広く豊富に存在するものが使用されます。
また、二酸化炭素が排出されず、放射性廃棄物は全て低レベルのものとなります。
燃料ガスとして、放射性物質であるトリチウムを使用しますが、その閉じ込めに万全を期した施設となっているようです。
つまり、この計画が目指されているものは『安全で安定して使い続けられるSustainableなエネルギー』なのです。
このプロトタイプは、茨城県那珂市に建設されており、フランスが本拠地となっています。
小さな太陽を地上に。
とても夢のある研究テーマです。
詳細は、下記URLよりご覧ください。
広報コミックが3巻ありますので、そこから入ると全体像が理解できると思います。
■ 詳細はこちら → http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/
■ 広報コミックはこちら → http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/comic/page1_1.html
第6回SSH運営指導委員会
2月27日(木)、天草高校会議室において、第6回SSH運営指導委員会を開催しました。
初めに、本日市民センターで代表口頭発表を実施する予定であった班の中から、ASⅠ2班、ASⅡ2班、科学部1班の研究発表を行いました。
1年生と2年生の研究内容が高度化していることや、科学部の地域及び世界への普及活動などを高く評価して頂きました。
その後、本校のSSH概要説明を行い、改善点を話し合いました。
ASⅠ・Ⅱ・Ⅲの各班が、互いの研究発表から学び、助言し合えるような仕組みを作ってはどうかなど、天草高校SSH事業が一つ前に進むための有意義な会となりました。
運営指導委員の皆様、ありがとうございました。