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【SSH】台湾研修2日目(高校研修②)
研究発表・協議が終わった後、生徒は生徒同士、教師は教師といっしょに昼食となりました。
中興高校のご厚意で準備していただいたのは、「給食」。今日は"特別バージョン"で器に入ってお弁当のようになっていますが、いつもは、つぎ分けて食べるスタイルなんだそうです。ご飯の上に野菜や茶葉卵、お肉が乗っていてとても美味しく、ボリュームがあります。いつもは白ご飯のところ、毎週水曜は味付きのご飯とのこと、今日はもちもちのおこわの炊き込みご飯で、とても美味しかったです。タピオカミルクティーもそれぞれご準備いただき、みんな大喜び。台湾に来て初のタピオカです。日本のものよりやや甘さ控えめで美味しい、本場の味でした。
昼食後は、3年生の生物の授業に参加させていただきました。今日の授業では、心臓の部位や仕組みを復習した後、2人1組で鶏の心臓の解剖を行います。お互い、ジェスチャーや英語でコミュニケーションを取りながら、心臓を切り開いたり、大動脈に爪楊枝を通したり。授業を担当された先生は少し日本語を勉強されているとのこと、授業スライドやプリントに日本語を入れていただいていたり、日本語を交えて説明してくださったり。先生方も生徒さんたちもみんな、私たちのことを温かく迎え入れてくださり、とてもありがたかったです。
授業が終わってからは校内の施設を見学させていただきました。売店で飲み物や文房具を買う体験をしたり、木の床でありながら土足で使用する体育館に、おそるおそる靴のまま足を踏み入れたり。創立当初から70年あまりここにあるという椰子の木についてや、1999年の地震で倒壊した「科学館」の歴史についても教えていただきました。
中興高校での研修で、生徒たちはもちろん、私たち引率者も様々なことを教えていただきました。昨年に続き、研修団を温かく迎えていただいた校長先生を始めスタッフのみなさま、フレンドリーで親切な、才能あふれる生徒のみなさん、そしてサポートしていただいた靜宜大学の先生方や学生のみなさま、本当にありがとうございました。
さて、私たちは南投にある中興高校を出て、大学へ向かいます。次の記事もお楽しみに。
【SSH】台湾研修2日目(高校研修①)
SSH台湾海外研修2日目の朝がやってきました。
ホテルでの朝食は、みんな大好きバイキング! シェフの方に日本語を交えてメニューを紹介していただいたりしながら、多彩なメニューを楽しみました。台湾らしく、自分で色々なトッピングができるお粥や肉まん、担々麺もあれば、乙女心をくすぐる(?)ワッフルやラベンダーミルクティーなるものもあり、色々な味に挑戦して、パワーチャージ完了です。
それから、一行は今日の研修地、國立中興高級中学に向かいます。「高級中学」、略して「高中」は、高校のこと。去年に引き続きこの高校を訪れた私たちを、陳漢銘校長先生をはじめとした先生方やスタッフのみなさま、そして生徒のみなさんが大勢、日本と台湾の旗を振って盛大に歓迎してくださいました。
歓迎式典では、中興高中と天草高校、両校のあいさつと、交流を深めるためのMOUの締結式、それから、生徒さんによる琴や二胡の素晴らしい演奏を聴かせていただきました。その後は、いよいよ生徒たちの研究発表。中興高校の生徒さんによる2グループの発表に引き続き、天草高校からはアマモの生育促進、高齢者の認知症予防、それからホタルの発光周期に関する発表を行いました。練習の成果が発揮できたところもあれば、緊張でうまくいかなかったところもあり...(また今夜、練習しようと思います!)中興高校の生徒さんの発表は、火星での太陽光発電に関する発表と銅錯体の化学的安定性についてのもので、専門的で難しい部分もありましたが、動画やクイズで分かりやすくしたり、聴衆の反応を見ながら発表をしたりなど、様々な工夫がなされていました。天草高校の発表も熱心に見ていただき、色々と質問も出て、活発な協議ができました。
次の投稿に続きます。
【SSH】夕食を終えて...
台湾研修1日目の夜は、海洋科技博物館の近くのレストランで食事をとりました。
九份といえばこれ!という、左右に連なる赤い提灯を眺めながら、250段あまり階段を上っていったところが、本日の夕食会場。「千と千尋の神隠し」の舞台とも言われるお茶屋さんの近くのレストランです。
唐辛子の効いたきくらげの前菜に始まり、椎茸とズッキーニの炒め物や海老のすり身の揚げ物、厚揚げの煮物など、普段あまり食べたことのない、けれどなぜか懐かしい味のする台湾のご飯を楽しみました。九份は平日の夕方とは思えないほど多くの人々で賑わっており、少しだけ非日常を味わったひとときでした。
これから台中の宿舎まで、2時間半ほど南下します。ホテルに着いたら、各自プレゼンの復習をしつつ、しっかり休息もとり、明日の研修に備えたいと思います!
【SSH】國立海洋科技博物館にて
さて、海洋科技博物館に到着してまず私たちを出迎えてくれたのは、水族館の外の海に設置されたライブカメラの映像を利用した展示です。まるで本当に海の中にいるような世界です。進んで行くと、日本の水族館のように大きく様々な魚が暮らす水槽もあれば、川の生態系を再現した展示など、フロア毎に様々な工夫がなされていました。
研修の参加生徒も天草で研究しているアマモや、ブルーカーボンについての詳しい展示もあり、中国語や英語の説明を頑張って読み解いたり、メモを取ったりしていました。また、台湾の子どもたち向けの環境教育として、デジタル機器を活用し、体験して学べるコーナーも興味深いものでした。今後のサイエンスアカデミーやARPでの活動にも活かすことを念頭に置いて、体験して学ぶことができたようです。
最後に見学したのが、研究のための水槽が並んでいるフロアです。地球温暖化によるサンゴの白化や外来種の流入など、様々な環境問題をテーマにしてあり、天草の抱えている問題と共通する部分が多くありました。小学生の科学展の入賞ポスターも展示してありました。中国語のポスターですが、生徒たちはアプリを駆使して読み解き、そのレベルの高さや日本のポスターとの違いを観察していました。
【SSH】桃園から博物館へ...
台湾・桃園国際空港に時間通りに到着。すごく混んでいます!当たり前ですが、空港内の看板は全て中国語。スーツケースを受け取って現地ガイドの劉さんと合流し、今日の研修地である國立海洋科技博物館に向かっているところです。
空港から博物館までは、約1時間。車中で、劉さんが台湾の文化や習慣(トイレの使い方まで!)、九份をはじめとする有名な観光地について教えてくださいました。台湾の面積は九州と同じくらいで、台湾の人は、台湾の形を「さつまいも」に例えること。なぜ、劉さんが日本語に興味を持ったかということ。日本統治時代の話や、鉄道の歴史。様々なことを、手作りの地図や写真、スマートフォンの中の資料を見せたり、周りの風景を指し示しながら、分かりやすく丁寧に教えてくださいました。劉さんの、様々な資料を効果的に用いて、聞いている人の目をしっかり見ながら話すスキル。これも、プレゼンテーションに生かせそうですね。
天草と同様、海に囲まれた台湾。博物館では天草や日本の海の生態系とも比較しながら、多くのことを学んできたいと思います。