日誌

定時制日誌

令和6年度 新任式・始業式

新任式では、12名の先生方が新転入され、お一人ずつ紹介されました。新転入を代表して主任事務長先生から「先ほど給食をいただいたことで、定時制にいると実感し、早く慣れてみなさんと話ができれば」とご挨拶がありました。続いて生徒代表が学校生活について、「給食は元気の源になっている」ことや「先生と生徒との距離が近いこと」、「学年の壁を越えて仲が良い」ことを紹介し、「新転入の先生方にも悩みや相談事を話したり、一緒に楽しいときを作っていきたい」と挨拶しました。

 

始業式では、校長先生より2つのお話しがあり、1つは前年度にも話されていた「凡事徹底」(ぼんじてってい:当たり前のことを当たり前に徹底する)で、今回は、①気づく力を身につける、②達成感・成就感を積む、③微差、僅差を大切にする、というテーマのスモールゴール3つを挙げられました。2つ目は、「恕(じょ)の心(思いやりの心)を大切にする」です。人間だから失敗はするけども、同じ失敗を繰り返さないようにすること、自分がされたくないことは他人にしないこと、自分が平気でも、相手が聞いて嫌な気持ちになることもある、と話されました。そして嫌な気持ちになったときは、相手に伝えることも大事だと教えてくださいました。

また、今年度から「ゆうあい中学校」がはじまります。声掛け、挨拶をして、みなさんが「ゆうあい中学校」の生徒さんにいろんなことを教えてあげてほしいと話されました。そして健康管理(特に暑さ対策)に気をつけ、新型コロナウイルスに限らず、いつの時代も感染症対策をする大切さ、新型コロナウイルス禍の前にできていた当たり前にできることに感謝の気持ちを持つようにと、新学期に向けてわたしたちがどのような心構えでスタートするのかを示していただき、心が引き締まりました。

今年度も有意義な高校生活にしていきましょう!

 

令和5年度 第32回 卒業証書授与式

令和5年度 第32回 卒業証書授与式が挙行され、普通科11名、情報科学科8名、総数19名の生徒たちが、湧定を巣立っていきました。学校長は、①人のつながりを大切にして感謝の心を忘れないでほしい、②母校湧心館高校に誇りを持って歩み続けてほしい、と二つのことを祝辞として卒業生に贈られました。在校生送辞では、先輩方から忍耐力、表現力、達成力、団結力を学び、かけがえのない財産とすることができたと祝辞を述べました。そして、卒業生答辞では、卒業生代表が、大きく変わった自分を両親に見てもらいたいと思い、ここに立っている。入学してすぐは新型コロナ禍で休校が続いていたこともあり、気持ちが落ちて不登校気味になり不安定になったが、担任をはじめとするさまざまな先生方に声を掛けてもらい、元気づけてもらうことで再び通えるようになったと述べました。在校生には一人で悩まずに先生方を頼ってほしいと伝え、家族にはありがとうございましたと謝辞を述べました。最後に、大きな壁にぶつかっても、湧定での思い出と学びを誇りに、力強く歩んでいくと決意を新たにしました。

卒業生のみなさんのご活躍を心よりお祈りいたします。

ご卒業、おめでとうございました。

  

  

新任式

新任式(木村里玖 先生)花丸

 2月1日から新しく先生が来られました、木村先生です。趣味は「サウナ」だそうです。

先生は本校のご出身で、商業科のほうでお世話になります。とても爽やかな先生です、よろしくお願いします。

合格体験発表会(進路部)

4年生による合格体験発表会会議・研修グループ

 2月2日(金)、卒業予定者による合格体験発表会が行われました。今年度4月から、進路達成に向けて、受験先決定をした時期、受験に向けて調べたこと、オープンキャンパスの参加、職場見学などは積極的に行くようにとアドバイスをするなど、先輩たちから具体的に報告が行われました。 また、受験当日に確認することなども、細かいところまで後輩たちに話をし、多くのメッセージを残してくれました。

以下は生徒たちの感想です(一部抜粋)

①スーツ姿で行くことや、髪色も黒にすることを聞いて、だいぶ厳しいと思いました。でも私も受験の時はそのようにしようと思いました。

②就職や進学において、職場体験やオープンキャンパスなどには参加したほうがよいと思ったことと、進学などは筆記試験があると思うから早めの受験勉強を始めようと思った。

③今日のお話を聞いて、今は就職をしたいと思っているので、面接の際に気をつける事などを知ることができて参考になりました。身だしなみや所作も普段から気をつけておこうと思いました。

④自分は将来「義肢装具士」という職業を目指していて、そのために卒業したら専門学校に行きたいと考えています。今回の話を聞いて自分に今からできることがたくさんある事を知りました。まずはオープンキャンパスに行ってみたり学校について調べてみようと思います。今のうちにできる事からしてくのが大切だと思いました。

⑤面接練習は、高校生活の事など、今からでも話す材料を多く作っておくことが大切だと思いました。

⑥発表者の先輩の1人が「家を出て1人暮らしをしたくて寮があるところを選んだ」と聞いて、そういう決め方も良いなあと思いました。姿勢など猫背にならないように今のうちから気をつけたいと思います。

⑦出席日数はすごく大事!自分の良いところ(アピールできるところ)など、多く見つけておくことや、またいろいろな事に挑戦しておいたほうがよいことを知りました。本番の面接は緊張したりテンパったりするので、話す練習はすごく大事であること、身なりや言葉、姿勢などもしっかりしておこうと思います。

【発表の風景】

  

 

【1学年】令和5年度 1年生百人一首大会

 令和6年(2024年)1月26日(金)に、令和5年度1年生百人一首大会が催されました。1年生の生徒たちは国語の授業で百人一首を学習し、今回の大会に備えました。中には、上の句を聞いたらすぐに下の句を取ることのできる生徒もいて、日頃の成果を発揮しました。

 悔しい思いを残した生徒もいたようでしたが、みなそれぞれが楽しい思い出を作ることができました。団体戦1位の生徒たちは、表彰式で表彰されることになっています。

 来年度は更にパワーアップした姿が見られることを楽しみにしています。

 

   

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座④

 令和6年(2024年)1月24日(水)2限目に、菊池市在住でフィリピン人のGenalin Merced氏による特別講座が「私の国、笑顔の国」と題して開催されました。

 講演では自己紹介から始まり、小学校の教員免許を持っていますが、家族を養うために教員になることを諦め、海外の半導体の会社で電子アセンブラとして働いておられること、日本に来る前は台湾で6年間働いていたこと等を話されました。自己紹介に続いて、フィリピン共和国の文化と価値観、経済、日常生活、アクティビティ、スポーツ等スライドと共にご紹介いただきました。また、講演のタイトルが「笑顔の国」という理由は、「フィリピンの人びとはどんな状況にあっても幸せだからです。たとえ貧困の中でも、私たちは依然として人生観に前向きであり、笑顔でいることができます。」と話されました。フィリピンの方々が働き者であること、そして食べることが好きなのでお勧めのおいしい食べ物がたくさんあることを教えてくださいました。講演後は、オンラインでフィリピン現地とつなぎ、Johana Lery Y. Ventus氏にリアルタイムで夜のショッピングモール内にある人気のファストフード店や道沿いに並ぶストリートフードを実際に試食していただきながら紹介していただきました。45分間の授業の中でたくさんのフィリピンの魅力を発信していただきました。生徒たちにとって、初めての国際交流の機会となり、フェアトレードの必要性をより身近に感じることのできる、とても良い学びの時となりました。

 

【生徒の感想】

 〇現地からのテレビ電話はとても新鮮で街の雰囲気や活気がとても近くで感じられて貴重な経験になりました。自分の知らなかったことがたくさん知れて面白かったです。いつかフィリピンに行ってみたいなと思いました。(1年生)

 〇世界には自分の知らない事がたくさんあるんだなと改めて感じました。フィリピンに住む人々の生活や性格、宗教や食事文化、そして日本にも負けないくらい美しい景色など今日の講話でいろんなことを知ることができました。(1年生)

 〇あちらのスーパーもあり充実していることをしれて良かったです。ジープニーもいつか乗ってみたいです!!また、ハナさんもありがとうございました!フィリピンのファーストフード美味しそうでした。モールが広くて楽しくショッピング出来そうですね!言語と国が違うだけで、あんまり日本と変わらないんじゃないかと感じました。モール紹介観てて楽しかったです!たまごも美味しそうでした。本当に聴いているだけで心が踊りました。(3年生)

 〇インターネットでフィリピンのことを調べるだけでは分からないことがたくさんあり、とても面白いお話でした。(3年生)

 〇私達がわかりやすく写真や現地で説明してくださったので、英語がわからなくても少しずつ理解ができるようになって今回の講演はとてもためになりました。(3年生)

 〇Thank you very much for your lecture. I have never had much interest in other countries. There were many things I did not know about the Philippines in this lecture.After listening to the talk, I became more interested in the values and ethnicity of the Philippines. I will not be able to go there for a while due to financial problems, but I would like to visit the Philippines when I have enough money saved up.Thank you very much for sharing your valuable story with us. (3年生)

 〇宗教を大切にしていることを初めて知ったし、家族っていうのが血縁者だけじゃなく親友でも家族ってよぶことがあるってきいてすごいなあって思いました。クリスマスの準備を9月からしてることを初めてしりました。移動手段が日本の交通手段とか全然違ってびっくりしました。(3年生)

 

  

  

薬物乱用防止講話

 12月21日(木)、熊本市こころの健康センターから岡本美幸様を講師としてお招きし、「薬物乱用防止講話」を実施しました。

 依存症は、誰にでも起こりうる病気です。コントロール障がいであるため、意志が強くても止められないということを知りました。また、脳機能のバランスが崩れているため、心の治療が必要となります。

 アルコール依存、薬物依存、ニコチン依存、ギャンブル依存など、依存症になったら、まわりは責めたり怒ったりせずに、支援することが大事です。相談できるような人とのつながりを日頃から作ったり、生活習慣に気を配りながら、これまでの生活を見直して考え方を改善していく必要があることを学びました。

       

【商業科】「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」のご報告

 令和5年(2023年)11月3日(金)文化の日に江藤ボートハウス(熊本市東区江津)で「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」が開催されました!

 このイベントは、江藤ボートハウス様と本校定時制の3年2組の生徒5名、1年2組の生徒7名が共同で開発した商品「湧定(ゆうてい)ソフトドーナツ」(税込690円)のデビューをより多くの方々に知っていただくために企画されました。

 生徒たちは前半と後半のグループに分かれ、前半の生徒たちはポスターの掲示や屋形船の中の拭き掃除および消毒、フェアトレードラブランドのブース設置や商品陳列等から始め、朝10時の開店までに手際よく準備を進めました。開店後すぐにお客様が来店され、「湧定ソフトドーナツ」とドリンクを注文してくださいました。その後も続々とご注文いただき、その日の売り上げは28個で金額としては19,320円となりました。目標は20個以上でしたが、目標をはるかに上回る売上となり、生徒たちはひとまずほっとして喜んでいました。

 今後はより安定した売上につなげるために工夫し改良していきたいと思います。

        

       

      

 

タイトル 【商業科】イベント告知④「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」共同開発商品新発売!

 令和5年(2023年)11月3日(金)文化の日に開催される、「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」で江藤ボートハウス様と本校定時制の3年2組の生徒5名、1年2組の生徒7名が共同で商品を開発し、完成しました!ネーミングは

 

 「湧定ソフトドーナツ」

 

 7つの候補がありましたが、投票の結果、ダントツでこれに決定しました!

 

 価格は1個690円(税込)です。

 

 江藤ボートハウスさんの人気商品カントリードーナツと生乳100%のソフトクリームにフェアトレードチョコレート(ガーナ産)をトッピングしました。揚げたてのアツアツドーナツの上に濃厚なソフトクリーム、そしてなめらかなフェアトレードチョコレートが溶け合ってなんとも言えない絶妙な味わいです!試食した生徒たちは口々に「おいしい!」と言っていました。ソフトクリームが溶けても、ドーナツのサクサク感は失われず、ほどよいチョコレートの甘さも混ざり合って、時間を掛けて食べてもずっとおいしい1品です。

 最初はどんなメニューを考案するかを検討し、それぞれのアイディアを出し合いました。条件としては、①熊本の特産品を使用する、②フェアトレード産品を使用する、③年中食べることができる、④ベストセラーを目指す、という4つでした。考案する途中で、①は江藤ボートハウス様で人気の商品をアレンジすることにし、その後、江藤様と話し合いながら、カントリードーナツとパフェに絞り込み、開発することになりました。生徒たちはドーナツとパフェのグループに分かれ、アイディアを出し合いましたが、ドーナツ班からドーナツとパフェを一緒にしてはどうか、という案が出ました。後日、江藤様との会議で生徒が発案したものを説明し、最後にドーナツとパフェを一緒にする案もあるとお伝えしたところ、丁度お店のアルバイトの方も同じ提案をされており、更に、お客様からも同じようなご要望があったとのことで、同じ時期に同じ案が出された、ということで、これはもうやるしかないのでは!という話しになりました。ベースが決まって、どうアレンジするかを試行錯誤しましたが、年齢問わず、みんなが大好きなチョコレートでトッピングすることに決定しました。江藤様に試作していただき、みんなで試食しながら見た目や組合せを検討し、今回の「湧定ソフトドーナツ」が誕生しました!

 みなさん、ぜひこの機会に「湧定ソフトドーナツ」を味わっていただき、江津湖の自然を満喫しながら、フェアトレードの活動に参加してみませんか?

タイトル 【商業科】イベント告知③「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」ポスター作成

 令和5年(2023年)11月3日(金)文化の日に開催される、「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」のポスターを作成しました。今回は、3年2組の生徒たちの作品です。

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座②の御礼

 令和5年(2023年)10月31日(火)午後2時から約1時間、フェアトレード・ラブランドを訪問しました。ラブランドのオーナー明石祥子さんが出迎えてくださり、湧定から参加した1年生5名が、先日ご講演いただいたことに対する御礼状をお渡しし、ご挨拶しました。今年から販売を開始したフェアトレードシティくまもとのロゴマークが入ったキャンディをいただきながら、明石さんの話に耳を傾けました。話しの中で、フェアトレードシティを維持していくためにはこのラブランドというフェアトレード専門店がなくてはならないことや、将来の子どもたちのために今私たちにできることは何かを考え、行動に起こすことが大切だと言われていました。また、フェアトレードが教科書に載っていることから、学校で学ぶことはあるけども、学びだけで終わるのではなく、マルシェや商品開発をとおして販売することを続け、経済を動かしていかなければ意味がないということを話され、とても印象に残りました。お話しのあとは11月3日に江藤ボートハウスさんで販売するフェアトレードの雑貨や食品をみんなで選びました。最後に全員で明石さんに挨拶し、訪問を終了しました。生徒たちにとってフェアトレードについてより深く考える機会となり、有意義な時となりました。

                    

                    

                    

                    

【商業科】イベント告知②「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」試作会

 令和5年(2023年)10月31日(火)午後4時頃、江津湖の江藤ボートハウス(熊本市東区江津)さんを訪問しました。本日は、共同開発商品を試作してくださるとのことで、湧心館高校定時制の1年生5名が参加しました。前回発案し、絵に描いてお渡ししていましたが、そのアイディアを形にし、アレンジしていただきました。アツアツのカントリードーナツの上にソフトクリームを乗せるというベースは決まっていましたが、フェアトレードのチョコレートをどのようにトッピングするかが課題となっていました。今回は、刻んだチョコレートを振りかける案とチョコレートを溶かして編んで板状にしたものをアイスに添える案の2種類を試作していただき、生徒5人がお店の方とどちらにするか話し合いました。全員一致で刻んだチョコレートの方になりましたが、お店の方のご提案で、それに板状の編んだチョコレートを添えてはどうかということになり、やってみたところ、とても良かったので、全員一致で決定しました。共同開発による新商品が誕生した瞬間でした!その後生徒たちは試食し、頷きながらおいしさを実感していました。ソフトクリームに旗をつける案があったので、旗も試しに作ってみました。旗については持ち帰って最終的に決定することになりました。イベントの当日は、スイーツをお買い上げいただいた方に屋形船の中でお食事いただくことができる特典をつけているため、屋形船の場所や商品を運ぶルートをみんなで確認しました。一通りの確認が終わった後、お店の方に全員でご挨拶し、この日の試作会は終了しました。いよいよ3日後に本番で す!生徒たちが楽しみながらイベントを実践し多くを学んでくれることを期待しています。

             

             

             

             

             

             

【商業科】イベント告知①「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス 2023」

 令和5年(2023年)11月3日(月)午前10時より、湧定オリジナルフェアトレードカフェメニューを江津湖の江藤ボートハウス(熊本市東区江津)にて発売いたします★★★

 

 湧心館高校定時制(以下、湧(ゆう)定(てい))の「ビジネス基礎」と「総合実践」を履修している1年生7名と、3年生5名は、今年5月から、フェアトレードについて調べ学習をしたり、特別講座で外部講師の方々のお話しを聴いたり、熊本学園大学の学生さんたちとの交流会で情報交換をする等、さまざまな形でフェアトレードを学んできました。その学習の成果を形にするために、江藤ボートハウス様にご協力いただき、「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー」を考案し、開発商品の完成を目指しました。

 その記念すべきお披露目イベントを実施いたします。詳しくは、別添のイベント案内をご覧ください。

たくさんのお越しをお待ちしております!

            

 

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業「湧定フェアトレードプロジェクト」商品開発会議②

 令和5年(2023年)10月16日(月)午後3時~4時の約1時間、2回目の商品開発会議のため、江津湖の江藤ボートハウスさんを訪問しました。湧心館高校定時制からは1年生3名が出席し、今回が初顔合わせになる生徒2名が、各自で作成した名刺を渡しました。

 前回持ち帰った課題を練り直し、新たな提案を説明し、検討しました。会議では、お店から提供していただいた商品を試食しながら、様々な案が出て二転三転しましたが、最終的に1つの案で一致し、今後はフェアトレード産品でどのようにトッピングするかを課題として持ち帰りました。

 最終段階に入り、生徒たちが考えてきた商品開発がいよいよ形になろうとしています。

みなさん、11月3日をお楽しみに!

            

            

                  

芸術鑑賞会 劇団東京芸術座「未来」

令和5年(2023年)10月6日(金)、本校第1体育館で芸術鑑賞会を行いました。

 今回は、劇団東京芸術座による、いじめをテーマにした演劇「未来」でした。

 「見えないところで苦しんでいる中高生がいるとしたら、その背中を抱き寄せてあげることができる演劇を届けたい。均一性、同質性を重んじるあまり、異なるものを認めない風潮の現代社会に対して、不寛容からゆとりある社会への転換を呼びかけます。」(劇団パンフレットより)

 

 いじめという意識されやすく重いテーマで、それぞれの日常生活における他者との関係のあり方を深く考える機会になりました。

 また、熊本工業高校定時制と一緒に鑑賞し、生徒同士の交流を楽しみにしていた生徒さんもいたようです。

 演劇の後は交流会として団員の方に生徒の方から質問し、それに答えてもらう時間もありました。演劇について、俳優という仕事についてなど、生徒たちからいくつも質問が出され、進路について考える時間にもなったようでした。

生徒感想より

・最後までしっかりと現実を受け止めていた男の子は、すごいと思いました、自分がもしいじめたりする人を見かけたら、絶対に止めます。見て見ぬふりだけはしません。

・みんながどうではなく、自分自身で考え、いじめにあっている人がいたら助けたいと思いました。

・思ったことが二つあります。一つ目は失った命は二度と戻らないということです。失ってからでは遅いということです。もう一つは命を奪った側にも生活があるので、一部の情報で決めつけないという事です。

・演劇の迫力があってとても感動しました、今まで演劇は観たことがなかったので感動しました。いじめはいけないことだと再認識しました、劇団のみなさんありがとうございました。

・このような公演で疑似体験的なことを観るのは、とても自分の心中で考えるよい機会になったと思います。

 

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」商品開発会議①

 令和5年(2023年)10月11日(水)午後3時~4時の約1時間、商品開発会議のため、江津湖の江藤ボートハウスさんを訪問しました。湧心館高校定時制からは1年生3名が出席し、今回が初顔合わせということで、各自が作成した名刺を渡し、自己紹介から始めました。

  事前にお渡ししていた、生徒たちが考案した商品開発案の資料について、どの案もすばらしいですね、と温かい言葉をかけていただきました。スタッフの方々とも話し合いをもっていただいた結果、以下の2つの案を採用していただくことになりました。

  ①既存のカントリードーナツに熊本県産(山鹿市)の和栗を使用したペーストをのせる案

 ②既存のアイスにトッピングをしてパフェにする案

 

 

 2つの案をこのまま採用することは難しいため、以下の条件の下、案を練り直すことになりました。

 条件1:アルバイトでもすぐにできる3ステップ→お客様をお待たせしない

 条件2:トッピングは日持ちするもの(例:冷凍できる等)

 条件3:下ごしらえが簡単なもの(持続可能性が大事)

 

 その他にも、11月3日(金・文化の日)に予定しているお披露目イベントの当日は、屋形船を使用しても良いということで、「和」をテーマにしたものもいいのでは?というご意見や、ファミリーが多いので子どもウケするもの、また、フェアトレードを知らない方々がフェアトレードを知るきっかけになる工夫、湧心館高校定時制の活動が地域の方々にもよくわかるようなPR、キャラクター導入の検討等たくさんの貴重なアドバイスをいただきました。

 今回提示させていただいた案を持ち帰り、生徒たちでより良いものになるようアイディアを練り直したいと思います。

        

               

 

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座①(オンライン)の御礼

 令和5年(2023年)10月5日(木)午後1時から約1時間でしたが、熊本学園大学外国語学部東アジア学科クマガク・フェアトレード研究会が運営するフェアトレードカフェを訪問しました。カフェでは申先生や4名の学生さん方が出迎えてくださり、湧定から参加した1年生2名で、自作の名刺を渡しながら、先日のオンライン交流会の御礼のご挨拶をしました。今回はリアルな形での交流会を実現させることができました。学園大の学生さん方が淹れてくださったコーヒーやゆず茶をいただきながら、湧心館定時制の生徒たちが考案している商品開発案を紹介し、ア  ドバイスをいただきました。また、ローカルフェアトレードや持続可能性を重視した活動を展開させていくことの さを教えていただきました。

 生徒たちは少し緊張気味でしたが、フェアトレードの取り組みを実際に見聞きすることができ、とても有意義なと きとなりました。

 

~交流会で伺ったお話~

★商品開発企画書について

・フェアトレードチョコレートと熊本の有機農産物を合わせた商品開発を目指してはどうか。

・ローカルフェアトレードとは

地域で働いている外国人が生産している農産物を使う。農産物を加工してもよい。

・海外のフェアトレードと地方のフェアトレードが一緒になる。

・開発は何でもできるが、持続可能性が大事。

・カフェは10周年。続けられることが開発の目標。

→意外に潰れてしまうものが多い。スタートも大事だが持続することが大事。

・(生徒の商品開発案について)韓国ではタンフルと呼ばれている。元々は中国から来ている。様々な果物でつくられている。

・マスコバド糖は生協でも売られている。

・チョコレートや砂糖は国際交流会館で購入できる。

・小麦粉などを熊本産にすればよい。

原材料の50%使用でフェアトレードと言われる。

・フェアトレードの認証を目指している。

①環境にやさしい

②外国人労働者にやさしい

→ローカルフェアトレードに。

熊本市、熊本県が協力している。

・エコバッグと同じように自分の容器を持っていく。パッケージやバルブの費用が高い。

・中間の素材が入らなくなるので安くなる。量り売りをしても自分の容器を持ってくる人は少ないので、紙袋に入れてあげることをしている。

・お米や洗剤も容器を持って行って入れるようなシステムになっている。自分が必要な分だけを持ち帰る。ゼロウェイストショップ。

 

★湧定生徒からの質問

Q.フェアトレード産品はどこから仕入れているのか?

A.コーヒー豆は申先生が運営しているNPOからネパールのコーヒーを仕入れている。

どうすればよりフェアになるか。考えながらしていかなければならない。

ちゃんと見守られているかが大事。

・WITHコーヒーの紹介。

2種類。200gが150gになっている。(実質値上げ)

・グリーンコープと協力して苗木を植えている。苗木が病気で減っているため。

・アラビカの生産量が減っている。生豆の値段が上がっている。

・フェアトレードと気候変動をつなげて考えている。

 

★湧定祭での展示(フォトスポット)についてのアドバイス

・フォトスポットではないが、旗を持っている。Xバンド。

・フェアトレードだけだと難しいのでエコとかも盛り込むといいのでは。

・手のひらに文字を書くイベントも楽しいのでは。

・11/2〜4学園祭があるのでぜひ見に来てほしい

                     

             

                  

                  

               

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座③

 令和5年(2023年)9月27日(水)2限目に、駒澤大学経済学部教授吉村純一氏による「暮らしの中のマーケティング~社会潮流の変化をつかむマーケティング~」と題して特別講座が開催されました。

 講演では、マーケティングの4P等の基礎的な内容を分かりやすく解説いただきました。また、「社会潮流を把握し、人々の不安に寄り添い、その回答を準備することでマーケティングは成功する」とし、コロナ禍の不安を理解し、向き合ったメッセージを示すことに着目した企業が消費者の心をつかみ、成功している等、時代に沿ったとても興味深い内容を、動画を交えながらお話しいただきました。

 今後のフェアトレード産品と熊本特産品をコラボさせた商品開発に向けて、とても良い学びの時となりました。

 

 【生徒の感想】

 〇同じカフェでも、それぞれのサービスがあり、何も考えず色々なカフェに行っていたけど、これからは、ここはこんなサービスがあるんだな等、考えながらカフェに行きたいと思います。

 〇Productの製品のライフスタイルが、成長→衰退の流れで、どれだけ延命できるかを模索することが大事なのだと思った。

 〇商品だけでなく、もっと周りを見ることが必要。社会に合わせることも。

 〇マーケティングの4Pをいかにうまく組み合わせるかがポイントになる。

売るモノによって組合せは異なる。

 〇商品開発をするときは、年齢層とかを考えてつなげていきたいと思います。

      

夏期休業前生徒集会

 資格取得者紹介・全国定通体育大会激励会の後、夏期休業前生徒集会が行われました。

 副校長講話では「周りの人に希望を持たせるような人になってほしい。一緒に頑張っている友達を大切にして、夏休みを自分の希望を実現するために有意義な時間に使ってほしい。」と夏休みでの人間形成の大事さについて述べられていました。

 諸連絡では、教務部から健康管理を大切にして規則正しい生活を送ること。生徒部から交通安全に注意して生活面では高校生として自覚を持って行動すること。進路部からはあいさつの大切さと経験を積むことで人は成長することなど夏休みを含めた学校生活での大事さについてそれぞれ連絡がなされました。

 最後に、生徒会より昨日の校内生活体験発表会を受けて熊本県定時制通信制文化大会時に開催される県生活体験発表会の代表者の報告がなされました。

          

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座②

 令和5年(2023年)7月19日(水)2限目に、フェアトレードシティくまもと推進委員会代表の明石さんと副代表の山領さんをお招きし、特別講座を実施しました。

 明石さんには、熊本市がアジア初、世界で1000番目にフェアトレードシティとして認定されたことの意義深さ、そして今後も市民一人ひとりが意識してフェアトレード活動に参加し、世界のアンフェアな取引から引き起こされている貧困問題や環境問題等についてお話しいただきました。

 山領さんには、グローバル社会における個人事業主としてのビジネスの視点から、SDGsとの関係性を踏まえたフェアトレードのしくみを詳しく説明していただきました。生徒たちは、フェアトレードをより深く学び、自分のこととして捉え、考える機会とすることができました。

     

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座①(オンライン)

令和5年(2023年)7月12日(水)2限目に、熊本学園大学外国語学部東アジア学科クマガク・フェアトレード研究会の先生方や学生さんたちとオンライン交流会を実施しました。

生徒の感想を一部紹介

①児童労働とフェアトレードについて

  • 先生の調べたことが分かりやすく、本当に他人事ではないと言う事に気づきました。外国で起きている事を自分のこ とのように考えようと思いました。(3年生)
  • フェアトレードとは正当な価格の取引のことだけだと思っていたけど、安全費用や汚染費用なども含まれていると知りました。また自分たちより小さい子どもたちが生活を支えるために働いても賃金が安く貧しい状況になってしまっているので正当な取引をし、その人達の周りの環境変えていきたいという言葉がとても印象に残りました。(1年生)
  • 日本の安い服はいろんな犠牲があってからできているなら、これからちゃんと整備されてみんな安全に働けたらいいなと思った。(1年生)

②共生WITHコーヒーとSDGsの関係、FT Caféの展示品紹介について

  • フェアトレードの商品の難しさ、寄付がちゃんと行き渡っているのか知ることができてよかったです。またフェアトレードに入れている気持ちと行動力がすごいなと思いました。フェアトレード商品のコーヒーを一度手にとって飲んだことがあるのですが、すごく美味しくて、フェアトレード商品ってすごいんだなっと思いました。(3年生)
  • ユニフォームなどもあって驚いたし、コーヒーも種類が多くてすごいと思った。(1年生)

③FT Caféの活動と運営方式について

  • 活動内容が分かりやすくまとめられていて、フェアトレード商品を買って力になりたいと思いました。(3年生)
  • ローカルなフェアトレードの部分として知らない人にフェアトレードについて教えたり、グローバルなフェアトレードとして実際に販売してみたりしているのがとてもいいなと思いました。自分も今からそんな経験をしていくのが楽しみになりました。(1年生)

④カフェで販売しているドリンクのメニュー紹介と製造方法説明について

  • 結構安い値段でもグラスが大きく、すごく美味しそうだなと思いました。コーヒーが飲めない方でも韓国でよくある『ゆず茶』があるのがいいなと思いました。
  • ホットとアイスに分けたりする等、子どもたちでも飲みやすいようなメニューなどの開発などが特に感動しました。これから自分たちも商品開発をしていく上で幅広い層に優しいフェアトレード商品を開発していこうと思いました。(1年生) 

⑤その他

  • フェアトレードの商品が結構あったり、児童労働していてびっくりしました。今度からフェアトレードの商品を買おうかなって思いました。(3年生)
  • フェアトレードという言葉でまとめていた自分が恥ずかしいです。色んな方々が、自分ができることでフェアトレードを遂行していて、凄く感動しました。私は商品を買うことでしか力になれませんが、いち早くフェアトレードが終わることを願って私も商品を買おうと思います。(3年生)

 

 

性教育講演会

 7月13日(木)、「ゆあさいどくまもと」から、上塚直子先生、広岡眞奈美先生をお招きして「性教育講演会」を実施しました。

(生徒の感想より)

  • 人との距離というのは、相手や状況によって変わるということ。性の境界線を超える時には、相手の同意が必要であること。撮影した画像を第三者に見せることやリベンジポルノがデジタル性暴力になるということ。 真の性的同意について。など、初めて聞くことが多く、今後の生活でとても役に立つ情報を知ることができました。
  • 性暴力被害者から相談を受けた時には、ゆあさいどのことを思い出し、しっかり寄り添って話を聞いて、被害にあった人の身体や心に変化がないかを確認しながら対応しようと思います。

  

映画鑑賞会を行いました。

 定時制、毎年恒例の映画鑑賞会を6月28日(水)、ユナイテッドシネマ熊本にて行いました。

今年の映画は、『リトルマーメイド』。ディズニーの新作映画を楽しみました。

生徒の感想をいくつか紹介します。

 

♪人間と関わったらダメって言っていたアリエルの父が最終的にはアリエルとエリック王子の結婚を認めてくれて、陸と海が仲よくなったのが感動で涙がでました。

♪かなり話題になっていたので一度は見に行ってみたいなと思っていた作品でした。CGや映像技術がすごくて、鳥肌がたちっぱなしでした。声優さん方の歌声もすごくて感動しました。

♪忘れている部分も多いが、印象に残った作品であった。まずグラフィックがとてもきれいで、人間と人魚の感情の移り変わりが面白かった。

♪思っていたよりも面白かったです。ムラサキダコとかウミシダ、クモヒトデらしき生きものがいて、マニアックなチョイスだなと思いました。

♪映画鑑賞4年目で、初の好きなディズニーで嬉しかったし、見たかったので良かったし、すごく面白かったです。ディズニーは授業の一環で見るのはとても適しているなと思いました。

     

ストレスマネジメント講座

 5月30日(火)、本校スクールカウンセラー上田富美子先生を講師としてお招きし、「ストレスマネジメント講座」を実施しました。人は、どうしていいか分からないという状況が一番ストレスを感じるものであり、そういう状況になった時に、どう対処するのか「自分のトリセツ」を持つことの重要性を学び、また自分自身の「トリセツ」の作成も行いました。

  生徒は真剣に取り組み、最後に保健委員長が「ストレスはない方が良いと思っていたが、成長の糧であると分かった。上手く付き合っていく方法が分かった」と謝辞を述べました。

       

令和5年度 生徒総会開催

 コロナ感染拡大防止のため、対面での開催が見送られてきましたが、今年度は、4年ぶりに体育館にて生徒総会が開催されました。昨年の活動報告や今年度の活動予定の報告、予算案の決議など様々な決議案が出されました。生徒会への要望として、『歓迎遠足の開催が見込めないか』と意見が上がりましたが、予算の準備等の兼ね合いから、今後生徒会役員会などで協議を重ねていくということになりました。皆さんの学校生活がよりよいものとなるために、積極的に意見を出し合い、協議し、形になっていけばよいなと思います。

部活動編成をしました

 体育科主任の荒木先生より令和5年度の定通体育大会が6月11日(日)に開催されることが伝えられました。今日は、体育大会に向けての部活動編成が行われ、それぞれの部活動で練習日程の確認や出場種目の確認などが行われました。部活動によっては、本日から自主的に練習を始めました。全国大会出場に向けて頑張ります!

令和5年度救急処置法研修会

  5月10日に令和5年度救急処置法研修会を実施しました。初めに、元村先生から、ケガの応急処置法(止血・固定・ライス療法)と心肺蘇生法について説明がありました。その後、各学年に分かれて、心肺蘇生法の実技を行いました。アンパンマンマーチにリズムを合わせて、心臓マッサージを体験しました。

                                

振興会総会

今年度の振興会総会が開催されました。

会長挨拶、校長挨拶の後、議長の選出がなされ、令和4年度の報告と令和五年度計画が提示されました。

総会後、本校の現状報告で学校評価アンケート、学校安心メール、各部より報告もなされました。

学級懇談会と共に新役員会も開かれ、振興会役員の選出、今年度の活動の確認がありました。

対面式・部活動紹介

 去る4月11日に入学式が挙行され、新たに32名の新1年生と3名の専修生を迎え、4月12日に対面式が行われました。新入生の皆さんはまだまだ初々しく、緊張の面持ちで参加し、上級生はその緊張感を感じ取りながらも温かく迎え入れることができました。

 在校生・新入生それぞれの代表挨拶の後、生徒会メンバーの紹介があり、今年度のスローガン『日進月歩』の紹介とその言葉に込められた思いを生徒会長が述べました。

      

対面式の後、体育部・文化部の部活動紹介がありました。

ダンス同好会部長の『狐ダンス』や太鼓部の演舞など会場は大変盛り上がりました。

入学式

 令和5年度の入学式が挙行されました。

 校長式辞では「校訓の意味を理解し 自覚を持って努力し郷土熊本の発展させる人材となってほしい。高校生活の充実や夢実現のために、何事にも挑戦することが必要である。人に対する感謝の気持ちを持って楽しく充実した生活を送ってほしい。」などと述べられました。

 新入生代表宣誓では、代表生徒が「夕方から学校が始まるので不安もあるが、これから学校生活に大きな期待もある。心豊かな人間になれるように、先輩の背中を見ながら精一杯努力したい。」と誓いの言葉を元気よく宣言していました。

新任式・始業式

 新任式では、9名の新転入された先生が紹介され、新転入を代表して校長先生より「早く定時制の生活に慣れ、楽しい学校生活を一緒に送りたい」旨のご挨拶がありました。

 始業式では、校長先生より「凡事徹底(当たり前のことを徹底して行う)。多いに学び、多いに鍛え、失敗を恐れず何事にも挑戦する。新たな目標を設定し充実した学校生活を送れるようにしてほしい。」と述べられ、日々の生活においてそれぞれが自ら何らかの目標を持って取り組むことの大事さの話をされていました。

 諸連絡では、教務部から体調管理や欠席をしないことの大事さと共に、社会人としてのマナーや報告・連絡・相談の重要性について、生徒指導部からは登下校の際には交通安全や自転車のヘルメット着用義務化について、進路指導部からは時間を守ることやあいさつ、掃除の大事さ、命を大切さについて、保健部からは体調管理と健康診断について話をされていました。

令和4年度(2022年度)表彰式・後期終業式・転退任式

 

 

 

 

3月24日(金)第1体育館において、表彰式、後期終業式、転退任式がありました。

表彰式では、校内百人一首大会や各資格取得について表彰されました。

終業式では、打越校長先生より次の学年の目標や課題を明確にして新年度によいスタートができるように、春休みを過ごしてほしい、また体調管理に気を付け、4月には元気な姿を見せてほしいとお話がありました。

転退任式では、10名の職員が転退任されることになり、それぞれ思いを話されました。どの職員も最後に湧定のために熱い気持ちを語っていただきました。最後に生徒会長からお礼の言葉と花束贈呈があり、在校生や職員の盛大な拍手の中、体育館を後にされました。

第3回地域清掃ボランティア

2月16日(木)

今年度最後の地域清掃ボランティア活動を実施しました。今回は、生徒会が新体制となった最初の清掃ボランティア活動で、快晴のもと新しい面々とともに楽しく行うことができました。少し肌寒い気候でしたが、活動をするうちに体も温まり、充実した時間を過ごすことができました。

 

 

太鼓部活動報告「鼓心祭」

 令和5年2月12日(日)嘉島町民会館で行われた「鼓心祭」に出演しました。今年の鼓心祭は、コロナ感染拡大以来、3年振りの本格完全実施で、出演団体10団体、2部構成で行われ、多くの観客の皆さまの前で力一杯、演奏ができました。今回は定時制単独の参加となりましたが、卒業を前に最後の舞台となった4年生4名、初参加の1年生4名とも日頃の練習の成果を発揮でき、とても良い時間を過ごすことができました。

 これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。

卒業生「合格体験発表会」

令和5年 2月3日

卒業学年による、進路の合格体験発表会が行われました。

発表者は、就職が3人、進学が3人の発表で、進路についていつ頃から考えていたか、受験対策についてはどのようにしたか、後輩たちへのアドバイスなど、貴重な話を聞くことができました。

最後の質疑応答では、後輩たちから積極的に手をあげて質問している姿がありました。

【生徒たちの感想】

  • 欠席など、4年生になったら少なくしようと思った。
  • 先輩たちが進路の決定についてはギリギリだった、と正直な話を聞いて安心した。早くきめたほうがよいのは分かるけど、自分はやりたいことが多く早くにはきめられないかもしれない。でも準備はしておこうと思った。
  • 受験に備えて、勉強を頑張りたいと思いました。
  • その時期にオープンキャンパスにいったらよいか、職場見学で気をつけていたほうがよいことなど、今後の自分に役立てそうな事を聞くことができました。
  • 受験内容は、面接が多いので、私は言葉使いに気をつけて練習していきたいと思いました。
  • 進路先を決めるのは、早めがいいなと思いました。ギリギリになって選択肢が少なくなるのは良くないと思った。
  • 今のところですが、就職に関して色々とためになることが聞けてよかった。
  • 面接は、何回も練習している人がいるんだなあと思いました。
  • 先輩方のリアルな受験の体験の話が聞けて、とても参考になった。進学を考えているが、面接、小論文、志望理由や過去問題など解いていくことは参考になった。

【会場のようす】

   

  

             生徒のメモ

 

 

がん教育講演会

令和5年1月11日(水)に、学校医のとだか内科クリニック院長、戸高幹夫様を講師に、「今、知っておきたいがんの知識」と題して、講演会を行いました。

「がんは早期発見すれば治る病気であり、がん発症の大きな要因のひとつはタバコである。」との先生の言葉には生徒も意外だったようで、感想文でも多く記されていました。

 

生徒の感想文の一部を紹介します。

  • 普段はあまり考えることのないがんのことについて考えられる機会になってよかったです。自分は将来、絶対にタバコを吸わないと思っているので、あまりがんを危険視していませんでしたが、生活習慣や健康であってもがんになることがあるというのを知って、少しモヤっとしました。将来はちゃんとがん検診を受けて、いずれやってくるかもしれない病気との共存もうまくやっていきたいなと思いました。(1年)
  • 私は母に、遺伝で必ずあなたはがんになっちゃうから気をつけなよと言われ続けているので、今回の話で、早期発見だと90%は治ると初めて知ったので、私も大人になったら、ちゃんとがん検診を受けたいと思います。(2年)
  • 今日の講演を聞いて、なぜがんになるのか等、がんについてたくさん知れて良かったです。自分の周りにがんの方がいた経験がないから深く考えたことがなかったけど、がんにかからないように生活習慣を整えたり、自分の身体に害を与えるようなことはしない。がんは誰もがなるかもしれない病気だから、自分だけでなく、かかってほしくない親や家族のことも気にしてあげたり、一緒に予防したり、がんにかからないように心がけて生活したいです。(3年)
  • 私は保険代理店に勤めていて、保険金の請求等で、がんに罹っている方や病気の方、これからもしもの為に保険に加入される方によく会います。私は自分はがんにかかるまいと食生活等かなり気をつけていて、健康診断やがん検診を受けています。(4年)

長期休業後合同SHR

12月24日からの冬休み、そして令和5年を迎え、本日(1月10日)は長期休業後合同SHRが開催されました。垂水教頭先生より、渋沢栄一氏と稲盛和夫氏を例にあげられ、志高く勉強に励んでほしいとお話をいただきました。今年も勉強、仕事、体調管理を適切に行い、皆で一緒に頑張りましょう。

長期休業前生徒集会

12月23日(金)は2時間授業後、大掃除を行い、冬休み前の生徒集会が行われました。

長期休業期間だからこそ、勉強・仕事・アルバイト等が忙しいことと思います。冬休み期間はイベントも多く楽しく過ごされることでしょう。1月10日から元気で登校し、休業期間中の土産話を楽しみに待っていますよ。

【給食】クリスマスメニュー

12月23日
今年最後の授業日です。
給食はクリスマスのスペシャルメニュー

・ナン
・ポークカレー
・フライドチキン
・サラダ
・フルーツ
・クリスマスケーキ
・牛乳

 
フルーツとケーキは好きなものが選べます


今年もおいしい給食をありがとうございました!

明日から冬休みです
生徒の皆さん、健康に気を付けて過ごしてくださいね
授業再開は1月10日です

どうぞ良いお年をお迎えください

第2回映画鑑賞

映画『月の満ち欠け』鑑賞会報告

 

令和4年12月22日(木)、今年度2回目の映画鑑賞会をユナイテッドシネマ熊本で行いました。今回は、当初計画していた演劇鑑賞会が諸事情で中止になったため、代替企画として急きょ実施しました。

生徒たちは、クリスマス前の華やかな街の雰囲気も楽しみながら、映画『月の満ち欠け』を熱心に鑑賞していました。

生徒の感想を紹介します。

  • 過去や現在を行ったり来たりしてて、集中して観ることができた。人とのつながりの大切さが改めて分かった。(1年)
  • 観たい映画だったので、行事で観ることができて良かったです、話が繋がった瞬間、友達と感動してました。(2年)
  • 感動しました。転生の原理はとても面白いと思いました。(3年)
  • 人が死んだら生まれ変わるのか、誰もが一度は考えることですが、映画であったように記憶を残して生まれることができたら、人生がより楽しくなりそうだと思いました。前世と今世の関係や愛にとても感動しました。(4年)

第2回地域清掃ボランティア

12月15日(木) 雲ひとつない快晴とは裏腹にぐぐっと冷え込んだこの日、有志を募り、生徒会執行部を中心に今年最後の地域清掃ボランティアに繰り出しました。道中、帰宅途中の小学生にゴミを見つけてもらい、互いに親睦を深めながら活動を行うことができました。前回のボランティアに比べ、道ばたのゴミは減りましたが、子どもたちが安全に遊ぶ場であるはずの公園は草がきれいに刈り取ってあり、一見きれいに見えましたが、ポイ捨てごみが目立ったようでした。私たちの活動を通して、少しでも環境美化の意識が根付けばよいなと思いました。

 

 

 

第15回 湧定祭

12月8日(木) オープニングを飾ったのは、太鼓部の勇壮な演奏『舞湧伝』。重厚かつ軽快な音色は、会場を揺らし来場者全員の心を鷲掴みにしました。その後、打越校長先生と文化委員長の森本葉月さんからの挨拶があった後、ステージ発表へと移りました。ステージ発表は2部構成となっており、1部では、『こころの健康を保つために必要なこと』と題して、保健委員会の発表がありました。保健委員会では、事前にテーマに沿った学習会に参加をして今回の発表につなげました。

他にも、音楽Ⅰ選択者や有志によるバンド演奏があり、会場はとても盛り上がりました。ステージ発表後は、展示・バザーの部へと移り、各クラスや部活・芸術科目などが思考を凝らした展示やイベントを実施し、来場者を呼び込む声や、イベントを楽しむ声で会場は賑わいました。

 

 

 

太鼓部活動報告

この秋、太鼓部はいろいろな舞台に出演しました。

 

 

10月16日(日)は、熊本県立劇場で行われた第70回熊本県高等学校定時制通信制文化大会アトラクションの部に出演しました。これまでは大会のオープニングで演奏していましたが、今年は午後のアトラクション出演の依頼を受け、レパートリーの3曲に加え、会場の皆さんとワークショップを楽しみました。

 

10月30日(日)は、「第7回水まち水前寺にぎわい祭り」のオープニングで太鼓を演奏しました。コロナ禍の中、3年振りの「にぎわい祭り」でした。早朝から沢山のお客さんが来場され緊張しましたが、大きな拍手をいただき、楽しく演奏させていただきました。

11月11日(金)は、本校全日制文化祭「湧心祭」でのオープニング演奏です。同じ高校生の前で演奏するのは、いつもと違った緊張感がありましたが、日頃の練習の成果を出せたと思います。有難うございました!

性教育講演会が行われました

令和4年10月26日(水)の3、4限目に、フォーシーズンズレディースクリニック院長、田畑愛様を講師に、「みなさんに知ってほしい大切なこと」と題し、性教育講演会を行いました。
 今回は、性に関する基本的な知識を中心にお話いただきましたが、先生の率直な語り口と、受精のシュミレーション映像など、生徒達の関心を惹きつける内容で、皆、熱心に聴き入っていました。また、今回、本校定時制、初の保護者向けライブ配信も行い、数名の方にご視聴いただいていたようです。
生徒の感想を紹介します。

  • 私も将来、看護師になりたくて、今月、医師会を受験したのですが、医療の世界というのは無限だなと感じました。今日の講演を聞いて、もっと自分の心やからだを大事にしようと思いました。講演会自体も雰囲気などが固くなく、リラックスして聞けました
  • 今回の講演会は、今まで受けてきた「ふんわり」した内容ではなく、大切なところがしっかり強調されていて、とてもいい講演でした。もっともっとたくさんの人が、性についてきちんと正しいことを学び、理解していける日本になることを願っています。
  • 女性の体のことや女性の病気のことなどは、自分には関係ないことだと思っていたけれど、知識として知っていることで、将来や今の生活でも、母親や妹などに教えたり、サポートできたりするかもしれないので、大切だなと思いました。今日の講演を思い出し、病気や性交での知識を知ったうえで、生活することが大切だと思いました。